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2019年09月10日更新

【給湯器交換リフォーム】見積もりからわかることとは

給湯器が古くて故障した場合や調子が悪くてお湯が出にくいという場合には、給湯器を交換する必要があります。でも給湯器を交換するリフォームは、どのような業者に依頼すれば良いのでしょうか。また、交換のリフォームをする際の見積もりには、どのような点に注意すると良いのでしょうか。それらの点についてご紹介します。

給湯器交換リフォームの見積もり前に確認しておきたいこととは

給湯 器 リフォーム 見積もり

給湯器交換リフォームを相談する場合に事前に把握しておくことがあります。

次のような点を確認しておくことでスム-ズに相談をすることができます。

給湯器の号数

給湯器には、同時に使用できるお湯の量がサイズによって決まっています。

それは、給湯器の号数によって変わります。

給湯器の号数とは、1分間に現在の水温から25℃上昇させたお湯をどれだけの量出すことができるかを表すものです。

例えば20号という給湯器では、現在の水温に25℃足した温度のお湯を1分間に20ℓ出すことができるということです。

その号数が大きくなるとサイズが大きくなり、お湯の排出量も多くなります。

そのため、家族の人数やお湯を同時に使用する頻度によって、給湯器のサイズである号数を決めた方が良いでしょう。

また、外気温が寒くなると給湯器の一度に使用できるお湯の量は少なくなります。

寒冷地の方は、やや大きめの号数のものを設置することをおすすめします。

集合住宅のマンションなどでは、給湯器を設置できるパイプスペースの大きさが決まっており、同じ大きさの給湯器しか交換できないという場合もありますので、注意してください。

