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2019年05月01日更新

監修記事

壁紙を洋風にリフォームして自分好みの部屋を作る方法は?

壁紙を洋風にリフォームしたい場合、内装工事会社におまかせしますか? もし自分の部屋は、できれば自分の手できれいに仕上げたいと考えているのなら、一度DIYにチャレンジしてみませんか。壁紙のリフォームについて詳しく解説していきます。

壁紙リフォーム、内装工事会社とDIYの費用を比較!

壁紙を洋風にリフォームして自分好みの部屋を作る方法は?

壁紙をリフォームする際、内装工事会社に頼んだ場合とDIYを行った場合とでは、費用面にどれくらいの違いがあるのか比較してみましょう。

6畳間の場合、壁の面積は約30平方メートル、天井は約10平方メートルあります。

また元の部屋の壁が砂壁であれば、クロスが張れるように下地処理が必要になります。

これらの工事を内装工事会社に依頼したとすれば、費用の相場は約60,000円~65,000円になります。

DIYの場合は、砂壁を固める水性壁紙シーラーや壁紙の直接の下地になる粉末パテを用意します。

その他刷毛やサンドペーパーなどの施工に必要な道具を揃えます。

壁紙は、92㎝×100㎝単位で販売しているので、事前に部屋をきちんと計測していれば、ロスは最小限で抑えることができます。

これらの費用を合わせて約17,000円がDIYで施工する場合の費用です。

費用面では、DIYの方が経済的だということは分かりましたが、その他の面でDIYにリスクはないのでしょうか。

仕上がりが思うようにいかない

不慣れな状態のまま壁紙を張ると、壁紙がしわになる、隣との柄がずれる、下地の段差がそのまま表れる、

壁紙が破れてしまうなどの不具合が考えられます。

しかし、これらの不具合も張っていくうちに手慣れてきて、解消する方向に向かっていくでしょう。

失敗した箇所で材料を無駄にすることになっても、後で部分補修や張替えができるのが壁紙張りの特色です。

仕上がるまでに時間がかかる

たしかに内装工事会社に依頼した方が、短時間で完成に至ります。

しかし工事会社に依頼した場合、たとえ自分の部屋であっても作業の邪魔になるので、工事中は使用することはできません。

その点DIYであれば、自分のペースで作業ができたり、部屋を使用することができますから、自由度は高いでしょう。

やる気があればDIYがおすすめ

こうして比較してみるとDIYの方が、費用面や自由度でメリットが大きいことが分かります。

あとは仕上がり具合が気になるところですが、壁紙はコツさえ掴めばそれほど難しいものではありません。

DIYに挑戦してみたいという人のために、壁紙を洋風に張り替えるリフォームついて、さらに詳しく紹介していきましょう。

洋風壁紙で和室をリフォームするには?

洋風壁紙で和室をリフォームする場合、どのような点に工夫をこらせば洋風の部屋に仕上がるのか探っていきましょう。

ふすまに洋風壁紙を貼って洋室に

ふすまの引き戸が部屋への出入口になっている場合は、ふすま紙を洋風ドアを意識したデザインに張り替えるだけで、ずいぶんと雰囲気が変わってきます。

出入口の扉に引き戸を用いるのは、日本に古くからある伝統様式で、欧米における扉はドア形式が基本です。

DIYに自信のある人は、丁番を取り付けて、ふすまを片開き戸に変更するという方法もあります。

ふすま戸は軽量ですから、一人でも容易に施工が可能です。

さらに引手金物を金属製ドアノブに取り換えるといっそう洋風感が増します。

天井に柄入りのクロスを張る

竿縁天井に壁紙を張る場合は、まず竿縁を下地にした合板を天井に張ります。

照明器具の取り合いが少し難しいですが、コンセントは生かしたまま、コードカバーで隠せばまったく気になりません。

砂壁に洋風壁紙を貼る

砂壁に壁紙をはる場合は、下地の処理をていねいに施す必要があります。

砂壁は触ればぽろぽろと砂粒が落ちますから、そのまま直に壁紙を張ることはできません。

まず水性シーラーを容器に入れて、刷毛で壁一面むらなく塗っていき、その後固まるまで丸一日放置します。

次に粉末パテを水で練り、壁に薄く丁寧に塗っていきます。

やがてパテが乾いたら、サンドペーパーで表面を磨いていきます。

こうしてできた壁下地に壁紙を張っていくと完成です。

押入れを開放して、内部にも壁紙を張る

押入れのある部屋であれば、この際ふすまを取り払って開放しましょう。

押入れの内部は通常仕上げをしていませんから、ここにも壁紙を張ると部屋の壁との一体感がでます。

畳を外して床を複合フローリング張りにする

和室を洋風に変える場合、床が畳であることは致命的です。

思い切って畳をはがして複合フローリング張りにしましょう。

畳の厚さ分だけ床下地が下がっているので、まず高さ調整の根太を敷きます。

その上から、複合フローリングを張れば、洋風の部屋に仕上がります。

窓ガラスにカラーフィルムを張る

窓ガラスにカラーフィルムをモザイク状に張って、ステンドグラス風に見せると、一段と洋風感がアップします。

デザインに工夫をこらして、他にないオリジナリティのある部屋に仕上げましょう。

賃貸で壁紙を洋風にリフォームするヒント!

