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2019年08月20日更新

トイレリフォームの手引き!補助金と業者についても解説

トイレをリフォームしてみたいと思っても、何から始めたらいいかわからない、という方は多いのではないでしょうか。費用や工期の疑問もあるでしょう。この記事ではトイレリフォームの種類や価格帯の説明だけではなく、気になる補助金制度や業者の決め方についても説明します。

  • 【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫
  • この記事の監修者
    株式会社フレッシュハウス
    樋田明夫
    営業戦略室 室長

はじめに

トイレをリフォームしてみたいと思っても、何から始めたらいいかわからない、という方は多いのではないでしょうか。費用や工期の疑問もあるでしょう。この記事ではトイレリフォームの種類や価格帯の説明だけではなく、気になる補助金制度や業者の決め方についても説明します。

トイレリフォームの種類

トイレのリフォーム、と聞くと破損や老朽化によって使用ができなくなったトイレを新しくする目的でリフォームをすると思っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、実際には様々な目的でトイレのリフォームをすることがあり、リフォームと一言で言っても、その種類は多くあります。そこでまず、トイレリフォームの種類についてご紹介しましょう。

トイレリフォームにはその目的に応じて、以下のように大きく4種類あります。

  • 新しい便座への交換リフォーム

新しい便座への交換リフォームは温水便座に不具合が見られるようになったり、最新のものにしたいときに行います。温水便座が故障した場合、修理をするよりも新しいものに交換した方が割安になることもあります。

  • バリアフリーリフォーム

バリアフリーリフォームはその名のとおり、トイレをバリアフリーにする必要が出てきたときに行います。バリアフリーにする理由によってリフォームの箇所は異なりますが、例えば便座の高さ調節を電動でできるものに変更したり、トイレに手すりを付けたりすることでバリアフリーにします。

また、車いすで使用する場合にはトイレの入り口や面積自体も拡張する必要があったり、手洗い場の位置を変更する必要がある場合もあります。

  • 節水タイプ便器への交換エコリフォーム

節水タイプ便器への交換エコリフォームは便器を節水タイプのものに交換することで水道料金の節約につなげます。

便器は日々進化しており、旧型をずっと使用していると水道料金が思いのほかかかることがあります。交換する費用がかかったとしても、長期的に見ると節水型の便器に交換した方がコストがかからない、というケースもあります。

  • 和式から洋式へのリフォーム

和式から洋式へのリフォームは、便器自体を交換する場合と、和式トイレに簡易的な洋式便座を置いてリフォームする場合があります。

和式は足腰を使うため、高齢者が暮らす住宅などでは洋式にリフォームすることでトイレの使い勝手が格段によくなります。

便器自体を交換する場合には便器だけではなく、給排水の設備の工事が必要になり、それに伴って床の張替えを行う必要も出てきます。

トイレリフォームの参考価格帯

次にトイレリフォームの価格相場について説明します。

トイレリフォームの価格相場は、リフォームの内容により10万円未満から100万円を超えるものまで幅広くあります。

リフォームの参考価格帯として「10万円未満必要最低限リフォームの価格帯」「10万円から50万円で一般的によく施工されている中心的価格帯」「50万円以上大規模にリフォームする価格帯」の3つに分けられますので、項目別にご説明しましょう。

  • 10万円未満必要最低限リフォームの価格帯
    温水便座の交換を目的として、比較的安価な便座に交換することが可能です。
  • 10万円から50万円で一般的によく施工されている中心的価格帯
    便器そのものを交換したり、トイレの内装を工事することが可能です。
  • 50万円以上大規模にリフォームする価格帯
    和式から洋式に便器を交換し、内装も完全に変更する場合やタンクレスなどの比較的高価な便器に交換することが可能です。

トイレのリフォームは便器本体の価格がリフォーム価格に大きく影響します。どのような機能を求めてリフォームするのか、目的を明らかにすることが満足度の高いリフォームにつながるでしょう。



トイレリフォームのイメージ固めから完成までの流れ

1.リフォームのイメージを固める

まず、リフォーム全体のイメージを決めます。便器ごと交換するのか、それとも便座のみの交換なのか。また、壁紙や床の張替えなどの内装工事も行うのかを検討します。

便器ごと新しくする場合には、タンクレスやタンク付き、収納一体型など、多くの種類があるためその種類についても考えておきます。

マンションの場合は水圧によってタンクレスが使えない場合があるので注意が必要です。

また、分譲マンションでは電気・給排水は共有部分になるので、規約を確認してからリフォームする必要があります。

2.依頼する業者探し

ある程度の全体像が固まったら、次は依頼する業者を探します。ウェブサイトによっては同じ条件で複数の業者に一括見積を出してもらうことができるので、そのようなサービスを利用すると便利です。

3.下見と見積もり

候補となる業者が数か所決まったら、その業者に実際に家に来てもらい。下見をしてもらいます。その際、こちらが希望するリフォーム内容を詳細に伝えて見積もりを立ててもらいましょう。

