2023年11月18日更新

監修記事

エコジョーズの寿命(耐用年数)はどれくらい?

エコジョーズの寿命はいつごろ訪れるのか気になる人も多いでしょう。エコジョーズの耐用年数や故障する原因・交換の目安を解説します。また、交換にかかる費用や、給湯器を長持ちさせるための掃除やメンテナンス方法も詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

使い始めてからしばらくすると、エコジョーズに不具合が出てきて、交換を検討する人は多いでしょう。

「エコジョーズの耐用年数は何年?」「エコジョーズの交換目安は?」このような疑問をお持ちの方もいるかもしれません。

そこで今回は、エコジョーズの耐用年数や壊れる原因、交換目安について詳しく説明します。給湯器を長持ちさせる方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

エコジョーズの耐用年数とは?

交換を検討する前に、エコジョーズは本来、どれくらい長持ちするのか、なぜ壊れるのかを知ることは大切です。

ここでは、エコジョーズの耐用年数や寿命について解説します。

エコジョーズの寿命

エコジョーズの耐用年数は、標準的な使い方をすれば約10年といわれます。

しかし、10年という期間はあくまでも目安で、使用頻度や使い方によって交換時期は異なりますが、大半の給湯器が約10〜15年で寿命を迎えるでしょう。

また、異音や不具合が見られる場合は、耐用年数を待たずに交換することをおすすめします。

そして、10年を経過した給湯器が故障した場合は、交換部品が生産終了していることも少なくありません。

エコジョーズの修理を希望しても、対応してもらえないケースがあるということを頭に入れておきましょう。

また、修理対応をしてもらっても修理費用がかさむこともあり、買い換えた方が経済的な場合もあります。

エコジョーズが壊れる原因とは?

エコジョーズが故障するのは、使用環境による影響や経年劣化、エコジョーズ内の中和器の寿命や故障が原因です。

ここでは、それぞれの原因について詳しく解説します。

経年劣化による故障

エコジョーズの耐用年数は約10年だと言われます。

そのため、エコジョーズが故障する原因の一つは、寿命を超えた使用による経年劣化です。

耐用年数を超えると、エコジョーズ内部の部品が損傷する、パッキンが摩耗するなどが起こりやすくなります。

メーカーによっては、耐用年数の範囲内であれば無償で交換・修理を行ってくれる場合もあるでしょう。

しかし、経年劣化により耐用年数を超えて使用している場合は、有料で修理・交換となることも考えられます。

寿命までエコジョーズを使った場合は、故障部品を交換して使い続けたとしても、また別の箇所が壊れるなどの不具合が起きやすくなります。

修理よりも交換したほうが、経済的である場合も少なくありません。

使用環境による故障

エコジョーズが故障する原因の一つは、使用環境によるものです。

エコジョーズ本体は、屋外環境に設置するため、必然的に雨や風の影響を受けます。

また、給湯器からは排気が出るため、排気カバーや配管カバーの設置がおすすめです。

エコジョーズ本体の給排気をスムーズに行うことで、給湯器本体の負担を減らせます。

中和器の故障

エコジョーズには他の給湯器にはない中和器という部品があります。

酸性のドレン排水を内部の炭酸カルシウムによって中和させる部品です。

中和器は、エコジョーズ本体よりも故障しやすく交換時期が早く訪れるケースが多くみられます。

エコジョーズの修理費用とは?

エコジョーズの修理・点検にかかる費用は、故障原因にもよりますが、約7,000円〜約17,000円程度が相場です。

エコジョーズの燃焼部品の不具合であった場合は、約1,700円程度です。

電装系や安全装置系の部品の交換は約7,000円〜約10,000円程度かかります。

水制御系の不具合は約10,000円~約15,000円程度、操作リモコンの不具合は約15,000円~約17,000円程度で修理できる場合が多く見られます。

また、修理費以外にも、出張費が約5,000円程度かかったり、設置場所やお住まいの地域によっても費用が変わる場合があると考えておきましょう。

エコジョーズは壊れやすい?

エコジョーズが壊れやすいと言われるのには理由があります。

これは、エコジョーズに「中和器のエラー」が出やすいためです。

中和器のエラーが出ると、エコジョーズの中和器の交換が必要ですが、エコジョーズ本体の交換のことではありません。

しかし、中和器の交換をエコジョーズそのものの壊れやすさと捉え「エコジョーズは壊れやすい」と表現する人もいます。

エコジョーズの中和器の寿命は、基本的には本体と同程度である約10年の耐久性を持つように設計されています。

使用状況や頻度によっても異なりますが、実際には約10年といわれる本体の交換よりも、中和器の交換を早く行うケースが多いでしょう。

エコジョーズの交換目安とは?

