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2020年11月10日更新
洗面所をリノベーション…より快適な空間に!
洗面所がきれいだと、一日の始まりも清々しくて気持ちがいいですよね。今回は、洗面所のリノベーションの種類と費用相場に併せて、リノベーションを依頼するときの注意点を紹介します。
今よりも快適に!洗面所のリノベーション
洗面所は、顔を洗ったり、歯を磨いたり、お化粧をしたり、身支度を整えるための大切な場所です。
しかし洗面道具や洗濯物など物が多く、狭くて使いづらいというかたもいらっしゃるかもしれません。
リノベーションによって洗面所の整理整頓をして、快適で使いやすい場所に生まれ変わらせるという解決法があります。
洗面所のリノベーションをする場合、何から始めればいいのでしょうか。
まずは洗面所の機能を整理してみましょう。
洗面所には、パウダールームとしての機能とバスルームが隣接している場合には脱衣室としての機能、そして洗濯するための家事室として主に3つの機能があります。
リノベーションをすることで、これらの機能を向上できます。
例えば、収納力の高い洗面台に入れ替えればパウダールームとしての機能が上がりますし、洗面台のカラーや材質を変えて内装全体のコーディネートをすればおしゃれな洗面所になるでしょう。
脱衣室としては、断熱性を上げることで冬でも寒くない脱衣室に変えられます。
家事室としては、場所をとりがちな洗濯機をきれいに納められるようにすれば、使いやすくて見た目もきれいな洗面所になります。
洗面所のリノベーションで大切なことは、どんなふうに洗面所を変えたいのかをイメージしておくことです。
リノベーション後の洗面所のイメージがはっきりしていると、業者との話し合いも進めやすくなります。
現在の洗面所の何が不満で、どの機能を向上させたいのかを考えてみましょう。
洗面所で何をする?リノベーションの計画前に考える
洗面所のリノベーションで大切なことは、何をしたいのかをあらかじめ考えて、計画的に進めることです。
そこで洗面所のリノベーションの内容と、計画的にリノベーションを進める方法を紹介します。
洗面所のリノベーションとは?
洗面所のリノベーションを考えるとき、洗面所の三つの機能であるパウダールームとしての機能、脱衣室としての機能、家事室としての機能に焦点をあてて、リノベーションを考えるとわかりやすくなります。
ここではそれぞれの機能に合わせたリノベーション内容を紹介します。
パウダールームとしての機能を向上するリノベ
パウダールームとは、顔を洗ったり歯を磨いたり、化粧する、髭を剃るなど身だしなみを整えるためのスペースです。
身だしなみを整えるスペースですから、明るく清潔感があり、広々とした印象だと気持ちのいいパウダールームになるでしょう。
理想的なパウダールームにするためには、明るい照明を取り入れて、お掃除をしやすくして、量が多くなりがちな小物を収納できる十分な収納スペースを作るようなリノベーションが考えられます。
さらにデザイン性のある洗面所ならば、毎日の身支度も楽しくなるでしょう。
脱衣室としての機能を向上するリノベ
脱衣室としての機能を高めるためには、床と壁を張り替えて清潔感のある洗面所としてリノベーションできます。
また収納スペースを増やすリノベーションや、洗面所と一体になっている脱衣スペースに間仕切りなどで分けて、人の目を気にすることなく脱衣ができるようになると快適になります。
家事室としての機能を向上するリノベ
家事室としての機能を上げるなら、動線を考えてみましょう。
身支度をしている人とぶつかるような位置に洗濯機と洗濯物入れがあっては、洗濯の効率を下げるだけでなく、身支度をしている人も落ち着きません。
洗濯をする人と身支度をしている人の動線を考えながら、洗濯機や洗濯物入れの位置を変えるリノベーションを考えるのもひとつのやり方です。
計画的にリノベーションを進めるためのポイント
洗面所のリノベーションの進め方は、最初にどんなリノベーションをしたいのか、リノベーションの目的を明らかにすることです。
どのように考えればいいのかわからなければ、今の洗面所の問題や気になっていることをピックアップしてみましょう。
それを改善することがリノベーションの目的になります。
次に、リノベーション業者に相談していきます。
その際には洗面所の平面図を持参することを忘れないようにしましょう。
平面図があれば具体的にリノベーションの計画を立てることができます。
リノベーションの相談先として、設備の変更だけの場合は設備機器メーカーのショールームに出向くことができます。
全面的なリノベーションを考えているならリノベーションを請け負っているハウスメーカーやリフォーム業者、または工務店に相談しましょう。
洗面所のリノベーションに掛かる費用は?
