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2022年02月16日更新

システムキッチンを交換する時に抑えておくべきポイントとは?

新築の頃にはきれいだったキッチンも、経年とともに不具合が出てきます。毎日、使うキッチンだからこそ、交換時期に悩むものです。

そこで今回は、システムキッチンの交換目安と相場費用・工事日数を紹介していきます。適切な交換時期と価格を知り、満足のいくキッチンリフォームを行いましょう。

システムキッチンを交換する目安とは?

システムキッチンの耐用年数は、約20~30年といわれます。

しかし、日々のお手入れ状況や機器の使用頻度に大きく左右されるため、一概にはいえません。

週に一度しか使わないキッチンよりも、一日3回使用するキッチンは交換時期が早まることは明らかです。

また、システムキッチンは部品ごとの交換も可能ですので、交換時期を見極めて、適切な時期に工事を行いましょう。

次からは、キッチンの部品ごとの交換目安を解説していきます。

コンロの交換目安

システムキッチンの中で重要な設備であるコンロは、ガスとIHクッキングヒーターの2種類があります。

それぞれ交換の目安をみていきましょう。

ガスコンロ

ガスコンロの耐用年数は約10~20年程度です。

また、製造から5年以上経っていると部品の生産が終了しているケースもあり、修理ができないかもしれません。

加えて、使用年数に関わらず下記の症状が出たら交換を検討しましょう。

  • 火がつかない
  • 火力が変わらない
  • ガス臭い
  • 炎からススが出る
  • 着火時や使用時に異音がする

IHクッキングヒーター

IHクッキングヒーターの耐用年数は約10~20年といわれます。

普通にIHクッキングヒーターを使っている家庭では10年以上使っている方が多いようです。

しかし、IHの場合も部品の生産は8年以上経つと終わっているケースがあり、修理が難しくなります。

そのため、年数にかかわらず、下記の症状が出たら交換のサインだと考えましょう。

  • 温まるまでに時間がかかる
  • 電源が入らない
  • 温度調節ができない
  • モーター音などの異音がする
  • グリルが温まらない
  • ブレーカーが落ちる
  • 天板に傷やヒビが目立つ

レンジフードの交換目安

レンジフードの交換目安は約10~15年です。

レンジフードは、内部にある換気扇、外側のパネルと換気ダクトで構成されています。

以下の症状が出たら交換を検討しましょう。

  • 換気扇の吸い込みが悪くなった
  • 稼働させると異音がする
  • 稼働させると振動する

食洗機の交換目安

ビルトイン型の食洗機は、約10年以上使っていて不具合がある場合は、交換を検討しましょう。

食洗機のメーカー保証期間は7〜8年といわれます。

メーカーに修理依頼をしても受け付けてもらえない可能性も捨てきれません。

また、修理をしてもすぐに調子が悪くなるケースも考えられます。

以下の症状が出た場合は、修理ではなく交換したほうが確実性は高いといえるでしょう。

  • 食器の洗い残しが目立つようになった
  • エラーコードやエラーランプが出る
  • 水漏れが起こる
  • 使用音が大きくなった

水栓の交換目安

キッチンの水栓は約10年前後が交換の目安だといわれます。

使用年数が少ない場合は、修理で対応できることもありますが、以下の症状が出た場合は、水栓を交換した方が望ましいでしょう。

  • 水漏れがする
  • レバーハンドルの動きが悪い
  • 水温調節ができない
  • 錆びた水が出てくる

場合によっては、水道管の交換が必要になることもあります。

天板(ワークトップ)の交換目安

キッチンの天板の耐用年数は約10~20年が目安です。

しかし、見た目が大きく変わってきたときには交換時期だと考えましょう。

ステンレス・人工大理石・木製などワークトップの素材はさまざまですが、以下の症状がよく見られます。

  • 傷やへこみが目立つ
  • ヒビがある
  • 変色している
  • サビが出てきた

シンク・排水管の交換目安

シンクはキッチンの部品の中でも寿命は長く、約10〜15年といわれます。

ステンレスは、鉄製の鍋などでサビがつきやすい素材です。

また、人工大理石は傷がつきやすく、熱で変色したり、調味料で色がついたりすることがあります。

天板と同様に、見た目が変わったときや、以下の症状が見られる場合は、交換のサインだと考えましょう。

  • 排水口のぬめりが取れない
  • サビが落ちない
  • 傷や汚れが目立つ
  • シンクの下に水が漏れる

システムキッチンは丸ごと交換と部分的に交換どちらにすべきか?