エコジョーズの耐用年数とは別に、異変に気づいたら早めに交換を検討しましょう。

また、ガスの嫌な臭いがする、水漏れや本体のサビなどの劣化がみられる場合も、エコジョーズの交換時期だと考えられます。

具体的な交換目安となる症状には「給湯器から異音がする」「煙が出る」「温度が揺らぐ」「お湯がぬるい」「追い焚きできない」などがあります。

ここでは、交換目安となるエコジョーズの症状を詳しく解説します。

給湯器から異音がする

給湯器はお湯を沸かすときに音が出る機器ですが、今までとは明らかに違う音や、小さな爆発音などが聞こえたら故障の可能性があります。

例えば、点火する際に「ボンッ」という小さな爆発音が頻繁に起き、部屋がガス臭い状態になった場合は不完全燃焼を起こしガス漏れを起こしている可能性も捨てきれません。

また「ピー」という笛のような音が出る場合は、空気とガスのバランスの崩れやファンモーターという部品の故障が考えられます。業者に依頼して、修理や交換を行いましょう。

給湯器から煙が出る

エコジョーズから出る白い煙は排気に混ざった水蒸気ですが、黒い煙には要注意です。不完全燃焼を起こしている可能性があり、危険が伴います。

また、ガス臭いなどの異臭が発生する、追い焚きの臭いが気になるといったトラブルも、早急に業者に修理を依頼するか、交換を検討しましょう。

給湯温度が揺らぐ

給湯器の水の温度が熱すぎたり冷たくなったりと安定しない場合は、水栓器具の不具合などが起こっている可能性があります。

お風呂のお湯がぬるい

お湯は出るけれど、ぬるいままで適温まで上がらないことがあります。

この場合は、循環フィルターの目詰まりや、ガス栓・止水栓の故障がみられる場合も考えられます。

お風呂の追い炊きができない

お風呂の追い焚き機能が使えない場合は、循環フィルターやポンプの故障が考えられます。

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エコジョーズの中和器とは?

エコジョーズの中和器とは、給湯器の一部に使われている部品です。

給湯器から出るドレン排水は、燃焼ガスの中の水蒸気が結露して凝縮したものであるため、酸性となります。

そこで、酸性のドレン排水を中和して、中性に近づける役目を果たしている装置が中和器です。

中和器の中には炭酸カルシウムが詰められていて、酸性のドレン排水が通るたびに、化学反応を起こして水を中和させます。

そのため、中和器は時間の経過とともに劣化する消耗品だとお考え下さい。

給湯器に中和器のエラーが出たら、早めに修理・交換を行いましょう。

中和器のエラーとは?

中和器の主なエラーには「寿命(能力低下)」と「詰まり」の2種類があります。

どちらのエラーも、自分で修理を行うのはおすすめしません。

エコジョーズの中和器は、専門業者に交換やメンテナンスを依頼しましょう。

「寿命(能力低下)」と「詰まり」の、エラーの内容を詳しく解説します。

寿命(能力低下)のエラー

中和器の内部に詰められている炭酸カルシウムの量は、機種によって量が定められているケースが一般的です。

そのため、給湯器の使用頻度が高ければ、炭酸カルシウムの中和能力も低下していきます。

基本的には、どの給湯器でも約10年の耐久性を持つように設計されていますが、約7~8年でエラーが出ることも少なくありません。

詰まりのエラー

エコジョーズの詰まりのエラーは、ドレン(結露水)配管にゴミなどが詰まっている、ドレン配管の先が水に浸かっている、冬場でドレン配管が凍結している時などに起こります。

中和器のエラーの対処法とは?

中和器に何らかの異常が発生した時「290」というエラーコードがリモコンに表示されます。

これは、各メーカー共通の番号です。

例えば、中和器の故障、配管の詰まりや凍結でエラーが出ます。

まずは、給湯器の電源を入れなおして、再度表示されるか確かめましょう。

同時に、ドレン配管にゴミなどが詰まっていないかを確認します。

気温の低い時期や寒冷地であれば、ドレン配管内で排水が凍っている可能性も考えられます。

その場合は、ドレン配管にタオルを巻き、お湯を少しずつかけて様子をみましょう。

ドレン内の排水が解けてポタポタと流れ出てくれば、エラー表示は解消されるはずです。

上記の方法を行ってもエラーが続く場合は、専門業者に中和器の交換を依頼しましょう。

業者によって差はありますが、一般的には約1.5万円〜約3万円の修理費用がかかります。

エコジョーズを長持ちさせる方法とは?

