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2019年03月07日更新

天井からの雨漏りの原因や修理方法について詳しく解説!

天井にシミができたり、天井から水滴が落ちてきたりする雨漏りは、一体どのような原因で発生するのでしょうか?天井からの雨漏りが起こる原因と、雨漏りが起こった際の修理方法、修理にかかる費用や業者選びの方法などについてご紹介していきます。

  • 【監修者】株式会社KURODA一級建築士事務所 坂田理恵子
  • この記事の監修者
    株式会社KURODA一級建築士事務所
    坂田理恵子

天井から雨漏りする原因について

天井からの雨漏りの原因や修理方法について詳しく解説!

棟板金の劣化

瓦屋根などの構造では、屋根の三角形の頂点部分に棟という蓋のような構造の部位があります。

この部分は、棟板金という金属製の部品で覆われているのですが、この棟板金が経年劣化などによって劣化し、隙間や穴が開くとそこから雨水が浸入して雨漏りにつながってしまいます。

また、地震や台風などで屋根に力が加わると、棟板金が歪んでしまい、隙間ができて雨漏りの原因となる場合もあります。

屋根材の劣化や破損

屋根材にはスレートや瓦、ガルバリウム鋼板などさまざまな材質が用いられていますが、日本瓦以外の屋根材は、最長でも約20年が耐用年数の限界です。

この耐用年数に近づくと、屋根材の性能が低下して雨水を防げなくなったり、屋根材そのものが破損したりしてしまいます。

また、台風などで飛ばされたり、飛来物が当たったりすることによって屋根材が破損した場合についても、破損した屋根材の隙間から雨が入ってしまうため、雨漏りが起こるでしょう。

瓦のズレや破損

日本瓦はメンテナンス次第で約100年持つと言われている屋根材です。

しかし、衝撃にやや弱く、1枚1枚が重なるようにして施工しているため、飛来物によって破損してしまったり、台風や地震などでずれてしまったりした場合には、雨漏りが起こります。

また、瓦を支える下地部分が劣化し、瓦をきちんと固定できなくなった場合についても、瓦がずれて隙間が空いてしまうため、雨漏りが起こりやすくなるでしょう。

瓦屋根の漆喰の劣化

瓦屋根は1枚1枚の瓦を組み合わせて屋根を作っていきますが、屋根材の特性上どうしても端や棟との接合部分などに隙間ができてしまいます。

この隙間を塞ぎ、雨水の浸入を防ぐために用いられているのが漆喰です。

漆喰は消石灰を原料に水などを加えて作られる建材で、耐久性は比較的高めですが、衝撃に弱く、劣化によって脆くなってしまう特性があるため、経年劣化によって十分な防水性を発揮できなくなってしまいます。

瓦そのものに問題がなくても、漆喰の劣化によって雨漏りが発生することもありますので、定期的に漆喰の状態を確かめておくと良いでしょう。

金属屋根のサビ

屋根材には、ガルバリウム鋼板やトタンなどの金属製のものもあります。

これらの金属製屋根材は、表面にコーティングやメッキを施すことで、雨に濡れても錆が起こらないようにしていますが、このコーティングに傷が付いたり、劣化したりすると錆を防ぐことができません。

錆が発生したとしても金属そのものにある程度の厚みがあるため、すぐに雨漏りに繋がることはないですが、そのまま放置していると錆が拡大し、屋根材に穴が開いてしまうため、雨漏りが起こるようになるでしょう。

天窓からの雨漏り

屋根に設置されている天窓は、屋根と天窓の隙間にシーリング材やパッキンを用いて雨の侵入を防いでいます。

そのため、経年劣化や建物の揺れ、歪み等の理由でこの防水層が剥がれたり劣化したりしてしまうと、この部分から雨が入り、雨漏りを起こしてしまうのです。

また、開閉できるタイプの天窓の場合、窓に取り付けられているゴム製の防水パッキンの劣化によって雨漏りが起こることもあります。

外壁の亀裂

モルタル外壁や塗壁の外壁は、建物の歪みや経年劣化によって表面に亀裂が発生します。

亀裂が小さなうちは雨水が侵入を防ぐことができるのですが、この亀裂が大きくなったり、内部まで繋がったりしてしまうと、雨を防ぎきることができなくなってしまうのです。

外壁というとどうしても壁からの雨漏りをイメージしがちですが、屋根裏部分などの外壁の高い位置から雨が入ると、天井からの雨漏りが起こります。

外壁とバルコニーの継ぎ目からの雨漏り

外壁と金属製のバルコニーは、接合部分に隙間が生まれるため、コーキング材などを用いて雨の侵入を防止しています。このコーキングが劣化したり、剥がれたりすると、雨の侵入が防げなくなってしまうのです。

