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2019年11月27日更新

洗面台を交換するリフォーム費用・価格の相場は?

毎日身だしなみを整える洗面台は、明るく清潔で、収納にも優れた新品にリフォームすることで、日々の生活を快適にすることができます。総費用の鍵を握る、機器のグレード選びや、気になる工事費用の内訳など、洗面台リフォームの相場についてご紹介します。

  • 【監修者】タクトホームコンサルティングサービス
  • この記事の監修者
    タクトホームコンサルティングサービス
    亀田融

洗面台をリフォームで交換するメリット

洗面台 交換

毎日使う洗面台は、日々の汚れや湿気に常に晒される場所です。

そのため、劣化の進行も早く、約15年以上経つと、配管のサビや洗面ボウルの汚れが目立つようになり、毎日のお手入れで除去できなかった汚れが、徐々に洗面台全体にくすみとなって蓄積されていきます。

汚れが蓄積してしまった洗面台や蛇口などの部材を、リフォームで交換すると、洗面所全体を、明るく清潔な空間に変身させることができるでしょう。

そのほか、洗面台リフォームは、以下のような目的で行われることもあります。

洗面所の収納不足解消

洗面台リフォームは、洗面所の収納不足解消にも役立ちます。

洗面台の収納代わりに追加した家具で、洗面所のスペースが圧迫されているような場合は、収納容量の多い洗面台にリフォームし、すっきり片づけましょう。

洗面台パーツのみの交換も可能

手でひねって水やお湯を出すタイプの蛇口は、古くなるとしっかり閉まらなくなり、水漏れが生じるようになります。

あるいは、蛇口のハンドル部分に毎日の汚れが溜まって、水垢やサビがこびりついてしまっているケースも少なくはありません。

また、古い洗面台では、水しか使えない単水栓のままになっていることもあるでしょう。

洗面台リフォームでは、蛇口やハンドルなどの水栓金具を交換することもできますので、快適にお湯と水の切り替えが行える混合栓へのリフォーム工事も可能です。

特に、最新のハンドルは、上下するだけで操作できるレバー式や、タッチするだけで水の止水ができるものなど、使いやすいものが登場しています。

お手入れ簡単な最新の洗面台

最新の洗面台は、毎日のお手入れが楽になる機能が充実しています。

洗面ボウルは、水垢だけでなく、ハンドソープの塊や石鹸の泡などが流れずにそのまま残ってしまうことがあります。

これらの汚れを寄せ付けないためには、人造大理石やホーロー製のボウルを選ぶと良いでしょう。

また、周りに水垢が溜まりやすい水栓金具も、水が当たらない位置へに取り付けられているものや、すっきりした形状のものなどがあり、毎日のお手入れを吹き掃除だけで済ませることができます。

洗面台の価格を決める要素

洗面台リフォームでまず調べなくてはならないのが、洗面台の機器のグレードです。

グレードによって選べる機能に違いがあるだけでなく、それぞれ設定されている価格帯も大きく異なります。

商品価格は、工事費用以上にリフォームの総予算にも影響する部分ですので、本当にそのグレードの商品が必要か、慎重に見極めなくてはなりません。

洗面台は各メーカーごとにグレードが存在する

機器のグレードは、どのメーカーの洗面台にも存在します。

グレードは、

  • 標準仕様の「スタンダードクラス」
  • 機能はコンパクトでもリーズナブルな「ミドルクラス」
  • 豪華なオプションが揃い、サイズ調整も可能な「ハイクラス」

の3種類です。

スタンダードクラスは値段も手ごろで必要な機能も一通り揃っていますが、選べるオプション機能の少なさに物足りなさを感じる方もいます。

一方、機能が豪華なハイクラスは、100万円以上の価格になることもありますので、選ぶときは、装飾や不要なオプション機器で予算を圧迫しないように、しっかりプランニングしなければなりません。

価格・機能ともに最も安定しているのはミドルクラスですが、メーカーによっては、同じミドルクラスの商品でも、他のメーカーのハイクラス商品と同等の機能を持つものなどがあります。

ですので、グレードの違いを調べるときは、カタログ記載の参考価格だけでなく、洗面台のメーカーごとの違いも比較しておくと良いでしょう。

まずは洗面台リフォームの目的を明確に

商品を選ぶ前に、まずは洗面台リフォームの目的を絞りましょう。目的をはっきりさせておくと、その目的を手がかりにグレード選びやメーカー選びをスムーズに進めることができます。

例)

  • 予算内で今の洗面台と同じ機能にしたい
    →現在お使いのメーカーのスタンダードクラスの商品
  • 予算は問わないので、2人並んでも使えるような広い洗面台がほしい
    →2人並んで使える洗面台を販売しているメーカーの、ハイグレード商品

など

オプションと間口幅が洗面台の価格を決める

洗面台選びでは、グレード、メーカーの違いももちろん重視しなくてはなりませんが、最終的には洗面台の「オプション」と「間口幅」が価格を決定します。

間口は基本的に750や1000など、メーカーごとに定められたサイズしか選ぶことができません。

サイズの微調整や、大きな間口サイズをご希望の場合は、オーダーメイドに対応している洗面台商品を選ぶことになりますが、納期は長くなり、商品価格も高額になってしまいますのでご注意ください。

