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2021年04月08日更新
リフォーム資金は無担保住宅ローンの借り換えで!メリットとデメリットも解説
リフォーム資金をリフォームローンで賄うのではなく、無担保住宅ローンへと住宅ローンを借り換えて調達するという方法がありますが、無担保住宅ローンへの借り換えではどのようなメリットやデメリットが考えられるのでしょうか?
目次
リフォーム資金を無担保住宅ローンで借り換えるとはどういうことなの?
借り換えとは、住宅ローンなどの現在契約中のローンを、より条件の良い、例えば金利の低いローンへと組み直すことです。
この借り換えを行う際に、リフォームの費用を住宅ローンの借り換え時の残債に上乗せしてローンを組むという方法もあり、金利が比較的安い住宅ローンでリフォーム費用の資金を借りることができるとして人気になっています。
このリフォーム費用と借り換えを同時に行うためには、リフォームローンの知識と無担保住宅ローンの知識が欠かせませんので、まずはリフォームローンと無担保住宅ローンについて知っておきましょう。
リフォームローンとは
リフォームローンは、住宅の改修などを目的とする工事の費用を融資するローン商品です。
有担保型と無担保型とがありますが、一般的には無担保型リフォームローンが広く用いられています。
住宅ローンに比べて融資限度額が約1,000万円と低く抑えられていますが、かわりに申し込みで必要な書類等が少なく、審査も短期間で行われる点は魅力です。
ただし、返済期間については、住宅ローンでは最長35年に設定が可能ですが、リフォームローンの場合は長くとも15年、平均すると約10年が返済期間として設定されています。
無担保住宅ローン
住宅ローンは一般的に、融資を受ける際に取得した土地や建物を万が一返済できないときの担保として登録する有担保ローンがほとんどです。
しかし、一部の金融機関では、担保を用意しなくても融資を受けることができる無担保住宅ローンを取り扱っているところがあります。
無担保住宅ローンの場合、融資の際に担保を用意する必要がないため、抵当権の設定といった手続きも行わずに済み、初期費用を節約することが可能です。
ただし、有担保住宅ローンは土地や建物を担保にすることで金融機関が融資を回収できる可能性を高めることができますが、無担保住宅ローンの場合は状況次第で融資を回収できない可能性があります。
そのため、金融機関にとって無担保住宅ローンは回収不能リスクが大きい商品ということになり、有担保住宅ローンに比べて金利は高く返済期間は短くなることがほとんどです。
無担保住宅ローンは有担保住宅ローンに比べて手数料が抑えられ、比較的審査も早いというメリットがありますが、場合によっては利息などの面で不利になるということは知っておきましょう。
リフォームローンの場合と無担保住宅ローンの借り換えの場合支払いはどう変わる?
リフォームの際に新しくリフォームローンを組む場合と、返済中の住宅ローンを借り換えてリフォーム費用を上乗せする場合では、支払いはどう変わるのでしょうか?
まず、支払いの方法についてですが、リフォームローンを新規に契約した場合、返済はリフォームローンと住宅ローンを並行して行わなければなりません。
そのため、返済日が別々に設定された場合、引き落とし口座に個別に返済金を入金しなければならなくなるでしょう。
住宅ローンの借り換えでリフォーム費用を上乗せした場合は、借り換えた住宅ローンにリフォーム費用も一本化されるため、返済の引き落としについても借り換えた金融機関からのものだけに集約されます。
ですので、別々の日に引き落としが行われることもありませんし、個別に支払う場合に比べて1カ月あたりの返済額を抑えることも可能です。
ただし、借り換えでリフォーム費用を上乗せする場合、融資額が増えてしまいますので、住宅ローンのみの返済に比べると月額の返済額は大きくなる点に注意しておきましょう。
場合によっては、利息や返済期間などの都合で、リフォームローンを契約した方が総支払額を少なく抑えられる可能性もあります。
リフォームの際に借り換えと上乗せで資金を調達する場合、リフォームローンを別に借りた場合と返済額や返済期間を比較検討し、どちらのプランが負担を抑えることができるか判断してより良いものを選ぶことが重要です。
リフォームを無担保住宅ローンの借り換えで行うメリットとデメリットとは
無担保リフォームローン借り換えのメリット
リフォーム費用を無担保住宅ローンの借り換えで調達する場合、どのようなメリットがあるのでしょうか?
