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2019年06月06日更新

監修記事

融資期間20年でも組めるリフォームローン!無担保ローンについて解説

リフォームを考えているが資金がないという人は、リフォームローンを検討してはいかがでしょうか。リフォームローンは返済期間が短いのが特徴ですが、金融機関によっては20年の返済期間が組めることもあります。リフォームローンについて詳しくみていきましょう。

融資期間20年でも組めるリフォームローンとは

リフォーム ローン 20 年

リフォームローンとは、老朽化した住宅の修繕、増築をする際に、その工事資金として金融機関から融資をしてもらう貸付金です。

住宅ローンが土地や建物を担保にして融資をするのに対して、リフォームローンは無担保のものが主流です。このため手続が簡素になり、抵当権設定のための費用も不要です。

リフォームローンは審査が簡素化され、スピーディーに回答が出るのも特徴です。

住宅ローンの審査が1カ月程度要するのに対して、リフォームローンでは翌日あるいは数日で回答が出されます。

仮審査だと早いものでは即日回答が出るものもあります。

ただし審査が簡素化され担保がない分、借入金額は住宅ローンに比べて低く、返済期間が短くなっています。

返済期間は多くが最長で15年までですが、一部の金融機関では20年返済の商品も用意されています。

住宅ローンの返済中であっても、リフォームローンを借り入れることが可能な点も特徴のひとつだといえます。

なお、リフォームローンについては、一部有担保のものもありますが、ここでは無担保のリフォームローンを中心に説明を進めていきます。

無担保リフォームローンのメリット

無担保リフォームローンにはどんなメリットがあるのかみていきましょう。

まず申込みが簡単な点が挙げられます。

インターネットでの申し込みも可能です。店頭での申し込みも、手続きが簡素化されているので短時間で完了します。

リフォームローンの大きなメリットは審査が早い点にあります。

住宅ローンの審査が1カ月程度要するのに比べて、リフォームローンは仮審査の段階で当日か翌日までに回答があります。

本審査も早くて翌日、遅くとも数日以内には回答が出されます。

減税のメリットもあります。工事内容は、バリアフリー、省エネ、耐震補強などの性能向上リフォームに限られますが、住宅ローンと同様にローン型減税の適用を受けられます。

無担保リフォームローンのデメリット

それでは反対に、リフォームローンのデメリットとしてはどんな点があるでしょうか。

まず融資限度が低い点が挙げられます。50万円~500万円が一般的です。

また返済期間が短いという点も挙げられるでしょう。最長で10年~15年が一般的なタイプです。

ただし労金など一部の金融機関では20年の返済期間のものも用意されています。

さらに金利が高い点もデメリットのひとつです。

平均で3%~4%ですから、住宅ローンに比べてかなり高いといえます。

ただ返済期間が短いので、住宅ローンのように金利だけを返しているような感覚はずいぶんと軽減されるでしょう。

また無担保であるために、担保手続の手数料がかからないという点は、借り手にやさしいローンだといえます。

融資期間20年でも組めるリフォームローンの金利とは

リフォームローンは、住宅ローンに比べて金利が高く返済期間が短いことから、金利のタイプの選択も非常に大事な要素になります。

リフォームローンには「変動金利型」「固定金利期間選択型」「全期間固定金利型」の3つの型があります。

どのタイプになるかは金融機関によって異なってきます。

一種類のみしか選択できない金融機関と複数から選択できる金融機関があります。

それでは、この3種類の金利タイプのそれぞれの特徴をみていきましょう。

変動金利型

変動金利型は市場の動向に合わせて年2回、金利の見直しが行われます。

現在のように低金利の時代は、非常にメリットが大きいといえますが、将来高金利時代になったときに金利が上がるというリスクがあります。

日頃から経済状況を細めにチェックして、先手で対応できる人や、短期間で完済できる人に向いているタイプです。

固定金利期間選択型

固定金利期間変動型は、融資当初は固定金利ですが、固定金利期間終了後改めて固定か変動かを選ぶことができます。

当初数年間は金利優遇措置が設けられていることがあり、固定金利期間終了後に金利が大幅にあがるリスクがあります。

とにかく返済当初は余裕のある返済をしたい人や、将来給与がアップすることが確実な人に適したタイプです。

全期間固定金利型