候補となるすべての業者に相見積もりをしてもらったら、内容を確認してどの業者がよいか選定しましょう。相見積もりの際、業者によって見積書の記載方法が異なることがあるので注意してください。

特に「一式」と書かれている項目については、その中に何が含まれているのかを確認するようにしましょう。

4.業者の決定と契約

業者を決定したら、次に契約に続きます。契約してから追加の料金が取られたりしてトラブルが起きないよう、契約前に不明瞭な点についてはすべて確認しましょう。

契約が済んだら、相見積もりをしてもらった他の業者に断りの連絡を入れます。

5.リフォーム工事

便器と内装のフルリフォームを行う場合、まず既存のトイレや内装を撤去します。次に、給排水や電気設備の工事を行い、壁紙などの内装工事を行ったあと、新規の便器を取り付ける工事を行います。

リフォームの内容によって、順番が異なることもありますので、業者との打ち合わせ時に確認しましょう。

6.工事完了と確認

工事が完了したら、内容に問題がないかを確認します。依頼した内容で適切に工事されているか、キズや不具合がないかどうか、隅々まで確認しましょう。

トイレリフォームの工期の目安

便器交換のみ

便器交換の場合、大きな工事が必要なければ半日以内に工事は終了します。温水便座交換のみの場合であれば、もっと早く2時間以内で終わることがほとんどです。

バリアフリー工事

どの程度、バリアフリーにするかにもよりますが、だいたい1~2日ぐらいで工事は終了するでしょう。

内装工事を含むフルリフォーム

内装工事を含むフルリフォームには大抵の場合2日~3日、工期がかかります。排水管の工事などを含む場合には、一時的に他の水道も使えなくなる場合もありますので、業者に依頼する際に確認しましょう。

また、フルリフォームの場合は工期が何日にも及ぶため、工事中に家のトイレを使用することができないことがあります。仮設トイレを設置することもできますので、工事中のトイレ使用についても業者に相談するといいでしょう。

トイレリフォームで防音対策は必要なのか

トイレを使用する際はどうしても音が発生してしまうため、周りに不快な思いをさせる可能性があります。

特に、深夜寝ているときや来客時などはトイレの音が聞こえやすく、使用する人も気になってしまうケースが少なくありません。

また、間取りの関係で寝室の横にトイレがある場合は、トイレの音で眠りにつきにくくなることもあります。このようにトイレの騒音で悩まされないためにも、トイレの防音対策は必要となるでしょう。

トイレリフォームで行われる防音対策の種類とは

トイレリフォームで行われる防音対策には、防音シート・防音ウール・防音マット・防音ボード・防音ドアの5種類があります。それぞれどのように防音するのか特徴を見ていきましょう。

防音シート

防音シートとは、トイレのような狭い空間にも設置できる防音材のことで、音を吸収してから跳ね返すことで防音します。防音シートは天井や壁などに施工できるため、短時間でのリフォームが可能です。

防音シートの素材は様々で、厚さは数mm〜1cm程度となります。防音シートは、壁に貼り付けるだけなのでDIYで施工することも可能です。

しかし、埃や空気などが入ってしまうと見た目が悪くなってしまうため、自信がない人は業者に依頼して施工してもらいましょう。

防音ウール

防音ウールとは、グラスウールやロックウールのことで、防音シートよりも遮音性が高く価格も高額になる傾向があります。防音ウールは、ウール素材を重ねることで音を吸収して高い防音性を発揮します。

防音ウールを施工するときは、防音ウールと防音性の高い石膏ボードや布などを一緒に施工するため、リフォームを行う前にあらかじめ業者に相談する必要があります。

費用が比較的高額になりやすいため、本格的にトイレの遮音をしたい場合におすすめです。

防音マット

防音マットは、一般的に床に敷いて使用し、音の響きを遮る効果があります。吸音性や遮音性の高いマットをトイレの床に敷くことで防音効果をアップさせます。特に2階のトイレの騒音対策に有効です。

防音ボード

防音ボードは、タイルのように貼り合わせて使用するもので、デザインを自由に決めることが可能です。また、パネルのような防音ボードもあり、トイレのデザインによってどちらか選ぶことができます。

防音効果としては、貼り合わせる際のつなぎ目が少ないパネルのような防音ボードの方が防音性が高いと言えるでしょう。防音シートよりも遮音性を高くしたい場合に有効です。

防音ドア

壁や床以外にも、トイレのドアを防音ドアに変更することでさらに防音性をアップさせることができます。

防音ドアは一般的なドアよりも少し厚めで、音を遮断する効果があるため遮音性が高くなります。また、ドアの開閉音を小さくするラッチがついていたりすることもある高機能のドアとなります。

隣の部屋が寝室や仕事部屋の場合に特におすすめです。

トイレリフォームで組むことができるローンはあるのか?

