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2022年11月15日更新

外壁塗装の費用相場や塗料の特徴、業者さん選びの注意点をご紹介

外壁塗装の費用相場は塗料の種類や塗装面積、工期などによって変わります。今回は塗料の種類や特徴、価格などを見つつ、外壁塗装をし直すタイミングや塗装業者選びのコツ、比較査定の活用などについてご紹介します。

外壁塗装の費用相場は塗料の種類や塗装面積、工期などによって大きく変わります。

この記事では塗料の種類や特徴、価格などを解説し、外壁塗装を行うべきタイミングや業者選びのコツ、相見積もりの活用などについてご紹介します。

外壁塗装を検討している方にとって、とても有意義な内容になっていますのでぜひ最後まで読んでみてください。

外壁塗装とは

外壁塗装が何のために行われているのか、ご存知でしょうか。

外壁の塗装には外壁を保護して外観を美しく保ったり、建物を雨水などから保護してくれる効果が期待できます。

ここでは外壁塗装によって得られるメリットを踏まえながら、外壁の塗装について説明していきます。

外壁塗装により得られるメリットとは

冒頭で紹介した通り外壁塗装によって得られるメリットはとても大きいです。

ここではそんなメリットを具体的に3つ紹介していきます。

建物の外観を美しくする

1つ目は建物の外観を美しくしてくれる事です。

建物自体が古くなっていても外壁の塗装をするだけで外観の雰囲気は大きく変わります。

実際に外壁の塗装を怠り、色褪せが起きていたり、錆や苔が外壁に付いている建物はあまり良い印象を与えないでしょう。

反対に定期的に外壁塗装などのメンテナンスをしている建物は、築年数が経過していても劣化が見えにくく、綺麗な建物という印象を与えてくれます。

外壁の保護機能

2つ目は外壁を保護してくれる事です。

外壁塗装の塗料には雨水の侵入を防いでくれる効果や、汚れを洗い流すのが容易になる効果が期待できるもの、苔やカビ、錆から建物を守ってくれる効果など、さまざまな機能性を持っているものがあります。

外壁塗装を定期的に行うことで建物の寿命を延ばしてくれるため、重要な役割を担っているのです。

遮熱・断熱機能

3つ目は使用する塗料によって遮熱・断熱機能を付与してくれる事です。

そもそも遮熱と断熱の違いをご存知でしょうか。

遮熱とは熱の侵入を防ぐことで、断熱とは伝わる熱を小さくすることです。

似たような名前ですが、意味は全く違います。

実際に遮熱機能を持つ塗料で外壁塗装する事で夏場の日射を和らげてくれるため、日射による室内温度の上昇を防ぐことができます。

また、断熱効果を上げる塗料を使用して塗装することで、夏場の冷気や冬場の暖気が外に逃げていくのを抑えることができるため、光熱費の削減に繋がります。

以上が外壁塗装をすることで得られるメリットです。

普段生活をしている中で外壁の塗装を意識する機会は少ないと思います。

しかしながら、適切なメンテナンスをして綺麗な状態を保つことが、建物を腐食させず綺麗な状態で維持することに繋がり、快適な生活を続ける上でとても大切なのです。

「自分の目につかない」「見た目の違いだけ」などと考えるのではなく、適切なタイミングでメンテナンスをするように意識してみましょう。

外壁塗装にかかる費用

外壁塗装の費用は選ぶ塗料や塗装する面積によって大きく変わります。

また、使用する塗料によって耐用年数も異なるため、費用が高いから悪いというわけでもないのです。

塗料の種類や特徴、価格については後ほど詳しく説明していきますので、ここでは割愛させていただきますが、実際に外壁塗装の費用相場を見てみると約10万円〜約500万円以上と非常に大きな差があることが分かります。

これは冒頭で説明した塗料の種類や塗装面積、工期による影響が大きいことを示しています。


実際には約50万円〜約200万円での外壁塗装を行っているのが全体の6割を占めています。

外壁塗装の相場目安は約80万円〜約120万円と言われているため、このくらいの金額が一般的な外壁塗装工事の相場と考えて良いでしょう。

あくまでも相場がその程度の金額であるだけですので、詳しくは専門業者による現地調査が必要です。

外壁塗装を検討している方は複数の専門業者から見積もりをもらい、自分なりの費用相場を作るようにしましょう。

塗り替え・張替えの費用についてより詳細な解説はこちら

外壁塗装の工期はどのくらい?

