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2019年03月21日更新

トタンで外壁をリフォーム!張替えリフォームについて解説します

外壁は費用を抑えながら耐久性やデザイン性に優れたものを選びたいと思われる方も多いのではないでしょうか。トタン外壁は、耐久性、耐震性もよく安価なものもあります。この記事ではトタンで外壁をリフォームする場合の特徴や施工の費用などについてご紹介します。

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

なぜトタンは外壁材として選ばれているの?

外壁 トタン

近年、住宅外装材としては少なくなりましたが、古くから外壁材として多くの家屋に使われてきたトタンは、なぜ選ばれてきたのでしょうか。

溶融亜鉛メッキ鋼板の特徴

溶融亜鉛メッキ鋼板は、鉄の素地の上に亜鉛でメッキが施され、その合金化反応により密着性が高くなっている素材です。一般的に「トタン」と聞いて真っ先に思い浮かべるものが、この溶融亜鉛メッキ鋼板です。

多少の衝撃や摩擦でメッキが剥離することはあまりなく、メッキが剥離しないということは、その分錆びにくい素材であると言えます。

このように優れた密着性による錆びにくさが溶融亜鉛メッキ鋼板のメリットです。

また、様々な外壁のサイズに合わせてメッキができるので、施工しやすいのも特徴です。10m以上の大きなサイズでも対応が可能だと言われています。

さらに、どのような形のものでも均一にメッキが施せるという特性もあり、変形型の壁の場合であっても施工することができます。

そして何よりも安価であるというメリットがあります。さらに錆びにくいので長期に渡ってメンテナンスをしなくてもよいという点も魅力です。

様々な環境の違いで多少耐久性は異なりますが、他の防錆法の製品と比べると最も長持ちする経済的なトタン製品だと言えるでしょう。

金属系サイディング建材の特徴

金属系サイディング建材は、鉄製の金属板の上に発泡系の樹脂断熱材を施工してつくられているもので、近年ではガルバリウム鋼板が用いられているタイプの人気が高まっています。

メリットとしては、金属としての風合いや質感がありながら高性能の樹脂断熱材を施しているので断熱性に優れているというところです。

また軽くて施工しやすいという点や、耐凍害性に優れており寒冷地にも適しています。そして安価である点もメリットです。

ただデメリットとして塩害に弱く、衝撃で凹んだ場合に部分的な補修がしにくいという点があります。

またデザインや色がそれほど多くないという点も挙げられます。

しかし、金属系サイディングは、重厚感やメタリックな雰囲気があり、他の外壁材にはない魅力があります。外壁が傷ついた時に早めにメンテナンスを行えば、あまり経費もかからずに補修ができますのでなるべく早い段階で施工業者に相談すると良いでしょう。

トタン外壁材にはどのような種類があるの?

一般的なトタン外壁材としてよく見られるものは、木目調のプリントされているものや波状になっているものではないでしょうか。しかしトタン外壁材には、このほかにも様々な種類のものがあります。

プリント鋼板

トタン外壁に木目調などのプリントを施しているもので、種類も比較的多くモダンなデザインのものもあります。

波トタン

波トタンには大きく分けて小波タイプと大波タイプがあります。近年では一般的な住宅の建物よりも、倉庫などに使用されることが多くなっています。

小波タイプのトタンは、昭和の頃には一般の住宅でもよく使用される外壁材でした。また大波タイプは、主に倉庫などで現在でも使用されています。

波トタンは、強度があり安価であることがメリットで錆びても塗料も塗りやすく補修が容易にできます。

角波トタン

角波トタンは、強度がありリ-ズナブルなので主に倉庫や工場、店舗などで使用されることが多いタイプです。

ただ錆びてしまった箇所の塗り替えの補修をする時には、塗りムラができないよう、塗り継ぎをする場所の塗装や補修に注意を払う必要があります。

スパンドレールトタン

スパンドレールトタンはビスや釘頭が見えにくい仕様になっているトタンで、外壁にも使用されますが、その多くはガソリンスタンドなどの広い天井などで使用されています。

形状が特殊なため、塗装にはある程度の技術が必要です。

リブ波トタン

リブ波トタンは波トタンのように均一な間隔で凹凸があるのではなく、平面の幅が広く波の凹凸の幅が狭いタイプのトタンです。

和風の建物の外壁材として今でも使用されおり、塗り替えの際には釘部分に塗りムラが発生しやすいため注意が必要です。


トタン外壁のメンテナンスと耐用年数との関係とは?