トイレのリフォームで利用できるローンはいくつかあります。まず、「有担保」と「無担保」のローンがあり、それぞれ特徴が異なります。「有担保」と「無担保」ローンの特徴は以下の通りです。

  • 「有担保」ローン:低金利で借入額が多い。返済期間も長期間で設定可能。審査は約4〜約7日間かかる
  • 「無担保」ローン:審査が早く保証人不要なケースが多い。金利は高め。

「有担保」ローンと「無担保」ローン、それぞれメリットデメリットがありますが、どちらを利用した方がいいのかはリフォーム金額によって異なります。

例えば、トイレのリフォームのみで費用が数十万円程であれば、「有担保」も「無担保」もそれほど差がない可能性があります。

「有担保」「無担保」どちらがいいのかは、借り入れ金額・返済期間・金利などを考慮した上で判断するといいでしょう。

上記の他にも、住宅ローンやリフォームローンなども選択肢として含まれるでしょう。中古住宅を購入してリフォームをする際は住宅ローンを利用できますし、リフォームのみ行う場合はリフォームローンを利用することができます。

リフォームローンは、業者が取り扱っているケースもあり、金利優遇などをする特典がついたりすることもあります。また、特定の設備メーカーの製品を利用することで金利が安くなるキャンペーンがあったり、ローンの借入先が決まっていない場合はこのようなローンも利用してみるといいでしょう。

トイレリフォームに使える補助金制度はあるの?

トイレリフォーム

決して安いとは言えないトイレリフォームですが、場合によっては使える補助金制度があります。

ただし、条件がありますので、それについて説明します。トイレリフォームに適応される補助金制度には2つの種類があり、おおよそ以下のような条件になります。

バリアフリーリフォーム

高齢者や身体障がい者などの生活改善のために行う場合に適応されます。トイレの場合は和式便器から洋式便器への取り換え工事や手すりの設置工事などが対象になります。

高齢者の場合は介護保険制度からの補助金があるほか、各自治体でも高齢者と障がい者のための補助金制度を設けている場合があります。各自治体により条件が異なりますので、詳細は必ず各自治体に確認してください。

エコリフォーム(節水型)

自治体によっては、対象となる節水型のトイレを設置することに対して補助を受けることができる場合があります。

それぞれの補助金制度については各自治体によって条件が異なります。施工する業者の指定があったり、事前の審査が必要になったりする場合もあります。詳しい内容については各自治体に確認してください。

トイレリフォームはどのような業者が請け負っているの?

トイレリフォームを頼む際、リフォーム業者を思い浮かべる方が多いと思いますが、リフォーム業者以外でもリフォームを請け負っています。ここではトイレリフォームを請け負っている業者を4種類に分けて説明しましょう。

大手ハウスメーカー系列リフォーム会社の業者

大手ハウスメーカーというと新築の建物を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。ハウスメーカーの多くは系列のリフォーム会社をもっています。母体がしっかりしている、という点で大きな信用があります。

リフォーム専門会社の業者

リフォーム専門業者のメリットは何と言ってもその実績です。リフォームに特化している業者ですので、様々なリフォームを経験しているため提案力もあることが多く、色々な相談にのってくれるでしょう。

地域に密着した工務店や設計事務所の業者

地域に密着した工務店や設計事務所でもトイレリフォームを依頼できます。地域密着型の業者は口コミが直接、業者の利益につながることが多いため、施工を始めとしたサービスが丁寧であることが多いのが大きなメリットです。

他業種リフォーム部門の業者

最後は上記3つの業種とは別のリフォーム部門をもつ業者です。例えばガス会社や水道会社、家電量販店やホームセンターのリフォーム部門がそれに当たります。

製品を独自のルートで仕入れていることも多く、商品の金額を安価に抑えられる場合があります。

リフォームで取り付けるトイレの種類とその特徴とは

では、リフォームで取り付けるトイレにはどのような種類があるのでしょうか。リフォームで取り付けるトイレの種類と特徴をご紹介します。

組み合わせ便器

組み合わせ便器とは、それぞれ独立したタンク・便器・便座を組み合わせたトイレのことです。トイレで最も多く選ばれる種類で、価格帯も比較的安価なのが特徴です。

また、それぞれ独立することで、万が一故障した場合でも壊れた部分だけ交換することが可能です。タンクに水を溜めて流すため、水の溜まり具合で流しにくくなることがあります。

一体型トイレ

トイレ リフォーム

一体型トイレとは、タンク・便座・便器が全て一体となっているタイプのトイレです。タンク・便座・便器が一つの製品になっており、凹凸が少ないため、掃除がしやすく統一感があるのが特徴です。手洗い付きタイプと手洗いなしのタイプがあります。

一体型トイレは、万が一故障した場合、本体ごと交換しなければならないこともあります。

タンクレストイレ

トイレ リフォーム

タンクレストイレとは、その名の通りタンクがないタイプのトイレです。タンクがないため、トイレを広く見せることができます。また、スタイリッシュでデザイン性も高いのが特徴です。

凹凸も少ないため掃除がしやすいですが、設置費用が比較的高額で、万が一故障した場合は本体ごと交換しなければならないことがあります。また、機種によっては水圧の関係で設置できない場合もあります。

トイレリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきたトイレリフォームは、あくまで一例となっています。

正確なリフォームの金額を知るためには、リフォーム前に「現地調査」を受ける必要があります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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