洗面台のオプション機器の選び方

洗面台には様々なオプション機能が搭載されています。

洗面台のオプション機器と税抜き価格

  • ミラーのくもりどめ機能:約1万円
  • LED照明:約2万円/箇所
  • 鏡:約1万円/分割数1枚増につき
  • タッチレス水栓:約3万円

このように、洗面台の部材は1箇所をグレードアップするだけでも、約1万円の追加費用が発生します。

これらのオプション機能はいずれも魅力的なものばかりですが、数年後に故障したとき、特殊な形状や、そのメーカー独自の機能のものは、代替品が無くなっている恐れがあります。

オプション機能を選ぶときは、現在の暮らしの悩みを解決するために、本当に必要かどうか、リフォームの目的に立ち返ってよく見極めましょう。

洗面台の間口の選び方

洗面台価格の大半は、間口サイズで決まると言っても過言ではありません。

洗面台の標準的な間口サイズは750ミリメートルですが、それ以上のものや、2人並んで使えるような広いサイズを選ぶときは、標準仕様に比べてどのくらい価格が増加しているか必ず比較しておきましょう。

メーカーごとの洗面台の価格と特徴

それでは、ここからは主に洗面台リフォームで使われることの多い、パナソニック・TOTO・リクシル(inax)の3社で、グレード別の価格や洗面台の特徴を見てみましょう。

パナソニックの洗面台の特徴

パナソニックの洗面化粧台は、ツインラインLED照明やミラー裏コンセントなど、家電メーカーであるパナソニックらしさが特徴的です。

基本サイズは750~1300ミリメートルですが、ハイグレードタイプのLClassであれば、それ以上、または以下のオーダーメイドにも対応しています。

収納部分はスライド引出し・扉のどちらも選択可能ですが、収納なしの「フロートタイプ」は、洗面所をお気に入りの収納家具で自在にコーディネートすることが可能です。

TOTOの洗面台の特徴

TOTOの洗面化粧台は、基本間口サイズは600、750、900、1000、120となっていますが、600~3150以内でフリーサイズ設計を行うこともできます。

カウンター下の隙間を有効活用した体重計収納のほか、排水管をスリムに設計することで、奥行をアップさせた奥ひろ収納「奥ひろし」が標準装備など、ユニークで使いやすい収納アイデアもTOTO洗面台の特徴です。

リクシル(inax)の洗面台の特徴

リクシル(inax)の洗面化粧台は、間口を500~1850ミリメートルの中から選ぶことができ、単独で設置する洗面台だけでなく、部屋一面をドレッサールームにするものなど幅広いラインナップが用意されています。

大型フルスライド収納や、整理整頓しやすい小型引出し付き収納など、使い方に応じて選択できる収納タイプに加え、手前に開く小型収納「ミニパタくん」などのアイデア収納も搭載されています。