無担保住宅ローンへ借り換えるメリットは、担保を用意する必要がないため、手続きが簡略化でき、手数料等を抑えることができる点です。
また、支払いを一本化することができるため、場合によっては月々の返済額をダブルローンの場合に比べて少なくすることができますし、金利次第ではリフォームローンより利息を抑えて融資を受けることができます。
無担保リフォームローン借り換えのデメリット
リフォーム費用を無担保住宅ローンの借り換えで賄った場合のデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
まず、無担保住宅ローンは基本的に有担保住宅ローンに比べて返済期間が短く、金利が高めに設定されている傾向があります。
そこで、現在お支払い中の住宅ローンが有担保住宅ローンだった場合、借り換えによって金利が上がったり、返済期間が短くなって月々の返済額が増えてしまうことが考えられます。
また、リフォーム費用を上乗せすることで返済しなければならない元金が増えるということですので、返済期間が長くなることについても考えておく必要があるでしょう。
定年退職などにより収入が大幅に下がる可能性がある場合など、返済期間の延長によって返済が難しくなることや、家計への負担が増すことも、無担保住宅ローンへの借り換えで考えられるデメリットです。
リフォームに使えるろうきん無担保住宅ローンが注目されるのはなぜ
ろうきんとは、労働組合や生協の会員がお互いに資金を出し合って設立した金融機関です。
労働者の金銭的サポートを目的としているため、銀行とは違って営利目的で運営されておらず、比較的金利等が低く抑えられているという特徴があります。
労金の店舗は全国各地にあり、地元の地方銀行にリフォーム向け住宅ローンが無い場合でも、ろうきんの無担保住宅ローンを利用することが可能です。
そのため、住宅ローンの借り換えとリフォーム費用の融資を同時に行いたい、まとめたいという方の間で、ろうきんの無担保住宅ローンに対する注目が集まっています。
注意点として、ろうきんで高額ローンを組むためには、各地域のろうきんが運営している「ろうきん友の会」に加入しなければならないことをおさえておきましょう。
ろうきん友の会は会員の互助組織で、加入は、無料で特に義務などもありませんので、感覚としてはレンタルビデオ店の会員登録に近いものだと考えても良いでしょう。
ろうきんの無担保住宅ローンは、抵当権の設定といった手間をかけずに借り換えやリフォーム費用を比較的低い金利で利用することができます。借り換えとリフォームを同時に行いたいとお考えの方に向いているローン商品です。
住宅ローンとリフォームローンは銀行で一本化できるの?
住宅ローンとリフォームローンは銀行で一本化できます。
一本化するメリットはリフォームローンに比べ住宅ローンは期間が長く金利も低いです。実際にそうやって月々の支払いを抑えようとする人はいますが金利が低くても期間が長い為、支払いする総額は高くなってしまうことがあります。
他に一本化のメリットとして挙げられるのはリフォームローン単体より借入できる金額が多くなるほか、手間や諸費用が少なくなるなどです。
デメリットとしては先ほど述べた支払い総額が高くなるほかに手数料が掛かる場合があります、また抵当権設定が求められるので検討する際はしっかりと確認をしてから決めましょう。
とはいってもどこの銀行のどのローンを選ぶと良いかというのは価格が大きく異なる場合もあり一概にどのローンを選択すればいいか判断が難しいです。
そのような時はハピすむでも信頼できる専門業者をマッチさせるサービスを行っていますのでまずは無料相談に申し込んでみてはいかがでしょうか。
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ここまで説明してきた住宅ローン・リフォームローンは、あくまで一例となっています。
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール

株式会社フレッシュハウス
樋田明夫フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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