トタン外壁は、塗装している塗料の種類や施工の仕方によって耐用年数やメンテナンスが必要な年数が異なります。

しかし塗り替えや張り替えなどのメンテナンスは、耐用年数に満たなくとも、外壁を定期的に点検して、塗装のはがれや傷などが見られた場合には早急に行うようにしましょう。

トタンの塗装に使用される塗料には様々なものがありますが、一般的に需要が多いのは、ウレタン塗料です。ウレタン塗料の耐用年数は、約5年から約10年と言われています。

またその他にもフッ素塗料などのハイグレードなものも使用できます。

ただトタンの外壁では、サビに弱いことが一番の問題となります。トタンの外壁材が錆びてしまった場合には塗装だけでは対処できないケースがあるのです。

その場合には張り替えが必要です。トタン外壁の張り替えをする時には、材料費だけでなく今使用している外壁材の撤去や足場の設置、さらに養生などの費用がかかります。そのため塗装する場合よりも費用は高くなります。

サビの発生が見られたらできるだけ早めに対処し、補修費用がかさまないようにすることをおすすめします。

トタン外壁リフォームの流れとかかる費用相場

外壁 トタン

トタンの外壁の張り替えリフォームは、次のような工程で行われるのが一般的です。

トタン外壁リフォームの流れ

【1】足場設置

リフォームを行うのが1階の場合でも高所になる所が広範囲にあるため、安全性の確保のために足場を設置します。足場があると安定して作業できるため、より確実で効率的に作業を行えるようになります。

【2】既存のトタン外壁材の撤去

張り替えの際には既存のトタン外壁材を取り除きます。留めてあったボルトをはずすなどしてトタンの外壁材をすべて撤去します。

【3】下地処理

既存のトタン外壁材を取り除いたら、外壁材下の防水シートや骨組みなどにヒビや破損している部分がないかを点検して、破損などが見られた場合には補修をします。

万が一雨水が外壁材の中に浸入しても室内まで浸透しないようにしっかりと補修をしておく必要があります。

次に外壁材を張る準備として防腐処理のされた杉材などを用いてトタンを固定するための胴縁をつくります。胴縁に用いられる素材の中には、やや高価ですが樹脂製で木材のように腐食することのないものもあります。

また、サッシなどの周辺には、水切りという施工が行われます。

【4】トタン外壁施工

使用するトタン外壁材をサイズに合わせて、専用のはさみなどでカットして加工し、壁にはめ込みます。固定できたら胴縁部分にビスを打ち込み固定します。

また既存の外壁を取り除かず、既存外壁の上に新しい外壁材を重ね張りするという施工も可能です。工事の期間を短縮できますが、既存の壁が破損や老朽化によって飛び出したりへこんだりしている場合にはかなり難しい作業となります。

【5】足場の解体

トタン外壁材を張り終えて、問題の箇所がないかなどの点検が終了したら養生を取り外します。その後は足場を解体して作業は完了です。

トタン外壁リフォームにかかる費用の相場

トタン外壁のリフォームでは、外壁の面積や外壁材に使用する素材の種類によって価格もかなり変わってきます。

外壁のリフォームの費用の相場としては、トタン外壁を既存の物の上に重ね張りする工事でおよそ約100万円から、すべて新しいものい張り替える場合は約150万円程度とされています。(約40坪の2階建て)

トタンの外壁を張るリフォームにかかる各費用相場の詳細は主に次のものです。

【トタン外壁材費】

張り替えるトタンの材料費としては、1平方メートルあたり約1,500円から約3,000円程度が相場でしょう。

【解体撤去費】

既存外壁材を解体して撤去する費用の相場としては、1平方メートルあたり1,000円程度です。

【足場代】

足場の設置費用は、1mあたり約800円程度です。しかし設置場所の難度や持ち込む足場資材の運搬の程度、設置人数によってかなり費用に差が出ます。

【諸経費や資材の運搬費】

トタン外壁材やその他の部品、工具などの運搬費や諸経費でおよそ約10万円から約20万円程度は必要でしょう。

【施工費と人件費】

トタン外壁の施工費としては、1平方メートルあたり約3,000円が目安ですが、人件費は工期の長さなどによってかなり差があります。効率的に作業してもらえるように施工日の調節などをあらかじめしっかりと相談しておきましょう。

外壁リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた外壁リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

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