各メーカーの洗面台価格相場

価格は、いずれも各メーカーが提示している税抜き価格を元に算出した、参考価格です。

パナソニックの洗面台の価格と特徴

  • ハイクラス『Lクラスラシス』:約50万円
  • ミドルクラス『ウツクシーズ』:約30万円
  • スタンダードクラス『シーライン』:20万円

TOTOの洗面台の価格と特徴

  • ハイクラス『システムJシリーズ』:約80万円
  • ミドルクラス『オクターブ』:約40万円
  • スタンダードクラス『サクア』:約30万円

リクシル(inax)の洗面台の価格と特徴

  • ハイクラス『ルミシス』:約60万円
  • ミドルクラス『LC』:約40万円
  • スタンダードクラス『ピアラ』:約20万円

3社の洗面台の平均価格

  • ハイクラス:約60万円
  • ミドルクラス:約40万円
  • スタンダードクラス:約20万円

定価からの値引き率で業者選びを

洗面台は、定価から約7割程度の売値で販売されます。

同じ商品でも、リフォーム業者によって値引き率は異なりますので、あくまでも参考価格とお考えください。

複数見積もりを取る際は、この値引き率の違いも比較しておくと良いでしょう。

洗面台の平均販売価格

※売値7割(3割引き)とした場合の税抜き価格

  • ハイクラス:約40万円
  • ミドルクラス:約30万円
  • スタンダードクラス:約15万円


洗面台交換リフォーム工事の費用相場

商品の選び方や価格相場だけでなく、リフォーム工事の内容も理解しておくと、リフォームの全体像が見えてくるようになります。

洗面台交換リフォームは、商品の価格に加えて、洗面台を設置するための工事費用が加わることで総費用となります。

洗面台リフォームに必要な工事の種類

洗面台リフォーム工事には、基本的に必ず発生するものと、現場の状況に応じて発生する内装工事があります。

基本的に発生するもの

  • 既存の洗面台の解体処分費用
  • 洗面台の組み立て設置費用
  • 洗面台の給排水管工事費用
  • 洗面台の電気配線工事費用

場合によっては発生するもの

  • 洗面台周りの内装工事費用

それぞれの工事の内容や、相場費用を1つずつ見てみましょう。

既存の洗面台の解体処分費用

洗面台を交換するために、まずは古い洗面台を解体処分します。

  • 約8万円

費用は業者によって異なりますが、後述のクロス張替えなど処分する廃材が増えると、処分費用も高くなります。

洗面台の組み立て設置費用

洗面台を組み立て、養生を行いながら設置スペースに取り付ける費用です。

  • 約5万円

間口幅が大きく部材の多いものになると、組み立て費は高額になります。

洗面台の給排水管工事費用

洗面台を、給水管と排水管に接続します。

  • 約5千円

洗面台の電気配線工事費用

洗面台と電気系統配線を接続します。

  • 約5千円

洗面台周りの内装工事費用

経年劣化により壁のクロスや床に腐食が進んでいる場合は、洗面台交換と合わせた張替えリフォームが行われます。

  • 床の一部を張替え:約2万円
  • 壁クロス一面張替え:約3万円
  • 床下地の補修工事:約5万円

特に多いのが、湿気による床下地の腐食です。

古い洗面台を撤去する際、あわせて下地の状態も確認しておくと良いでしょう。

洗面台交換リフォームの費用相場

洗面台のリフォーム費用は、内装工事を行うか行わないかで異なります。

それぞれの費用を求めてみましょう。

内装工事を行わないケース

既存の洗面台を新しいものと取り換えるだけのリフォームでは、基本的な工事代のみが発生します。

事例1:パナソニックの『シーライン』を設置するだけのリフォーム

  • 商品価格:約20万円
  • 既存の洗面台の解体処分費用:約8万円
  • 洗面台の組み立て設置費用:約5万円
  • 洗面台の給排水管工事費用:約5千円
  • 洗面台の電気配線工事費用:約5千円

合計:約35万円

内装工事を行うケース

内装工事は、洗面台の位置変更を行うときや、床下や壁に傷みが生じていたときなどに行われます。

事例2:既存洗面台を撤去し、パナソニックの『シーライン』を移設リフォーム

  • 商品価格:約20万円
  • 既存の洗面台の解体処分費用:約8万円
  • 洗面台の組み立て設置費用:約5万円
  • 洗面台の給排水管工事費用:約5千円
  • 洗面台の電気配線工事費用:約5千円
  • 床の一部を張替え:約2万円
  • 壁クロス一面張替え:約3万円

合計:約40万円

事例3:パナソニックの『シーライン』設置、床下の補修も行なう

  • 商品価格:約20万円
  • 既存の洗面台の解体処分費用:約8万円
  • 洗面台の組み立て設置費用:約5万円
  • 洗面台の給排水管工事費用:約5千円
  • 洗面台の電気配線工事費用:約5千円
  • 床の一部を張替え:約2万円
  • 壁クロス一面張替え:約3万円
  • 床下地の補修工事:約5万円

合計:約45万円

洗面台の部材のみを交換するリフォーム

洗面台 交換

洗面台は、部材のみを交換することも可能ですが、交換する箇所や量によっては、洗面台本体ごと交換した方がお得になることもあります。

洗面台の耐用年数は約15年~20年ですので、あと何年今の洗面台を使えるのか、早急に交換が必要なのか、よく見極めて交換リフォームを依頼しましょう。

交換可能な洗面台の部材とリフォーム費用

  • 洗面ボウルの交換:約5万円
    (部材価格:約3万、工事費用:約2万円)
  • 蛇口の交換:約5万円
    (部材価格:約3万円、工事費用:約2万円)
    ただしタッチセンサー付きはプラス約1万円になります
  • シャワーヘッドの取り付け:約1万円
    (部材価格:約5千円、工事費用:約5千円)
  • 混合栓への切り替え:約4万円
    (部材価格:約3万円、工事費用:約1万円)
  • 照明の交換:約1万円
    (部材価格:約8千円、工事費用:約3千円)
  • 鏡の交換:約5万
    (部材価格:約3万円、工事費用:約2万円)
  • 収納扉の交換:約2万円
    (部材価格:約1万5千円、工事費用:約7千円)
  • ミラー扉の交換:約3万円
    (部材価格:約2万5千円、工事費用:約7千円)

洗面台リフォームの注意点

洗面台リフォームの設置条件によっては、追加費用が発生したり、リフォームのメリットを受けられなくなったりしまうため、注意しておきましょう。

壁や天井に照明が付いているか

洗面台設置で忘れてしまいがちな点が、照明の位置です。

洗面台に付属している照明だけでは明るさが足りず、壁や天井に照明を後付けすることになると、追加工事費用が発生してしまいます。

また、メーカー製の洗面台は、照明の後付けや、照明タイプの変更ができないことがあります。

広い収納スペースは本当に必要か

収納量の多い洗面台でも、中に入れる物が少なければ、デッドスペースと化してしまいます。

収納量の多い洗面台はその分価格も高くなり、リフォーム費用も高額になってしまいますので、洗面所の家具の大きさなどから、洗面台の適切な収納量を判断しましょう。

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ここまで説明してきた洗面台・洗面所リフォームは、あくまで一例となっています。

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