1. ハピすむトップ
  2.  > 
  3. 省エネ・太陽光リフォーム
  4.  > 
  5. 蓄電池の寿命はどれくらい?寿命を延ばす使い方についても解説!

キーワードから探す


2020年08月19日更新

蓄電池の寿命はどれくらい?寿命を延ばす使い方についても解説!

家庭用蓄電池を長く利用するためには、蓄電池の種類ごとに適切な環境で正しい利用方法を守ることが重要です。そのためには蓄電池ごとのの特徴や寿命について知る必要があります。蓄電池に対する理解を深め、購入する蓄電池を長く効率的に使いましょう。

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

蓄電池の寿命はどのように表されているのか?

家庭用蓄電池を設置すれば、蓄電池内に電気を蓄えておき、必要なタイミングで電気を利用できるようになります。

近年では自宅で太陽光発電を行うケースも増えており、家庭用蓄電池の需要が高まってきています。

家庭用蓄電池として使用されている蓄電池にはいくつか種類があり、鉛蓄電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、NAS電池などが代表的です。

実は蓄電池の寿命は蓄電池の種類によって異なります。

蓄電池の種類毎の寿命を知ることによって、導入する蓄電池を選ぶ際の基準の一つとすることができるでしょう。

具体的には蓄電池の寿命は「サイクル」と「使用期間」の2つの基準によって表されます。

それぞれの内容について詳細を見ていきましょう。

乾電池の寿命

サイクル

全ての蓄電池は充電と放電を繰り返すごとに徐々に摩耗していき、最終的には寿命が尽きて使用できなくなってしまいます。

蓄電池における「サイクル」とは、蓄電池の充電状態が0%の状態から100%まで充電し、放電して再び0%になるなるまでのことを言い、この一連の流れが1サイクルとされます。

蓄電池の寿命を表すサイクル回数とは、対象の蓄電池が何回充放電を繰り返すことができるかを示しているのです。

したがって、サイクル回数の数値が高い充電池ほど繰り返し利用できる回数が多くなり、寿命が長いということができます。

使用期間

蓄電池の寿命は、サイクルではなく、使用期間で表されることもあります。

どのような蓄電池の寿命が使用期間で表現されるかというと、たとえばバックアップ用の電源として用いられる蓄電池などがあります。

このような使われ方をする蓄電池は頻繁に充放電を繰り返すことはありません。

そのため、蓄電池の寿命を表すにはサイクル回数よりも使用期間の方が適しているのです。

この使用期間を表す蓄電池の寿命は、製造元となるメーカーによって目安期間が提示されています。

ただし、使用期間はあくまでメーカーが想定する使用方法に基づいて想定された寿命であるため、使用期間内の蓄電池の性能そのものを保証するものではない点には注意が必要です。

頻繁に充放電を繰り返したり、過酷な環境下での使用し続けたりなどの理由によって、提示されている使用期間よりも長くなったり短くなったりすることがあります。

蓄電池の法定耐用年数と実際の寿命

蓄電池の「法定耐用年数」は6年であると定められています。勘違いされることもありますが、この法定耐用年数とは蓄電池のそのものの寿命を表しているわけではありません。

法定耐用年数とはあくまで税法上の耐用年数であり、税務処理を行う上で使用する数値に過ぎません。

蓄電池に限らず、企業や事業主が使用する設備や機器は年数が経過するほど古くなり、価値が低下していきます。

これを「減価償却」といいますが、法定耐用年数が6年であるということは、最終的に税務上の蓄電池の価値が0になるまでの期間が6年間であるということを示しています。

法定耐用年数が6年であるからと言って、新規購入から6年を経過した蓄電池が寿命を迎えるわけではなく、また、法定耐用年数を迎えたからと言って、対象の蓄電池を使ってはいけないというわけでもありません。

法定耐用年数は、実際の蓄電池の寿命ではないということを理解しておきましょう。



「蓄電池戦略」の資料からみた蓄電池の寿命と交換時期の目安

蓄電池の寿命はメーカーや機種、使用する環境、使用方法によって異なります。経済産業省の蓄電池戦略プロジェクトチームは以前、「蓄電池戦略」という資料を発表しており、この中で蓄電池の種類ごとの寿命について次のように触れています。

  •  鉛蓄電池…17年(3150回)
  • ニッケル水素電池…5年~7年(2000回)
  • リチウムイオン電池…10年(4000回)
  • NAS電池 …15年(4500回)

蓄電池は寿命を迎えると性能が低下し、場合によっては蓄電池として十分な機能を果たせなくなってしまいます。

なぜなら、寿命を迎えた蓄電池は充放電可能な容量が低下した状態にあります。

そうすると一度の充電によって蓄えられる電力量が少なくなり、当然ながら放電できる電力量も減少します。

電池の持ちが悪くなるのはこのためです。

一般的には蓄電池の交換時期の目安は10年もしくは4000サイクルであると言われています。

もちろん冒頭で述べた通り、蓄電池の寿命は種類や使用環境、使用方法によっても異なりますが、一つの目安とすることはできるでしょう。

蓄電池の寿命を延ばす使い方はあるの?