給湯器は、使用頻度もありますが、日常の使い方次第で長持ちさせることも可能です。

定期的なメンテナンス方法や上手な使い方を知り、エコジョーズを長持ちさせましょう。

ここでは、エコジョーズを長持ちさせる方法を解説します。

浴槽やエコジョーズの清掃を心がける

エコジョーズなど給湯器は、浴槽と配管で繋がっているため、浴槽が汚れていればエコジョーズも汚れてしまいます。

この浴槽の汚れや不純物が、配管の目詰まりを起こす原因となるでしょう。

そのため、浴槽フィルターの清掃を心がけることが、エコジョーズを長持ちさせることに繋がります。

定期的なメンテナンスを実践する

エコジョーズは精密機械であるため、定期的なメンテナンスを行うことで長持ちさせられます。

特に、給排気管に汚れやゴミが溜まりやすいため、定期的に取り除きましょう。

エコジョーズ周辺に、物を置かないようにすることをおすすめします。

例えば、屋外のガーデニング用品や家庭菜園用具、自転車部品などは近くに置かないようにしましょう。

エコジョーズの配管の洗浄は、自分で行うのは難しいため、専用業者に依頼することをおすすめします。

業者に依頼すると、自分では気づかなかった不具合が発見されることもあるでしょう。

凍結防止を心がける

寒冷地や、気温が低い冬は、給湯器の配管やドレン排水管が凍結してしまいます。

配管が凍結すると、水漏れを起こすケースも少なくありません。

そのため、エコジョーズ本体に凍結防止の機能が備わっていることもあります。

気温が低くなる時期には、凍結防止を心がけることがエコジョーズを長持ちさせるコツです。

必要以上のお湯を使わない

エコジョーズの負担を少なくするためにも、不必要に大量のお湯を使うのはおすすめしません。

大量のお湯を使いすぎていると、エコジョーズの劣化が早まります。

例えば、夏場に浴室の掃除をする際、洗剤を流すときには水を使うなど、エコジョーズの使用頻度を減らすように心がけましょう。

お湯と水は使い分ける

お湯と水を使い分けてエコジョーズを長持ちさせるには、水栓の切り替えが大切です。

水とお湯を通す配管は別になっており、給水管と給湯管の2つがあります。

そこで、エコジョーズの電源を切った状態で、水栓をお湯にして出すと、給湯管に水が通ってしまうのです。

給湯管に冷たい水が入ると、温度差により結露が生じ劣化しやすくなります。

給湯管の劣化を防ぐためにも、お湯を使わないときは水栓レバーを水が出る方にしておきましょう。

入浴剤を入れない

エコジョーズを長持ちさせるには、お風呂で入浴剤やバスソルトを使うときには注意が必要です。

入浴剤の成分には、酸・塩分・硫黄などの不純物が含まれます。

入浴剤の成分が配管内を通ると、金属部分と反応し、エコジョーズの配管が劣化してしまうと考えましょう。

入浴剤を使用するときには追い炊きをせず、使用後は早めに排水することをおすすめします。

給湯器の給排気口周りを囲わない

給湯器の給排気口周りを囲わないことも、エコジョーズの耐用年数を伸ばすコツです。

排気口がゴミやチリで詰まると、不完全燃焼を起こし、一酸化炭素が発生することも考えられます。

エコジョーズを安全に使用するためにも、給湯器の給排気口を塞がない、給排気口近くに障害物を置かないように気を付けましょう。

給湯器の性能に見合った使用をする

エコジョーズを長く使うには、給湯器の性能に見合った量を使用することが大切です。

給湯器は、号数ごとに、1日の使用量を想定してその燃焼時間に耐えられるよう設計されています。

お湯の使用量が増えると、燃焼時間も増えるため、エコジョーズの劣化を早めてしまうでしょう。

お湯は必要以上に使いすぎず、給湯器の能力を超えない範囲で使用することが、エコジョーズを長く使い続けるコツです。

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エコジョーズの交換時期とは?

エコジョーズには適切な交換時期があることをご存知でしょうか。

ここではエコジョーズの寿命や故障原因、交換の目安について詳しく説明します。

エコジョーズの寿命

エコジョーズは通常の給湯器と比較すると使用されている部品が多く、機能も多いため故障しやすいと言われています。

具体的には、ドレン水を酸性から中性にする中和器は約10年に1度交換しなければなりません。

また、設計使用期間も10年とされていることから、安全に使用できる目安は10年という事になります。

そのため、メーカーとして検討している寿命は10年程度と言えるでしょう。

エコジョーズの故障原因

エコジョーズの故障原因は以下の3つに分けられます。

  • 経年劣化による故障
  • 使用環境による故障
  • 中和器のエラー

1つ目の経年劣化による故障は配管や本体からの水漏れ、逆止弁や混合弁の故障による給湯温度のムラなどです。

2つ目の使用環境による故障は落雪などによる本体の損傷、葉っぱやゴミ、埃などがエコジョーズの内部や給排気口に入ることで不完全燃焼を起こす場合が挙げられます。

3つ目の中和器のエラーは故障した場合に出るのではなく、中和器が寿命を迎えた場合に出ます。燃焼時間で寿命の管理をしているため、約10年程度で現れる症状となります。

基本的には中和器を交換することで解消するため、他の故障に比べると対処がしやすいです。

経年劣化や使用環境による故障の場合には故障が続く恐れがあるため、エコジョーズの交換をおすすめします。

エコジョーズの交換目安

エコジョーズが交換時期に近づいているサインとして、下記のような症状が現れることがあります。

症状  考えられる要因
給湯器の本体から異音がする  異物の混入
給湯器の本体が変形している  落雪などの外的要因
給湯器の周りが不自然に濡れている・水濡れしている  本体及び配管からの漏水
設定温度通りのお湯が出ない・一定の温度でお湯が出ない  温度調整を行う部品の故障(経年劣化)
給湯器本体から煙が出る  葉っぱやゴミなどが原因で酸素が不足し不完全燃焼