壁紙を洋風にリフォームして自分好みの部屋を作る方法は?

賃貸住宅の場合、部屋を出るときは、入居時と同じ状態で返す「原状復帰」が求められます。

このため、自分の好みを優先して好き勝手にリフォームをすることはできません。

必ず、どうやれば元の状態に戻すことができるのかということを念頭に置いたうえで、リフォームに取り組む必要があります。

壁にマスキングテープを張る

マスキングテープを張ることで、壁にさまざまなデザインを施すことができます。

動植物や建物など、まるで絵を描く感覚でオリジナルのキャラクターを張り付けていくと、あなただけの夢の世界が広がります。

マスキングテープは面積の広いものもありますから、扉や巾木などに特色のあるデザインのテープを張ると、部屋の雰囲気を大きく変えることができるでしょう。

壁にウォールステッカーを張る

弱粘着性のウォールステッカーは、気楽に張って剥がすことができるので、季節ごとに部屋のイメージを変えるのにぴったりです。

剥がせる壁紙を使用する

壁一面に張っても、きれいに剥がせる壁紙があります。

部屋全体の雰囲気を変えたいのなら、やはり部屋全体の壁紙を変えるのが最善です。

壁紙用転写のりを利用する

部屋にポスターを張りたいのであれば、壁紙用転写のりが最適です。

写真やポスターが壁中に貼れて、剥がした跡も残りません。気分転換に好きな写真を貼って、1日中眺めて過ごすのもいいでしょう。

ペンキ下地用粘着シートを利用する

部屋の壁をペンキ仕上げにしたい場合は、予めペンキ下地粘着シートを張って、その上からペンキを塗るという方法があります。

この粘着シートは容易に剥がすことができるので、退去時には元の状態で返すことができます。

水をはじく粘着シートを利用する

台所の雰囲気を変えたいときは、水をはじくタイプの粘着シートが最適です。

流し台の上やタイルにも張ることができるので、ステンレスの冷たい雰囲気を一変することができます。

アンティーク調のガラスシートを利用する

まるでガラスを交換したかのように見える、アンティーク調のガラスシートを張れば、過去にタイムスリップをしたかのような雰囲気を味わうことができます。

紫外線も99%カットするので、日焼け対策にも有効です。

最後は自己責任で

いろいろな楽しみ方ができますが、注意が必要なのは、やはり退去時の原状復帰です。

使い方を誤って部屋を傷つけたり汚したりした場合は、自己責任で弁償することになるので、作業はくれぐれも慎重に行いましょう。

これで失敗なし!おしゃれな洋風壁紙の選び方は?

壁紙の見本帳は、ちょっとした旅行鞄のような厚さのファイルに壁紙が綴じられたものです。

それだけに、漫然と順番に眺めていても、なかなか自分のお気に入りの壁紙は見つからないというのが、多くの経験者からの意見です。

それは壁紙を張った後のイメージが、あまりにも漠然としているからです。

壁紙を決定する際は、まず自分の目指す部屋のイメージをしっかりと組み立てましょう。

そのためには簡単なスケッチを描いてみるのはいかがでしょう。

イメージを確立させてから選んでいくと、自分の理想の壁紙が案外早く見つけられるものです。

壁紙の見本を見る際に気をつけることは、壁紙のイメージは、照明によってまったく別のものになるということです。

なるべく自分の部屋の照明と近い条件で、1m以上離れて見本をみるのが、現実に壁を張ったときとのギャップをなくすコツです。

もっとしっかりと見本を確認したいときは、壁紙メーカーのショールームにいくのがベストです。

実物大の見本を各種用意していますので、部屋のイメージを容易に思い描くことができるでしょう。

壁紙に柄模様を選ぶと部屋のインテリアと色合いやデザインが衝突することがあります。

家具やソファが派手な色合いであれば、壁紙は落ち着いた単色のものの方が部屋とマッチするでしょう。

また色柄だけでなく、地模様にも注目しましょう。

織り込みの風合いが照明と相まって思わぬ雰囲気を醸し出してくれることがあります。

天井とのバランスも大事で、壁紙よりも天井の色が明るいと、部屋に広がりを感じることができます。

反対に天井の色の方が暗い場合は、部屋全体に落ち着きをもたらしてくれます。

部屋の模様替えは、そんなに頻繁に行えるものではありません。

自分がどんな部屋にしたいのかをしっかり思い描いて、後悔の残らないよう納得のできる壁紙を選びましょう。

壁紙・壁リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた壁紙・壁リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!

「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】小川愛

二級建築士、宅地建物取引士。愛知県名古屋市にて高級分譲住宅設計・施工会社に勤務。土地取得からプランニング、施工、販売、お客様のお引っ越し、アフターサービスまでの、住宅に関わる全ての業務に従事。

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