1. ハピすむトップ
  2.  > 
  3. 屋根リフォーム
  4.  > 
  5. トタン屋根の修理はどうすればいい? 修理方法ごとに解説します!

キーワードから探す


2019年03月20日更新

トタン屋根の修理はどうすればいい? 修理方法ごとに解説します!

トタン屋根の修理方法はいくつか種類があり、状態によって適切な処置をする必要があります。少し前まで定番の屋根材であったトタンの屋根は、錆びや穴などは早く直さなければなりません。この記事では、トタン屋根の修理方法や費用について詳しくまとめました。

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

トタン屋根の特徴と修理が必要になる原因とは?

屋根 トタン 修理

まず、トタン屋根の特徴と修理が必要な状態と原因についてご説明します。

トタン屋根の特徴

トタンとは、薄鋼板という外装材のひとつで、薄い鉄板に亜鉛をメッキ加工した金属板です。軽量で加工がしやすく少ない継ぎ目で済むので、緩やかな勾配の屋根や外壁などに幅広く使われてきました。

施工したばかりの状態では雨漏りの心配も少ないのも魅力です。また、曲げや切り込みなどの対応力もあり、工事費用も比較的安価なのも魅力です。

ただし、遮音性が低いため音が響きます。また、錆びやすいというデメリットがあり、耐用年数が他の屋根材に比べて短いので、再塗装やメンテナンスがかかせません。

トタン屋根の適切な施工をするためには技術が必要で、長年経験を積んだ板金工や大工でないと上手に加工できない点も課題となっています。

トタン屋根の修理が必要になる原因

トタン屋根は耐久性が低いため、約7〜10年で再塗装が必要となります。紫外線などによる塗料への影響も含めて、塗装が剥がれる、あるいは色あせるといった状況が見られたら、そのまま放っておくと塗膜が剥がれ雨漏りなどに繋がるため、修理をすべきでしょう。

また、塗装を繰り返しているとひび割れもできやすく、結果的に塗装ができなくなってしまいます。すると、鉄板がむき出しになり腐食が進みますので、そうなる前が葺き替えのタイミングと言えます。

下地に使われる防水シート自体は、約15〜20年が寿命とされているので、トタン自体に問題がなくてもタイミングが来たら交換しておくと良いでしょう。

トタン屋根の修理にはどのような方法があるの?

トタン屋根の具体的な修理方法について見ていきましょう。適切な方法を選ぶことは、リフォーム工事成功の必須条件ですので、あらかじめどのような方法があるのか知っておきましょう。

主に次の4つの修理方法があります。

  • 塗り替え
  • 部分葺き替え
  • カバー工法
  • 葺き替え工法

塗り替え

トタン屋根の塗装を塗り替える方法です。錆びが出た場合には、錆びを取るためによく研磨した後、錆止め剤を先に塗布し、その上から塗料を上塗りして完成させます。比較的小規模な修理に適した方法です。

部分葺き替え

屋根の一部分のみを新しいトタンに葺き替える方法です。鉄板の錆びや穴が目立つ場合などに用いられます。瓦棒と呼ばれる、平板を心木にかみ合せていくタイプのトタン屋根は、部分葺き替えが行いやすく、波板タイプでは作業が多少複雑になるでしょう。

カバー工法

既存の屋根の上から新しいトタン屋根を施工する方法を、カバー工法と呼びます。屋根材の大部分に錆びが見られる場合や、重度の雨漏りなどに用いられる修理方法です。

屋根が二重になるため、重さに注意が必要です。また、下地に問題がないことも十分に確認する必要があるでしょう。

ただ、トタン屋根の場合、カバー工法はあまり適していないとされており、波板タイプではできない方法です。

葺き替え工法

古いトタン屋根を除去し、新しいものに交換する方法が、葺き替え工法です。他の工法に比べ最も工期が長く、大掛かりな工事になりますが、まったく新しい屋根とともに住宅も一新されるでしょう。