これらの症状は経年劣化によるものと、使用環境によるものに分かれています。

いずれにしても内部の部品が損傷している場合や、ゴミや葉っぱなどが入り込んでしまいメンテナンスが必要になっている場合が大半であるため、少なくとも一度は点検や修理を行ったほうがよいタイミングと言えるでしょう。

10年程度使用した上でこれらの症状が現れている際には、交換を検討してみてはいかがでしょうか。

エコジョーズの修理費用は?

エコジョーズの修理を行う場合には故障した部品によって大きく金額が変わるため注意が必要です。

また、1つの箇所だけが故障しているとも限らず、複数の箇所が故障している可能性もあるため、修理を行う場合には専門業者に確認してもらい、必要な処置をする見積もりを提出してもらいましょう。

ここではある程度の目安が決まっているエコジョーズを交換する場合の費用と、約10年で必要になる中和器の交換費用について紹介します。

なお、こちらの記事に記載の費用や金額はあくまでも一例です。

詳しくは専門業者の現場調査が必要となります。

また、業者によっても金額が変わるため、複数業社に見積もりをとることが重要です。

エコジョーズの交換費用

機能や号数(給湯能力)によって商品価格が大きく変わるのがエコジョーズです。

ここでは一般的な家庭(4人〜5人暮らし)を想定した内容にて交換費用をご紹介します。

商品価格

エコジョーズ24号 フルオート:約15万円〜約20万円

工事価格

  • 養生費:約3千円〜約5千円
  • 既存給湯器処分費:約1万円〜約1万5千円
  • 本体設置費:約3万円〜約5万円
  • 清掃費:約千円〜約3千円
  • 現場管理費:約3千円〜約5千円

合計:約19万7千円〜約27万8千円

そのため、エコジョーズを交換する場合には約20万円〜約30万円程度の費用がかかることがわかります。

また、今回はエコジョーズからの交換費用で紹介していますが、他の給湯器からの交換の場合には配管が必要な場合もあり、上記に該当しないケースがあるため注意が必要です。

エコジョーズの中和器交換にかかる費用

エコジョーズに中和器のエラーが出た場合、燃焼時間で管理している寿命を迎えたことを示しているため、中和器を交換しなければなりません。

実際に中和器交換にかかる費用の目安は

  • 中和器本体:約1万円
  • 交換費用:約1万円〜約2万円

合計:約2万円〜約3万円

という場合が多いでしょう。

本体交換の場合においても、中和器のみの交換においても現場の設置状況によって施工費や必要部材が異なる場合があります。

複数の専門業者に現場確認をしてもらい見積もりを貰った上で話を進めるようにしましょう。

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エコジョーズの交換費用の抑え方とは?

交換費用を抑えるためには、商品の費用を抑えるか、工事の費用を抑えるしかありません。

具体的に商品の費用を抑える方法はネット購入と中古購入の2つが挙げられます。

ネットで購入する場合には人件費が発生しないこともあり、専門業者を経由した場合よりも安価に商品を入手することができます。

しかし、工事のみを業者に依頼する場合には、商品購入と同時に工事をする場合よりも価格が高い場合が多いです。

また、商品の選定においても1つ間違えると設置できない場合があるため、慎重に選定を行う必要があります。

業者から施工費の見積もりを取る際には複数業者から見積もりを貰って価格を比較して確認しましょう。

商品の選定はメーカーに今使用している品番を伝え、設置の状況について話をすることで後継品を教えてもらえるため、確認することをおすすめします。

中古品を購入する場合には、何年使用しているのか、修理歴があるのかを確認し、購入後何年間使用できるのかをあらかじめ把握しておきましょう。

工事費の価格を抑える方法として専門業者に依頼するという方法があります。

専門業者はハウスメーカーや工務店と異なり、自社施工となるため、間に入る業者が少なくなり施工費はもちろんのこと商品の費用も比較的抑えた状態で交換できます。

商品選定においても安心して任せられるため、おすすめの方法です。

エコジョーズ交換時の注意点とは

エコジョーズの交換をする際に気をつけるべき点がいくつかあります。

ここでは3点紹介しますので参考にしてみてください。

1点目は交換前の給湯量に満足しているか確認することです。

現在のエコジョーズの給湯量に満足している場合には、今と同じ号数のエコジョーズを選ぶことで従来通りの使い方が可能です。

しかし、現在の給湯量に対して満足出来ていない場合には号数を上げる必要があります。日々の使い方や家族の人数によって適切な号数は異なりますので、専門業者に相談の上、商品の選定を行うようにしましょう。

2点目は設置環境の確認です。

現在のエコジョーズが設置環境の問題で故障をしている場合、同じ位置に設置してしまうと、同様の原因で故障をする可能性が高いです。現在の設置環境に問題が無いか事前に確認しましょう。

3点目は機能面を確認することです。

現在浴槽に湯張りする機能がない場合や、追い焚きする機能がない場合、本当にその機能が必要ないのか検討することをおすすめします。

エコジョーズの寿命は約10年のため一度設置すると10年は使い続けることになります。

設置した後で「やっぱりあの機能が欲しかった」という後悔をしないためにも確認を怠らないようにしましょう。

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エコジョーズのメリットとは?

