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2019年08月29日更新

トタン屋根塗装の塗り替え方法や費用相場を解説!

トタン屋根にはどのような塗装方法があるのでしょうか。また、トタン屋根塗装の塗り替え時期や塗り替えにかかる費用も気になります。トタン屋根の塗装方法や塗り替え時期の目安、費用などについて解説します。

トタン屋根塗装の塗り替え方法について

屋根 トタン 塗装

トタン屋根塗装の塗り替え作業は、以下のような方法で行われます。

1.錆や塗料を取り除き高圧洗浄する

トタン屋根塗装の塗り替えで始めに行うのが「ケレン」と呼ばれる作業です。

ケレンとはヤスリやワイヤーブラシなどを用いて、屋根に発生している錆や汚れを落とす作業を指します。

塗装剤の付着を良くする重要な作業で、ケレンが不十分な状態で塗装すると、塗装剤が剥がれやすくなる場合があるため注意が必要です。

ケレン作業で除去した錆や屋根に付着しているホコリ、苔といった細かい汚れは、高圧洗浄機を用いてしっかり洗います。

2.下処理後、錆止め塗料を下塗りする

屋根の錆や汚れをしっかりと落とした後は、屋根に発生しているひび割れや釘の浮きといった不具合をしっかりと直していきます。

その後、錆止めが入った下塗り剤を塗ります。

このとき、使用する主な下塗り剤は以下4つです。

  • 一般錆止め塗料
  • シアナミド鉛錆止め塗料
  • 一液エポキシ樹脂錆止め塗料
  • 二液エポキシ樹脂錆止め塗料

この中で、最も高い錆止め効果を発揮するのが二液エポキシ樹脂錆止め塗料です。

3.中塗りと上塗りを行う

下処理が終わったら、いよいよ仕上げの塗装作業に入ります。

仕上げの上塗り塗料は、2回塗るのが一般的です。

その中の1回目の塗装を「中塗り」、2回目の塗装を「上塗り」といい、重ねて塗ることで塗料本来の効果を十分に発揮することができます。

このとき、使用する塗料の主な種類は以下の4つです。

  • フッ素塗料
  • シリコン塗料
  • ウレタン塗料
  • アクリル塗料

この中で「フッ素塗料」が最も耐久性に優れているので、ポイントとして押さえておきましょう。

トタン屋根塗装の塗り替え時期について

塗装に剥がれが見られるとき

トタン屋根の塗膜が付着する力を失うと、塗装が剥がれてしまいます。

塗装は一度剥がれると、広範囲に及んでいくため注意が必要です。

塗装が剥がれ下地が見える状態になると、塗料によるバリア機能を失い腐食や漏水に繋がる恐れもあります。

トタン屋根の塗装が剥がれる原因としては、経年劣化や前述したケレン作業が不十分である場合などが挙げられます。

塗り替えをする際に下処理が不十分だと、2~3年で塗料が剥がれる恐れがあるため注意しましょう。

トタン屋根の塗装に剥がれが見られ、屋根の下地が露出している場合には、早急に塗り替えを行う必要があります。

トタン屋根の表面に錆が発生しているとき

トタン屋根は、鉄の板に亜鉛メッキを施した素材です。亜鉛メッキは劣化すると鉄に対する防錆効果を失ってしまいます。

そんな亜鉛メッキの劣化などが原因でトタン屋根が錆びると、あれよあれよという間に錆が広範囲に及んでいきます。

トタン屋根全体に錆が発生している状態になると、最悪のケースではトタン屋根を葺き替える必要性が出てくるので注意が必要です。

葺き替え工事は費用が高額になるため、トタン屋根は錆が発生し始めた時点で塗り直した方が良いでしょう。

塗装の劣化により粉を吹いているような状態のとき

トタン屋根の塗装は、紫外線や熱、雨風などの影響により劣化し「チョーキング現象」が起こることがあります。

チョーキング現象とは、塗料が劣化することでチョークの粉のようになってしまう症状です。

チョーキング現象が起きると、トタン屋根の表面が粉を吹いたようになります。

トタン屋根のように温度変化が激しい素材である金属屋根で起きやすい現象です。

