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2019年02月27日更新

【トタン外壁塗装】塗り替えの基礎知識と価格相場とは?

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

【トタン外壁塗装】塗り替えの基礎知識と価格相場とは?

外壁 トタン 塗装

建物の外壁をトタンにしている場合、塗装がのはがれが気になり、悩まれている方がいるのではありませんか。トタン外壁の場合は、さまざまな塗料や色に塗り替えができますのでより耐久性のある塗料で塗装をし直すことも可能です。では施工の価格相場などについてもご説明しますね。

トタン外壁の特徴や塗り替え時期の目安って?

一般的な外壁塗装の塗り直しは、約10年目といわれています。ただ、自宅が風雨にさらされやすい場所など、自然環境で塗り直しの時期が変わります。また、外壁の素材によっても異なります。

トタンの外壁の場合はその塗料にもよりますが、一般の物よりもやや短くなります。なぜなら、トタンは錆が出やすく、雨水などでも傷み易いからです。

そのため、10年よりも早めに外壁の様子をみて、塗装の塗り直しをした方が賢明でしょう。

トタン外壁の特徴は

トタン外壁になっているのは、建物でも築30年以上のものです。現在はトタン外壁の建物は、ほとんどありません。見た目としては、木目調の溶融亜鉛メッキ鋼板にプリントされたものです。

外壁がトタンである場合は、トタン特有の特徴を知って塗装についても考える必要があります。

トタンは溶融亜鉛メッキ鋼板という種類になりますが、風雨にさらされると酸性雨や窒素酸化物などの影響で傷みやすく、接合部分や板の端から錆びることなどが多いようです。

そのため、塗装を計画的にしっかり行わないと、元の板を交換しないといけなくなります。

早めに塗装の塗り直しを行うと耐久年数も変わりますので、メンテナンスをすることが重要です。できれば定期的に業者にみてもらい、トタンの壁の塗り直しを行ってください。

できれば信頼置けるリフォーム業者に1~2年に1度は検査をしてもらえば安心です。お家の健康診断と思いましょう。簡単なタッチアップ込みで半日程度約1万~2万円で済みます。

トタン外壁塗り替え時期の目安となるのは

トタンの外壁は、塗料の種類で塗り替える時期も異なります。では塗料ごとにどの程度違うのか、また塗り替える時期の目安などについてご説明します。

トタン外壁塗料の耐用年数では

<アクリル>
アクリルの外壁塗料の場合は、塗装してから約5年程度で塗り直しを考えてください。塗料の費用はやや割安ですが、耐用年数としては他の塗料と比べると短めとなります。

アクリル塗装の場合は、どうしても紫外線に弱く、耐用年数が短いという特徴があります。

<ウレタン>
ウレタンの塗料は、アクリル系と比較すると塗り替え時期として、約8年ほどは大丈夫です。紫外線にも比較的強く、雨水もよく弾きます。ただ、汚れやすいという点がデメリットです。

<シリコン>
シリコンの塗料の場合、耐用年数は約12年程度持ちます。ウレタン系の塗料と比較すると耐久性があり、壁面の汚れもつきにくいので安心です。

トタン外壁の自体の劣化とは

トタンに限らず言えることですが、壁をさわると白っぽい粉のような物が手につくという場合は、塗装した皮膜が劣化している状態です。これはチョーキングといい、保護塗装自体の劣化と考えた方がいいですね。

塗料で覆った膜が、成分の樹脂分が劣化したために顔料のなかの粉状のものが表面に残って手に付くという状態です。

特に軒の裏の部分が傷みやすく、風などにさらされやすいので舞いあがった埃などで劣化し白錆となります。

このようになると、早めに塗装の塗り替えをしないとトタン自体の劣化が早まりますので、注意してください。

また、壁の塗装をする時期としては、空気が乾燥していて速く乾く時期が適していますので、季節や時期をみて塗り替えの依頼をしてください。

トタン外壁塗装の流れや価格相場

トタンの外壁を塗装する場合の工程は、次のようになります。

1.足場設置
まず安全面に配慮して、足場を組み立てます。壁の塗装になりますので、建物を取り囲むように足場を配置します。足場専門の業者が組み立てることになります。

2.洗浄
建物の壁の汚れを洗い流すために高圧の洗浄機で丁寧に隅々まで洗います。高圧洗浄をした後は、壁面がしっかりと乾くまで時間を置きます。よく乾かないままの状態で塗り始めると塗料の定着が悪くなります。