作り付けで外壁の一部がそのままバルコニーとして作られている場合はこのような雨漏りは起こる可能性はあまりありません。

しかし、複数の材質を組み合わせて作られている場合は、経年劣化等によって雨漏りが起こるため、注意しておいた方が良いでしょう。

雨漏りではなく天井にシミがある場合の原因

雨漏り以外の原因で天井にシミができる場合はあるのでしょうか?

天井材の変色は、水分が染みて起こることが多く、雨漏りがなければほとんど変色することはありません。

しかし、屋根裏の換気が悪く、湿気がこもりやすい構造だった場合、時期によっては結露を起こし、雨漏りのようなシミができてしまうこともあります。

天井から雨漏りしているときの症状について

天井にシミがある

雨漏りの症状として多いのが、天井材のシミです。

クロスや板張りの一部が変色し、紙に絵の具を染みこませたような模様が出てきたら、高い確率で雨漏りが起こっていると考えられます。

雨が降ったときにぽたぽたと音がする

天井にシミができていない場合でも、屋根裏から水滴が落ちるような音がした場合には雨漏りが起きているかもしれません。

天井の構造は、骨組みに化粧板等を張って塞ぐだけの構造のものもありますが、木造建築では厚みのある板を張り、その上に化粧板やクロスを貼って仕上げる構造も多く用いられています。

このような構造の場合、下地板によって天井表面まで雨が届かないため、雨漏りが起きていてもなかなか染みができないのです。

雨が降っている間は雨の音で判断しにくいのですが、雨が止んでしばらくしても水滴が落ちる音が聞こえる場合には、雨漏りが起きている可能性があります。

湿気が発生しやすくなる

雨漏りが起きていると、壁や天井に雨が染みこんだ状態となるため、室内の湿度が高くなることがあります。

窓などの結露が激しくなった、布団が湿っぽくなってきた、壁紙を触るとしっとりするなどの症状が現れた場合には、雨漏りが起きていないか調査を行った方が良いでしょう。

ただ、湿気の上昇は気候や天候によっても大きく左右されますし、空調の状態によっても変わるため、ちょっとした湿気の上昇でナーバスになる必要はありません。

今までの生活環境と比較し、以前より湿度が高くなったと感じられたら、雨漏りの可能性を疑うと良いでしょう。

壁が剥がれる

壁紙は接着剤で貼り付けられているのですが、この接着剤は水分が多く付着すると接着力が低下し、剥がれてまくれ上がったり、しわができたりします。

また、板張りの壁の場合は湿気によって歪みが生じ、壁が剥がれることがありますし、塗壁も材質によって下地との接合が弱まったり、下地が歪んで剥がれたりすることがあります。

このような内壁の剥がれや傷みは、雨漏りによって起こる可能性がありますが、結露も原因として考えられます。雨漏りかどうかは他の症状と合わせて判断したほうが良いでしょう。

大きなシミがあったり、一部分だけ大きく濡れていたりする場合は雨漏りが考えられるため、外壁等の確認をおすすめします。

天井からの雨漏りを放置することで起こりうる症状

天井からの雨漏りの原因や修理方法について詳しく解説!

建物の構造部分が腐敗する

建物の躯体内部には、鉄骨や木材などが使われています。

これらの材料は水分に晒されることで腐食を起こす性質を持っていますが、ある程度の水分には耐えられます。外壁や屋根によって壁内部への水分の侵入が防がれていれば、腐食することはほぼありません。