ここでは洗面所のリノベーション内容ごとに、費用の相場を紹介します。
洗面台本体の費用はグレードとサイズによって変わる
洗面台本体の費用はグレードとサイズによって大きく左右されます。
ローグレードで幅が50㎝ほどの洗面台なら10万円前後からありますが、ハイグレードでデザイン性を求めて、材質にこだわり、かつ収納スペースも広いタイプの洗面台なら25万円前後が費用相場です。
傾向として、ローグレードの洗面台は洗面台と鏡、さらに収納スペースと最低限の機能が付いているものが多い一方で、ハイグレードの洗面台は収納性に優れながら機能性も高く、デザインも高級感があるものが多いと言えます。
洗面所のクロスや床の張り替えにかかる費用相場
洗面所のクロスや床の張り替えにかかる費用は、標準的な広さと言われる2帖ほどなら、クロスや床材を含めて施行費用の相場は10万円前後です。
ただし、クロスや床の張り替え費用は、広さとクロスや床材のグレードによって大きく左右されます。
脱衣所の壁や床材の張り替え費用相場
脱衣所は湿気がたまりやすい場所なので、壁や床材などに耐水性に優れている素材を使ったリノベーションができます。
特に壁紙には防カビタイプを用いることが多いようです。
壁に使われるクロスを含めて壁材の張り替え費用の相場は、約1,500円/㎡です。
また脱衣所の床材には、耐水性の高いクッションフロアを使ったリノベーションを行うことができます。
クッションフロアを含めた床材の張り替えの施工工事費用の相場は約3,000円/㎡です。
脱衣所の断熱リフォーム費用相場
脱衣所でのヒートショックを予防するために、断熱効果を高めるリノベーションがあります。
ヒートショックとは、温度差が大きな場所に移動すると身体的な負担がかかり、血圧に影響を与えて心臓や血管に障害を引き起こすことです。
脱衣所はヒートショックが起きやすい場所のひとつで、浴室との温度差が大きいとヒートショックが起こる可能性があります。
ヒートショックを予防するためには、脱衣所の断熱リフォームを行うといいでしょう。
脱衣所の壁や天井、床に断熱材を使用して、外からの冷気を入りにくくします。
また窓があれば窓ガラスを断熱ガラスに交換します。
断熱材リフォームにかかる費用相場は4,000円~30,000円/㎡程度で、断熱ガラスの交換費用の相場は窓一つにつき、5万~8万円ほどです。
洗面所のリノベーション!依頼する時の注意点
洗面所のリノベーションを業者に依頼するときに注意することは、リノベーションの目的を事前に明確にしておくこと、設備の仕様やグレードを検討すること、照明器具の明るさをチェックすることなどです。
ここではそれらのポイントの詳細を見ていきましょう。
リノベーションの目的を伝える
リノベーションでは不慣れなことも多く、業者と相談しているといろいろな提案を受けて戸惑うことも多いでしょう。
少しでも落ち着いて業者との打ち合わせを進めるために、事前にリノベーションの目的を明確にしておきましょう。
どんなふうに洗面所を変えたいのかということを具体的に提示できれば、話し合いもスムーズに進みます。
言葉でうまく説明できそうになければ、インテリア雑誌などから理想の洗面所を探して業者に提示するといいでしょう。
設備の仕様やグレードを確認
洗面台や収納などの設備は、それぞれ仕様がありグレードがあります。
仕様とグレードが上がれば価格も高くなりますが、使い勝手も変わってきます。
収納スペースが増えて多くの洗面用品を片付けられる、掃除がしやすい造りになっているなど、毎日使っていく中でのメリットもあります。
洗面台などの設備選びは価格だけではなく、毎日使う上で使いやすい設備は何かなど長期的な見通しをもって希望の設備を検討しましょう。
照明器具の明るさのチェックも忘れずに
洗面所は身支度を整える場所ですから、十分な明るさがなくては不便です。
照明器具を変えるときには、デザインだけに注目するのではなく、十分な明るさを取れる照明器具を選びましょう。
洗面所全体を明るくする天井に使う照明なら60Wほどの明るさが理想的です。
そして、鏡上や脇に25W~40W程度の照明を設置すれば、身支度を整えるのに適当な明るさになるでしょう。
相見積もりを取って賢く業者を選ぶ
前もってリノベーションを依頼する業者が決まっていないのなら、複数の業者から見積もりを取る相見積もりをおすすめします。
同じ条件の見積もりを複数の業者に依頼して比較します。
その中から最も納得のいく業者を選びます。
そうすることで後悔の少ないリノベーションができるでしょう。
相見積もりで気を付けることは、受け取った見積もりに業者のオプションなどが付いていて、正しく見積もりの比較ができないことです。
同じ条件下の見積もりになっているのかを確認してから見積もりを比較しましょう。
洗面台・洗面所リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた洗面台・洗面所リフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
この記事で大体の予想がついた方は見積もり比較のステップへ行きましょう!
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール

一級建築士事務所アルド住宅研究所
弘中純一一級建築士、宅地建物取引士。プレファブ住宅の開発からスタートし、以来40年にわたり住宅産業に従事。建築設計事務所・住宅リフォーム会社の経営を経て、現在は住宅の悩みを解決する、コンサルティングを中心に活動中。

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