外壁塗装の工事は、面積によっても変わりますが、一般的な2階建ての住宅の場合で約10日〜約14日にて完了します。

雨の日は塗装を行うことができず、天候によって期間が伸びてしまうことが多いため、あくまでも目安として把握することをおすすめします。

外壁塗装の工程

ここでは具体的な外壁塗装の工程を紹介します。

1.近隣の方への挨拶

まずは近隣住民の方への挨拶です。

施工業者に話をして事前に工程表を作ってもらい、作業の予定日や騒音が出るタイミングの確認をしましょう。

その上で、近隣住民の方へ目安となる工事日数や工事の音、車両の往来などの話をし、トラブルに発展することを防止します。

また、何か問題があった際の連絡先として、施工業者の連絡先についてもこのタイミングで共有するようにしましょう。

2.現場の状況確認

足場をかける段取りや施工の段取りを最終確認するために現場の状況確認を行います。

着工してから現場の確認や打ち合わせをするよりも、事前に現場で施工の流れについて打ち合わせをした方が、施工もスムーズに進むため、施工業者から確認したいとの依頼があった場合には、極力応じるようにしましょう。

3.足場の設置


ここからがいよいよ工事のスタートです。

まずは作業をするための足場を設置し、周辺を汚さないよう足場にメッシュの養生をかけます。

作業の安全確保のため必要な作業になりますが、約1日で作業は完了します。

4.外壁の高圧洗浄


塗装を綺麗に塗るために、外壁全体を高圧洗浄機で綺麗に洗浄します。

5.外壁の下地処理


外壁の塗装をより綺麗に仕上げるために、外壁の下地処理を行います。

錆箇所がある場合にはケレンで除去し、錆止めを塗り、木部がある場合には、古い塗膜をケレンで落とし、より塗料が密着するように目荒らしをします。

また、外壁にひびがある場合にはこのタイミングでひびの補修をします。

6.養生 (ようじょう)