屋根材をすべて剥がすため、下地の傷みや状態をチェックできるというメリットもあります。もちろん、耐久性もリセットされます。瓦棒タイプでは、屋根の勾配によっては葺き替えができないケースがあるため、事前に確認するようにしてください。


塗り替えを施工する必要があるトタン屋根修理

トタン屋根の塗装を塗り替えてリフォームする方法について具体的にご説明していきます。

どのような症状にこの修理を行うか

経年劣化による錆びや塗装の剥がれの多くは、塗装の塗り替えで対応します。小さな規模の症状にのみ対応できる方法です。

費用相場

トタン屋根の塗り替えにおける費用の相場は、合計で約30万円前後です。各費用は下記のとおりです。

  • 養生費:約200円〜
  • 洗浄費:約200円〜
  • 下地処理費:約500円〜
  • 塗料:ウレタン系約1,500円〜、シリコン系約2,000円〜

(価格は1平米あたり)

塗料の種類によって費用は異なってきますので、その点も考慮しながら選ぶと良いでしょう。

修理後どれくらいの耐用年数があるか

塗料によっても耐久年数は異なりますが、目安ではシリコン系塗料で約10年、ウレタン系塗料で約8年と言われています。長持ちさせたい場合は、多少高額になってもシリコン系塗料をおすすめします。

部分葺き替えを施工する必要があるトタン屋根修理

部分的に葺き替えを行い、トタン屋根のリフォームを行う場合は、もう少し大きな工事となります。

どのような症状にこの修理を行うか

屋根の一部分だけが錆びていたり穴が開いているなどの場合には、一部分だけを新しいものへと張り替える部分葺き替えが適しているでしょう。

費用相場

部分葺き替えの費用相場は約1〜6万円で、工事範囲や程度によって費用は異なります。各費用の内訳は次のとおりです。

  • 養生費:約200円〜
  • 下地処理費:約500円〜
  • 既存屋根撤去費:約500円〜
  • 新しいトタン施工費:約2,000円〜
  • 足場設置:約700円〜

(価格は1平米あたり)

修理後どれくらいの耐用年数があるか

新しく葺き替えた部分は約7〜10年の耐用年数が見込めます。ただ、他の部分は古くなっていますので、その兼ね合いを考慮すると、さらに早いタイミングで修理が必要となることもあるでしょう。

カバー工法や葺き替えを施工する必要があるトタン屋根修理

屋根 トタン 修理

カバー工法や葺き替えといったリフォーム工事は、より大掛かりで長丁場となりますが、新築同様の屋根が手に入ります。

どのような症状にこの修理を行うか

屋根に大きな穴や欠損が見られる場合には、新しいトタン屋根を上から被せるカバー工法や、既存の屋根を取り除き、新しい屋根を取り付ける葺き替えが適しています。

費用相場

費用の相場は、カバー工法で合計約50万円から、葺き替え工事で約70万円からとなっています。各費用の内訳は次のとおりです。

  • 養生費:約200円〜
  • 下地処理費(コンパネ):約2,000円〜
  • 既存屋根撤去費:約500円〜
  • 防水シート施工費:約650円〜
  • 新しいトタン施工費:約4,000円〜
  • 足場設置:約700円〜

(価格は1平米あたり)

カバー工法であっても、状態によっては下地も修理が必要となり、その場合は費用が加算されます。

修理後どれくらいの耐用年数があるか

新しい屋根材を施工することになるので、新品と同程度、約10年の耐用年数が見込めます。

何れの工法にしても、昨今住宅屋根へのトタン使用は避けられる傾向です。
トタンに変わる低コスト屋根材としては、耐久性やデザイン面からガルバリウム鋼板が多く使われており検討をお勧めします。

屋根リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた屋根リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!

「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」

「複数社に何回も同じ説明をするのが面倒くさい...。」

そんな方は、簡単に無料で比較見積もりが可能なサービスがありますので、ぜひご利用ください。

大手ハウスメーカーから地場の工務店まで全国800社以上が加盟しており、屋根リフォームを検討している方も安心してご利用いただけます。

無料の見積もり比較はこちら>>

一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

一括見積もりを依頼する