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2021年01月07日更新

トイレリフォームの手引き!補助金と業者についても解説

トイレをリフォームしてみたいと思っても、何から始めたらいいかわからない、という方は多いのではないでしょうか。費用や工期の疑問もあるでしょう。この記事ではトイレリフォームの種類や価格帯の説明だけではなく、気になる補助金制度や業者の決め方についても説明します。

  • 【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫
  • この記事の監修者
    株式会社フレッシュハウス
    樋田明夫
    営業戦略室 室長

はじめに

トイレをリフォームしてみたいと思っても、何から始めたらいいかわからない、という方は多いのではないでしょうか。費用や工期の疑問もあるでしょう。

この記事ではトイレリフォームの種類や価格帯の説明だけではなく、気になる補助金制度や業者の決め方についても説明します。

トイレリフォームの種類

トイレのリフォーム、と聞くと破損や老朽化によって使用ができなくなったトイレを新しくする目的でリフォームをすると思っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、実際には様々な目的でトイレのリフォームをすることがあり、リフォームと一言で言っても、その種類は多くあります。そこでまず、トイレリフォームの種類についてご紹介しましょう。

トイレリフォームにはその目的に応じて、以下のように大きく4種類あります。

  • 新しい便座への交換リフォーム

新しい便座への交換リフォームは温水便座に不具合が見られるようになったり、最新のものにしたいときに行います。温水便座が故障した場合、修理をするよりも新しいものに交換した方が割安になることもあります。

  • バリアフリーリフォーム

バリアフリーリフォームはその名のとおり、トイレをバリアフリーにする必要が出てきたときに行います。バリアフリーにする理由によってリフォームの箇所は異なりますが、例えば便座の高さ調節を電動でできるものに変更したり、トイレに手すりを付けたりすることでバリアフリーにします。

また、車いすで使用する場合にはトイレの入り口や面積自体も拡張する必要があったり、手洗い場の位置を変更する必要がある場合もあります。

  • 節水タイプ便器への交換エコリフォーム

節水タイプ便器への交換エコリフォームは便器を節水タイプのものに交換することで水道料金の節約につなげます。

便器は日々進化しており、旧型をずっと使用していると水道料金が思いの外かかることがあります。交換する費用がかかったとしても、長期的に見ると節水型の便器に交換した方がコストがかからない、というケースもあります。

  • 和式から洋式へのリフォーム

和式から洋式へのリフォームは、便器自体を交換する場合と、和式トイレに簡易的な洋式便座を置いてリフォームする場合があります。

和式は足腰を使うため、高齢者が暮らす住宅などでは洋式にリフォームすることでトイレの使い勝手が格段によくなります。

便器自体を交換する場合には便器だけではなく、給排水の設備の工事が必要になり、それに伴って床の張り替えを行う必要も出てきます。

トイレリフォームの参考価格帯

次にトイレリフォームの価格相場について説明します。

トイレリフォームの価格相場は、リフォームの内容により10万円未満から100万円を超えるものまで幅広くあります。

リフォームの参考価格帯として「10万円未満必要最低限リフォームの価格帯」「10万円~50万円で一般的によく施工されている中心的価格帯」「50万円以上大規模にリフォームする価格帯」の3つに分けられますので、項目別にご説明しましょう。

  • 10万円未満必要最低限リフォームの価格帯
    温水便座の交換を目的として、比較的安価な便座に交換することが可能です。
  • 10万円~50万円で一般的によく施工されている中心的価格帯
    便器そのものを交換したり、トイレの内装を工事することが可能です。
  • 50万円以上大規模にリフォームする価格帯
    和式から洋式に便器を交換し、内装も完全に変更する場合やタンクレスなどの比較的高価な便器に交換することが可能です。

トイレのリフォームは便器本体の価格がリフォーム価格に大きく影響します。どのような機能を求めてリフォームするのか、目的を明らかにすることが満足度の高いリフォームにつながるでしょう。



