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2019年03月20日更新

天井のシミ!原因は雨漏りだけ?

天井にシミを見つけると、もしかして雨漏りかもと考える方も多いでしょう。しかし天井のシミの原因は雨漏りだけではありません。意外なことが原因で天井にシミができているケースがあります。天井のシミの原因と対処方法を知ってきれいにしましょう。

  • 【監修者】株式会社KURODA一級建築士事務所 坂田理恵子
  • この記事の監修者
    株式会社KURODA一級建築士事務所
    坂田理恵子

天井にできるシミの原因

天井 雨漏り シミ

天井にシミができる原因は様々です。雨漏りの場合もあれば、結露や給排水管のトラブル、動物の尿などのケースもあります。まず、シミの原因になるものについて詳しくご紹介します。

雨漏り

雨漏りは多くの場合、屋根や屋上・外壁に不具合が起きて発生します。雨漏りしていると雨が降ると天井裏から漏れている音が聞こえたり、雨の日に天井のシミが広がったりします。また、雨が止んでもしばらく天井が湿っています。

屋根からの雨漏り

屋根からの雨漏りは、瓦がずれたり割れたりすると起こります。また、屋根の「谷とい」や「雨押え」と呼ばれる板金部分の穴やコーキング剤が劣化して起こるケースもあります。

屋上からの雨漏り

屋上からの雨漏りの多くは、屋上部分に施されている防水が劣化することで起こります。屋上防水の耐用年数は約10~15年ですが、直射日光にさらされているため、劣化状況が早まる場合もあります。

その他に、屋上の排水口部分が落ち葉や鳥などがもってくるゴミなどで詰まって、雨漏りが起こる場合があります。

また、屋上の手すりの取付けビスが浮いていたり、ビスの防水が不十分だったりする場合、手すりの下端から雨が侵入し、雨漏りするケースもあります。

外壁からの雨漏り

外壁からの雨漏りは、外壁材の劣化や割れ・ひび、外壁材の間やサッシ回りのコーキング剤の劣化などで起こります。その他には、エアコンの配管回りやビス跡の防水処理が不十分なために雨漏りが起こるケースもあります。

屋根裏の結露

雨漏りの他に、天井のシミの原因となるものとして屋根裏の結露があります。特に冬場に、雨が降っていないのに天井にシミができたり、天井から水が漏れてきた場合、天上裏や屋根裏が結露していることが考えられます。

結露は、冬場に室内で温められた空気が天井裏や屋根裏に入り、冷たい空気に触れることで起こります。

天井や屋根の断熱が不十分だったり、断熱材の施工不良や通気層が確保されていないことが原因として考えられるでしょう。また、高気密な住宅の場合、観葉植物や水槽・洗濯物の室内干しで、室内の湿度が高まっている場合にも起こるケースがあります。

ネズミなど動物の尿

天井のシミの原因が動物の尿である場合もあります。里山が近い、空き家が多いなどの場合、コウモリ・ネズミ・ハクビシン・タヌキなどが屋根裏に住み着くことがあります。これらの動物の尿が天井のシミにケースもあるのです。

夜、屋根裏から音がしたり、天井のシミに色がついていたり、臭いがする場合は、屋根裏に動物がいないか、侵入口がないかを確かめてみましょう。

天井裏の給・排水管の水漏れ

雨が降っていないのに天井から水漏れがした場合は、水道の給水管や排水管から水漏れしている場合があります。また、天井裏から水音が聞こえたり、天井のシミが広がる場合も給水管・排水管のトラブルを疑ってみましょう。

給水管や排水管も穴があいたり、割れたり、接続部分がはずれたりするトラブルが起こる場合があります。特に地震など、何かの衝撃が加わったことで起こることが多いトラブルです。

エアコンのドレイン管やエアコンから水漏れ

上階に水を使う設備がなく、雨も降っていないにも関わらず、上階から水漏れしている場合は、エアコンのドレイン管やエアコン自体から水漏れしている場合があります。

エアコン本体とドレイン管の接続部分がはずれたり、ドレイン管に穴があいていたり、ドレイン管の勾配が逆勾配だった場合に水漏れが起こります。

水漏れをしている天井の上階にエアコンがある場合は、エアコンからの水漏れを疑いましょう。

雨漏りのシミとその他のシミの違い

雨漏りのシミとその他のシミを見分けるには、いくつかのポイントがあります。

・雨が降っていないのに、水漏れの音がする、シミが広がる
・シミの付近で、臭いがする
・シミが茶色の跡になっている
・エアコンの下だけにシミがある
・急に大量の水が漏れてきた
・冬になるとシミが広がる

天井のシミや水漏れにこれらの症状がある場合、雨漏りではなく、他の原因で水漏れしていると考えられます。天井のシミと水漏れの状況をメモや写真で記録して、修理業者に状況を説明できるようにしておきましょう。