エコジョーズはガス代が節約できる高効率ガス給湯器です。

しかし、エコジョーズがどのようなガス給湯器で、メリットは何なのか導入前に知りたい人も多いでしょう。

ここでは、エコジョーズとは何かと、エコジョーズのメリットを解説します。

エコジョーズとは何か?

エコジョーズは従来型のガス給湯器よりもガス代が抑えられるガス給湯器です。

お湯を沸かすときに出る高温の排気熱を再利用して、あらかじめ水を温めるという仕組みを持っています。

これまで捨てられていた排気熱を再利用することにより、ガスの使用量を減らせる給湯器です。

エコジョーズは、排気熱を利用するためガス使用量が少なく、ガス代の節約が可能です。

また、二酸化炭素の排出量が少なく環境への配慮もできるため、地球と家計にやさしいガス給湯器といえるでしょう。

エコジョーズのメリット

エコジョーズは排気熱を利用する高効率ガス給湯器であることから、給湯効率が良いなどさまざまなメリットがあります。

ここでは、エコジョーズのメリットを詳しく紹介します。

ガス代が節約できる

エコジョーズのメリットは、第一にガス代の節約ができることです。

従来型のガス給湯器よりも、少ないガス使用量でお湯が作れるため、毎月のガス代が安くなるでしょう。

二酸化炭素の排出量を減らせる

エコジョーズを使用すると、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の排出量が大幅に削減できる点も魅力です。

従来型のガス給湯器よりも、約12~15%ほどの削減が期待できます。

給湯の効率が良い

エコジョーズは効率良くお湯を作るしくみを持つため、ガスの使用量は少なくても、たくさんのお湯を作れます。

お湯切れがない

貯湯タンク式のエコキュートと違い、エコジョーズにはお湯切れがありません。

水道管から供給される水をそのまま沸かすため、水道が断水しない限り、お湯切れを心配する必要はありません。

そのまま飲料水として飲める

エコジョーズは瞬間湯沸かしで一度沸騰させているお湯であるため、そのまま飲料水として利用できます。

一方、エコキュートはタンク内の水垢や沈殿物などがお湯に混ざってしまうため、一度沸騰させなければ飲めません。

本体が小さい

エコジョーズは本体が小さく設置しやすいこともメリットの一つです。

例えば、エコキュートのような大きな貯湯タンクや石油給湯器のような大きな機器が必要ありません。

エコジョーズは機器本体がコンパクトであるため、屋外に広い設置場所がないご家庭でも取り入れやすいでしょう。

エコジョーズのデメリットとは?

購入する前に、エコジョーズのデメリットについても正しく理解しておきたいものです。

ここでは、エコジョーズのデメリットを解説します。

導入費用が高め

エコジョーズのデメリットは初期費用が一般的なガス給湯器より高いことです。

本体価格は一般的なガス給湯器よりも高くなりますが、導入後のガス代は安くなることが見込めます。

そのため、長期的にみるとランニングコストがかからないエコジョーズのほうが、トータルコストはお得になるといえます。

ドレン排水工事が必要

エコジョーズの仕組み上、ドレン水が排出されるため、設置する際にはドレン専用の排水工事が必要です。

エコジョーズを設置する場所は、事前に工事ができる環境かどうか業者に確認してもらいましょう。

排気ガスが酸性のため設置場所が限られる

エコジョーズは、排出ガスが酸性になるため、設置場所が限られます。

例えば、排気口付近に金属製のサッシやフェンス、エクステリア部材がある場所にはおすすめできません。

湯気が大量に出る

エコジョーズは、排気温度が高いため、使用時に湯気が大量に出ます。

特に、寒い日や湿度が高い日は、湯気が白い煙のように出てくると感じる人が多いでしょう。

そのため設置場所が狭い場合は、隣家にまで湯気がかからないか確認が必要です。

約10年に一度、部品の交換が必要となる

エコジョーズには、給湯する際に出る酸性水を中和させる中和器という部品が使われています。

中和器の寿命は約10年と言われており、使用頻度にもよりますが、約10年に一度、中和器の交換が必要となります。

節約できるのは給湯のガス代のみ

エコジョーズはガス代を節約できるとはいえ、家庭で使うガスはお湯を沸かすときだけではありません。

例えば、ガスコンロやガスファンヒーターなどもガスを使う機器です。

そのため、お風呂や洗面所でお湯を沸かす量が少ないご家庭では、エコジョーズの使用だけではガス代の節約効果は大きくなりません。

少人数のご家庭や浴槽にお湯をはる習慣がないご家庭では、節約できるガス代が限られてしまうでしょう。

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エコジョーズのデメリットをメリットにする方法とは?