3.下地処理
壁の塗装を始める前に、外壁の目地である継ぎ目に入っていたシールというものを撤去します。

そして、その継ぎ目部分に新しいシールを注入します。その前にシーリング剤が、壁の面につかないようにマスキングテープを目地の両サイドに貼っておきます。

古いシールをはがした後の目地に、この段階ではまだ柔らかいシールをヘラで丁寧に平にならしてゆき仕上げます。シールが次第に固まり目地がしっかりと塞がれているのを確認します。

4.下地調整
トタンの壁の雨戸や戸袋などがもし錆びている場合や、一部がはがれかけたりしている場合は、そのような箇所にさび止め塗料を塗ったり修理をして補修を行っておきます。

5.養生
工事に必要になる足場の部分を取り囲むように壁の周囲をすべてメッシュネットなどで覆います。

というのも壁の塗装をする場合には、塗料がローラーなどを使用して手塗りで塗ったとしても周囲に飛び散ることが多いのです。

それが窓のガラスやサッシ、様々な庭にある植栽や車、また近い隣の家屋などに飛びつかないようにする必要があります。

汚れてはいけない部分をビニールや布地状のもので覆いガムテープなどで止めます。このような作業を養生と言います。

養生をしている間は、塗装作業が終わるまで窓なども開けられません。そのため、窓を開けなくても過ごせるような季節に、塗装をすることをおすすめします。

6.下塗り
いよいよ塗装となりますが、軒天から塗り始めて外壁へと作業を進めて行きます。まず、下塗りで下地となる塗料を塗りながら、外壁の劣化している部分や不具合を調べて修繕します。

外壁にヒビなどが入っている場合は埋めます。下地の塗料は、仕上げとなる塗料がうまく密着するようにするために塗ります。

一般的には、上塗りの色とは違う色のものを塗ることで塗り残しなどのチェックができるようにします。

7.中塗り
次に中塗りの作業で、下塗りと同様の作業順で塗り進めます。中塗りは、塗料量をしっかりと決めて塗装自体の厚みが十分になるようにするのが目的です。

また、最後の上塗りが中塗りをすることで、しっかりと長持ちさせることができるようにします。

8.上塗り
中塗りの塗料が乾いたのを確認したら、最後の塗りの工程となる上塗りを行ないます。上塗りをする時には、刷毛やローラーなどの跡がわからないように丁寧に塗っていきます。

中塗りと同色のものを塗り、乾くと塗りの作業は終わります。

9.足場の解体
上塗りがしっかりと乾き、塗り残した部分がないかを確認したらまず、養生していたビニールなどをはずします。その後、足場を解体します。

一般的に外壁の塗装工事の期間としては、2週間程度必要となります。短期間で依頼したとしても約10日間はかかるでしょう。

外壁の塗装には、3段階の塗りの工程がありますので、1段階ずつしっかりと乾燥させるとどうしても時間が必要となります。

また、作業中に雨天になったり湿度が高かったりした場合には、乾燥にも時間がかかり工期が遅れます。外壁塗装工事の費用相場としては、塗料の品質や塗る面積で費用も異なります。

現在、主に塗られているシリコン系塗料の場合は、耐用年数としては約10年~15年程度で耐久性も良く防カビ、防藻などの機能性にも優れたものとなっています。
価格としては、他の塗料よりも高くなりますが、1㎡あたりで約3,000円程度となります。これは、塗料と関係する諸費用も含みます。
工事全体としての相場は、30坪程度であれば約80万円~90万円を想定するといいでしょう。


トタン外壁塗装に使われる主な塗料

外壁 トタン 塗装

合成樹脂調合ペイント

合成樹脂調合ペイントは、色があせやすく耐久年数も他の塗料と比較すると短く、約4年ほどで塗り替える必要があります。価格的には、アクリル樹脂塗料などとそれほど変わらず1㎡あたり約800円程度です。