システムキッチンは部分ごとに交換ができるため、丸ごと交換か部分交換かという2つの選択肢があります。

まず、交換する部分が3カ所以上であれば、丸ごと交換を検討しましょう。

例えば、水栓・ワークトップ・ガスコンロの3カ所に交換が必要であれば、キッチン全体を交換した方がメリットは大きいでしょう。

キッチンの不具合箇所が多いと、一度部分交換をしても、すぐに別の部分の調子が悪くなるかもしれません。

一方で、使用年数も浅く、コンロだけの調子が悪い、レンジフードだけがおかしいと言った場合には、部分的な交換をおすすめします。

システムキッチンを部分的に交換するメリット・デメリットは?

システムキッチンは、丸ごと交換するよりも部分的に交換した方が、リフォーム費用を抑えられ、また、工事を短期間で終わらせることができます。

キッチンを使えない期間は不便であるため、工事は短い方が良いでしょう。

しかし、交換しなかった部分に、のちのち費用がかかることも考えられます。

例えば、水栓を交換した後1年以内にコンロの調子が悪くなるといったことが起こりかねません。

また、部分的な交換では、キッチンの配置が変えられないこともデメリットといえます。

例えば、壁付けのキッチンを対面にするといった間取りの変更も、全体交換であれば可能ですが部分交換では行えません。

部分交換は、キッチンの配置に不満がなく、今のキッチンを修理すれば満足だと思える場合の選択肢として考えましょう。

システムキッチンの交換にかかる種類別費用と特徴は?

リフォームにかかる金額は、キッチンの種類、グレード、設備メーカー、リフォーム会社によって大きく左右されます。

そのため、ここから紹介するキッチンの交換費用は、あくまでも目安とお考えください。

その上で、価格を決める前提ともなるキッチンの4種類、I型、L型、対面キッチン、アイランドキッチンの例に分けて相場を紹介していきます。

それぞれの特徴も併せて紹介していきますので、新しいキッチンを選ぶ際にお役立てください。

I型キッチン

費用

キッチン本体価格:約40万円〜約100万円
解体・撤去費用12~15万円
取り付け費用:約9~13万円

特徴

I型キッチンは、シンク・コンロ・作業台が横一列に並んだ形状のキッチンです。

壁付けのキッチンは、換気扇の効率も良く収納も上下にたっぷり取り付けられるため、使い勝手の良さが魅力といえます。

他のタイプのキッチンと比べると安価であるため、価格をなるべく抑えたい方にも向くキッチンです。

L型キッチン

費用

キッチン本体価格:約50万円〜約110万円
解体・撤去費用:12~15万円
取り付け費用:約10~15万円

特徴

L型キッチンは、名前の通りL型をしたキッチンで、部屋の角に取り付けるキッチンです。

コンロとシンクが向き合うように配置されているケースが多くみられますが、設備の位置に決まりはありません。

キッチン本体の大きさがあるため、コンロやシンク下の収納がたっぷりあるのが魅力です。

作業スペースが広く、夫婦ともに料理をする、親子でキッチンに立つ機会が多いなど、複数人で利用する家族に似合います。

一方で、価格が高めだというデメリットも見逃せません。

また、設置場所も取られるため、キッチンが広いご家庭におすすめします。

対面キッチン

費用

キッチン本体価格:約60万円〜約180万円
解体・撤去費用:約12~15万円
取り付け費用:約9~13万円

特徴

対面キッチンは、キッチンの向こう側を見渡せるように設置したキッチンです。

デザイン性の高いフルフラット型と、手元を隠せる立ち上がりカウンター型があります。

キッチンが独立しないため、家族との会話を楽しみながら料理をしたい方におすすめのキッチンです。

一方で、ダイニング側に匂いや油・水はねが起こりやすくなるというデメリットがありますが、家族とのコミュニケーションが取りやすいため人気のあるキッチンスタイルです。

アイランドキッチン

費用

キッチン本体価格:約150万円〜約200万円
解体・撤去費用:約12~15万円
取り付け費用:約9~13万円

特徴

アイランドキッチンは、キッチンが島のように独立した配置のキッチンです。

キッチンのまわりをぐるっと一周できるため、開放感があります。

デザイン性が高く、高級感があることも魅力の一つです。

しかし、キッチンの両側に動線を確保しなければならないので、広めの台所でないと設置できません。

また、キッチンの手元や向こう側がすべて見えてしまうので、こまめに片付けていないと散らかった印象になります。

一般的なシステムキッチン交換例

次に、どれくらいの予算でシステムキッチンのリフォームができるのか、詳細を紹介していきます。

事例をみることで、想像がつきやすくなるはずです。代表的な4つの例をみていきましょう。

事例1:シンプルグレードI型システムキッチンへの交換

これまであったキッチンを撤去し、シンプルグレードのI型システムキッチンに入れ替えた例では、約90万円でリフォームできます。

シンク・コンロ下の収納は2段引き出しで収納力を持たせることも可能です。キッチンの壁も、タイル張りからキッチンパネルに変更すると、清掃性が上がるでしょう。

 