エコジョーズは従来型よりも複雑な構造を持つため、導入する際の価格が高くなります。

しかし、使い方やご家庭のライフスタイルによってはランニングコストが安くなるため、導入費用が高いというデメリットもメリットになるはずです。

ここでは、エコジョーズのデメリットをメリットにする方法を解説します。

ガス代が高いと節約になる

現在のガス代が高いご家庭では、エコジョーズを導入すると節約できる可能性があります。

一般的に、エコジョーズは1日に使う湯量が多いご家庭に向く給湯器です。

例えば、家族が4人以上であれば、お風呂・洗面所・キッチンでお湯を使う頻度も湯量も多いため、ガス使用量を抑えられるエコジョーズで節約が見込めます。

たくさんお湯を使用しているご家庭では、従来型のガス給湯器からエコジョーズに変更すると、ガス代の節約ができる可能性が高いでしょう。

ガス機器が多いとお得になる

ガスを使用する機器が多いと、エコジョーズに変えることでガス代を節約できる可能性が高くなります。

理由は、ガス会社が準備する値引きの多い専用プランで契約できるためです。

ガス会社は、エコジョーズをはじめとするガス機器を使用している家庭向けに、一般料金よりもガス代が安くなるプランを準備しています。

例えば、ガス温水式の床暖房やガス乾燥機、浴室暖房機を使用している場合は、ガスの総使用量が他の家庭よりも多いため、ガス代を抑えられます。

エコジョーズはランニングコストが少なくなる機器であるため、導入費用は高くても差額分を比較的早く取り戻せるでしょう。

プロパンガスを使用していると節約が期待できる

プロパンガスを使用していると、エコジョーズの利用でガス代の節約が期待できます。

プロパンガスは都市ガスよりも価格が高いためです。

割高なプロパンガスは、少しガス量が違うだけでも大きく毎月のガス代に影響します。

エコジョーズの使用で、毎月のガス代を抑えられるでしょう。

長期間での利用を想定している

長期利用を想定している場合は、エコジョーズを使用することで、ガス代がお得になります。

導入費用は高くてもランニングコストが抑えられるエコジョーズは、4年以上利用すると、従来型の給湯器よりもトータルコストでお得だといえるでしょう。

ガス給湯器の寿命は、使う環境によっても左右されますが平均的に約10年〜約15年です。

長期間使うことを考えれば、毎月のガス代が安くなるエコジョーズのほうがお得だといえます。

エコジョーズとは何か?

給湯器の交換を検討する上でエコジョーズという言葉を耳にしたことがありますでしょうか?

エコジョーズとはプロパンガスや都市ガスなどのガスを熱源とした給湯システムで、従来のガス給湯器と比べるとエネルギーの無駄を省いた効率の良い給湯システムです。

ガス給湯器の仕組みを簡単に説明すると、ガス給湯器はガスを燃焼させて発生した熱を使用して一次熱交換器内を通過する水をお湯に変えます。

そのため、お湯を作るだけなら1つの熱交換器があれば問題ありません。

実際のところ従来のガス給湯器は熱交換器を1つしか持ち合わせておらず、排熱に関しては再利用されることなく無駄にしていました。

エコジョーズはその排熱を利用するために2つの熱交換器を搭載し、効率よくお湯を作れるようにしたシステムです。

仕組みを簡単に説明すると、事前にガスを燃焼させることで生まれる排熱を活用して二次熱交換器で水を少し温め、その水を一次熱交換器内を通してお湯に変えます。

エコジョーズも従来のガス給湯器同様、ガスを燃焼させてその熱を活用して水をお湯に変える商品のため、仕組み自体はそこまで大きく変わりません。

しかしながら、一次熱交換器で発生した熱を再利用する分、、少ないエネルギーでお湯を作ることができる商品です。

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エコジョーズと従来の給湯器の費用の違いとは?

高効率給湯器と呼ばれるエコジョーズですが、従来の給湯器と比較すると、費用面ではどの程度違いがあるのでしょうか。

ここでは初期費用や1年あたりのガス料金について比較しながら紹介します。

簡単にそれぞれの比較を表にまとめてみました。

 エコジョーズ  従来型ガス給湯器
商品価格  約20万円〜約30万円  約15万円〜約27万円
設置費用  約4万円〜約6万円  約3万円〜約5万円
1年あたりのガス料金  約13万円  約15万円

