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2021年04月27日更新
防音工事の見積もり・・・信頼できる業者探し
外部の音が気になったり、外部に音が漏れないようにしたいときに検討されることの多い防音工事。どのような工事で、どれくらいの費用がかかるかご存知でしょうか。この記事では防音工事について解説するとともに、信頼できる業者を探すポイントについて解説します。
防音工事の目的は?防音レベルと相場
防音工事にはいくつかの種類があり、それぞれの目的に合わせた工事を選択する必要があります。
防音工事の種類
防音工事には主に「遮音」「吸音」「防振」という3つの方法があります。
「遮音」は音が空気を震わせて伝える性質を持っていることから、伝達させる空気を遮断することによって音を遮る方法です。
例えば空気の通り道を作らないように隙間ができないドアに付け替える工事などが行われます。
また、「吸音」は音を柔らかいもので吸収することによって音の広がりを抑える方法です。クッション性のあるフローリングなどの床材に張り替える工事などが吸音でよく知られている工事でしょう。
「防振」は、音が床などのものに伝わると振動として他人に不快感を与えることから、床そのものが揺れることを抑える方法です。
すでにある床の上にもう一つ床を作りつけて揺れるのを防いだり、窓を二重のサッシに付け替える工事などが行われます。
目的に合わせて複数の工事方法を組み合わせることによって、理想とする防音を実現させることができるのです。
防音工事の目的
防音工事を行う目的は大きく2つに分けられます。
まず1つ目は、外部からの音を遮断する目的です。
これは外の工事の音を小さくして子どもが寝られるようにしたり、車の騒音を小さくする目的などがあります。
飛行場の近くの地域などでは飛行機の離発着に伴う騒音が問題になるため、公的な補助が受けられることもあります。市町村のホームページなどを確認してみるといいでしょう。
もう1つの目的は内部の音を外部に漏れないようにすることです。具体的には家の中での楽器演奏の音が漏れないようにしたり、生活音が周りの家に響かないようにするためです。
楽器演奏の他にも自宅にカラオケルームやシアタールームを設ける場合も防音工事が必要になります。
求める防音レベルによって工事の内容は大きく異なる
防音工事はそれぞれの目的に合った工事を行うことが大切です。
というのも、防音工事と一言で言っても求める防音レベルによって工事内容にはかなりの差があるからです。
例えば外の音が聞こえないようにしたい場合には、窓を二重サッシにしたり、ドアをできるだけ隙間ができないような作りのものに変える方法が一般的です。
内部の音を防音する時と比較して簡単な工事になることが多いでしょう。
逆に、家の中の音が漏れないようにするには遮音性の高い窓や扉の交換に加えて、壁や天井、床を防音効果のあるものに変える必要があるため工事も大掛かりになります。
このように防音の目的により方法や使用する建材も大きく異なるのです。
一般的には防音工事は坪単価約40万円とも言われていますが、この費用は工事の目的だけではなく、もともとの家の構造によっても異なります。
木造なのか、鉄筋コンクリート製であるのかによって音の伝わりやすさが違うため、防音工事に使用する建材や方法が変わってくるからです。
しかし、一般的には外部からの音を防ぐ目的の防音工事であれば、窓の交換だけで1ヶ所10万円~20万円が相場だと言われています。
内部の音を漏れないようにするための防音工事の場合には100万円〜300万円が相場でしょう。
子どもの足音やペットの走る音を軽減するために床材を張り替える工事であれば10万〜50万円で可能です。
防音工事・・・近隣とのトラブルを避けるために
防音工事は大掛かりな工事になるケースも多く、作業中は騒音が発生します。
特に解体作業を伴う工事を行う場合はかなりの騒音が出ることもあるため、近隣の方に迷惑がかかる恐れがあります。
また、工事中は業者の車や作業員の出入りが頻繁に行われるでしょう。
そのため、リフォーム工事をする際には工事が始まる前に近隣の住宅に必ず挨拶をし、工事について知らせておくことをおすすめします。
そして挨拶の際にはタオルなどの手土産も用意するのが一般的です。
マンションなどの集合住宅の場合は入口付近の掲示板など、誰もが目にする場所に工事の日程を貼っておくと親切でしょう。
また、業者によっては近所に挨拶を代理で行ってくれる場合もあります。
少しの配慮でも近隣の人に与える印象はかなり変わってきます。
はじめてリフォームを行う場合は気づきにくい点も多いのですが、防音工事に対して実績のある業者に依頼すれば、さまざまな対応が可能になり、アドバイスをもらうこともできるでしょう。
防音工事の見積もりで注意したいこと
防音工事の見積もりを依頼する際に一番大切なのは、工事の目的をしっかりと伝えることです。
前述のとおり、工事の目的によって工事の内容は大きく異なり、それによってかかる費用も異なります。
そのため、見積もりの段階で目的をはっきりと伝えておかないと、現実的な金額を出してもらえないということになりかねません。
また防音工事をした後、どれくらいの効果を期待しているのかということも必ず伝えましょう。
防音工事は完成後に理想の防音効果にならず、追加で工事をすることも多いと言われています。
ある程度の防音効果を期待するのであればその分費用もかかるため資金面での準備もしっかりと行っておきましょう。
次に大事なのは相見積もりを取るということです。
いくつかの会社に同じ条件で見積もりを出してもらうことで、どれくらいの費用がかかるのかの相場がわかります。
この時、あまりにも安い費用を算出する会社は注意が必要です。
なぜなら、防音工事は決して安いものではなく、もともと費用がかかる工事だからです。最初に安い金額を提示して、後から高額の追加料金を請求するというケースもあります。
見積書の内容をよく確認するとともに、追加工事や費用が発生する可能性がないかどうかも必ず確認しましょう。
実績のある業者であれば経験から「このような場合に追加工事の可能性がある」という説明も可能なはずです。
また、すぐに金額を下げてくる業者にも注意が必要です。
金額を下げるということは使用する建材の質を変えたり防音効果の低い作りになってしまったりする可能性があるからです。
防音工事は壁の中や床下など完成後に見えない部分が多く、手抜き工事などが見抜きにくいので特に注意が必要です。
値引きしてもらえる時にはどこがどのように値引きされるのか詳細に確認するようにしましょう。
また、見積もりに「一式」とだけ記載されていて、各項目の詳細がわかりにくい場合にも注意が必要でしょう。そこに何が含まれているのかわからないことがほとんどだからです。
どのような項目や金額が含まれているかの内訳を必ず確認し、見積書に書いてあること以外に追加で料金が発生しないかどうかについても確認するようにしましょう。
相見積もりの際に便利なのが、希望する条件を入力すれば一括で複数の会社に見積もりを依頼できるウェブサービスです。
どの業者に依頼すべきか迷う時にはこのようなサービスをぜひ利用してみましょう。
防音リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた防音リフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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