できれば、リフォ-ム前に管理会社に相談しましょう。

給湯器の機能

給湯器をリフォ-ムする場合には、キッチンや洗面所、お風呂などで同時に使用できる風呂給湯器にする場合が一般的です。

その場合、オートタイプとフルオートタイプというものがあります。

オートタイプでは、浴槽内のお湯はりと追い焚きや保温などが自動で行えるものです。

フルオートタイプは、この機能の上に足し湯や配管洗浄なども自動で実施できるものとなります。

フルオートタイプにすると水位センサーなどが付いており、お湯を足すように設定しても適量になった時点で止まりますので安心です。

フルオートタイプになると費用面では、オートタイプよりも2万円程高くなります。

給湯器の燃料別の燃費

給湯器の燃料として、ガスや電気、石油などがありますが、燃費はどれが良いのでしょうか。

一般的なのはガスですが、オール電化の住宅の場合には電気温水器となります。

ただ寒冷地などでは、石油を燃料とする場合が多いようです。

燃料費は、地域によっても違います。また給湯器の中には用途別に電気とガスとを選択できるようになっているハイブリッド式というものも出ています。

生活をしている地域や家族のライフスタイルに合わせて、給湯器の給湯方式を考慮しましょう。

設置場所

給湯器を取り付ける場合に希望する場所に設置できるかどうかは、取り付けられるタイプにもよります。

給湯器の種類によって設置できる場所は次のようになります。

屋外の壁掛けタイプ

マンションと一戸建てのどちらにでも使用でき、屋外の壁に掛けられるタイプのものです。

自由な場所に設置することが可能で、勝手口やベランダなどの出入口付近の壁面に設置することもできます。

屋外の据置タイプ

特に一戸建てに適したタイプで、屋外の地面などに置き、浴槽と給湯器を器具でつないでお湯を循環させます。

浴室に隣接して設置します。

マンション用のパイプシャフトタイプ

集合住宅のマンションやアパート等に向いているタイプのものです。

給湯器が玄関などの横のパイプスペース内に収納されており、PS式と呼ばれています。

ただし、給湯器の設置位置は既存の給湯器があった場所から水道管やガス管などの関係で変えられない場合があります。

自宅の給湯器がどのようなシステムで動き、どのような場所に設置されているのかを把握してから選んでください。

給湯器交換リフォームの費用相場

給湯器は種類が多数あり、そのタイプ別によって費用や相場も異なります。

約20万円~70万円とかなり変動し、タイプ別に施工費用なども違います。

従来型の給湯器では、約20万円前後ですが、エコタイプの物になると20万円以上します。

さらに性能の良いオ-トタイプでは約30~40万円、フルオ-トタイプになると、50万円以上するものもあります。

機能面が同じでも、タイプ別や会社によって費用が違ってきますので、きちんと比較して検討しましょう。

また、床暖房も合わせて施工するという場合には、かなりの費用がかかり、設置場所も検討する必要があります。

費用面も考慮しながら、自宅に合う最適の給湯器を選びましょう。

給湯器交換リフォームでとる見積もりの種類とは

給湯器を交換リフォームする場合、希望の機種での見積もりを取る必要があります。

見積もりにも種類があり、「概算見積もり」と「正式見積もり」がありますのでご紹介します。

概算見積もり

概算見積もりは、おおまかなところの費用を見積もるものです。

インターネットで業者が提示しているアンケ-ト方式の設問に答える形で見積もれることもあります。

これを活用すると、複数業者の見積もりを把握することができます。

現在使用している給湯器の型番や設置状況などがわかっていると、概算での見積りを作成できますので、利用してください。

正式見積もり

使用している現在の給湯器の設置状況や、機種などが確認できる写真をネットで送ると、追加費用がかからない正式な見積りを作成できるフォームがあります。

ただし、追加費用がかかる場合もありますので、現場調査をしっかりとしてもらい、その後に正式の見積もりを再度提出してもらうことをおすすめします。

また、同じ条件で何社かに相見積もりをしてもらうことも重要です。

さらに詳細な内容の見積もりを比較検討することができます。

その際に、リフォームをする希望条件などを記入したものをそれぞれの業者にコピーして渡します。

他社にも同様に見積もりしてもらっていることも伝えておくと良いでしょう。

給湯器交換リフォームの見積書に記載されている内容と注意点とは

給湯器を交換リフォームする際の見積書に記載されている内容は、作業内容の工程と関連している場合があります。

ただし、見積書にまとめて一式表記となっている箇所には、内容がわかりにくいため、注意が必要です。

商品代

取り付ける商品の価格表示です。タイプや製造会社などの表記もあります。

工事当日に商品を施工業者が持参しますので、事前に受け取ったり保管をしたりする必要はまずありません。

取付工事費

給湯器を設置するための工事です。ガス管や給水、給湯などの配管を接続する工事も行ないます。

追焚配管が必要な場合には、新設します。

まず、今まで使用していた給湯器の配管を外して、壁などから本体を取り外します。

一般的に給湯器の配管部分は、地中に埋没していることが多く、リモコンの配線や電線などは、建物の壁の中に配線されます。

給湯器をリフォ-ムで交換する場合には、今までの既存の配管や配線などを利用することが多く、その配管などを利用して新しい給湯器を設置するようになります。

設置後は、新しい給湯器をビスなどを使用して壁などに固定します。

その後、今まで使用していた配管や配線を利用して給湯器と配管を接続する作業となります。

給水工事費

既存の物を利用できない場合には、新しく給水用の配管部分を交換して接続します。

給湯工事費

既存の給湯管を利用できない場合には、新しく給湯用の配管部分を交換して接続します。

配管部分の戸外に出ている部分は、凍結防止や保護などのために保温材を巻きつけテープなどで固定します。

リモコン設置費

今までのリモコンを取り外します。そして新しいリモコンを取り付けるのですが、一般的には台所と浴室の2箇所の交換となります。

特に浴室のリモコンの場合には、水などが浸入しないようにコーキング材などでリモコンと壁などの隙間を埋める作業を行ないます。

コーキング材などで壁が汚れないようにマスキングテ-プ貼って作業を実施します。

ガス工事費(ガスの場合)

