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2019年04月02日更新

トタン屋根の張替え方法!タイミングや費用は?

トタン屋根は軽量で耐久性が高いなどのメリットがありますが、メンテナンスを行わずに放置すると劣化してしまいます。劣化症状が現れたトタン屋根の修理にはどのような方法があるのでしょうか。今回はトタン屋根の修理方法や張り替え費用などをご紹介します。

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

トタン屋根の特徴とメリット・デメリット

屋根 トタン 張替え

トタン屋根とは鋼に亜鉛をコーティングした亜鉛メッキ鋼板のことで、80年代の高度経済成長期に屋根材としてよく使用されていました。

また、ひと昔前まではアパートなどの屋根材としても広く使用されていました。現在でも簡易的な建物や倉庫などの屋根として使用されています。

近年、住宅の屋根材としては少なくなってきたトタン屋根ですが、トタン屋根のメリット・デメリットにはどのようなことがあるのかそれぞれ見ていきましょう。

トタン屋根のメリット

トタン屋根のメリットは以下の通りです。

  • 鉄板を使用するため雨漏りが発生しづらい
  • 軽量のため耐震性が高い
  • 設置費用が安価

トタン屋根の最大のメリットは設置費用が安価なことでしょう。コストがあまりかからないことで倉庫などの建物の屋根材として使用しやすくなっています。また軽量で、施工するのが簡単なため短期間で設置できます。

トタン屋根のデメリット

トタン屋根のデメリットは以下の通りです。

  • 外観が安っぽくみえる
  • 雨が降ったときに雨音が響きやすい
  • 断熱性が低い
  • トタン自体は防水性が高くないため塗装が必要
  • サビやすい

トタン屋根のデメリットは見た目が安っぽく見えてしまうことが挙げられます。その他、断熱性が低いため日差しの熱を室内に通してしまい、冷房効率が悪くなるでしょう。

また、経年劣化などでメッキが剥がれてしまったトタンは防水性が劣ってしまうため、塗装などのこまめなメンテナンスが必要になります。その他に、雨が降ると音が響くため、住居の屋根がトタン屋根の場合は雨音がうるさく感じてしまうといったこともあるようです。

トタン屋根の張替えについて

トタン屋根の耐用年数や屋根の張り替え時期はどれくらいなのでしょうか。

トタン屋根の張替え時期は?

トタン屋根の耐用年数は約10年~となりますが、塗装やサビ止めなどのメンテナンスを行うことで最高約20年程使用できるでしょう。

トタン屋根の劣化症状が色あせ程度の場合、トタン屋根の再塗装を行えば耐用年数を伸ばすことができます。

しかし、広範囲にサビが発生した場合は塗装時にサビを落す「ケレン」という作業が必要になるため、その分の手間で塗装費用が高額になってしまう可能性があります。

そのためトタン屋根全体がサビついてしまった場合、費用などの面から屋根の葺き替えをした方が良いケースもあります。

また、劣化症状が進行し屋根内部などの腐食が進行しているようであれば、塗装や部分的な修理ではなく全体的な屋根の張り替えが必要となるでしょう。

人気はガルバリウム鋼板への葺き替え

トタン屋根を張替える場合、再度トタン屋根を葺き替えるのではなくガルバリウム鋼板への葺き替えが主流となっています。

ガルバリウム鋼板はトタンと同じ金属屋根ですが、耐サビ性や耐久性がトタンより高く耐震性にも優れているため、近年は選ぶ人が増えています。

しかし、既存の屋根がトタン瓦棒屋根の場合は勾配が不足している可能性があり、ガルバリウム鋼板に葺き替えできない場合があります。

勾配が不足した状態でコロニアル屋根やガルバリウム屋根に吹き替えた場合、雨漏りが発生する可能性があります。勾配不足を解消するためには既存の屋根に新しい屋根を作る「嵩上げ」を行い急勾配にしなければなりません。

しかし、勾配が不足している場合でも施工できる低勾配用ガルバリウム屋根もあります。まずは屋根業者に相談してみるといいでしょう。

トタン屋根の葺き替えとカバー工法

トタン屋根の築年数が長く劣化した場合、トタン屋根の葺き替えとカバー工法のどちらかを選ぶことになります。葺き替えとカバー工法それぞれの特徴とメリット・デメリット、選び方などを見ていきましょう。

葺き替えの特徴

葺き替えとは、既存の屋根材を撤去し新しい屋根材に替える工法のことです。既存の屋根材を撤去するため、下地材などが腐食していても新しいものへ取り替えられるため屋根材や内部が傷んでいるときに有効な手段となります。

葺き替えのメリット・デメリット

葺き替えのメリット・デメリットは以下の通りです。

【葺き替えのメリット】

  • 既存の屋根材と違う素材の屋根材が選べる
  • サビにくい素材を選ぶことで耐久性が上がる
  • 既存の屋根材を撤去するため防水シートの交換ができる
  • 外観がきれいになる
  • 屋根の耐用年数が長くなる

