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2019年02月27日更新

天井の雨漏りが原因でカビが発生した場合の対処法を解説!

雨漏りや雨漏りの跡を見つけると、おどろき、不安になります。雨漏りが原因でカビが発生したり、さらに大きな被害が起ったりすることもあります。雨漏りの原因や二次被害の状況、カビの取り除き方・良い雨漏り修理業者の選び方を知っておきましょう。

天井からの雨漏りによる二次被害について

天井 雨漏り カビ

雨漏りは、建物に深刻な二次被害を発生させます。

雨漏りにすぐに気が付けば、早急に対処することができますが、わかりにくい雨漏りもあります。

長く放置してしまった雨漏りは、二次被害が大きくなるので注意が必要です。

天井にしみやカビが発生する

水は、高いところか低いところに流れていきます。雨が漏った場合、雨が入ったところから色々な所を通り、一番低いところにたまります。

雨水がたまった場所は常に湿った状態とななるため、カビが発生してしまうでしょう。

雨水が貯まった天井には、シミができ、乾きづらいため内部(天井裏)からカビが発生し、室内表面にでてきます。

ケースによっては、天井裏だけでカビが広がってしまうこともあります。

少量の雨漏りでもカビは発生する

雨漏りするけれど、大した量ではないし、風向きによっては雨漏りしないときもあるからと雨漏りを軽く考えてしまうケースがあります。

しかし、少量の雨漏りでもカビは発生します。

カビは、栄養と適度な水分・温度があれば発生し増殖します。

雨漏りした場所や雨水が貯まった場所は、雨が止んでも湿った状態であるため、カビが発生しやすい場所となります。

また、雨漏りをしている場所は、室内表面が乾いていても、天井裏や壁内は湿っています。

雨が止んだから、少量の雨だったからと安心しているとカビが発生してしまうでしょう。

雨漏りにより発生したカビを放置していると起こりうる事態

小さな雨漏りを「雨が止んで晴れれば乾くから」と放置していると、天井裏や壁内・クロスの下でカビが発生・拡大しているケースがあります。

このような状態になっていると、まず人への健康被害が考えられます。

咳や頭痛・カビによるアレルギー症状などを引き起こす可能性もあります。

天井のカビは、天井の雨漏りシミを拡大させます。

天井の材質によっては、湿った状態が続くと天井が落ちてしまう場合もあるようです。

壁体内のカビは、断熱材を常に湿らせ、正しい位置を保てなくなり、断熱材を落ち込ませます。

また、常に湿った状態であるため、外壁表面にカビや藻が発生してしまうことも考えられます。

床下のカビは、白蟻被害を発生、拡大させる原因にもなります。

木造住宅の場合、白蟻被害は柱や土台に被害がおよぶため(白蟻による食害)、住宅の構造強度に問題がおきて、深刻な被害になるでしょう。

雨漏りによる電気関係の被害

天井裏や壁内のカビの発生は、電気関係にも被害が及ぶケースがあります。

家電製品の被害や漏電・感電などの被害です。

また、ほこりのある場所での雨漏りは、コンセントなどのほこりに雨水がかかることで電気ショートを起こし、火災の発生の原因になります。

雨漏りにより天井に発生したカビを取り除く方法

雨漏りで発生した天井のカビを取り除くには、発生の原因になっている雨漏りをとめることと、発生しているカビを完全に除去する必要があります。

業者に雨漏りの原因となっている屋根の修理を依頼する

天井に発生したカビは、屋根からの雨漏りが原因です。カビを取り除きながら、まず雨漏りをとめなくてはなりません。

屋根にのぼり、瓦はずれていないか、割れていないかなどチェックして、雨漏りの原因を調べます。

素人では、屋根にのぼって屋根を隅々までチェックするのはむずかしい作業です。

屋根業者に調査をしてもらいましょう。

屋根業者は調査をした時にできる修理なら、その場で修理を行います。

しかし、道具や修理する資材が必要な場合はあらためて修理します。

業者に屋根の中のカビを除去してもらう

カビが発生している場合は、屋根の修理をしながら、カビを除去する必要があります。

雨漏りの修理だけでは、カビはなくならないからです。

屋根を修理しながら、カビを取り除き、今後の発生を防ぎましょう。

カビは、屋根の中と天井裏に発生しています。

屋根の中のカビは、屋根材と屋根防水シートの間や防水シート上の木材(瓦棒など)・屋根下地の合板・垂木に発生していることがあります。

雨漏りの場所がわかったら、周辺の屋根材を外して、カビの状況をみてもらい、撤去をお願いしましょう。

業者に天井裏と天井のカビを除去してもらう

室内の天井に雨漏りや雨漏りの痕跡があったら、その場所の天井裏もカビが発生していないか、調査してもらいましょう。

調査する方法は、天井裏にはいる点検口から天井裏にはいって調査する方法と天井を貼り替える時に天井をあけて調査する方法があります。

天井にカビが発生してシミになっている場合は、材質により対応が違います。

石膏ボード下地クロス貼の天井は、石膏ボードにもカビが発生しているケースがあります。