蓄電池の導入にはそれなりのコストがかかるため、せっかく導入するのであればできるだけ長く利用したいと考える方も多いでしょう。

蓄電池の寿命を延ばして長期間利用するためには、蓄電池ごとの特徴に合った使い方をし、適切な利用環境で使用することが重要です。

ここでは蓄電池の種類ごとの特徴と、蓄電池の寿命を延ばす方法について紹介します。

蓄電池ごとの特徴と寿命を延ばす使い方

まずは蓄電池の種類ごとの特徴と寿命の延ばし方について説明します。

鉛蓄電池

鉛蓄電池は古くから主流の蓄電池として利用されてきており、現在でも自動車のバッテリーや非常用のバックアップ電源として利用されています。

重量が重いため持ち運びには難がありますが、寿命の割に導入コストが安いという特徴があります。

鉛蓄電池はその性能を保つためには常に一定以上の電圧を維持する必要があります。

過放電によって電圧が一定以下まで下がってしまうと、電池容量が減少するなどの著しい性能低下を引き起こすためです。

鉛蓄電池の利用においては過放電を避け、放電後はすぐに充電することを心がけましょう。

ニッケル水素電池

ニッケル水素電池は小さな容量からでも大きなエネルギーを生み出せることから、乾電池のほか、鉄道の電源としても利用されています。

蓄電池の中では最も寿命が短く、リチウムイオン電池の登場によって活躍の場は少なくなりつつあります。

ニッケル水素電池は満充電時に大きな発熱を伴う上に、高温環境下での使用で寿命を低下させるという特徴があります。

長く利用するためには温度管理など外的要因の管理が必要となり、蓄電池の中でも維持に手間のかかる蓄電池であると言えます。

リチウムイオン電池

リチウムイオン電池は小さな容量から大きなエネルギーを生み出すことができ、充放電のエネルギー効率が良い電池です。

コンパクトで高性能なため、携帯電話やパソコンの電源としても利用されています。

蓄電池のなかでもリチウムイオン電池は導入コストが高いものの、性能の高さから注目度の高い種類であると言えます。

電池の寿命を延ばす方法としては高温を避けて適切な環境下で利用することが大切です。

NAS電池

NAS電池は蓄電容量が大きいため、大規模施設のバックアップ電源として利用されています。コンパクトで高出力、また長期間の電力保存ができる上に寿命が長いという特徴があります。

ただし、電池の製造元が限られていることから汎用性はあまり高くありません。

また、作動温度が高温であり、危険物指定されているナトリウムや硫黄を原料として使用しているため安全性を問題視する声もあるようです。

寿命の維持のためだけではなく、安全に使用するためにも他の蓄電池より適切な管理が求められます。

蓄電池に共通する寿命を延ばす使い方

全ての蓄電池に共通する寿命を延ばす使い方について説明します。

高温にならない場所に設置する

蓄電池は高温に弱いため、直射日光の当たる場所には設置しないなどの対策が必要です。

また、電池そのものが発熱を伴う場合は冷却装置などを利用して高温を避けましょう。

過充電や過放電を行わない

蓄電池を長く使うためには適切な電圧を保つことが重要です。

そのためには過充電や過放電を避け、メーカーの推奨する使用方法を守りましょう。

メーカーの適切な点検などメンテナンスを受ける

蓄電池を長く使用していると使用方法や使用環境などによって気づかないうちに劣化が進行している場合があります。

蓄電池を購入する際には信頼できるメーカーを選び、適切な点検やメンテナンスを受けることで長く利用することができるでしょう。

省エネ・太陽光リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた省エネ・太陽光リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!

「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」

「複数社に何回も同じ説明をするのが面倒くさい...。」

そんな方は、簡単に無料で比較見積もりが可能なサービスがありますので、ぜひご利用ください。

大手ハウスメーカーから地場の工務店まで全国800社以上が加盟しており、省エネ・太陽光リフォームを検討している方も安心してご利用いただけます。

無料の見積もり比較はこちら>>

一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

一括見積もりを依頼する