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2020年12月14日更新

監修記事

【場所別】外構をおしゃれにするポイントや基本情報について

外構は後回しになりやすい部分ですが、実は外構次第で家の印象は大きく変わります。人の目に触れやすい外構だからこそリフォームによって家の印象を良くすることも可能でしょう。この記事では外構の基本やおしゃれにするポイントについてご紹介します。

外構の基本情報について

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素敵なお庭や門などがある家は、その周りを通る人の目にとまり好印象を与えます。

素敵な外構を作るためにまずは外構の基礎知識を知っておきましょう。

外構とは?

外構とはアプローチやカーポート、門や塀などの建物外部に設置する構造物のことを言います。

「エクステリア」と混同してしまいがちですが、エクステリアはアプローチやカーポートなどの構造物に照明や小物などをプラスした空間全体のことを指します。

外構は「家の顔」となるため、デザインや配置など家主の好みが表れるでしょう。

インテリアが住宅内部のコーディネートならば、外構は外部のコーディネートと言えます。

しかし、外構はデザインだけではなく使い勝手も良くなければなりません。

外構リフォームを行う際は、家族が何人いて将来車は何台所有する予定なのかなど、将来を見据えて計画する必要があるでしょう。

外構は節約して後悔している人が多い?

新築時に建物自体に費用がかかり、予算の関係で「外構は節約しよう」と最低限の外構にした人が後から後悔するケースが少なくありません。

必要最低限の外構だと、建物の外観にこだわったとしても味気のない印象を与えてしまう可能性があります。

外観の印象だけではなく、実際使うときに不便を感じてしまうケースもあるでしょう。

例えば、新築時にコンパクトカーに乗っていたためそのサイズに合わせて駐車スペースを作っていた人が、将来大きめのファミリーカーに乗り換えたときに再度駐車スペースを広げる工事が必要になったというケースがあります。

後から外構工事を行いたくてもスペースの都合等でできない場合も考えられるため、できるだけ新築時に将来のことまで考えて設計する必要があるでしょう。

建物とのバランスを意識する

例えば建物が純和風の外観なのに、外構が西洋風だった場合、違和感のある印象を与えてしまうかもしれません。

建物自体の外観を変えることは難しいため、建物に合わせた外構づくりが大切です。

建物が和風の場合は和モダンや純和風なアプローチにしたり、建物が西洋風の外観の場合は石畳やタイルなどを使用した洋風のアプローチにしたりと、建物と外観のバランスを意識したデザインを意識するのがポイントです。

建物とのバランスを意識した外構は、統一感のあるおしゃれな印象になるでしょう。

おしゃれでモダンな外構にするには?

おしゃれでモダンな外構にする上でキーワードになるのが「カラー(色)」です。特にホワイトとブラックの2色で外構を構成すれば、容易におしゃれでモダンな印象の外構にすることができるでしょう。

外構で使用するタイルや、カーポートや門扉、郵便ポストなども、ホワイトもしくはブラックのどちらかにすれば、モダンな印象に近づけることができます。

その際に、ポストや門扉などどれか一つだけに赤や濃い青などの「差し色」を取り入れることで、おしゃれでモダンな雰囲気がより高まります。

また、ポイントとなるのは色だけではありません。「ルーバー」や「間接照明」もオシャレな印象を演出する上で大切です。

例えば、天然木のルーバーを取り入れれば、ナチュラルな雰囲気に仕上げられる一方で、ステンレスやスチールなどのルーバーを設置するればモダンな雰囲気を演出できます。

そして、間接照明のダウンライトやアップライトで、外壁やシンボルツリー、外構のルーバーなどを間接的に照らせば、夜の雰囲気をガラッと変えることもできます。

おしゃれな外構は庭造りも大事!