チョーキング現象は放置すると劣化がどんどん進行するため、発生した時点で塗り替えた方が良いでしょう。

トタン屋根に変色がある

トタン屋根の塗膜は、自然環境による影響で劣化しますが、特に紫外線によるダメージが大きく表れます。

屋根は紫外線による影響をダイレクトに受ける部分であるため劣化も早くなるのです。

塗膜が紫外線によるダメージを受けると、塗装が本来の色から変化していき「変色」「色あせ」「退色」といった症状が発生します。

トタン屋根の色あせを目立たせないようにするには、色あせても目視ではわかりにくいカラーや白、黒、青といったカラーに塗り替えるのが効果的です。

また、退色とは塗装の艶が無くなる状態を指し、こちらも紫外線による影響で起きる症状です。

変色、退色ともに塗膜が劣化した際に最初に起きる症状であるため、ポイントとして押さえておきましょう。

トタンにカビや苔が発生している

トタン屋根は、基本的にカビや苔が発生する場所ではありません。

しかし、環境的要因でトタン屋根に砂やホコリが溜まるとカビや苔が発生する場合があります。

トタン屋根に砂やホコリが溜まると、湿気が発生しやすい環境となり、カビや苔が生えるのです。

例えば、屋根の上に落ち葉が溜まりやすいなど風通しの悪い状況などでは特に顕著に現れます。

あまり発生する症状ではありませんが、カビや苔は塗膜の劣化を加速させてしまうため、注意をしておく必要があります。



トタン屋根塗装の塗り替え費用について

トタン屋根塗装に使う塗料別塗り替え費用相場

トタン屋根の塗装費用は、使用する塗料のグレードによって大きく左右されます。

まず、一番安価なのは「アクリル塗料」で、平米単価は約1,200~1,400円です。

アクリル塗料は初期費用としては安いのですが、耐久年数が約3~5年と非常に短く、ランニングコストを考慮するとあまりおすすめできません。

次に安価なのは「ウレタン塗料」で、平米単価は約1,800~2,000円です。

費用は安価ですが、耐摩擦性に優れておりタフな塗料と言えます。耐久年数は、約5~7年です。

続いて「シリコン塗料」の平米単価は、約1,800~2,200円です。

シリコン塗料は主流の屋根塗装剤で、費用と機能性、耐久性のバランスが良い点が特徴と言えます。

耐久年数は約7~10年と長持ちする塗料です。また、汚れに強くカラーバリエーションが豊富というメリットもあります。

最後に「フッ素塗料」の平米単価は、約3,300~4,500円と高価です。

フッ素塗料は撥水性に優れているのが特徴で、強い塗膜を生成します。

また、耐久年数も約15年以上と非常に長く、優秀な塗料と言えます。

50坪のトタン屋根塗装の塗り替え費用

50坪の住宅のトタン屋根を、一般的なウレタン塗料を使って塗り替える場合の費用相場を、見積もり項目別に見ていきましょう。

まず、足場設置費用と養生費用の平米単価は約700円で、合計金額は約64,400円です。

建築基準法により、2m以上の高所作業を行う場合、必ず足場を設置する必要があります。

次に、高圧洗浄にかかる費用の平米単価は約200円で、合計金額は約18,400円です。

続いて、ケレン作業にかかる費用の平米単価は約500円で、合計金額は約46,000円となります。

次に、錆止め塗料を塗る際にかかる費用の平米単価は約600円で、合計金額は約55,200円です。

このようにトタン屋根の塗り替え工事では、下処理にもまとまった費用がかかります。

そして、仕上げの中塗りと上塗りにかかる費用の平米単価は約1,800円で、合計金額は約165,600円です。

費用の合計は約349,800円ですが、あくまで一例となります。

またトタン屋根の塗装費用は、屋根の形状や勾配などにより上下します。

トタン屋根塗装の塗り替え費用を左右する要因について

トタン屋根塗装の塗り替え費用を左右する要因は、前述した塗料のグレード以外にもいくつか挙げられます。

