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2019年08月29日更新

【フルリフォームの見積もり】相場と費用を抑えるコツ

家をフルリフォームする費用は、まとまった金額がかかります。フルリフォームの費用は、費用相場や注意点、見積もりのとり方を知っていることで抑えることができます。補助金や減税も活用して、費用を抑えたフルリフォームで快適な住まいを手に入れましょう。

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

フルリフォームの時期と工事内容&費用

フル リフォーム 見積もり

フルリフォームは、築年数によりリフォームする工事内容が変わります。

築年数別に、おすすめのリフォーム内容とその費用相場をまとめました。

築20年は水回り中心のリフォーム

築20年の住宅では、水回り設備をリフォームする時期になります。

「掃除してもとれない汚れがある」「水栓から水が漏る」「換気扇の音が大きくなった」など経年劣化により、設備を交換する必要が出てくる時期です。

水回り設備の交換と一緒に、水回りの内装リフォームも検討しましょう。

屋根や外壁は、状態によっては塗装や防水部分の補修を行うメンテナンスをしておくと良いでしょう。

水回り設備の交換と水回り内装のリフォーム、屋根や外壁のメンテナンスを兼ねた塗装を行う場合、2階建て40坪程の住宅で、約500万円の費用がかかります。

築30年は内装全般のフルリフォーム

築30年の住宅では、内装全般をフルリフォームする時期になります。

「床鳴りがする」「床がへこむ」「壁が日焼けした」「天井にシミができた」など、経年劣化が顕著になり、外見も汚れやキズが目立つようになります。

また、築30年の時期は、間取りを変更するスケルトンリフォームを行うケースが増えてきます。

子供が独立して夫婦2人になったり、逆に高齢の親の介護で家族が増えたりするなど、間取りを変えるリフォームが必要になることが多いようです。

屋根や外壁のメンテナンスは、築20年の時に行っていない場合、この時期にメンテナンスをしておきましょう。

内装全般のスケルトンフルリフォームと屋根や外壁のメンテナンスを行う場合、2階建て40坪程の住宅で、約1,000万円の費用がかかります。

築40年は内装・外装のフルリフォーム

築40年の住宅では、家族の人数や年齢が変わることで、減築や増築・間取り変更などをともなうフルリフォーム=スケルトンリフォームが中心です。

リフォームすることできれいにしながら、生活にあった住みやすい家に変わります。

内装・外装をスケルトンの状態にして、内装・外装のフルリフォームを行います。

その場合、2階建て40坪程の住宅で、約1,500万円の費用がかかります。

失敗しないフルリフォームのポイント

フルリフォーム工事で心配なのは、工事中にトラブル(雨漏りや白蟻被害)が起きることや追加工事などで費用が高くなることです。

失敗しないためにフルリフォームで気を付けたいポイントをまとめました。

リフォームを具体的にイメージする

リフォーム工事では、工事中に追加工事や変更があるとトラブルが発生しやすくなり、工事期間も長くなってしまいます。

事前にどのような住まいにリフォームしたいか、しっかり把握しておくことが大切です。

まず、見積もりを取る前に、リフォーム会社とどんなリフォーム工事をするか、打合わせが必要です。

施工例をみたり、ショールームで商品を確認したり、図面やパースを出してもらいましょう。

また、リフォームする家で工事説明を受けるのも重要です。

工事中にどうしても追加の工事が必要になったら、概算でもよいので追加費用や、工事期間など確認しておきましょう。

予算内でリフォームするには

リフォーム工事後は、リフォームしていない場所の古さが気になり、追加で工事をしたくなる傾向があります。

追加工事ばかりでは、予算内でリフォームすることはできません。

予算内でリフォームをするには、まずリフォーム工事に優先順位をつけましょう。

今どうしてもリフォームしたい所から優先的にリフォームするようにしましょう。

営業・設計担当者へリフォームプランや見積もりを依頼する際は、予算を伝え、予算内でのプランや見積もりの提案をしてもらいましょう。

予算を伝えないと、必要のない工事が見積もりにはいっていたり、はっきり内容がわからない割高な仕様の見積もりになりがちなので、注意しましょう。

フルリフォームの見積もりの取り方

フルリフォームは、1社だけに見積もりをお願いするだけでは、費用を抑えることはできません。

見積もり依頼の流れやポイントをまとめました。

見積もりの流れ

フルリフォームの場合、現地調査とリフォームの提案内容が見積もり金額を左右します。

見積もりの流れは、見積もり依頼→現地調査→見積もり提案→契約の順です。

見積り依頼をする前は、まずリフォーム内容の打合わせを行い、リフォームの希望を伝えます。