カビが発生している場合は、石膏ボードも張替えてからクロスを貼替えします。

木製の天井の場合は、カビを拭いて除去することもできますが、しみやカビの被害の状況によっては張替えになります。

天井のカビの原因が雨漏りなのか判断しかねる場合の対処法

カビは湿度60%以上になると発生し、増殖しやすくなります。

室内の湿度が高く、室内の換気が悪いとカビが天井付近に発生することがあります。

また、雨漏り以外にも天井裏の給排水管の水漏れやエアコンドレイン菅の水漏れなどで天井にカビが発生するケースもあります。

天井裏の結露が原因でも、カビが発生することがあります。

これは、天井裏の断熱材の施工不良によるものです。

雨漏りが原因かわからない場合、天井のカビを除去して、またカビが発生しないか確認してみましょう。

また、晴れが続いた日に天井が湿っていないかを確認し湿っていたら、天井裏のどこかで雨漏り以外の水漏れが発生しているということになります。

このように、天井裏の結露でカビが発生するケースは、原因の特定と修理がむずかしい作業です。

専門家に調査を依頼しましょう。

雨漏りにより天井にカビが発生した場合は早めの対処が大切

天井 雨漏り カビ

カビが発生した原因が雨漏りだった場合、一日でも早い対処が必要です。

理由は、カビに気づいた時点ですでにカビが広がっていることが多く、雨漏りが進行するほど修理費用がかかるからです。

天井の雨漏りに気づいたときには症状がかなり進行している場合が多い

台風や強風で大きな被害にあって雨漏りをした場合は直ぐに気が付きます。

しかし、気が付いたら天井にシミやカビが発生していた場合、長期間雨漏りしていたと考えられます。

このような雨漏りは、小さな雨漏りからはじまり、繰り返すことで被害が大きくなり、天井にシミをつくり、カビを発生させます。

雨漏りに気づいた時には、雨漏りは長期間にわたり、症状が進行しています。

シミだけではなく、天井裏や近くの壁内が濡れていたり、カビが広く発生していることが考えられるでしょう。

早めに対処することで修理費用を抑えられる

雨漏りは長期間となり、拡大することで、修理費用が高くなっていきます。

雨漏りに早く気が付けば、雨漏りした場所を直しカビを拭き取るぐらいの修理で終わります。

しかし、長期間雨漏りをしていた場合、どこまで被害がでているか調べなくてはなりません。

屋根の中や天井裏、クロスと石膏ボードの間、近くの壁内なども調べることになります。

この場合、屋根業者や建築会社だけでは調査も修理もできません。

大工さん、内装業者、防水業者、白蟻業者(害虫駆除・カビ除去も行っている業者もあります)など他業種の職人が必要になるでしょう。

そのため、費用が想像以上にかかります。

また、修理する工事期間も長くなり、家族の負担も大きくなります。

天井の雨漏りとカビの修理を依頼する業者の選び方

雨漏り修理は、とても難しい工事です。雨漏りの原因を特定するのがむずかしく、原因が一つでない場合も多くあります。

雨漏りを修理したけど、半年したらまた雨漏りがはじまったという事例もあります。

雨漏りの修理を確実に行い、再発しない、良い業者を選ぶポイントを見てみましょう。

雨漏りの事例が多いのが再発によるトラブル

雨漏りは、建築工事全体のこと、流れがわかっていて、知識と経験がないとできないとても難しい工事です。

知識や経験が少ない業者が修理するとトラブルが起こりやすくなります。

「雨漏りがしているけど、雨の日に調査しても雨漏り場所が特定できない」「屋根の雨漏りはしなくなったのに、違う箇所でまた雨漏りがおきた」「雨漏りは止まったけど、雨の日に天井裏で水滴の音がする」など、よくある事例です。

雨漏りが再発する理由は、いろいろあります。

「雨漏り場所が特定できず、予測で修理した場合」「雨漏りしている場所が複数だった場合」「雨漏りの修理業者が専門外の業者だった場合」「雨漏りの修理が不完全だった場合」などです。

雨漏り修理を得意とする業者に修理依頼することが大切

雨漏り修理は、雨漏りしている場所の修理を行う専門業者に修理を依頼することが第一です。

屋根で雨漏りをしている場合は、屋根業者。屋根と外壁の間にある鈑金金物で雨漏りをしていれば板金業者。

外壁のシーリング部分から雨漏りをしている場合は外壁業者又は防水業者です。

雨漏り被害に状況によっては、大工工事も必要になります。

屋根からの雨漏りが確実なら、屋根業者に調査からお願いして、状況確認と修理見積もりをお願いしましょう。

雨漏りの原因がわからない場合は、建築した建築会社に頼むか、頼もうと思う業者をよく調べてから依頼しましょう。

それぞれ、雨漏りの修理をする場所の専門業者に依頼することが大切です。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】小川愛

二級建築士、宅地建物取引士。愛知県名古屋市にて高級分譲住宅設計・施工会社に勤務。土地取得からプランニング、施工、販売、お客様のお引っ越し、アフターサービスまでの、住宅に関わる全ての業務に従事。

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