既存のガス管などが利用できない場合には、新しく配管部分を交換して接続します。

出張費

設置場所までの交通費などの費用となります。できれば地元の施工業者にすると交通費が安くなります。

廃材廃棄費

既存の給湯器や関連部分で使用できないものは、取り外して撤去します。

廃材の処分にも費用が掛かります。

点火試験費

新しく設置した給湯器の試運転や動作確認を実施します。

ガスの場合には、給湯器の設置後にガス漏れ専用の検知器を使用してガス漏れがないかどうかを検査します。

ガス漏れ検知をした後には、再度設置や接続などの不良部分がないかを確認します。

また、給湯器リモコンの操作などの説明や新しい給湯器の取り扱い説明書などを渡します。

給湯器交換リフォームの見積もりを依頼する業者とは

給湯 器 リフォーム 見積もり

給湯器を交換リフォームする施工業者には、さまざまな種類の会社がありますのでご紹介します。

給湯器メーカー

給湯器メーカーは、主に給湯器を製造している会社ですので、給湯器に関して詳しく安心して施工を任せられます。

専用部品や商品の調達が早いため、交換や修理などの依頼にもすぐに対応してくれるでしょう。

ただし、給湯器メーカーでは給湯器を製造販売していますが、取り付けや修理等の施工については、専門業者に委託している場合があります。

その際には、エリアの業者に依頼する場合が多く、自分で業者を選ぶことが難しくなります。

また、メーカーの変更もしにくくなり、給湯器の割引率も低め、交換費用がやや高いのがデメリットです。

ガス会社

使用している燃料がガス場合には、利用している会社だという安心感があります。

しかしガス会社は、給湯器の交換リフォ-ムの依頼が入ることが多く、給湯器自体の割引率は低くなります。

また交換費用も高額になる傾向で、選べる給湯器も限定されます。

リ-ズナブルに給湯器自体のメーカーも選びたいという場合には、もう少し検討した方がいいでしょう。

住宅リフォーム系の業者

住宅リフォーム系の業者の場合には、メンテナンスとしての対応や新規での給湯器の依頼も可能です。

住宅リフォーム系の会社では、ネット上で事業を展開している場合があり、ネットに広告などを出しているのであれば、一般的な相場よりもかなり安値で価格を提示しています。

しかし、住宅リフォーム系の業者は、給湯器の交換などに必要な資格を持っている職人が少ない場合があります。

しっかりとした資格のある職人が所属している会社を選択しましょう。

ホームセンターのリフォーム部門

ホームセンターのリフォーム部門に依頼すると、原則として店頭へ出向いての対応を求められます。

また営業時間外には、対応ができないので利便性という面でかなり問題があります。

現地調査は必ずしますが、正確な見積もりが出るのに時間を要します。

また、価格面でもネット系の業者などと比較すると、かなり割高です。

給湯器交換専門業者

給湯器交換専門業者は、各メーカーの給湯器のリフォ-ムなどを、商品を取り揃えて販売し取り付ける作業や修理、また交換等も実施できる業者となります。

給湯器も各メーカーのものを取り揃えることができ、選択肢が広くなりますので、現在のものとメーカーを変更したいと考えている場合には最適です。

さらに、給湯器メーカーやガス会社などの割引率は約10%程度ですが、給湯器交換専門業者のなかでも給湯器販売会社も兼ねている場合には、かなり割引率が高く交換する費用も安いようです。

アフターサービスや保証などの面で、充実している業者もありますが、業者が数多くあるので、信頼できるかどうかの見極めが難しいでしょう。

施工担当者の電話や現場での対応、見積りの明確さ、また保証期間やアフターサービスなどについてもしっかりと検討してください。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】タクトホームコンサルティングサービス

タクトホームコンサルティングサービス

亀田融

一級建築施工管理技士、宅地建物取引士。東証1部上場企業グループの住宅部門に33年間勤務。13年間の現場監督経験を経て、住宅リフォーム部門の責任者として部分リフォームから大規模リノベーションまで2,000件以上のリフォームに関わる。2015年に退職して現在は、タクトホームコンサルティングサービス代表として、住宅診断を行う傍ら、住宅・リフォーム会社へのコンサルティング活動を行っている。

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