打合わせが進み、リフォームの内容がおおよそ決まったところで、見積もりを依頼します。

リフォーム業者は、現地調査を行ってから見積もりを出します。なぜなら、リフォームは、解体費用もかかります。

また、家の状況によりリフォーム金額が変わるため、現地調査をしないと正確な見積もりを出すことができないからです。

現地調査後に見積もりがでてきます。打合わせをしながら、見積もり内容・不明なことなどの説明を受けましょう。

リフォームの内容や見積もり・工事期間などの打合わせをした後、工事契約を行います。

見積もり時に伝えること

見積りを依頼する際には、必ず伝えておきたいことがあります。

リフォームの希望

どんなリフォームにしたいか、事前に家族で相談してまとめておきましょう。

希望予算

今回のリフォームの予算や、ローンを借りるかどうかも考えておきます。

リフォームする家の築年数と構造

あれば、現在の住宅の図面や建築確認申請書を用意しましょう。

図面などの資料があると、対応が早くなり、より正確な見積もりができます。

リフォームの工事時期

工事の時期により、リフォーム計画の進め方や仮住まい、職人の手配が変わります。

希望があれば伝えておきましょう。

見積もりは複数社に依頼する

見積りを依頼する業者は、1社だけでなく、複数社に依頼しましょう。

リフォーム工事には、定価や決まった見積もり金額がありません。

リフォームの内容やリフォームする住宅の状態(築年数や構造)により変わります。

また、リフォーム会社により見積もりの方法、出し方も違います。

1社だけの見積書では、適正な価格なのか判断できません。

見積もり金額を検討や価格交渉をするために、3社以上の業者に見積もりを依頼しましょう。



費用を抑えるためのコツ

フルリフォームの工事費用を抑える方法には、工事内容や見積もりの検討する以外に、リフォームローンの選び方や補助金・減税の利用する方法もあります。

リフォームローンの選び方

リフォームローンには、主に「有担保型リフォームローン」「無担保型リフォームローン」「一体型住宅ローン」があります。

有担保型リフォームローン

有担保型のリフォームローンは、ローンを借りる際に担保(土地や住宅など)を入れて(抵当権設定)借りるローンです。

担保があるため、大きな金額を借りることができます。

また、お得な金利で借りることが可能です。

しかし、審査が厳しく、他の住宅ローンが残っている場合には借りられないケースがあります。

担保があって、多額のローンを借りたい場合、長い返済期間が可能な場合に向いています。

無担保型リフォームローン

無担保型リフォームローンは、ローンを借りる時に担保を必要としないローンです。

担保がないため、あまり多額のローンは借りられません。

有担保型リフォームローンと比較すると、金利が高くなります。

また、返済期間は短くなりますが、審査が厳しくないため、手続きも簡単で早く融資を受けられます。

借りる金額が少ない場合や返済が短期間で終わる場合、早く審査を通し融資を受けたい場合に向いているローンです。

一体型住宅ローン

一体型住宅ローンは、中古住宅の購入ローンと、その中古住宅のリフォーム工事代も一緒に借りられるタイプのローンです。

中古住宅購入時にローンとリフォームローンを別々に借りると、金利が高くついたり担保がなく予定する金額が借りられない、などのデメリットがあります。

しかし、一体型住宅ローンは、中古住宅に担保価値を付け、リフォーム費用も借りられるので中古住宅のフルリフォームに向いています。

フルリフォームで受けられる補助金・減税措置

補助金と減税措置を受けられるフルリフォームは、リフォームすることで一定の性能をクリアすることが条件になります。

性能の種類は、耐震・省エネ・バリアフリー・長期優良住宅化などが対象です。

補助金と減税措置は、受ける年度により要件や補助金額・減税額が違いますので、注意しましょう。

補助金

補助金は、国や都道府県・市町村・により色々な制度があります。主な補助金は、耐震補強や省エネリフォームをすることにより受けられます。

補助金を申請・受ける年度により、制度や要件が変わります。利用する際は、工事前に確認が必要です。

平成30年度 補助金の例

  • 省エネ改修補助金
    リフォームで、性能が高い窓や断熱材を使い断熱改修を行った場合、国からの補助金が受けられます。
    各種仕様により金額は異なります。
  • 長期優良住宅化リフォーム芯々事業の補助金
    耐久性・耐震・省エネの性能が高く、維持管理がしやすい長期優良化住宅にリフォームした住宅を購入する場合に受けられる補助金です。
    最大300万円の補助金が受けられます。
  • 耐震補強 補助金
    耐震性能が向上するリフォームを行った住宅に受けられる補助金です。市区町村が行っていて、補助金額は市区町村により違います。
    補助金を受ける場合には、リフォーム工事着工前の手続きが必要です。リフォーム会社に早い時期から相談しておきましょう。