トイレリフォームのイメージ固めから完成までの流れ

1.リフォームのイメージを固める

まず、リフォーム全体のイメージを決めます。便器ごと交換するのか、それとも便座のみの交換なのか。また、壁紙や床の張り替えなどの内装工事も行うのかを検討します。

便器ごと新しくする場合には、タンクレスやタンク付き、収納一体型など、多くの種類があるためその種類についても考えておきます。

マンションの場合は水圧によってタンクレスが使えない場合があるので注意が必要です。

また、分譲マンションでは電気・給排水は共有部分になるので、規約を確認してからリフォームする必要があります。

2.依頼する業者探し

ある程度の全体像が固まったら、次は依頼する業者を探します。ウェブサイトによっては同じ条件で複数の業者に一括見積もりを出してもらうことができるので、そのようなサービスを利用すると便利です。

3.下見と見積もり

候補となる業者が数社決まったら、その業者に実際に家に来てもらい、下見をしてもらいます。その際、こちらが希望するリフォーム内容を詳細に伝えて見積もりを立ててもらいましょう。

候補となるすべての業者に相見積もりをしてもらったら、内容を確認してどの業者がよいか選定しましょう。相見積もりの際、業者によって見積書の記載方法が異なることがあるので注意してください。

特に「一式」と書かれている項目については、その中に何が含まれているのかを確認するようにしましょう。

4.業者の決定と契約

業者を決定したら、次に契約に続きます。契約してから追加の料金が取られたりしてトラブルが起きないよう、契約前に不明瞭な点についてはすべて確認しましょう。

契約が済んだら、相見積もりをしてもらった他の業者に断りの連絡を入れます。

5.リフォーム工事

便器と内装のフルリフォームを行う場合、まず既存のトイレや内装を撤去します。次に、給排水や電気設備の工事を行い、壁紙などの内装工事を行ったあと、新規の便器を取り付ける工事を行います。

リフォームの内容によって、順番が異なることもありますので、業者との打ち合わせ時に確認しましょう。

6.工事完了と確認

工事が完了したら、内容に問題がないかを確認します。依頼した内容で適切に工事されているか、キズや不具合がないかどうか、隅々まで確認しましょう。

トイレリフォームの工期の目安

便器交換のみ

便器交換の場合、大きな工事が必要なければ約半日以内に工事は終了します。温水便座交換のみの場合であれば、もっと早く約2時間以内で終わることがほとんどです。

バリアフリー工事

どの程度バリアフリーにするかにもよりますが、約1日~約2日で工事は終了するでしょう。

内装工事を含むフルリフォーム

内装工事を含むフルリフォームには大抵の場合約2日~約3日、工期がかかります。排水管の工事などを含む場合には、一時的に他の水道も使えなくなる場合もありますので、業者に依頼する際に確認しましょう。

また、フルリフォームの場合は工期が何日にも及ぶため、工事中に家のトイレを使用することができないことがあります。仮設トイレを設置することもできますので、工事中のトイレ使用についても業者に相談するといいでしょう。

トイレリフォームで組むことができるローンはあるのか?

トイレのリフォームで利用できるローンはいくつかあります。まず「有担保」と「無担保」のローンがあり、それぞれ特徴が異なります。「有担保」と「無担保」ローンの特徴は以下の通りです。

  • 「有担保」ローン:低金利で借入額が多い。返済期間も長期間で設定可能。審査は約4日〜約7日かかる。
  • 「無担保」ローン:審査が早く保証人不要なケースが多い。金利は高め。

「有担保」ローンと「無担保」ローン、それぞれメリット・デメリットがありますが、どちらを利用した方がいいのかはリフォーム金額によって異なります。

例えば、トイレのリフォームのみで費用が数十万円程であれば「有担保」も「無担保」もそれほど差がない可能性があります。

「有担保」「無担保」どちらがいいのかは、借入金額・返済期間・金利などを考慮した上で判断するといいでしょう。

上記の他にも、住宅ローンやリフォームローンなども選択肢として含まれるでしょう。中古住宅を購入してリフォームをする際は住宅ローンを利用できますし、リフォームのみ行う場合はリフォームローンを利用することができます。

リフォームローンは、業者が取り扱っているケースもあり、金利優遇などをする特典がついたりすることもあります。

また、特定の設備メーカーの製品を利用することで金利が安くなるキャンペーンがあったり、ローンの借入先が決まっていない場合はこのようなローンも利用してみるといいでしょう。

トイレリフォームに使える補助金制度はあるの?