まず、トタン屋根塗装の塗り替えを行う際に、屋根に穴や欠損が見つかった場合は補修が必要です。

トタン屋根に空いてしまった穴は、鉄板や防水テープ、コーキング材を用いて補修をするのですが、その分費用もかかります。

また、穴や欠損が屋根の広範囲に及んでいる場合には劣化が激しい状況と言えるため、補修ではなく葺き替え工事が必要となるケースもあります。

葺き替え工事が必要となった場合には、一度に屋根全体を直した方がお得です。

屋根の工事では足場設置費用がかかるため、屋根全体の葺き替え工事と塗り替え工事をまとめて行うことで費用の節約になります。

自分で塗り替える場合の費用相場

トタン屋根塗装を自分で塗り替える場合の費用相場は、30坪の住宅で約77,393円です。

業者に依頼する場合の費用相場は30坪で約338,300円となるため、自分で行うことで費用を大幅に抑えることができます。

自分で行う場合には、主に以下の材料が必要です。

  • はしご
  • 安全靴
  • ヘルメット
  • 軍手
  • ほうき
  • 紙ヤスリ
  • シーリング材
  • 刷毛
  • スクレーパー
  • ローラー
  • バケツ
  • 下塗り塗料
  • 上塗り塗料

トタン屋根の塗り替え費用を抑える方法

トタン屋根と外壁塗装を一緒に行う

トタン屋根塗装の塗り替え費用を抑えるためには、外壁塗装と一緒に行うことをおすすめします。

トタン屋根塗装の塗り替え工事では、前述のように足場設置費用がかかります。

外壁塗装工事においても足場が必要になることが往々にしてあるため、塗り替え工事と一緒に行うことで足場設置費用を節約できるという訳です。

しかし、トタン屋根塗装の塗り替え時期と外壁塗装の塗り替え時期が必ずしも一緒とは限りません。

そのため、トタン屋根塗装の塗り替え工事を行う際には、業者へ外壁塗装の塗り替えも必要かどうか確認すると良いでしょう。

トタン屋根塗装の塗り替えを自分で行う場合のメリット・デメリット

屋根 トタン 塗装

トタン屋根塗装の塗り替えを自分で行う場合のメリット

トタン屋根塗装の塗り替え作業を自分で行う場合のメリットは、なんと言っても費用を大幅に節約できるという点です。

前述のように、トタン屋根塗装の塗り替え作業を自分で行う場合、30坪の住宅で10万円以下の費用で行うことができます。

トタン屋根塗装の塗り替えを自分で行う場合のデメリット

トタン屋根塗装の塗り替え作業を自分で行う場合のデメリットは主に3つあります。

まず1つ目のデメリットは、危険と隣り合わせでの作業になるという点です。

高所での作業になるため転落の恐れがあり、常に危険が伴います。

建築業界で起きている事故の約3割が屋根や梁からの転落で、その道のプロであっても事故を完全に防ぐことは難しい状況なのです。

特に、2階建て以上の住宅の大屋根を自分で塗り替えるのは大変危険であるため、必要な場合はプロに依頼した方が良いでしょう。

続いて2つ目のデメリットは、時間がかかるという点です。

トタン屋根の塗装は、スレート屋根などと違いケレン作業が必要となります。

また、塗装を開始するまでの準備や下処理を含めるとかなりの時間を有します。

塗装作業は簡単に見える方もいるかもしれませんが、プロが行っても時間がかかる高度な作業だということを理解しておきましょう。

最後に、3つ目のデメリットは、施工不良に繋がりやすいという点です。

業者と同じ作業方法でトタン屋根の塗装を行っても仕上がりがプロに劣ることは言うまでもありません。

一見綺麗な仕上がりでもケレン作業が不十分であれば塗膜の劣化は早まります。

また、塗装の仕方が悪ければその分、劣化も加速し短いスパンで塗り替える必要性が出てくるのです。

このように、トタン屋根塗装の塗り替え作業を自分で行う場合にはさまざまなリスクが伴うため、プロの業者に依頼するのが無難と言えるでしょう。

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