事例2:シンプルグレードI型システムキッチンへ交換

次に、シンプルグレードのI型キッチンに交換するケースを紹介します。引き出し2段タイプの本体、食器洗い乾燥機を設置するとリフォーム費用相場は約85万円です。

コンロ横の壁にはキッチンパネルも施すと、見た目もきれいになります。

 

事例3:シンプルグレードL型システムキッチンへ交換

シンプルグレードのL型システムキッチンに交換した例をみてみましょう。リフォーム費用相場、約83万円で交換できます。

(こちらの画像ではレンジフードとコンロを再利用して、よりリーズナブルにキッチンリフォームを行っています。)

ワークトップには人工大理石、2段引き出しを選ぶと使い勝手がよくなるでしょう。

 

事例4:ハイグレードI型キッチンへ交換

キッチンはグレードによって金額が変わるため、ハイグレードを選ぶとリフォーム相場費用は約128万円かかります。

コンロはIHクッキングヒーターを導入し、調理スペースを広げた大きめサイズを選ぶと、複数人で調理しても楽に使えるでしょう。

システムキッチンの交換費用を抑えるには?

キッチンの交換にかかる費用を、項目ごとにみてみましょう。

【参考費用】

  • システムキッチン本体の料金:約50万円〜約200万円
  • 既存キッチンの解体工事費・処分料:約412~15万円
  • 配管工事費:約8~10万円
  • 台所の床材やコンロ周辺の壁・補修等:プランによる

まず、システムキッチンの本体価格は、選ぶグレードによって大きく変わります。

設備メーカーは、デザインもシンプルで使い勝手の良いシンプルグレードから、ミドルグレード、ハイクラスのキッチンまで、さまざまです。

次に、キッチンのリフォームでは既存のキッチンの解体費用がかかります。

また、解体したキッチンは産業廃棄物となるため処分費用もかかると考えておきましょう。

そして、水道・ガス・電気・換気ダクトなどの配管工事費用も必要です。

最後に、キッチンのリフォームで床・壁・天井も改修する場合、内装工事費がかかります。

内装工事は、希望する範囲、床や壁材によって金額が大きく変わるため、一概にいくらだとはいえません。

費用の内訳がわかったところで、次は、システムキッチンの交換費用を抑えるためのコツをみていきましょう。

キッチンパーツの素材やオプション機能の選び方を工夫する

まず、費用の中で大部分を占めるシステムキッチン本体の価格を抑えましょう。

キッチンは素材によって金額が変わります。

例えば、ワークトップはステンレスにする、面材は化粧パネルを選ぶ、食洗機をつけないなどの工夫で価格を抑えられます。

また、リフォームが完成してから後悔しないためにも、オプション機能は必要なものだけを選びましょう。

オプションを追加していくと、金額も高くなります。

キッチンメーカーにこだわらない

キッチンメーカーにこだわらないことも費用を安く抑えるコツです。

リフォーム会社では、設備メーカーの定価よりも安い価格で販売しているケースがほとんどです。

このとき、業者の取引メーカーによって割引率が変わります。

そのため、キッチンメーカーにこだわらなければ、割引率の大きいメーカーを選択でき、かかる費用を抑えられるでしょう。

システムキッチンの交換の流れとかかる日数は?

システムキッチンの交換にかかる期間は、準備も含めて約1.5カ月〜2カ月ほどです。

そのため、完成日の希望がある場合は、早めに業者に相談するなど、スケジュールに余裕をもって進めていくことをおすすめします。

ここからは、システムキッチンの交換の流れを詳しく説明していきましょう。

システムキッチンの交換の流れと目安日数

  1. 現地調査の手配(約2週間)
  2. 現地調査(約1週間~10日)
  3. 見積り受領
  4. 比較・検討
  5. 契約(契約までに約2週間)
  6. 施工開始(契約から約1か月後に)
  7. 施工完了(約5日~2週間)

システムキッチンの交換は、上記の流れで進みます。

まず、キッチンの交換を検討するときには、リフォーム会社が現地調査を行います。

見積もりを受け取り、内容を比較します。

次に、システムキッチンの交換工事は、約2〜6日が目安です。

しかし、キッチンの内装工事もある場合は、約2週間かかるケースも少なくありません。

また、ガス・電気・水道工事のボリュームによっても工事日数は変わります。

ガスからIH、IHからガスに変更する場合は、電気・ガスの引き換え工事が必要になるため、日数がかかることを覚えておきましょう。

なるべく早く終わらせたい!工期を短くする方法とは?