外壁塗装をする上で塗装しない箇所をビニールやテープを使用して養生します。

塗装作業を進める中で、どうしても塗料が飛んでしまう可能性があり、そういった際に跡が残らないようにするために必要な作業と言えるでしょう。

7.外壁の塗装


外壁の塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3回塗装によって仕上げられるのが一般的です。

下塗りはシーラーやフィラー、プライマーなどの下地を調整して塗装面と中塗り、上塗りで使用する塗装剤の密着性を高めたり、塗装面が塗料を吸い込むことを防ぎます。

この作業を怠ってしまうと塗膜が剥がれやすくなるため、平均的な塗装の寿命を迎えるよりも前に、塗り替えの時期を迎えてしまう可能性があります。

また、色ムラが目立つなど綺麗な仕上がりにならないこともありますので下塗りはしてもらうようにしましょう。

中塗り、上塗りが主剤と呼ばれる塗料を使用して塗装する工程です。

使用する塗料によっては塗装の厚みがないと、期待している効果が発揮されないことがあるため、複数回に分けて塗装を行なって厚みを出していきます。

8.検査


塗装が完了したら、塗りムラや剥離などの不備がないか検査を行います。

検査のタイミングでは施工業者が確認を一緒に求める場合があるため、相談があった際には応じるようにしましょう。

9.足場の撤去

検査で問題が無ければ足場の撤去を行います。

10.工事完了の報告

契約していた全ての工事が完了したら工事完了の報告作業があります。

この際に、施工前の写真、施工中の写真、施工完了後の写真を提出してくれる業者もいますので、確認してみましょう。

以上が外壁塗装の大まかな工程です。

実際の現場の状況によってはエアコンの脱着や給湯器の移設、雨樋や雪止めの撤去、再設置など、さまざまな工程が増える場合があります。

施工業者に現場の確認をしてもらい、工程の打ち合わせをすることで、必要な作業の内容も明確になりますので、まずは現場の調査をしてもらうようにしましょう。

外壁塗装の工期の目安、天候の影響、施工名の流れなどの解説はこちら

塗料の特徴や価格をみてみよう

塗料にはそれぞれに特徴があります。

ここでは外壁塗装に使用される5種類の塗料について、特徴や価格、メリット、デメリットを解説していきます。

ウレタン塗料

耐用年数約6年〜約8年
1平方メートルあたりの費用約1,500円〜約2,500円

ウレタン塗料は種類が豊富で、数多くの色があるだけでなく、耐久性を高めた塗料やカビを防いでくれる機能がある塗料など、さまざまな性能の塗料があります。

そのため汎用性が非常に高く、人気の高い塗料の一つです。

弾性があるため塗装面のひび割れが起こりにくく、光沢もあることから、非常に仕上がりが綺麗です。

塗料の価格も1平方メートルあたり約1,500円〜約2,500円と安く、施工業者の経験も豊富で、対応できる業者が多いことから施工費用を抑えたい場合にも使用される塗料となっています。

デメリットとしては断熱性能の高い外壁材を使用している場合には外壁と塗膜の間に熱がこもりやすく、熱の影響で塗膜が膨らんでしまう恐れがあることが挙げられます。

また、他の塗料と比較しても耐久性が低く、耐用年数が約6年〜約8年程度のため、一度塗ってから次に塗り替えるまでの期間が比較的短いです。

そのため、長期的な目で見ると塗料こそ安いものの、コストパフォーマンスは悪いと言えるでしょう。

ウレタン塗装で外壁塗装をするメリットについての解説はこちら

シリコン塗料

耐用年数約7年〜約10年
1平方メートルあたりの費用約2,200円〜約3,000円

シリコン塗料は耐久性の高い塗料です。

具体的に挙げると、耐熱性、耐水性、天気による影響に対して非常に高い耐性を持っています。

耐熱性に関しては、約200度〜約600度までの温度に耐えることができます。

次に耐水性に関してですが、塗装した後の塗膜が固いことから、撥水性に優れていて水を通しにくく、湿気や雨による影響を防ぐことができるのです。

最後に天気による影響ですが、先程述べた通り、雨や湿気の影響を受けにくく、シリコンという分子構造がとても緻密な結合によってできていることから、紫外線などによる劣化も最小限に抑えることができます。

価格の目安は1平方メートルあたり約2,200円〜約3,000円が一般的です。

デメリットとしては、塗膜が固いため、劣化が進むとひび割れを起こしやすいという点が挙げられます。

シリコン塗料の寿命は約10年〜約15年と言われていますが、地震などの衝撃が劣化した塗膜に加わることで、ひび割れを起こしてしまいます。

シリコン塗料の特徴やメリット・デメリット、施工事例のご紹介はこちら

ピュアアクリル塗料

耐用年数約15年
1平方メートルあたりの費用約3,500円〜約4,000円

ピュアアクリル塗料とは通常のアクリル塗料に含まれる不純物を可能な限り取り除いた塗料のことを指します。

従来のアクリル塗料はとても安価な塗料で、以前はよく使用されていましたが、耐用年数が約5年〜約7年と短いことから、コストパフォーマンスが悪く最近ではほとんど使われなくなりました。

そのかわりに使用されているのがこのピュアアクリル塗料です。

ピュアアクリル塗料の一番の特徴は弾性が非常に高いことにあります。

そのため、ひび割れを起こしにくく、仮に外壁がひび割れを起こしたとしても塗膜が伸縮してひび割れに追随してくれるため、雨漏れなどを防ぐことができ、防水性能が非常に高いです。

また、これから出てくる耐久性が非常に高い塗料であるフッ素塗料と同等の耐久性を誇り、耐用年数が約15年と長いのも魅力の一つとなっています。

デメリットとしては、弾性塗料のため、汚れがつきやすく、クラックなどから水が回り込んでしまうと、ふくれが起きてしまう点です。

また、機能性、耐久性に優れているため、価格も高価で1平方メートルあたり約3,500円〜約4,000円が相場となっています。

アクリル塗料・ピュアアクリル塗料の特徴・メリットについてはこちら

フッ素塗料

耐用年数約15年〜約20年
1平方メートルあたりの費用約3,500円〜約5,000円

フッ素塗料とはフッ素樹脂を配合した塗料のことで、高い耐久性と天候の影響を受けにくいという特徴を持っています。

外壁塗装において多く使用されているシリコン塗料と耐用年数を比較すると、シリコン塗料は約10年〜約15年の耐用年数なのに対し、フッ素塗料は約15年〜約20年の耐用年数と言われているため、大きな差があります。