全期間固定金利は借入期間中、最後まで同じ金利が適用されます。

世の中の景気の動向に左右されることなく返済額が終始一定なので、返済計画が立てやすいのは大きなメリットです。

ただし周囲の金利が大きく下がった際には、その恩恵を受けることができません。

毎月安定した返済をして、将来を計画的に展望したい人に向いています。

融資期間20年でも組めるリフォームローンの返済方法とは

リフォームローンの返済方法は「元利均等返済」と「元金均等返済」の2種類があります。

それぞれどのような返済方法なのかをみていきましょう。

元利均等返済

返済金額に占める元金と利息の割合が変化していくことで、元金と利息を合わせた返済額が一定になる返済方法です。

このため途中で金利の変更がない限り返済額は最初から最後までほぼ同じ金額になります。

返済当初は利息が大部分を占めるので元金部分はなかなか減りません。

元金均等返済

元金の返済額を均一にして、残高に応じた利息を載せていく返済方法です。

このため返済当初が最も返済額が多くなりますが、返済が進むと返済額も少なくなっていきます。

融資期間20年でも組める無担保リフォームローンの比較ポイントとは

無担保リフォームローンは、金融機関ごとに独自の設定をしているために、押しなべて説明ができない側面があります。

それぞれの項目ごとに分けて、どのような特徴があるのか比較していきましょう。

最長融資期間

最長融資期間としては、10年~15年を設定しているところが一般的です。

一部の金融機関では、20年間融資してくれるところもあります。

融資可能額

融資可能額は金融機関によって大きく異なってきます。

500万円を最高融資額に設定している金融機関が多いようですが、中には1,000万円まで融資してくれるところもあります。

金利

金利は、2%~5%と、住宅ローンよりも高めの設定になっています。

手数料

手数料は基本的に無料です。ただし契約時の印紙代が必要です。

保証人は必要か否か

保証人を不要としている金融機関が多いのですが、ほとんどの場合で保証会社の保証が求められます。

団体信用生命保険(団信)への加入が必要か否か

団体信用生命保険の加入は、商品によって異なります。加入が求められる場合でも、保険料は金融機関が負担することが多くなっています。

審査期間

ほとんどの金融機関が翌日から3日以内で、審査が完了します。

フラット35でも融資期間20年の無担保リフォームローンは組めるの?

リフォーム ローン 20 年

フラット35は、住宅金融支援機構が提携先の金融機関と共同で提供する住宅ローンです。

長期固定の低金利で、返済期間が最長35年もあり、しかも保証料が不要である点から、人気の住宅ローンです。

しかしこのフラット35は、残念ながら新築の住宅や技術基準に適合した中古住宅が対象であるため、リフォーム工事のみを対象にした融資はありません。

ただし中古住宅購入とともにリフォームを行うのであれば、フラット35(リフォーム一体型)というローンを利用することができます。

このローンは購入しようとする中古住宅がフラット35の技術基準に適合しない場合でも、基準に適合させるためのリフォーム工事を行うのであれば融資を受けられるのです。

融資額は100万円以上8千万円以下で、中古住宅購入価額とリフォーム工事費の合計額以内が基準になっています。

借入れ人の年齢制限も借入時で70歳未満の人が対象になります。

また「既存住宅瑕疵担保保険」が付けられていますから、引き渡しを受けた建物に瑕疵が見つかった場合は、この保険で補修をまかなうことができます。

このフラット35(リフォーム一体型)は、リフォーム工事完了後の代金決済時に融資が行われます。

このため、中古住宅を購入する際の決済には、つなぎ融資を利用します。

住宅ローン・リフォームローンに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた住宅ローン・リフォームローンは、あくまで一例となっています。

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後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】小川愛

二級建築士、宅地建物取引士。愛知県名古屋市にて高級分譲住宅設計・施工会社に勤務。土地取得からプランニング、施工、販売、お客様のお引っ越し、アフターサービスまでの、住宅に関わる全ての業務に従事。

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