専門家によるシミの診断方法

天井にシミを見つけた場合、建物を建築した会社や専門業者に、天井裏・屋根裏を目視で検査してもらい、シミの状況と原因を特定しましょう。

目視検査で天井のシミの原因がわからない場合や雨漏りが原因かどうかがわからなかった場合は、「散水検査」や「紫外線投射発光調査」を行って、シミの原因や雨漏りをしている場所を調査します。

散水検査

散水検査は、雨漏りをしている場所が特定できない場合に行われる検査です。雨漏りをしている天井が乾いてから、晴れが続いた日に行います。

散水検査は、雨漏りが発生しているだろうと考えられる場所に水を散水しながら、屋根裏・天井裏に雨漏りが発生しないかを確認します。1箇所だけでなく、雨漏りの可能性がある箇所は全て検査します。

手間と時間がかかりますが、雨漏りしている場所をしっかりと特定できる検査です。

紫外線投射発光調査

紫外線投射発光調査は、雨水がどこから侵入し、どんな経路で雨漏りを起こして天井にシミを作っているかを特定することができる検査です。また、目視では見つけることができない小さな雨漏りも見つけることができます。

雨が侵入していると考えられる場所に、紫外線で発光する塗が含まれている専用検査液を流し入れ、屋根裏からその場所に紫外線を照射しすることで雨漏り箇所と経路を特定することができます。


シミを放置すると…

天井のシミを放置すると、シミが広がるだけでなく、他のトラブルに発展する可能性があります。シミを長期間放置すると、さらに深刻な被害が起こるケースもあるので早めに対処しましょう。

天井のシミを放置していると、天井裏でカビが発生したり、悪臭が発生することがあります。

この場合、カビの見た目が悪い、悪臭が気になるだけでなく、カビによる健康被害(アレルギー・感染症・カビ中毒など)に発展するケースがあります。カビの胞子は目に見えません。知らない間に健康を害してしまうことがあるので注意が必要です。

また、かなりの雨漏りが続き、天井材が常に濡れている状態にあると、天井材が脆くなり、突然落ちてしまうケースもあります。

長期間放置した場合は、天井や壁内・柱・床下の木材が腐食し、白蟻が発生してしまうケースもあります。

木材が腐食したり、白蟻による被害が広がると、木造住宅の場合、住宅の強度が著しく低下します。そのため耐震性が低くなり、大きな地震が起きた際、住宅倒壊のリスクが高まるでしょう。

天井のシミを見つけたら、軽視せずに、早急に調査・修理を依頼しましょう。被害が大きくなる前に早く修理すれば、修理費用も安くすみ、修理期間も短くすみます。

天井にシミを見つけた時の対処法

天井 雨漏り シミ

天井にシミを見つけた場合の対処方法は、シミができている原因と不具合の症状によって異なります。症状別に対処方法をご紹介します。

天井のシミが汚れだった場合

天井のシミが汚れだった場合は、拭き掃除をしてきれいにするか、面積が広い場合はクロスを貼替えてきれいにします。

天井を拭いてきれいする場合は、材質と汚れにより拭き掃除の方法が違います。天井の素材で多い「ビニールクロス」の場合は、アルカリ性の住宅用洗剤で汚れを拭き取り、きれいな雑巾で水拭きし、その後乾拭きします。

天井が木製の場合は、はたきなどでほこりを取ったあと、乾拭き又はかたくしぼった雑巾で拭いて、汚れを落とします。

屋根裏・壁からの雨漏りの場合

天井のシミが屋根裏か壁からの雨漏りの場合は、まず雨漏りの原因となっている屋根・外壁の不具合を直します。その後、天井・屋根裏や外壁に入っている断熱材の交換が行われます。

そして、シミになっている壁材・天井材を交換、修理します。仕上げがビニールクロスの場合はクロスの貼替え、木製の場合は専門業者によるシミ取りを行うか、壁材自体の張替えをします。

木材が腐食している場合

屋根・天井裏や壁内の木材が腐食している場合は、腐食している木材を新しい木材に取り替える修繕を行います。また、白蟻が発生していないかの確認も必要です。

動物の尿の場合

ネズミやハクビシン・タヌキなどの動物が屋根・天井裏に住み着いた、尿によるシミだった場合は、まず動物の駆除を行います。駆除した後、動物が侵入した侵入口を塞ぐ工事を行います。

駆除をする時には、一緒に糞尿なども処理して、屋根・天井裏をきれいにします。

水道の給排水管やエアコンからの水漏れの場合

天井裏や壁内の給排水管やエアコンのドレイン菅、エアコンからの水漏れの場合は、まず、水漏れをしている場所を特定し、水漏れしている場所を補修します。

配管の劣化が激しくて、補修しても水漏れが止まらない、また他のところで水漏れを起こしそうな場合は、配管自体を取り替える工事が必要になるでしょう。

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