また、天候の影響を受けにくいため、紫外線による色褪せや劣化に対しても耐性を持っているのです。

価格は1平方メートルあたり約3,500円〜約5,000円が相場となっており、高価な塗料と言えるでしょう。

デメリットとしては価格が高価なことの他にツヤありの塗料しか選べない点が挙げられます。

フッ素塗料は塗膜の親水性の高さでメリットを発揮するため、どうしても塗装の仕上がりに光沢が出てしまうのです。

そのため、ツヤなしの仕上がりを希望する場合には、他の塗料での塗装を検討しましょう。

フッ素塗料の費用対効果や特徴についてのご紹介はこちら

無機塗料

耐用年数約20年〜約30
1平方メートルあたりの費用約4,500円〜約5,500円

無機塗料とはガラスや石などの無機物が主成分の塗料です。

劣化しやすい樹脂成分がほとんど含まれていないため、天候による影響をほとんど受けません。

そのため、耐用年数が約20年〜約30年と非常に長くなっています。

また、カビや苔の栄養になる有機物がほとんど含まれないため、これらの症状も防ぐことができます。

無機物が主成分ということもあり、不燃性も高く、汚れも付着しにくいことから、一度塗装をするとしばらくメンテナンスの必要がないのが一番の特徴です。

デメリットとしては価格が高いことが挙げられます。実際の塗料の価格は1平方メートルあたり約4,500円〜約5,500円で非常に高価です。

耐用年数を鑑みればコストパフォーマンスは良いですが、無機塗料の塗膜は非常に硬く、外壁材がひび割れを起こすと一緒に塗膜もひび割れてしまう可能性が高いため、注意が必要です。

無機塗料のメリット・デメリット、向いている方の特徴はこちらで解説

目的に合わせた塗料の選び方

さて、これまで塗料の種類や特徴について紹介しましたが、実際にどの塗料を選べば良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。