トイレリフォーム

決して安いとは言えないトイレリフォームですが、場合によっては使える補助金制度があります。

ただし、条件がありますので、それについて説明します。トイレリフォームに適応される補助金制度には2つの種類があり、おおよそ以下のような条件になります。

※2020年12月時点での情報です。

バリアフリーリフォーム

高齢者や身体障がい者などの生活改善のために行う場合に適応されます。トイレの場合は和式便器から洋式便器への取り換え工事や手すりの設置工事などが対象になります。

高齢者の場合は介護保険制度からの補助金があるほか、各自治体でも高齢者と障がい者のための補助金制度を設けている場合があります。各自治体により条件が異なりますので、詳細は各自治体に確認してください。

エコリフォーム(節水型)

自治体によっては、対象となる節水型のトイレを設置することに対して補助を受けることができる場合があります。

それぞれの補助金制度については各自治体によって条件が異なります。施工する業者の指定があったり、事前の審査が必要になったりする場合もあります。詳しい内容については各自治体に確認してください。

トイレリフォームはどのような業者が請け負っているの?

トイレリフォームを頼む際、リフォーム業者を思い浮かべる方が多いと思いますが、リフォーム業者以外でもリフォームを請け負っています。ここではトイレリフォームを請け負っている業者を4種類に分けて説明しましょう。

大手ハウスメーカー系列リフォーム会社の業者

大手ハウスメーカーというと新築の建物を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。ハウスメーカーの多くは系列のリフォーム会社をもっています。母体がしっかりしている、という点で大きな信用があります。

リフォーム専門会社の業者

リフォーム専門業者のメリットは何と言ってもその実績です。リフォームに特化している業者ですので、様々なリフォームを経験しているため提案力もあることが多く、色々な相談にのってくれるでしょう。

地域に密着した工務店や設計事務所の業者

地域に密着した工務店や設計事務所でもトイレリフォームを依頼できます。地域密着型の業者は口コミが直接、業者の利益につながることが多いため、施工を始めとしたサービスが丁寧であることが多いのが大きなメリットです。

他業種リフォーム部門の業者

最後は上記3つの業種とは別のリフォーム部門をもつ業者です。例えばガス会社や水道会社、家電量販店やホームセンターのリフォーム部門がそれに当たります。

製品を独自のルートで仕入れていることも多く、商品の金額を安価に抑えられる場合があります。

リフォームで取り付けるトイレの種類とその特徴とは

では、リフォームで取り付けるトイレにはどのような種類があるのでしょうか。リフォームで取り付けるトイレの種類と特徴をご紹介します。

組み合わせ便器

組み合わせ便器とは、それぞれ独立したタンク・便器・便座を組み合わせたトイレのことです。トイレで最も多く選ばれる種類で、価格帯も比較的安価なのが特徴です。

また、それぞれ独立することで、万が一故障した場合でも壊れた部分だけ交換することが可能です。タンクに水を溜めて流すため、水の溜まり具合で流しにくくなることがあります。

汚れにくく、掃除しやすい最近のトイレ

トイレといえば汚いとか掃除するのが面倒という印象を持っている方も多いかと思います。

しかし最近のトイレは以前と比べてかなり進化しており、これらのマイナスイメージを払拭しつつあります。

なぜなら大手のメーカーでも汚れにくい便器が開発されていたり、汚れが落ちやすいように便器のフチをなくすなどの工夫がされているからです。ただフチが完全になくなってしまうと今度は跳ね返りで汚れてしまう可能性があるので注意が必要です。

中にはトイレ自体に除菌機能が付いているものもあります。

他には汚れが落ちやすいよう、あらかじめ便器に特殊なコーティングがされているものも。こちらは掃除に使用する洗剤によってはコーティングが傷んでしまう可能性があるので注意してください。