しかし、雨漏りによって大量の水分が壁内部に侵入してしまうと、水分量が素材の耐食性の限界を超えてしまい、腐食が始まってしまうのです。

もし構造材に用いられている木材や金属が腐食すると、強度そのものが低下するため、建物が倒壊しやすくなってしまうでしょう。

カビなどが原因となり健康被害が発生する

雨漏りによって構造が腐食していなくても、染みこんだ水分によって湿度が高い状態が続くため、カビが生えやすくなってしまいます。

カビは繁殖のために胞子を発生させるのですが、この胞子が空気中に飛散し、呼吸で体内に取り込まれた場合、アレルギー症状等の原因となり得るのです。

また、空気中の胞子が増えることで、食品や衣類などにカビが生える可能性も高くなるでしょう。

白アリによる被害が発生しやすくなる

白アリは木材を食べて繁殖する昆虫ですが、特に濡れた木材や腐った木材を好むという性質があります。

そのため、雨漏りによって構造内部の木材が濡れたり、腐ったりした場合、白アリが引き寄せられ、被害が発生する可能性が高くなるのです。

白アリ予防薬等を散布することで白アリ被害を防止することはできますが、家そのものが白アリを呼び寄せやすい環境となっているため、薬剤が切れるとすぐに白アリが増えてしまうでしょう。

大規模工事を行わなければいけなくなる

雨漏りによって壁内部の建材が腐ったり、白アリに食い荒らされてしまったりすると、建物の状態を回復させるために、大規模な工事が必要となる可能性があります。

特に柱や梁が傷んだ場合、ジャッキ等を用いて建物を持ち上げ、これらの部材を取り除いて新しいものに交換する工事となるため、修繕には長期間の作業と多額の費用がかかるでしょう。

天井からの雨漏りの調査方法について

散水調査について

散水調査とは、雨漏りの原因と予想される部位に実際に水をかけ、雨漏りを再現する調査方法です。

雨漏りは大きなものの場合、目視でもある程度原因箇所を判別することができますが、水をかけて実際に雨漏りを発生させることにより、さらに高い精度で雨漏りの原因箇所を調べることができます。

ただし、散水調査は室内に水が入り込むことを確認する調査ですので、屋根材や断熱材等で水分が吸収されてしまい、室内で水が確認できない場合については雨漏りかどうかを判断することができません。

雨漏りが予想されるにもかかわらず、散水調査で雨漏りが確認できなかった場合は、紫外線等を用いた検査を並行して行います。

紫外線投射発光調査について

紫外線投射発光調査とは、紫外線を照射すると発光する液体を建物の上から流して雨漏りの部位を確認する調査方法です。

調査に用いられる液体は、細かな亀裂にも侵入し、紫外線によって発光するため、目視で発見しにくい雨漏り箇所でも高い精度で発見することができます。

また、紫外線投射発光調査では、雨漏りで侵入した水分がどう流れているかもひと目で判別することができるため、侵入した水分の後を辿って雨漏り箇所を調べる際にも、比較的容易に追跡が可能です。

使用する液体も、人体及び建材に影響がないものが使われているため、安全性も十分確保されています。


天井からの雨漏りのパターン別修理方法

戸建て住宅の2階から雨漏りしている場合の修理

戸建て住宅の2階部分から雨漏りが発生している場合、修理費用は足場が必要かどうかで大きく変わります。

棟などの部位で足場が必要ない場合は、足場費用がかからないため、約5万円から施工可能です。

外壁などの亀裂が原因の雨漏りの場合は、足場を設置して作業を行う必要があるため、足場費用が1平方メートルあたり約1300円~1500円程度かかります。

工期については、工事の内容によって変わりますが、小規模なものなら約1日、大規模な修繕なら約1週間が目安です。

戸建て住宅の1階から雨漏りしている場合の修理

戸建て住宅の1階部分から雨漏りが発生している場合も、2階部分からの雨漏りを修理する場合とあまり違いはありません。

屋根に近い部分からの雨漏りなら足場を用意する必要がありますし、低い位置なら脚立等で対応する場合もあります。

施工費用は雨漏りの原因によって変わりますが、コーキング材の劣化が原因なら約1万円から、外壁の亀裂が原因なら約7,000円からが相場です。

工期は小規模なもので約1日、大規模な工事なら約1週間を目安と考えるのが良いでしょう。

棟板金の劣化が原因となる雨漏りの修理

屋根の棟板金が劣化して雨漏りが起きた場合、既存の棟板金を取り外し、新しい棟板金を取り付ける工事を行います。

この時、内部の劣化が少なく、板金の交換だけで対応できるなら、約3万円から施工が可能です。

もし、棟内部に侵入した雨水によって下地が劣化し、修繕が必要な場合は、約10万円からが修理費用の目安とされています。

工期は約1日が目安ですが、下地の修繕が必要な場合は約2日以上かかる場合もあります。

屋根材の劣化や破損が原因となる雨漏りの修理

屋根材が劣化したり、破損したりして雨漏りが起きている場合は、屋根の葺き替えまたは部分的な交換で対処します。

屋根材の葺き替えについては、既存の屋根材を撤去して新しい屋根材を葺く工事が約120万円から、既存の屋根材に新しい屋根材を重ねる「重ね葺き」なら約90万円からが相場です。