おしゃれな外構にする上では「庭造り」も大切です。庭だけでデザインを考えるのではなく、建物や外構全体から庭のデザインを考えていくことがポイントになります。

おしゃれな外構の庭造りでは、まず「使う庭」なのか「見る庭」なのかを決めるようにしましょう。

子どもたちが遊び場として使ったり、家族でバーベキューを楽しむための「使う庭」にするのであれば、手入れの手間がかからない植栽や人工芝などを採用して、実用的な庭にする方がいいでしょう。

一方で、庭の景色を見て楽しむ「見る庭」の場合は、家族が集う寛ぎの空間であるリビングから見える場所に庭を造ることをおすすめします。

敷地に余裕がない場合でも、坪庭のような小さな庭園をリビングから見える場所に造るだけで、雰囲気を演出することができます。

また、庭にも間接照明を採用すれば、夜でも見て楽しめる、より一層おしゃれな雰囲気の庭に仕上げることもできるでしょう。

いずれの場合でも基本的なポイントとして抑えておきたいのは、日当たりとメンテナンスです。

日当たりの悪い場所に庭を造ったとしても、植物がきちんと育たないため、庭の雰囲気が悪くなってしまうでしょう。また、手入れが行き届いていない庭も良くない印象を与えてしまいます。

家の立地や日当たり、どれくらい庭の手入れに時間をかけられるのかなどをまず考慮した上で、庭を作る場所やその広さなどを決めていくようにしましょう。

外構をおしゃれにしてくれる石や砂利は?

外構をおしゃれに演出できる石や砂利の中でも人気があるのが、白玉砂利です。高級感があり和洋どちらのテイストでも使いやすい素材です。特に大理石の白玉砂利は色褪せがなく、きらきらとした輝きがあります。

那智黒砂利もモダンな外構にする上でのおすすめアイテムです。丸みがあり、表面磨きによる独特な艶を帯びた黒色が特徴的な素材です。白玉砂利と組み合わせて使うことで、より一層モダンな雰囲気の外構になるでしょう。

また、花壇などに少し大きめの割栗石を使うことも効果的です。カラーバリエーションはブラウン系やライトグレー系、ダークグレー系などがあり、単色や混色なども選べます。植栽が少なくても、割石を置くことで映えて見えます。

ロッカリーと呼ばれる大きめの石素材を取り入れる方法もあります。素材自体が大きいため、広めの庭やアプローチで使用すると存在感があり、おしゃれな雰囲気に仕上げることができるでしょう。

このような天然石は採取される場所によって色味などが違ってきます。種類も豊富にあるため、どこにどのような石や砂利を使うと効果的なのか、外構やエクステリアの専門家に一度相談してみるとよいでしょう。

外構をおしゃれにしてくれる植栽は?

おしゃれな外構にするために欠かせないのが、植栽です。建物や外構全体から植栽を選んでいくことが大切です。

特にモダンな外構の場合、モノトーンで無機質な印象のエクステリアに、植栽の緑を一部取り入れることで、外構全体の雰囲気が和らぎ、とてもおしゃれな雰囲気になります。

シンボルツリーとして最近人気がある植栽は、オリーブやシマトネリコです。敷地に余裕がない場合でも、印象的なシンボルツリーを1本植えることでおしゃれな雰囲気をつくることができるでしょう。

また、アプローチなどには低木の植栽を取り入れると圧迫感もなく、スッキリとさせることができます。植栽だけではなく、石や砂利も取り入れれば、より一層おしゃれな印象にすることができるでしょう。

子どもたちが遊ぶための庭や外構にしたい場合や、メンテナンスが心配な場合には、天然の植栽だけではなく、人工植栽や人工芝も選択肢の1つになるでしょう。

狭い外構をおしゃれにする方法は?

