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2021年11月19日更新

対面キッチンのリフォームにかかる費用は?安く抑えるポイントもご紹介

対面キッチンの家が増えています。リフォームの際にはスタイリッシュに見える対面キッチンを望む人もいるでしょう。当記事では対面キッチンのリフォーム費用やポイント、業者の選び方などを紹介します。理想の対面キッチンリフォーム実現に貢献します。

対面キッチンにリフォームする際の費用について

キッチン リフォーム

特に新しい家で目にすることの多くなった対面キッチン。

以前までどの家庭にもあった壁付きキッチンよりもモダンでおしゃれに見える人が多いようです。

キッチンをリフォームするなら対面式という人もいるでしょう。

ここでは、対面キッチンのメリットや費用を説明します。

対面キッチンのメリット


施工:藤建設

対面キッチンとは、キッチンに立つ人がリビングやダイニングと向き合って作業ができるキッチンのことです。

一言で対面キッチンと呼ばれますが、対面キッチンにはアイランドペニンシュラをはじめいくつかの種類があります。

近年対面キッチンが多く選ばれる理由には、開放感やスタイリッシュさの他にもメリットがあるからです。

対面キッチンは、特に小さな子どもを持つ若い人の間で人気です。

キッチンで作業中も小さな子どもが何をしているか見守ることができるので、安心できるという点が魅力的だからです。

キッチンを使用中にリビングにいる人とコミュニケーションがとれたり、テレビを見たりすることができ、楽しみながら家事に取り組めます。

また、ダイニングが近い間取りなので配膳が楽になる場合も多いです。

対面キッチンへのリフォームにかかる費用相場は?

対面キッチンへのリフォームを考える際、費用相場も気になるところです。

対面キッチンは他の形式のキッチンに比べて費用は高くなりがちです。

平均的な相場は約100万円から約150万円です。

ただ、費用は対面キッチンの種類やグレードによっても変わってきます。

また、内装工事や配管工事の必要性の有無も金額に影響します。

費用が高い種類の対面キッチンや高グレード品質の対面キッチンを選んだ場合は、約300万円から約450万円まで費用が膨らむ可能性があります。

対面キッチンへのリフォームは広さが必要

対面キッチンは、おしゃれさやメリットからも新しい家にどんどん取り入れられていますが、どんな家庭にも適しているキッチンスタイルというわけではありません。

使いやすそうだというイメージがある人もいるかもしれませんが、実際にはイメージと違ってリフォーム後に対面キッチンを後悔している人もいます。

対面キッチンへのリフォーム時に考慮しておきたいのは対面キッチンを設置しても十分な広さのスペースがあるかどうかという点です。

壁付きキッチンと違い、対面キッチンはリビングやダイニングスペース側に配置されます。

スペースがあまりない状態でリフォームすると、かえって狭くなるケースが多いです。

キッチンが使いにくかったり、圧迫感が出てしまったりします。

対面キッチンへのリフォームの際は、十分な広さがあるかどうかの確認が必要です。

キッチン種類別!リフォーム費用相場とメリット・デメリット


施工:バレッグス

システムキッチンにはI型、L型、ペニンシュラ型、アイランド型とありますが、ここではそれぞれのリフォーム費用に加えてメリットとデメリットも紹介します。

I型システムキッチンのリフォーム費用

調理スペースを横一列に並べるI型キッチンのリフォーム費用は、60万円~90万円が相場です。

ただしこの費用に含まれるのは食洗器などのオプションを除いたキッチンと施工費用だけです。

オプションを追加して、かつグレードにもこだわるのであれば、リフォーム費用は100万円前後~150万円ほどでしょう。

I型キッチンのメリットとデメリット

I型キッチンは横移動だけで料理ができるだけでなく、狭いスペースでも設置できるので、使いやすい省スペースのキッチンです。

I型キッチンをダイニングとの境界に設置すれば、セミオープンまたはフルオープンキッチンとなり開放感のあるキッチンも演出できるため、人気のあるタイプです。

しかし横移動が多すぎると動線が長くなり疲れることになりますし、セミオープンキッチンは解放感があるもののキッチンを常に整理整頓された状態にしなくてはいけないので手間がかがかかると考える方も多いようです。

またI型キッチンを壁向きに設置すると、調理中は常に壁を向いており家族の様子を把握しにくいという点もデメリットとして挙げられます。

L型システムキッチンのリフォーム費用

L字型のキッチン、L型システムキッチンのリフォーム費用の相場は、シンプルなキッチンと施工費用で70万円~80万円ほどです。

食洗器などのオプションを付けてグレードを上げれば、リフォーム費用の相場は130万円ほどから始まります。

L型キッチンのメリットとデメリット

L型キッチンのメリットは、動線が短いことです。シンクとコンロを横一列に並べないことで、移動距離が少なく調理ができることがメリットです。

ただしI型キッチンに比べるとキッチンスペースが広くなくてはならないと同時に、システムキッチンの相場も高めに設定されています。またコーナー部分がデッドスペースとなることがあるため、使い方には工夫が必要です。