また組み合わせタイプではおしゃれな形の便器も多々あります。

このように様々な種類のものがあるので、どのような便器を選ぶか考えてみるのも楽しいでしょう。

一体型トイレ

トイレ リフォーム

一体型トイレとは、タンク・便座・便器が全て一体となっているタイプのトイレです。タンク・便座・便器が1つの製品になっており、凹凸が少ないため、掃除がしやすく統一感があるのが特徴です。手洗い付きタイプと手洗いなしのタイプがあります。

一体型トイレは、万が一故障した場合、本体ごと交換しなければならないこともあります。

タンクレストイレ

トイレ リフォーム

タンクレストイレとは、その名の通りタンクがないタイプのトイレです。タンクがないため、トイレを広く見せることができます。また、スタイリッシュでデザイン性も高いのが特徴です。

凹凸も少ないため掃除がしやすいですが、設置費用が比較的高額で、万が一故障した場合は本体ごと交換しなければならないことがあります。また、機種によっては水圧の関係で設置できない場合もあります。

トイレのリフォームはDIYできるの?

トイレのリフォームが必要となると、それならDIYで行いたいと思う方もいるかもしれません。しかし結論からいうとトイレのリフォームをDIYで行うのは難しいと言わざるを得ないでしょう。

トイレのリフォームを行おうとすると排水芯を調べたり、取り付けが可能なのかどうかも自分で判断する必要があります。

排水芯が分からないままだと、それぞれトイレによって様々な位置に設置されている排水管までの距離を特定することもできません。リフォームの知識が必要とされるので、素人には難しいのではないでしょうか。

トイレは汚水を扱う部分なので、DIYしてもそこのリフォームが失敗となると悲惨なことにもなりかねません。

ただトイレのリフォームの中でもDIYで行えるものはあります。それは便座の交換です。

既存の便座を外して新しい便座を取り付け、金具を付け替えることで交換が可能となります。便座の交換自体は知識のない方でも比較的簡単に行うことができるでしょう。

しかし経験者はともかく、自信がないという方は無理にDIYで行おうとする必要はありません。業者に依頼して取り付けを行ってもらった方が確実ですし、安心して利用することができます。

トイレ交換と一部内装張り替えのリフォーム

それではトイレの交換は一体どのような方法で行えば良いのでしょうか。

まずトイレを取り換えるためには新しい便器を用意する必要がありますよね。

便器の値段はピンキリではありますが、リフォーム業者に依頼して交換するよりは安く抑えられることが多いと思います。水洗トイレには床排水と壁排水の2種類があるので、自宅に合ったタイプの便器を選んでください。

既存のトイレを外す前に、まずタンクの部分を取り外す必要があります。元栓を閉めてタンク内の水を抜いてから金具を外し、タンクを取り外しましょう。

便器も金具を外せば意外と簡単に取り外すことができます。古い便器は陶器でできているものなら砕いて家庭ゴミとして捨てることが可能です。

ただ現在の便器は昔のものと比べてより小ぶりになっています。そのため取り付け位置や床材によっては以前の便器で付いた跡が露出してしまうというケースも多々あります。

ですのでフルリフォームとまではいかなくとも、便器の交換を行う場合は床材の張り替えも一緒に行うのがおすすめです。

最近では床材としてクッションフロアを利用するのが最もポピュラーです。

クッションフロアとはビニール製のシート状床材の中でも特にクッション性のあるものを指します。施工が比較的簡単な上に機能面でも優秀です。

カラーや柄のバリエーションも豊富なので、自分で好きなものを選ぶと良いでしょう。

また小さなお子様がいるご家庭の場合、手洗い時などの水跳ねで壁紙が傷んでしまうことがあります。そのまま放っておくとカビが生えてきてしまうことも。

ですのでトイレのリフォームを行う際は、一部内装の張り替えを行うことも検討してみてください。

たとえば腰壁のみパネル貼りにしたり、防水クロスを貼るというのも選択肢の一つです。

便器だけではなく床材や内装も変えるとなると、トイレの雰囲気が大きく変わります。自分で好きなものを選んで、後悔のないリフォームを行うことをおすすめします。

トイレリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきたトイレリフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

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