狭い外構をおしゃれに見せたい場合におすすめなのが「オープン外構」にするという方法です。門や塀などを家の周囲に設置しないことで、敷地を広く見せることができます。タイルや植栽などを効果的に使うことでおしゃれな雰囲気に仕上げることができるでしょう。

きちんとプライバシーを守りたいという方には、ルーバーの設置がおすすめです。ブロック塀で目隠しをすると、圧迫感があり外構としての重みも生じます。

しかし、ルーバーであれば、ある程度の隙間が設けられているため、圧迫感なく目隠し効果が得られます。また、種類も豊富にあるため建物の雰囲気に合わせて選ぶことも可能です。

そして、シンボルツリーなどの大きな植栽が難しい場合には、一部にだけ低木や大きめの鉢植えを置いたり、ワンポイントで白玉砂利や黒玉砂利などを敷き詰めることで、おしゃれな雰囲気にすることもできるでしょう。

狭い外構は特にスペースが限られているので、外構やエクステリアの専門家にイメージを伝えて、相談しながらプランを決めていくと、納得度の高い外構を作り上げることができるでしょう。

【アプローチ編】外構をおしゃれにするポイント

アプローチとは、門から玄関に続く道のことで外構の中でも目立つ部分です。

では、外構のアプローチをおしゃれにするためにはどのようなポイントがあるのでしょうか。

ナチュラルな仕上がりにしたい場合

建物の外観がカントリー風やナチュラルテイストの場合は、アプローチも洋風でナチュラルなテイストにするのがおすすめです。

アプローチをナチュラルな感じにする場合は、枕木やレンガなどを使用して道を作ると良いでしょう。

枕木やレンガでアプローチの道を作ると柔らかく暖かな印象の仕上がりになります。

またレンガの色は種類が豊富なため、建物の外観に合わせて選んでいきましょう。

枕木は、木材の他にもコンクリートで作られたものがあり、シロアリや木材の腐食が気になる場合はコンクリート製の枕木を選ぶことができます。

また、アプローチの脇には木や草花を植えることで散歩道のような自然の風景を演出することができるでしょう。

モダンな仕上がりにしたい場合

モダンな仕上がりにしたい場合は、タイルを使用したアプローチがおすすめです。

外構用のタイルの種類は色や大きさが豊富でコーディネートしやすいでしょう。

外構用のタイルの多くは雨に濡れても滑りにくい加工が施してあります。

アプローチをモダンな仕上がりにしたい場合、ホワイト系とブラック系を組合わせたタイルを敷き詰めていくとシンプルでスタイリッシュな印象に仕上がります。

その他にも門やポストにダーク系の色を選ぶと全体的に統一感が生まれよりモダンな印象を与えられるでしょう。

また、アプローチをタイルで敷き詰めると除草作業が楽になるという利点もあります。

奥行を出すことでさらにおしゃれに

玄関と門をつなぐ道となるアプローチは、奥行きを出すことでさらにおしゃれにすることができるでしょう。

アプローチに奥行を出すためには緩いカーブを描くように道を作り、少し傾斜をもたせるとより立体感が出ます。

このとき、植木で少し視線を遮るようにするとより奥行を感じやすくなります。

アプローチがカーブを描くことで道路から玄関が見えにくくする効果もあるためプライバシーの保護にも有効です。

アプローチに奥行を出すことで狭い庭でも門から玄関までの距離を感じることができるため、敷地が広く見える効果もあります。

【カーポート編】外構をおしゃれにするポイント

カーポートは愛車を雨や雹、鳥のフンなどから守るために重宝します。

ひと昔前まではカーポートの色や形などの種類は多いとは言えませんでしたが、近年は外構のデザインなどに合わせたカーポートをさまざまな種類から選ぶことができます。

では、外構をおしゃれにするためにどのようなカーポートを選んだらいいのでしょうか。

ナチュラルにしたい場合

ナチュラルな印象にしたい場合、木目調のカーポートがおすすめです。

以前は黒やシルバーが主流でしたが、近年木目調のカーポートも販売されています。

木目調の場合、骨組みがナチュラルシルバーで屋根や柱が木目調になっているものや、すべて木目調になっているものがあり、自然の中に設置しても違和感のないデザインになっています。

一方、ステンレス系のシルバー色の強いカーポートはナチュラルなエクステリアには馴染じみにくいため、木目調のものが選べない場合にはできるだけホワイトに近いものを選ぶといいでしょう。