投資型減税

投資型減税は、ローンを借りていなくても減税を受けられます。

減税を受けるには、リフォームで耐震や省エネ・バリアフリー・長期優良住宅化などの性能が向上することが条件です。

耐震・省エネ・バリアフリーの場合の控除率は、工事金額の10%、最大控除額は、25万円です。
(工事金額250万円で25万円の控除額となります。)控除期間は1年。

長期優良住宅化の場合の控除率は、工事金額の10%、最大控除額は、50万円です。
(工事金額500万円で50万円の控除額となります。)控除期間は1年。

リフォームローン型減税

リフォームローンを5年以上借りた場合に受けられる減税です。

リフォームを行うことで、耐震や省エネ・バリアフリー・長期優良住宅かなどの性能向上が認められるリフォームが受けられます。

控除率は、ローン残高の2%、最大控除額は、25万円です。
(ローン残高1,250万円で25万円の控除額となります。)控除期間は5年。

住宅ローン減税

10年以上の住宅ローンを借りた場合に受けられる減税です。
控除率は、ローン残高の1%、最大控除額は、40万円です。(ローン残高4,000万円で40万円の控除額となります。)控除期間は10年間。

住宅ローン減税には、性能の要件はありません。

リフォーム業者の選び方

フル リフォーム 見積もり

リフォーム業者には、会社の規模や特徴、得意とするリフォーム工事があります。

それぞれの特徴を理解して、自分にあったリフォーム業者を選びましょう。

リフォーム業者の種類

リフォーム業者には、地元の工務店・リフォーム専門店・大手リフォーム会社・設計事務所などがあります。

それぞれの特徴をまとめました。

地元工務店

地元工務店は、地元を主な営業範囲として、新築やリフォームの仕事をする工務店です。

地元の地域特性(風が強い、雨の状況など)や地元の職人についてよく知っています。

リーズナブルにリフォームしたい、地元の職人さんに工事をしてほしいなどの希望がある場合などにはよいでしょう。

リフォーム専門店

リフォーム専門店は、住宅建築工事の中でリフォーム工事だけを行っている会社です。

リフォーム専門なので、規模の小さな工事からフルリフォームの様な大きな工事まで、リフォーム工事全般を行っているのが特徴です。

リフォーム専門店は会社の規模が様々で、大手規模の会社はショールームもあり、社員数も多くなり、設計・営業・工事と担当も分かれています。

そのため、見積もりが割高になる可能性があります。

中小規模の会社は、地域密着タイプが多く、コミュニケーションがとりやすいメリットはあるでしょう。

大手リフォーム会社

大手リフォーム会社は、住宅メーカーや大手建設会社が新築した住宅のメンテナンスやリフォームを行うために、リフォーム部門やリフォーム会社として存在しています。

大手リフォーム会社は、住宅全般を扱っているため、フルリフォームのような大きなリフォームの対応が得意です。

設計事務所

設計事務所は、プランを作成する設計や工事監理が仕事です。リフォーム工事では、耐震改修や減築・増築・間取り変更を伴うリノベーション設計が得意で、建築法規の知識やデザイン性を重視する方に向いています。

設計事務所は、設計が主業務なため、工事費以外に設計料や工事監理料がかかります。

設計事務所は見積書の精査も行うケースがあります。良いデザインやプランを得られる費用対効果も考えて、依頼すると良いでしょう。

設計事務所は、新築が専門でリフォームの経験がない事務所もあります。リフォームのプランができるかどうか、事前に確認をしましょう。

見積もり見方

リフォーム工事の見積もりは、複数の会社に依頼すべきでしょう。

見積もりを比較・検討するために、各会社に同じ内容で見積もりをしてもらうようにしましょう。

見積書は、リフォーム費用の相場を把握するのに役に立ち、複数の会社の見積もりを比較することで、適正な工事内容や費用などを判断することができます。

また、複数の会社の見積もりがあることで、価格交渉もしやすくなります。

見積書は受け取るだけでなく、打合わせ時間をもうけて説明をうけるようにしましょう。

わからない点や納得のいかない内容・価格は担当者に質問し、追加費用の有無についても確認しておきましょう。

業者選びのポイント

複数の会社から見積りをだしてもらい、打合わせをしたら、そのうちの1社を選びます。

業者選びは、見積もり金額が安いだけで決めてはいけません。

また、業者の名前が知られていることに左右されないようにしましょう。

リフォーム工事の業者選定は、会社や担当者の誠実さやリフォームの知識・技術・デザイン、アフターサービスの内容なども十分検討し、総合的に判断しましょう。

フルリフォーム・リノベーションに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきたフルリフォーム・リノベーションは、あくまで一例となっています。

正確なリフォームの金額を知るためには、リフォーム前に「現地調査」を受ける必要があります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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