ペニンシュラ型システムキッチンのリフォーム費用

ペニンシュラ型システムキッチンのリフォーム費用の相場は、シンプルなキッチンで80万円前後です。

ペニンシュラとは英語で半島という意味ですが、ペニンシュラ型キッチンはキッチンの短い辺が壁に接しているためキッチンが壁から飛び出して半島のように見えることから名づけられました。

ペニンシュラ型キッチンのメリットとデメリット

ペニンシュラ型キッチンのメリットは、リビングに面してキッチンが設置されるので開放感があり、リビングとのコミュニケーションが広がることです。

また壁に接している面は洗濯スペースや収納を設けるなど、キッチンの使い方も広げられます。

しかし開放的なキッチンである分、常にキッチンを片付けておかないと汚らしく見えるため、こまめにキッチンに立てる方におすすめのキッチンと言えるでしょう。

アイランド型システムキッチンのリフォーム費用

ペニンシュラ型キッチンと比較されやすいアイランド型キッチンは、キッチンの全サイドが壁に接していない独立したキッチンスペースを実現したキッチンです。

そのリフォーム費用の相場は、シンプルなタイプで80万円ほどから始まり、これにオプションなどが付け加える100万円ほどから、さらにグレードを上げると150万円以上になります。

アイランド型キッチンのメリットとデメリット

アイランド型キッチンは何よりもその広々とした開放感がメリットです。リビングと合わせたデザインを採用することで、デザイン性の高いキッチンを同時に演出できるでしょう。