部分的な修繕については、施工範囲によって変わりますが、屋根材の交換なら約1万円から施工を依頼することができます。

工期は屋根の葺き替えが約10日、重ね葺きなら約1週間、部分補修は約1日が目安です。

瓦のズレや破損が原因となる雨漏りの修理

日本瓦などの屋根材がズレたり、破損したりして雨漏りが起きている場合には、瓦の葺き直しや差し替えを行って対処します。

費用については、部分的なズレや破損の処理の場合約1万円から、屋根全体の基礎から補修して葺き直しを行う場合は、約80万円からが目安です。

工期については、補修が約1日、全体的な修繕の場合は約1週間を目安にすると良いでしょう。

外壁材が原因となる雨漏りの修理

外壁の雨漏り修理では、小規模な亀裂が原因の場合は防水塗装や亀裂への薬剤充填で対処し、大きな亀裂の場合は外壁材の交換や重ね葺きで対処します。

また、ベランダやバルコニーと外壁の接合部から雨漏りしている場合については、既存のシーリングを取り除き、新しいシーリングを打ち直す工事が必要です。

費用は外壁の塗り直しが約50万円から、亀裂への薬剤充填が1平方メートルあたり約2,000円から、外壁材の交換は約60万円からが目安とされています。

シーリングについては、打ち替えの場合1平方メートルあたり約1,000円から、既存のシーリングに追加でシーリングを打つ場合は、1平方メートルあたり約800円からが相場です。

工期はシーリングの打ち替えや亀裂の補修が約1日、塗装は約5日から、外壁材の交換については約1週間が目安とされています。

天井からの雨漏りの修理費用を抑える方法について

早期に修理することでトータルコストを抑えられる

雨漏りは初期段階で対処すれば、少ない範囲での工事で治すことができます。

もし、雨漏りがあるにもかかわらず修理を怠ってしまうと、建物内部が雨水によって劣化してしまい、柱や梁、内壁材や外壁材の交換といった大規模な工事が必要となるでしょう。

天井からの雨漏りの修理にかかる費用を抑えるためには、被害が拡大して修理範囲が広くならないうちに対応してしまうのが一番です。

天井からの雨漏りの修理を依頼する業者の選び方について

雨漏り修理の実績が豊富な業者に依頼する

雨漏りは原因箇所の調査や修繕に技術や知識、経験が必要なため、できるだけ雨漏り修理の実績が豊富な業者を選ぶようにしましょう。

もし、修理内容に不備があり、雨漏り箇所が残ってしまうと、建物に大きなダメージが発生し、多額の修繕費用がかかってしまいます。

迅速な対応をしてくれる業者に依頼する

雨漏りは続けば続くほど建物の傷みが大きくなるため、できるだけ早い段階で対処することが重要です。

業者に相談した際に、工事予定まで1カ月以上かかったり、調査などで延々待たされたりすると建物の傷みが進行してしまいますので、できるだけすぐに対応してくれる業者を探しましょう。

アフターサービスが充実している業者に依頼する

雨漏りは建物の老朽化が原因で起こる可能性が高いため、1カ所を修理しても別の箇所からまた雨漏りが起きてしまうこともあります。

雨漏りの修理業者によっては、施工後に定期検査などのアフターサービスを行っている場合もあり、このような業者に修理を依頼すれば、将来的な雨漏りのリスクを減らすことができるでしょう。

また、大がかりな修繕で、もし何らかの問題が起きたとしても、アフターサービスが充実している業者なら十分な補償を受けることができます。

複数の業者から相見積もりを取る

雨漏りの原因や修理方法、費用は建物によって大きく変わるため、見積りに記載されている内容が正しいのかどうかの判断は、未経験者には難易度が高いと言えます。

このような場合に、適切な見積りかどうかを判断するために効果的なのが、複数の業者に見積りを依頼する「相見積もり」です。

相見積もりを行い、複数の業者の見積りを比較すれば、工事の内容や工事にかかる費用、雨漏り箇所の数や場所などの違いが一目でわかり、業者の善し悪しを判断しやすくなるでしょう。

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