モダンにしたい場合

モダンな印象にしたい場合は、アルミやステンレス製のカーポートがおすすめです。

メタリックな外観のカーポートは近代的でスタイリッシュな印象を与えてくれるでしょう。

また、最近はホワイトとブラックのツートンカラーの配色が施されたカーポートもありデザインの種類が増えています。

屋根の形もこだわる

カーポートの屋根の形には主にアール型とフラット型の2種類があります。

アール型は屋根がカーブを描いており、風の吹き込みを軽減するために風の被害を受けにくく、雪が落ちやすいという特徴があります。

フラット型は屋根が平らになっており、スタイリッシュな印象のあるタイプです。

また、カーポートの天井に照明が設置されているものもあり、このタイプであればカーポートの下で作業等ができます。

照明があるカーポートは玄関のアプローチとしても活用でき、雨の日でも濡れずに家に入ることができます。

外構のレイアウトや車の台数、そして住んでいる地域の気候なども考慮した上でカーポートのデザインを決めていきましょう。

外構をおしゃれにする際の最適なリフォーム会社の選び方

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外構をおしゃれにリフォームしたい場合、外構が得意なリフォーム会社または外構やエクステリア専門の会社を選ぶことが大切です。

特に、外構はデザイン力が必要なため過去の施工事例や実績などをインターネットのホームページなどで調べて、自分が行いたいデザインに近いものがあるかどうかを確認するとよいでしょう。

経験豊富なリフォーム会社の場合、これまでの経験から顧客のニーズに合ったさまざまなデザインの提案が期待できるため、安心してリフォーム依頼ができると考えられます。

また、どのような外構にしたいのかイメージをある程度明確にしておくことで、リフォーム会社からより最適なプランを提案してもらうことができるでしょう。

例えば、外構は緑が多くナチュラルな感じで洋風にまとめたいなど具体的な案があれば伝えるようにしましょう。

また、この段階で車が増えたときにどうするのか、雨の日に濡れずにカーポートから玄関まで行くにはどのようなアプローチが必要なのかなどの詳細まで考えておくと、あとで後悔する可能性が低くなります。

また、その際に予算を伝えておくと、予算内でできるプランを提案してもらえるでしょう。

おしゃれな外構を安くする方法は?

おしゃれな外構を安くで施工する方法として大事なのは業者選びです。建設会社から紹介してもらう方法や、ホームセンターで紹介してもらう方法もありますが、これらは比較的高くなるケースがあります。

一番費用を抑えられるのは、外構工事に精通した信頼できる業者を自分で探す方法でしょう。最近では、インターネット上で情報を集めるなどすれば自分で探すことも可能です。

このとき、複数の業者に同じ内容で見積もりを取る「相見積もり」をおこなえば、工事の内容や費用を比較することができるだけでなく、見積もり依頼のやりとりを通して業者の対応についても比べられるため、良い業者を見つけやすくなります。

さらに、相見積もりを行うと業者間に競争意識がはたらいて、価格を下げてもらえるケースもあるでしょう。

しかし、すでに外構工事を行うことが決まったあとでもできることはあります。たとえば、残土処分費を抑える方法です。

残土が出るとその処分に費用がかかるため、残土を使って一部土地を高くするなどの工夫をすることで処分費を抑えることができます。

また、外構工事において使うことの多い石や砂利を選ぶ場合には、最低限条件を満すものの中で一番安価な素材選びをすることも大切です。

似た種類の砂利であっても、金額には幅があります。砂利などは使用する数量も多くなるので、若干の単価の違いでも、工事費用としては大きく変わってきます。

外構・エクステリアリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた外構・エクステリアリフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】小川愛

二級建築士、宅地建物取引士。愛知県名古屋市にて高級分譲住宅設計・施工会社に勤務。土地取得からプランニング、施工、販売、お客様のお引っ越し、アフターサービスまでの、住宅に関わる全ての業務に従事。

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