ただしアイランド型キッチンは広いキッチンスペースが必要で、さらに開放的なキッチンの共通したデメリットですが、キッチンを片付けておかないと見た目が悪くなります。

またリビングと近いことから換気にも配慮のいるキッチン設計が大切でしょう。

キッチンリフォームを安く抑えるポイントについて


施工:システムアート湘南

何を買うにも金額は安い方がありがたいと思う人がほどんどでしょう。キッチンリフォームの際もできるだけ価格は抑えたいという人がいるはずです。

ここでは、キッチンリフォームの費用を抑えるポイントをご紹介します。

キッチンリフォームは高額になりがち

トイレや風呂場をはじめ、住居内で部分的なリフォームをする場合は多いです。リフォームによって生活が快適になったり、綺麗になって気分が一新されたりします。

キッチンリフォームの前に知っておきたいのは、部分的なリフォームの中でもキッチンリフォームは大掛かりであり、費用は高額になりやすい部分であるということです。

キッチンリフォームでも機器の寿命や故障による交換ならば比較的安い金額で済みますが、キッチンの移動や対面キッチンの導入となれば金額は高額になります。

システムキッチンのグレードを下げる

システムキッチンは一見どれも同じように見えるかもしれませんが、実はグレードがあります。

メーカーによって違いはありますが、シンプル、スタンダード、ハイグレードという具合に数段階に分かれています。

一番低いグレードだけに注目してみても、メーカーによって価格に開きがあります。

また、同じメーカーが作っている商品を見ると、グレードによって費用はかなり違いがあることに気づくはずです。

一番低いグレードと一番高いグレードでは約50万円前後の違いが出る場合もあります。

ステンレスや人工大理石などの素材の違いや収納など様々な要素が金額に反映されます。

システムキッチンのリフォーム費用を安く抑えたいならば、安いメーカーの低グレードの物を選ぶと良いでしょう。

また、費用の安さだけにこだわるならアウトレット製品やモデルルーム展示品にするという方法もあります。

数社から見積もりを取って見比べる

賢くリフォームをしたいと思うのなら、初めから一社に絞ってリフォームを依頼するのではなく、数社から見積もりを取って見比べてみるべきです。

相見積もりはキッチンのリフォームに限らず、どの部分のリフォームでも共通して言える大事なポイントです。

定価が存在しないリフォーム業者では、業者によって見積もり費用に差が出やすいからです。

見積もりを依頼する際には、すべての業者に同じ条件と希望を伝えることがポイントです。

総合的な見積もり金額も大事ですが、内訳をよく見てみましょう。

高い費用が見積もられている箇所について業者に聞いてみると、費用を抑えるための提案をしてくれる場合もあります。

より満足度の高いリフォームにするためにも相見積もりは必須です。

キッチンリフォームで押さえておきたいポイントについて


施工:藤建設

理想的なキッチンへの憧れだけでキッチンリフォームをすると、現実の使い勝手が軽視されてしまい後悔することになりかねません。

近年はキッチンもインテリアの一種のような風潮ですが、毎日使うことを考えればきちんと使い勝手を考慮した上でリフォームをしなければなりません。

ここでは、キッチンリフォームでおさえておきたいポイントを挙げます。

ゴミ置き場もきちんと作る

キッチンリフォームの際、キッチンのデザインや収納にこだわる人は多いです。意外に見落とされるのは絶対に使うはずのゴミ置き場です

リフォーム後にゴミの置き場に困る人が多いのが実情です。キッチンは料理をする場所ですが、料理をすれば必ずゴミが発生します。

市町村によってゴミの分別方法や収集日が異なるので、必要なゴミ箱の数や収集日までに溜まるゴミの量を計算してゴミ置き場を設ける必要があります。

ゴミ箱収納付きのシステムキッチンを選ぶ際も、使用した時を想定しながら使い勝手を確認して検討しましょう。

キッチンの高さも使う人に合わせる

キッチンを使う際に高さが身長に合っていない場合、姿勢が悪くなることで腰を痛めたりすることがあります。

キッチンは毎日使う場所ですし、人によっては長時間使用するでしょう。

高さが合わなくて苦痛になれば、キッチンに立つことさえ億劫になります。

一番多くキッチンを使う人の身長に合わせることがポイントです。

理想のキッチン高は、「身長÷2+5cm」だと言われています。

リフォーム前のキッチンの高さを確認し、不満点を考慮するのも良いですし、ショールームに行ってみて実際に確認してみると適切な高さのキッチンを選べます。

「動線」を意識して本当に使いやすいレイアウトにする

キッチンを使う際は、冷蔵庫を開けたり材料を切ったりと毎回決まった経路を行き来していることに気付くはずです。

このキッチン内の移動経路は作業動線と表現されたりしますが、キッチンリフォームの際に動線を考えることはキッチンでの作業時間の短縮や作業の効率化に繋がります。

見た目だけを重視したレイアウトのキッチンでは、行ったり来たりして無駄に時間がかかり、作業能率も下がります。

特にL字やアイランドキッチンに憧れる人は多いですが、しっかり家事動線を考えないとデッドスペースが生まれて満足度が下がってしまう結果になってしまいます。

キッチンの動線は、冷蔵庫とシンク台、調理台が三角形になるのが理想です。

また、三角形となる辺の長さの合計は約3.6mから約6mが使いやすいと言われています。

三角形の動線や動線の長さを参考に、本当に使いやすいレイアウトにしましょう。

キッチンリフォームで注意すべきこととは?


施工:システムアート湘南

キッチンリフォームでは、間取りに合わせたキッチンの選択や予算に応じたリフォーム計画など注意すべき点がいくつかありますが、特に気をつけたいポイントを紹介します。

追加工事が必要になることを事前に把握する

リフォームでは施工途中に不具合などが見つかり追加工事が必要となることが多いものです。追加工事を避けることは難しくても、リフォーム工事前に追加工事の可能性を把握しておくことはできます。

キッチンリフォームでよくある追加工事とは、棚の増設や小物入れの追加、またコンセントの増設などです。

特に電子レンジや炊飯器など比較的高電力が必要な調理機器のコンセント位置には十分考慮し定位置での使用をお勧めします。
こうしたよくある追加工事の例を参考にして、時間と余裕を持ったリフォーム計画を立てるようにしましょう。

認識違いがないような入念な打ち合わせ

リフォーム後に、要望していたリフォームと違う仕上がりになったといったトラブルに巻き込まれないためには、業者との入念な打ち合わせが大切です。
このようなトラブルを避けるために、システムキッチンの品番の確認、壁紙の色の確認など、面倒と思われることでもしっかりとチェックしておきましょう。
細部に関しては業者にまかせるのであれば、写真などを使って仕上がりイメージを業者にわかりやすく伝えることも、認識違いを防止するために有効です。

キッチンをリフォームする際の最適な業者の選び方について

キッチン リフォーム

キッチンのリフォームを請け負ってくれる業者は数多くあります。数が多い分、最適なリフォーム業者選びに戸惑う人もいるでしょう。

見積もりの時点で3社程度に絞っておく必要があります。業者を絞り込む際に注目したいのが実績や口コミです。

キッチンリフォームの実績が豊富かどうか、実際にその業者を通してキッチンリフォームをした人の意見が肯定的であるかどうかという点は業者選びの大事なポイントになってきます。

実績や口コミは業者のサイトに掲載されている場合が多いです。その他、リフォーム業者にも得手不得手があるので、キッチンリフォームを得意分野としている業者に任せると安心です。

また、理想通りのキッチンリフォームの実現にはリフォーム会社に的確な提案をしてもらうことが鍵となります。

的確な提案をしてもらうためには、ただ業者に任せるだけでなくキッチンスタイルの希望や予算を明確に伝えたり、動線を予めしっかり決めておいたりするなど依頼者側の事前準備も必要となってきます。

カタログを請求したり、ショールームに足を運んだりして事前準備に役立てると良いでしょう。適切な業者を選ぶには、事前に自分で業者やリフォーム内容について色々調べておくことが大切です。

キッチン・台所リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきたキッチン・台所リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】小川愛

二級建築士、宅地建物取引士。愛知県名古屋市にて高級分譲住宅設計・施工会社に勤務。土地取得からプランニング、施工、販売、お客様のお引っ越し、アフターサービスまでの、住宅に関わる全ての業務に従事。

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