実際に塗料選びは目的に合わせて選ぶことが塗装工事を失敗しないために重要です。

ここでは目安となる目的を5つご紹介しますので参考にしてみてください。

メンテナンスのための塗装回数を減らしたい

メンテナンスのための塗装回数を減らしたい場合には、耐用年数が長い塗料を使用して塗装工事を進めるのがおすすめです。

外壁の種類によっても使用するべき塗料は変わりますが、主にピュアアクリル塗料、フッ素塗料、無機塗料での塗装が適しています。

どの塗料も価格こそ高いもののそれぞれ約15年以上の耐用年数を持っていますので、一度塗装工事を行えばしばらくはメンテナンスの必要がないでしょう。

塗装コストを抑えたい

塗装コストを抑えたい場合には、塗料の中でも比較的安価なウレタン塗料やシリコン塗料を使用して塗装することをおすすめします。

シリコン塗料はウレタン塗料と比べると価格はやや高価ですが、ウレタン塗料よりも耐用年数が長いため、メンテナンスとしての塗り替えの頻度を抑えることができます。

それぞれにメリット・デメリットがありますので、塗り替えのタイミングなどを長い目でみて考えた上で塗料を選ぶようにしましょう。

また、塗装業者選びも塗装費用を抑えるための大きなポイントになります。

詳細につきましては後ほど説明させていただきますのでそちらを参考にしてみてください。

ひび割れしにくい塗料を使いたい

ひび割れは伸縮性に優れている塗料を使用することで、防ぐことができます。

また、弾性に優れた塗料を使用して塗装することで、万が一ひび割れが発生してもひび割れに追随してくれるため広がりにくくなります。

そのため、ウレタン塗料やピュアアクリル塗料を用いることがおすすめです。

色褪せしにくい塗料を使いたい

色褪せは紫外線など天候による影響で発生します。

そのため、基本的には天候による影響を受けにくい、シリコン塗料、フッ素塗料、無機塗料が問題を解決する上では適切な塗料になります。

しかしながら、年数が経過することで色褪せは発生してしまいますので、塗料以外の対策として色褪せが目立ちにくい色を選ぶことも有効です。

白などの明るく薄い色合いは、色褪せをしても目立ちにくい色になりますので、参考にしてみてください。

また、定期的に塗り直しをするというのも有効な対策です。

費用はかかってしまいますが、外壁を綺麗な状態に保つことができるため、おすすめです。

汚れづらい塗料を使いたい

汚れがつきにくい塗料で塗装をしたい場合には、塗装後に硬化し、塗膜も固いシリコン塗料、フッ素塗料、無機塗料がおすすめです。

また、これらの塗料は後ほど詳しく解説しますが、チョーキング現象という、外壁を触ると手に白い粉が付着する現象が起こりにくいと言われます。

さらに、非粘着性であるため、そもそも汚れが付着しにくい塗料なのです。

3つの塗料それぞれ価格や耐用年数が異なりますので、メンテナンスの頻度なども鑑みて塗料選びを行いましょう。

外壁塗装の色選びのポイント

外壁塗装をする上で、難しいのが色選びと言われています。

思っていた色と違った、周囲から浮いてしまった、全体的に暗くなってしまったなど、色によって発生する失敗もさまざまです。

ここではそんな色選びを失敗しないためのポイントを4つ紹介していきます。

外壁や屋根の色は室温に影響する

外壁や屋根の色が室内の温度に影響することをご存知でしょうか。

一般的に暗い色は太陽からの光を吸収しやすいため、熱を持ちやすくなります。

そのため、日光による室温変化が起こりやすく、断熱の量によっては夏場の室温が高くなってしまうのです。

反対に白色などの明るい色は光を反射しやすいため、遮熱性が高く日光による室温変化が起こりにくくなります。

遮熱性が高いと夏の日光を反射しやすくなりますが、当然冬の日光についても反射しやすくなります。

冬の日光を反射していると、室内の温度が上がりにくい状況ですので、暖房のコストが嵩んでしまう恐れがあるため、注意が必要です。

汚れの目立ちにくい色を選ぶ

外壁は常時外気に面していることから、どうしても汚れがついてしまいます。

自分でメンテナンスをできる方は、そこまで気にする必要がないかもしれませんが、メンテナンスを怠りがちな方は汚れが目立ちにくい色で塗装するのがおすすめです。

白や黒などの色合いが極端なものは汚れがつくことで黒ずんでしまったり、白濁したりと汚れが目立つようになります。

外壁の塗装でよく用いられる、グレーやクリーム色のような淡い色や落ち着いた色は汚れがついても目立ちにくい色になっています。

周囲の景観を考慮すべきか検討する

基本的に外壁の色を何色にするかは自由です。

しかしながら、住んでいる地域が歴史ある街並みでは色が揃っていることもあるため、派手な塗装をしてしまった場合に浮いてしまわないか慎重に考え、周囲の建物と調和した色合いを選ぶかどうか検討するほうが良いでしょう。

また、景観条例などで建物の外観に色彩などの規制がある場合には、条例に従う必要があります。

塗装を進める前に条例を確認し、分からない場合には自治体に問い合わせをして規制があるかどうか教えてもらうようにしましょう。

塗装後の色をイメージして建具にも合う色を選ぶ

外壁塗装で多い失敗が色についての失敗です。その中でもこの塗装後に建具と色が合わず、建具の色が浮いてしまうというものが挙げられます。

実際に施工事例の画像などを確認して塗装後のイメージを掴んだり、施工業者から、塗装後の色で外観パースを作成してもらい、イメージするのも失敗を避けるために有効な手段と言えるでしょう。