毎日使うものだから、キッチンを使えない日数が長いと困ります。

できるだけ早く、キッチン交換工事を終わらせる方法はあるのでしょうか。

キッチン交換の工期が長くなる理由をみていくと、対策方法がわかります。

順に説明していきましょう。

キッチンの場所を移動しない

キッチンの交換は、キッチンの場所を移動すると工期が長くなります。

場所を移動すると、新しく水道・電気・換気・ガス・電気工事を引き換えなければならないためです。

一日でもキッチン工事を早く終えたい場合は、キッチンのレイアウトを変えないようにしましょう。

オーダーメイドキッチンを選ばない

また、オーダーメイドキッチンを選ぶと、交換の工期は長くなります。

仕様を打ち合わせしてから製作に入るオーダーメイド型は、納期に約1〜2カ月かかるケースがほとんどです。

規格型のキッチンを選ぶことが、早く終わらせるコツだといえます。

海外のキッチンを輸入しない

そして、海外から輸入するキッチンも工期が長くなります。

キッチンを海外から輸送するのに、約3〜4カ月を要するためです。

また、海外製のキッチンは、施工も専門の業者が行うケースも多く見られます。

施工業者のスケジュール調整などで工期が遅れる場合もあるでしょう。

工事開始までにご近所への挨拶を済ませておく

工事中は、キッチン施工業者の車が駐車する、騒音が出るなどでご近所の方に迷惑がかかります。

工事がはじまってからクレームが来ると、作業が中断するため、工事が長期化します。

ご近所トラブルに発展させないためにも、事前に挨拶をしておいた方がスムーズでしょう。

妥協点を探して工事を短縮する

キッチンのリフォームは、工程が少ないほど工事にかかる日数は短くなります。

職人が作業する手間が少なくなるためです。

例えば、キッチンパネルではなくタイルを張る、キッチンの前にカウンターをつける、といった施工はデザイン性が高まり理想のキッチンが出来上がるかもしれません。

しかし、造作の手間が増えるほど日数はかかります。

こだわるポイントと妥協できるポイントを見極めて、工事を短縮できる方法はないか考えてみましょう。

工期に土日が含まれないようにする

リフォーム会社が土日休みの場合、工期が土日をまたぐと、工期が長くなります。

できれば月曜日をスタート日にして、平日中にスムーズに終わらせたいものです。

工事が始まる前に、工程表をみせてもらい、効率がよくなる日程を業者と相談しましょう。

キッチンの整理整頓をしておく

今のキッチンを整理整頓して、中がなにもない状態にしておきましょう。

また、キッチンの周辺スペースも片付けておくと解体作業がスムーズです。

キッチンの中に鍋や食品がそのまま残っている状態では、工事の前に片付けの時間がかかり、解体作業が遅れます。

なるべく作業時間を短縮できるよう、片付けておきましょう。

調理家電や食器、調理器具などは、まとめて段ボールの中にしまっておくと工事終了後もスムーズに元の生活をスタートできます。

天候が安定した季節に工事する

キッチンの交換工事を短くするには、天候が安定した季節を選ぶことも大切です。

台風・大雨・大雪など天候が悪いと、交通の便に支障をきたします。

キッチン資材の搬送・搬入や、職人の移動にも時間がかかるため、工期が長くなるかもしれません。

気候が安定している春や秋の時期が、交換に向いている時期といえるでしょう。

しかし、同じように工事を希望する人も多いため、気候が安定している時期は人気があります。

次の春や秋にはキッチンのリフォームをしたいと決めている場合は、早めに業者に相談して希望日を伝えておくとスムーズです。

システムキッチン交換はどこの業者を選ぶべき?

システムキッチン交換を成功させるには、業者選びがポイントです。

キッチンの交換を行っている業者は、大きく分けて以下3つに分けられます。

  • 地元の工務店…シンプルなデザインで価格を抑えたい
  • 中堅リフォーム会社…お金に余裕はないが使い勝手や設計にこだわりたい
  • 大手リフォーム会社…お金をかけてこだわりたい