※24号フルオートの場合を例としています。

表を元に初期費用の差を考えると8万円程度の差であり、1年あたりのガス料金の差は約2万円です。

ここで紹介している各種金額はあくまで目安のため、実際には複数の専門業者より現場調査、見積もりを貰った上で比較して判断するようにしましょう。

また、ガス料金についてもお住まいの地域やガス会社、ガス種によっても異なるため専門業者に相談する事をおすすめします。

エネルギー面を確認すると

  • 熱効率:約15%向上
  • ガス使用量:約13%削減
  • CO2排出量:約13%削減

となっており、環境にも優しい給湯器である事がわかります。

初期設置費こそ従来型の給湯器よりも高いですが、4年を目安に差がなくなり、それ以降は毎月節約しながら使う事ができ、エネルギー面においても優秀なのがエコジョーズです。

もちろん家族構成や使用する年数によっては従来型の方が良い場合もあるため、必ずしもおすすめできるわけではありませんが、給湯器の入れ替えを検討されている場合には参考にしてみてください。

エコジョーズのメリットとデメリットとは?

エコジョーズにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

ここではメリットとデメリットに分けてそれぞれ紹介します。

エコジョーズのメリット

従来よりも少ないガス消費量で効率よくお湯を沸かせる

前述で触れている通りエコジョーズはガスの消費量が従来の給湯器に比べると少なく、とても効率が良いです。

CO2の排出量が削減できる

従来の給湯器と比べると約13%のCO2削減を見込めるため環境に優しい給湯器です。

プロパンガスを使用している場合、ガス代が安くなる

一般的に都市ガスは費用が安いため、ガスの使用量が少ないエコジョーズと従来型の給湯器を比較してもそこまでガス代の差が大きくありません。

しかしプロパンガスの場合にはガス会社にもよりますが一般的には費用が高いため、ガスの消費量が少ないエコジョーズを取り入れることでガス代が安くなります。

設置費用が安く、ランニングコストとのバランスが良い

エコジョーズはエコキュートなどの給湯器と比べると初期費用が安く、経済的なメリットを生み出すまでにかかる期間も短いため、ランニングコストとのバランスが良いです。

お湯がなくなることがない

電気温水器やエコキュートはタンクに貯めているお湯がなくなるとお湯が使えなくなってしまいますが、エコジョーズの場合には使えるお湯の量に制限がないため安心して使用することができます。

水圧が高い

給湯器には直圧式と貯湯式の2種類があり、直圧式は水とお湯の圧力がほぼ同じになる仕様の給湯器で貯湯式はお湯の水圧が弱くなる給湯器です。

エコジョーズは直圧式の給湯器のため、現在の水の圧力が弱くない限り、水圧が高い状態で使用する事ができます。

狭いスペースに設置可能

エコジョーズは従来型のボイラーと同様に多様な設置方法があります。

そのためエコキュートや電気温水器のように広いスペースが必要なく、狭いスペースでも十分に設置可能なため汎用性があります。

飲用できる

貯めているお湯を使うのではなく、お湯を使う際に水道水を沸かしてお湯にするため衛生面でも優れていて、飲用することも可能です。

エコジョーズのデメリット

ドレン水の排水管を設置しなければならない

ガスを燃焼させて発生するドレン水は通常酸性ですが、エコジョーズ内に中和器が備え付けられているためドレン水は中性として排出されます。

そのため、人体に害はないですが適切な処理をする必要があるため、排水につなぐための配管工事が必要になります。

本体価格が高い

従来型の給湯器と比較するとどうしても本体価格が高価な場合が多いです。

節約できるのは給湯のガス代だけ

環境に優しくガス代の節約が可能なエコジョーズですが、あくまでもお湯に関するガス代のみ節約できる商品です。節水などに繋がるわけではないため注意しましょう。

設置場所によっては酸性の排気ガスのためNG

エコジョーズは従来の給湯器よりも熱効率が高いため多くの湯気が出ますが、この湯気が酸性のためアルミサッシなどの金属が腐食してしまう恐れがあります。

隣家が近いなど、影響を及ぼす可能性がある場合には設置しないほうが好ましいでしょう。

10年に1度部品の交換が必要

前述した中和器は炭酸カルシウムを使用して中和しているのですが、寿命が約10年です。

そのため、10年後には中和器の交換が必要になります。

一人暮らしは元が取れない

ガスの使用量がもともと少ない場合にはメリットとなるガス代の節約の恩恵を受けにくいです。

そのため、エコジョーズを入れたものの従来型の給湯器の方が実は経済的によかったという場合もあるため気をつけましょう。

以上がエコジョーズのメリット・デメリットです。

メリットも大きいですが、必ずしも全員に該当するわけではないため、専門業者の意見を聞きながら検討することをおすすめします。

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エコジョーズを選ぶべき判断基準とは?

メリット・デメリットがはっきりしているエコジョーズですが、選ぶべき判断基準があります。

ここでは具体的な判断基準を4点紹介しますので参考にしてみてください。

家族の人数は多いのか?