また、サンプル塗装した外壁材やメーカーの色サンプルを外壁にあてがい、イメージ通りの外壁に仕上がるか事前に確認することも大切です。

可能であれば実際の塗料を外壁の目立たない部分に試し塗りしてもらうことも効果的です。

印刷物や画像から得られる色の情報よりも実際に壁に塗って色を確認した方が、より現実的なイメージを作ることができます。

以上が色選びのポイントです。

既存の外壁の色と似たような色に施工する場合には特に気をつけることはありませんが、色を変えようと考えている方はぜひ参考にして、色選びをしてみてください。

実際の塗装事例

ここでは実際に塗装工事を行った事例を6件紹介していきます。

大まかな費用や工事期間についても紹介していきますのでぜひ参考にしてみてください。

シリコン塗料を活用した北欧風ツートン塗装

リフォーム費用約100万円~約300万円
工期約1カ月
施工会社:FRESH HOUSE

サイディングにシリコン塗料を使用して塗装をしているため、ひび割れが起こりにくい施工となっています。

また、1階と2階の外壁を塗り分けすることで北欧調の落ち着いた雰囲気に仕上がっています。

色合いも明るく淡い色を使用しているので汚れが目立ちにくいです。

クリーミーな色合いの明るい雰囲気の塗装

リフォーム費用約50万円~約100万円
工期約1カ月
施工会社:FRESH HOUSE

人気のクリーム色を使用して明るい雰囲気の仕上がりになっています。

費用も100万円以内に収まっていて、とてもリーズナブルな塗装工事です。

エアコンの配管カバーも一緒に塗装することで、外壁との一体感をだしています。

モルタル塗装とガルバリウム鋼板を活用してメリハリのある外観に

リフォーム費用約130万円 (屋根塗装、ベランダ塗装込み)
工期約1カ月
施工会社:FRESH HOUSE

2種類の外壁材があるため、それぞれの材質にあった塗料を使い分けして塗装を行っています。

ガルバリウム鋼板部分は錆止め効果のあるプライマーを使用して下塗りを行い、モルタル部分に関してはひびを補修する効果のある弾性フィラーを使用して下塗りを行っています。

遮熱塗料を使用した屋根塗装、ベランダ塗装を含めて約130万円にて工事が完了しており、非常にコストパフォーマンスに優れた仕上がりになっています。

フッ素系塗料が使われているサイディングを活用して温かみのある外観に

リフォーム費用約100万円~約300万円
工期約1カ月
施工会社:FRESH HOUSE

フッ素系塗料で仕上げられている金属サイディングを使用しての外壁工事のため、とにかく耐久性が高いです。

また、木目柄にすることでフッ素系塗料ならではの光沢感も気にならず、温かみのある仕上がりになっています。

白地に茶色のアクセントがおしゃれな塗装

リフォーム費用約100万円~約300万円
工期約1カ月
施工会社:FRESH HOUSE

白いベースの外壁の色に茶色のアクセントを加えたおしゃれなデザインです。

建具の色合いも白い外壁に対してアクセントになっており、綺麗にまとまっています。

汚れの付きにくい無機フッ素塗料を活用した住宅

リフォーム費用約100万円~約300万円
工期約1カ月
施工会社:FRESH HOUSE

モルタル外壁に汚れの付きにくい無機フッ素塗料を使用して塗装しているため、天候からの影響に強く、耐用年数が長いです。

さらに塗装後にふくれが発生する可能性も少ないため、塗装後の安心感が違います。

モルタル外壁は防水効果が切れてしまうと、カビや苔が発生し、汚れが目立ちやすくなるため、耐用年数の長い塗料は相性が良いと言えます。

6つの施工事例を紹介させていただきました。

外壁の種類によって塗料を変えたり、色合いを分けたりと工夫の仕方がさまざまです。

知識が豊富な施工業者からの提案によるものも多いため、実際に外壁塗装を行う場合には自分が希望するイメージを伝えて、適切な方法を教えてもらうと良いでしょう。

塗り替えに適切な時期やタイミング

外壁の塗り替えには適切な時期やタイミングがあることをご存知でしょうか。

外壁は家の中でも自分で見る機会が少ない箇所ということもあり、変化を見逃しやすい部分のため、塗り替えるべき状態になっているのか分からないケースが非常に多いのです。

ここでは塗り替えに適切な時期とタイミングについて詳しく紹介していきます。

塗り替えの目安となる時期とは?