【葺き替えのデメリット】

  • 既存の屋根材を撤去し、新たに下地から作っていくため工事期間が長くなる
  • 作業人数や廃材処分費などがかかるため比較的費用が高額になる

葺き替えの場合、既存の屋根材をすべて撤去し新しいものへ取り替えるため今後雨漏りなどの心配はなくなるでしょう。

しかし、一番のデメリットなのが費用です。人件費や廃材処分費が必要になるため重ね張りより費用がかかりやすくなります。

カバー工法の特徴

カバー工法とは、既存の屋根材の上に新たな屋根材を重ね張りする工法のことです。トタン屋根の劣化具合が比較的軽度で、下地などに影響がない場合に有効な工法となります。

カバー工法のメリット・デメリット

カバー工法のメリット・デメリットは以下の通りです。

【カバー工法のメリット】

  • 葺き替えよりも費用が安価に施工できる
  • 既存の屋根材の上から重ね張りするので工事期間が短い
  • 重ね張りすることで二層になり遮音性や断熱性が上がる

【カバー工法のデメリット】

  • 屋根材の内部の腐食などの劣化具合が酷い場合は重ね張りできない
  • 既存の屋根材と新しい屋根材を重ねるため重量が重くなり、建物に負担がかかりやすい

カバー工法の場合、葺き替えと比較して安価で施工できるのがメリットでしょう。また重ね張りによって遮音性や断熱性が上がるのも良い点と言えます。

しかし、カバー工法を選んだとしても既存の屋根材の状態が良くないと施工できないことがあるため注意が必要です。

葺き替えとカバー工法の選び方

葺き替えとカバー工法どちらを選んだらいいのか迷ってしまうことがあるかもしれません。もしトタン屋根の築年数が浅く塗料の剥がれ程度であれば、葺き替えやカバー工法ではなく補修をした上で塗り替えを行う選択肢もあります。

しかし、築年数が約20年~約30年経過すると、屋根の下地なども劣化している可能性があるのでカバー工法ではなく葺き替えを検討した方が良いかもしれません。

一方、築年数が古くても屋根材や下地の状態が良いのであれば、カバー工法を選択できる可能性があります。既存の屋根材の痛みが激しいのにもかかわらずカバー工法を施工すると、雨漏りなどの原因となってしまいます。

そのため、屋根材の葺き替えかカバー工法か選択する前に、一度屋根の専門業者に調査してもらってからどちらかを選択するようにしましょう。

できれば信頼置けるリフォーム業者に2~3年に1度は点検をしてもらえば安心です。お家の健康診断と思いましょう。簡単なタッチアップ込みで半日程度1万~2万円で済みます。


トタン屋根のリフォームにかかる費用相場

屋根 トタン 張替え

トタン屋根のリフォームにかかる費用相場をご紹介します。

トタン屋根の部分的な修理費用相場

トタン屋根の部分的な修理には、サビや穴が数カ所あった場合の補修作業などがあります。

補修する面積や作業内容によって費用は異なりますが、トタン屋根の部分的な修理費用は1平方メートルあたり約4,000円が相場となります。

トタン屋根の葺き替えとカバー工法に必要な費用相場

次にトタン屋根の葺き替えとカバー工法に必要な費用相場をご紹介します。

葺き替えの費用相場

トタン屋根からトタン屋根へ葺き替えるときの費用相場は1平方メートルあたり約9,000円~約12,000円となります。

また、新しい屋根材をガルバリウム鋼板にした場合の費用は1平方メートルあたり約11,000円~約14,000円となり、トタン屋根に葺き替えるよりも高くなる傾向にあります。

カバー工法の費用相場

カバー工法の場合、トタン屋根にトタンを重ね張りするときの費用は1平方メートルあたり約7,000円となります。

また、重ね張りする屋根材をガルバリウム鋼板にしたときの費用は1平方メートルあたり約9,000円となり、葺き替えと同じくガルバリウム鋼板にすると単価が少し上がるでしょう。

しかし、耐久性などに優れているため今後のことを考えるとトタンよりもガルバリウム鋼板がおすすめです。

トタン屋根の塗装にかかる費用相場

トタン屋根の防水性を保つためには塗装する必要があります。トタン屋根に塗装するシリコン塗料とフッ素塗料の費用相場は以下の通りです。

  • シリコン塗料:(100平方メートルあたり)約50万円
  • フッ素塗料:(100平方メートルあたり)約66万円

※足場設置、高圧洗浄、ケレン(下地調整)、下塗り塗料、破風、雨どい塗装など含む
※劣化状態や選ぶ塗料のグレードなどによって費用が変わります

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