前述した通り一人暮らしの場合にはエコジョーズを設置しても、削減できるガス代が少ないため、恩恵を受けにくいです。

実際に家族の人数が多ければガスの使用量が多くなるため、削減できるガスの使用量も増え、コストの差が明確になります。

目安として、4人家族以上でガス代が高いと感じている場合にはエコジョーズを選んでみても良いでしょう。

10年間使用するのか?

前述の費用比較の際にも触れましたが、エコジョーズは4年以上使用することで初期費用分をカバーし、経済的なメリットを生み出します。

そのため、使用する年数が短い場合には初期費用分のカバーを考えるとメリットを得られにくいです。

10年で中和器の交換が必要になる可能性があるものの、10年程度使用する見込みがある場合にはエコジョーズを取り入れる価値がありますので検討してみてください。

ガス温水式の床暖房・浴室暖房乾燥機を使用しているか?

ガス会社によってはガス式温水式の床暖房や浴室暖房乾燥機、エコジョーズを使用することで割引を受けられるプランを準備している場合があります。

エコジョーズは基本的に従来の給湯器と比較すると初期費用が高いもののランニングコストは安く優秀であるため、そこに割引を受けられる条件がある場合にはエコジョーズを導入することをおすすめします。

プロパンガスを利用しているか?

プロパンガスは都市ガスと比べるとガスの使用料金が高いです。

そのためプロパンガスを使用している場合には、ガスの使用量の削減に伴う節約効果が大きくなります。

現在プロパンガスを利用していてガス代を削減したい場合にはエコジョーズの設置を検討してみてはいかがでしょうか。

エコジョーズを選ぶべき基準について紹介しました。

今回紹介した基準を満たしている方はエコジョーズを選んだ際に得られるメリットが大きいため、基本的には導入をおすすめします。

実際の使用方法や環境によっては上記に該当している場合でもエコジョーズを導入するよりもベストな方法があるかもしれません。

自己判断はせず、いずれの場合も専門業者に相談することをおすすめします。

エコジョーズへの交換費用とは?

画像出典:みやこリフォーム

エコジョーズへの交換工事は既存機器の撤去、処分、商品本体及び付属品、新規機器設置が主な内容です。

ここではそれぞれ目安となる費用を表にまとめて紹介します。

既存給湯器の撤去  約8千円
既存給湯器の処分  約3千円
エコジョーズ24号フルオート  約14万円
リモコンセット  約1万5千円
据置台  約8千円
排気カバー  約3千円
新規給湯器設置費  約3万円

あくまで一例になりますが、上記が一般的にエコジョーズを設置する際にかかる費用の内訳です。

リモコンなどの付属品については大きく変わらないですが、商品本体においては号数や機能によって大きく金額が変わる可能性があります。

また、給湯器の設置だけではなく、配管のやり替えなど別途付帯工事が発生する恐れがあるため、複数の専門業者に現場の調査をしてもらい、見積もりを提出してもらって判断するようにしましょう。

複数業者から見積もりを取ることで工事の内容や金額の相場も掴む事ができるためおすすめです。

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エコジョーズの上手な使用方法とは?

エコジョーズを導入するにあたって意識することでより効率よく利用できる方法について3点紹介します。

エコジョーズ導入後に意識するべき点と導入する際に意識することでお得になる方法がありますので参考にしてみてはいかがでしょうか。

エコジョーズ機器の周囲を定期的にチェックする

エコジョーズはガスを燃焼させてお湯を作る給湯器のため、不完全燃焼のリスクがあります。

不完全燃焼は給湯器の劣化や不具合だけではなく、排気口や吸気口が植物や鳥の巣などの外的要因で塞がってしまった場合にも酸素不足を引き起こして発生します。

不完全燃焼を起こしたまま使用を続けてしまうと、一酸化炭素中毒や火災を引き起こす場合があるため注意が必要です。

不完全燃焼を未然に防ぐためにもエコジョーズの周囲を定期的に確認するようにしましょう。

ガス代を節約する使い方

エコジョーズは導入するだけでガス代の節約に繋がりますが、使い方を工夫することでより節約をする事ができます。

ここでは具体的な使い方を紹介します。

風呂蓋を閉めて湯はりをする

風呂蓋を開けた状態で湯はりをおこなうと熱が逃げてしまい、設定温度までお湯の温度を上げるのに時間がかかってしまいます。

結果として長い時間ガスを燃焼させ続けることになるため非常に効率が悪いです。

風呂蓋を閉めて湯はりをする事で設定温度までスムーズにお湯の温度を上げる事ができ、ガスの燃焼も最低限で済むためガス代の節約に繋がります。

自治体の補助金を利用する

高効率給湯器を導入する場合、支給される金額や内容については各自治体ごとに異なりますが、補助金を利用できるかもしれません。

詳細については自治体のホームページ上に掲載されている場合も多いですが、気になる場合には直接電話にて役場に問い合わせることで教えてもらえますので事前に確認するようにしましょう。

以上、エコジョーズの上手な使用方法について紹介しました。

使い方によってメリットを存分に生かすことができますので意識してみましょう。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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