外壁の塗装も経年劣化を起こすため、約10年を目安に塗り替えるのが適切と言われています。

しかしながら、先程塗料の紹介でもあったように、使用する塗料によっては耐用年数が10年を越えるものもあるため、単純に年数だけで判断するのは避けた方が良いでしょう。

後ほど詳しく説明していきますが、外壁塗装が劣化を起こすとさまざまな症状が現れます。

具体的にはコーキング部分の痩せ細り、塗料の色褪せ、外壁表面を触ると白い粉が手につく(チョーキング現象)、ひび割れ、塗装の剥離などが挙げられます。

外壁の様子を確認して上記のような症状がある場合には外壁塗装が劣化しているサインになります。

施工業者に現場の確認をしてもらい、塗り替えるべきタイミングが来ているかどうか確認してもらうようにしましょう。

外壁塗装に適切な季節のタイミング

基本的に外壁の塗装工事は1年を通して行うことができます。

しかし、気温が5度を下回るような場合には塗料が固まるまでに時間がかかり、結露が発生しやすくなるため、塗膜が流れてしまったり、水滴がついてしまうリスクが高くなるため、塗装できません。

また、湿度が85%以上の場合にも同様の理由から塗装できません。

雨の日には外壁塗装ができず工期が伸びてしまうため、夕立が多い夏や気温が低い冬よりも比較的天候が落ち着いている春や秋が塗装をするのに適切な時期と言えるでしょう。

ただし、秋については台風が多い季節ですので、台風の動向に注意した上で施工してもらうようにしましょう。

外壁塗装が不要な場合・必要な場合

一般的に外壁の塗装は約10年ごとに必要です。

しかし、外壁の種類によって外壁の塗装が不要なものがあります。

具体的には使用されている外壁がタイル、レンガ、サイディングボードの場合には基本的に外壁の塗装は必要ありません。

ただしサイディングボードに関しては、約10年程度経過すると表面の塗装が劣化している可能性があります。

施工業者に確認してもらい、劣化していた場合には塗装を行った方が良いでしょう。

外壁塗装の劣化のサイン

塗り替え時期の項目でも述べましたが、外壁塗装は劣化している状態であることを知らせるサインがあります。

ここではそんなサインを具体的に3つ紹介していきます。

塗料の色褪せ


1つ目は塗料の色褪せです。

外壁の色が以前よりも薄くなっている、色が褪せてしまっている状態のことを指します。

この状態は外観が古く見えてしまうだけではなく、塗膜自体の防水性が低下している状態となっています。

主な原因は太陽光による紫外線の影響です。

長期間紫外線が当たり続けることで塗料が傷んでしまい、色褪せを引き起こします。

色褪せは塗り直す以外にメンテナンスの方法がないため、色褪せが起きてしまっている場合には塗り替えをして、外壁を保護するようにしましょう。

チョーキング現象


チョーキング現象とは、外壁を触った際に手に白い粉のようなものが付着する現象のことです。

塗装表面が紫外線や熱、雨や風などの天候の影響を受けて劣化することによって発生します。

チョーキング現象が発生している場合、すでに耐久性や耐水性が低下している状態です。

そのため、そのまま放置してしまうと劣化が進み、雨水が侵入してカビや苔が出てしまったり、ひび割れが起きたりする可能性があります。

チョーキング現象は自然に治ることがなく、塗り替えが必要です。

また、塗り替えをする場合には外壁を高圧洗浄してしっかり粉を落とした上で塗装を行わないと上手く塗料が密着しません。

基本的に施工業者は理解しているため、そのような手順で施工を進めていきますが、知識として覚えておくようにしましょう。

ひび割れ・塗装の剥離


ひび割れや塗装の剥離がみられる場合、すでに塗装の劣化が大きく進行している状態にある可能性が高いです。

ひび割れは経年劣化により生じる典型的な症状であり、また塗装の剥離もひび割れ同様に経年劣化が原因で発生する症状のため、外壁塗装の寿命を迎えていると言えます。

この状態のまま放置してしまうと、ひび割れ箇所から水がまわり、外壁が損傷したり、内部の木部が腐食をしてしまう恐れがあり、剥離箇所からも同様に水がまわることで他の塗膜も連鎖的に剥離を起こしてしまいます。

これらの症状が出た場合には速やかに専門業者に依頼し、塗り替えの準備を進めるようにしましょう。

外壁塗装時の支払いタイミングと注意点

外壁塗装時に気をつけなければならないのが支払いのタイミングと支払い方法です。

支払いのタイミングは施工業者によっても異なりますが、施工前に前金を支払い、完了後に残りの金額を支払う分割払いか、施工完了後の一括払いが一般的ですが、あらかじめ依頼する工事業者に確認しておくようにしましょう。