地元の工務店を選ぶと、取引している設備メーカーが限られ、デザインやメーカーの選択肢は少ないかもしれません。

しかし、自社で職人の手配ができ、中間マージンを取られないことがメリットです。

シンプルなデザインでも価格は抑えたいという人におすすめします。

中堅のリフォーム会社では、費用を抑えたいけれどキッチンの使い勝手や設計にはこだわりたいという人に向いています。

取引先の設備メーカーは工務店より幅広いことが多いでしょう。

デザイン・設備・機能にこだわりたい人は、大手リフォーム会社をおすすめします。

取引先と納品実績を豊富に持つリフォーム会社であれば、理想のキッチンを実現できるはずです。

そして、業者を決定する際には、実際のやりとりを通じて信頼できる業者を見分けましょう。

次からは、優良業者を見分けるコツを紹介していきます。

口コミ・評価を確認する

検討しているリフォーム会社の、口コミや評価を確認しましょう。

きちんとした業者は、会社のホームページなどにお客様の声を掲載していることが多くみられます。

リフォーム関連の口コミサイトの利用もおすすめです。

キッチンリフォームの実績を確認する

キッチンリフォームの実績を持つ業者かを確認しましょう。

実績数が豊富な会社は、経験とノウハウが蓄積されています。

リフォームは、壁をはがしたら換気ダクトの故障がみつかったなど、工事中にトラブルが起こるケースも少なくありません。

実績の多い業者であれば、トラブルにも対処できる経験を持っています。

水回り専門のリフォーム会社に絞る

水回り業者だけに絞り、2〜3社に見積もり依頼をしてみましょう。

リフォーム会社の中には、水回り専門の業者があります。

さまざまな業種に見積もりを依頼すると、見積もり形態も多岐に渡り、比較しづらくなるかもしれません。

同じ業者同士を比較することで、適正相場や工事内容の比較がしやすくなります。

システムキッチン交換の提案資料の種類と読み方とは?

システムキッチンの提案資料には、以下3種類があります。

  • 見積書
  • メーカー定価詳細
  • プランシート

見積書には、システムキッチン交換にかかるすべての工事費用の詳細が書かれています。

メーカー定価詳細は、キッチン本体の希望小売価格での詳細な価格が記されたものです。

プランシートは、キッチン本体に扉・コンロ・水栓金具・シンクなどが写真や図で記されています。

CGイメージで描かれているケースが多いでしょう。

システムキッチン提案資料の注意点

システムキッチンの提案資料を受け取ったら、以下の点を注意しましょう。

  • メーカーの定価詳細やプランシートが添付されているか
  • 相見積もりする他社と同じ見積条件か
  • 割引率にだまされていないか

まず、メーカーの定価詳細やプランシートの添付があるかを確認します。

そして、プランシートの内容が、希望した設備と相違がないかを確認しましょう。

相見積もりをする場合は、比較する業者と同じ条件であることを確認します。

オプション選択も同じ条件下でなければ、比較がしづらくなります。

そして、リフォーム会社はキッチンメーカーよりも安い価格で販売することが一般化されています。

業者によっては、割引率の文字を大きくして大げさにアピールすることもあるため注意したいものです。

工事総額をよくみて、工事内容に納得してから契約することをおすすめします。

システムキッチンを交換する際の注意点

キッチンのリフォームは、住みながら工事をするケースが多いため、日常生活にも影響を及ぼします。

工事中の生活をイメージしておくとスムーズです。

ここからは、システムキッチンを交換する際の注意点を紹介していきます。

キッチン工事中の食事を考えておく

システムキッチンを交換するときは、キッチン工事中の食事を考えておきましょう。

例えば、オーブントースター・電子レンジ・炊飯器はキッチンを使わずに使える調理器具です。

キッチン工事中だけ外食や惣菜、テイクアウトを利用する方法もありますが、費用がかかってしまいます。

また、工事中に冷蔵庫が使用できなくなる場合は、夏場の食中毒に気をつけましょう。

別の場所に冷蔵庫を移動するときは、コンセントの位置を確認しましょう。

また、重量のある冷蔵庫で床が傷つくことのないよう、クッション材を敷いておくと良いかもしれません。

キッチン工事中の生活空間を確保しておく

住みながらリフォームする場合は、工事中の生活空間を確保することも大切です。

工事中は、工事業者が出入りする、水や電気、ガスが一時的に使えなくなるといった不便が生じます。

そのため、工事中の騒音やホコリの影響を受けない部屋を準備するのも一つの方法です。

小さなお子さんがいる場合などで、リフォーム中に住み続けるのが難しいと感じるならば、仮住まいの準備も検討しましょう。

キッチン・台所リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきたキッチン・台所リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】小川剣人

みやこリフォーム(株式会社オガワ)

小川剣人

大阪大学、グロービス経営大学院卒。宅地建物取引士や電気工事士など資格多数所有。日本生命やリフォーム紹介サイト運営会社を経て、みやこリフォームに従事。水回りや内装を中心に年間100件程度のリフォーム工事に従事。

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