アクリル樹脂塗料

低コストなので、工事費用を抑えたいと思われている場合は適しています。ただ紫外線には強くないので、耐用年数は短くなります。約5年程度で塗り替えることをおすすめします。

費用相場は、1㎡あたり約900円程度です。

ウレタン樹脂塗料

合成樹脂調合ペイントやアクリル系の塗料と比べると紫外線に対しても強く、雨水などにも耐えられます。しかし壁面が埃やゴミなどがつき、汚れやすいという点があります。

耐用年数としては、約8年程度で、1㎡あたりの相場は約1300円ほどです。

アクリルシリコン樹脂塗料

ウレタン系塗料よりも紫外線に強く、汚れがさらにつきにくいというメリットがあります。今後外壁塗装を考えている方には、おすすめの塗料です。

耐用年数としては、約12年程度持ちます。1㎡の価格はやや高く、約1600円程度となります。

トタン外壁塗装で選ばれている色とは

このようにトタンの外壁塗料にもさまざまな種類がありますが、塗料の色も豊富です。

以前は、木目調のプリント柄が多かったですが、今では好きな色調のものを選択して塗り替えることが可能で、雰囲気もがらりと変わりますよ。では、色によってどのような特徴があるのかをご紹介します。

<王道のクリーム・ベージュ系>
外壁の色合として、一番好まれる色がクリーム系やベージュ系の色です。ベージュ系などの色合の外壁が人気があるのは、落ち着いた感じで色としても目立たず無難だからでしょう。

また、周りの家屋とも溶け込みやすい色で、調和が取りやすいでしょう。さらに、すっきりと温かみのある色合いだということも好まれる原因です。

ピュアホワイト系の真っ白な色を塗ると、どうしても汚れが目立ちます。やはり、汚れが比較的分かりにくい、クリーム系やベージュ系の外壁の色を選ぶことが多いようです。

<シックなブラウン系>
落ち着いた感じの外壁にしたいという方は、ブラウン系の色合いはどうでしょうか。ブラウン系の塗料を壁に塗るとシックで落ち着いた感じの高級感のある印象の建物となります。

ただ注意したいのは、色見本で見た時と実際に塗った後では、想定していた雰囲気よりも暗くなったように感じるかたも多いようです。

ブラウン系でも色合の幅が広くありますので、実際の壁に塗ることを想定できる、A4サイズ以上のサンプルを作ってもらって検討してください。

<憧れのホワイト系>
ホワイトの塗料を塗った場合は、建物の雰囲気が真新しくなり、明るい印象となりますので魅力的な色ですよね。ベージュやアイボリーについで、まっ白の外壁も人気があります。

ただ、どうしても汚れが目立つという点を考慮しておいてください。全体を真っ白に塗るのではなく、汚れそうな部分をグレー系やブラウン系などにデザインし、ツートンカラーにするのも人気です。

<淡い暖色ピンク・オレンジ系>
外壁の色で以外に人気があるのが、暖色系の淡いピンクやオレンジ系の色です。やや淡く落ち着いたトーンにした暖色系の色ですので、アットホームな温かい印象となります。

例えば、ホワイトに近いようなピンク系やオレンジ系であれば、明るく素敵な印象となるでしょうね。

<冴えた寒色ブルー・グレー系>
外壁をブルー系やグレー系の色合いで塗った場合は、クールで落ち着いた雰囲気の建物となります。また、中間色のようなブルーグレーの外壁もモダンで素敵です。

このように外壁には、ご自分の好みや周りの建物との調和などを考慮して色合いを選んでください。

サンプル帳やカタログで見る見本と、実際に壁面の大きさに塗装した場合の色目や雰囲気はかなり違ったものとなる場合が多いです。

先ずは大手塗料メーカーのホームページのWebカタログなどにあるシュミレーションサイトを利用し完成イメージを確認してみましょう。

最近は、自宅の写真などに希望色をCGで何パターンか提案してくれるリフォーム業者も多く、それらを参考に選考して行くと良いでしょう。

外壁はどうしても一度塗ると10年ほどは、塗り替えることはありませんので、飽きがこず長期間使用できると思う色を選んでくださいね。

外壁リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた外壁リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

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