支払い方法については現金での口座振り込みが主流となっています。

その一方で、施工業者によってはクレジットカードでの支払いが可能な場合や、リフォームローンを利用した支払いにも対応している場合があります。

そのような支払い方法を希望する場合にはその方法に対応している施工業者を選定して依頼するようにしましょう。

基本的には契約前、もしくは契約をする際の契約書に、支払いの時期と方法について明記することがルールとなっています。

万が一そのような話が無いままに契約、施工と進んでしまいそうな場合には、自分から確認をするか、業者の変更を検討した方が良いでしょう。

また、外壁塗装をすることで自治体から補助金をもらえる可能性があることをご存知でしょうか。

住んでいる自治体によっては遮熱塗装などの特定の条件を満たすことで、補助金をもらえる場合があるため、確認しておくことでよりお得に外壁塗装を進められる可能性があるのです。

基本的には自治体のホームページに概要が載っているため自分でインターネットで確認することができますが、分からない場合には施工業者に確認することをおすすめします。

工事内容や費用面でのトラブルを避けるために

工事が進んでいくと、予期せぬ事態で当初予定していなかった工事が追加になったり、工期が伸びたりというトラブルが起きることがあります。

ここでは、そんなトラブルを避けるために確認しておくべき内容について紹介します。

まずは、工事契約を結ぶ前に見積書をよく確認し、内容の説明をしてもらいながら精査するようにしましょう。

さらに、支払い方法についても事前に確認しておくことで、いつまでにどのくらいの金額が必要なのか把握することができるため、慌てることなく余裕を持って準備を進められます。

また施工業者に見積書の説明をしてもらう際に、見積書に記載されている金額が変わる場合があるのかどうか、ある場合にはどのような場合に金額が変わるのかを事前に確認しておくようにしましょう。

実際に多いのは工期が延長された場合や、想定していた範囲に追加して、補修が必要な部分があった場合に追加費用がかかる可能性があります。

追加で修復が必要な部分などがある場合には工事前に相談してもらうように業者に依頼しましょう。

外壁塗装の業者さん選びのコツ

外壁を塗装してくれる業者は、訪問販売の業者も増えてきており非常に豊富な選択肢がある状態になっています。

そのため、どの業者に依頼していいのか分からないという方も多いのが実際のところです。

ここではそんな業者さん選びのコツを5つの項目に分けて説明していきます。

建設業許可を得ている業者さんを選ぶ

建設業許可という言葉をご存知でしょうか。

建設業許可とは、一定金額以上の下請け契約を結ぶ際に必要なものですが、取得するためには管理責任者や技術者、実務経験などの厳しい要件をクリアする必要があるため、取得しているだけで、安心してお願いできる施工店と考えることができるのです。

実際のところ冒頭でも述べた通り、施工業者は非常に多く存在しているため、この建設業許可を得ていない業者も多いです。

建設業許可を得ていない業者よりも、建設業許可を得ている業者の方が安心して施工を任せられますので参考にしてみてください。

塗装技能士の資格を保有している職人さんにお願いする

塗装技能士とは塗装の技術を認定する国家資格です。

3級から1級までの難易度に分かれており、それぞれ試験を受けるためには職業訓練歴や学歴によっても実務経験年数が異なりますが、概ね6カ月〜7年以上の実務経験が必要となっています。

従ってこの資格を保有している職人さんは、実務の経験年数も長く、技術的に優れていることを表しているのです。

そのため、施工をお願いする場合にはこの資格を保有しているか確認してから依頼することで、より丁寧な仕上がりになる可能性が高いでしょう。

過去の外壁塗装の施工事例を見る

施工業者が過去に行った外壁塗装の施工事例を確認しましょう。

過去事例を確認することで、実際の仕上がりを確認できるだけでなく、工期や費用、サービス内容について知ることができます。

また、実際の外壁塗装の事例を確認すると、今後外壁塗装を進める上で、塗装の色や工事の流れについてイメージしやすくなります。

アフターサービスなども確認する

外壁塗装は塗装後に検査をした場合でも不備の確認漏れがあったり、施工して間も無く塗料が剥げてしまう場合があります。

そのため、アフターサービスは非常に大切な要素です。

施工業者に対してアフターサービスについて確認しておくようにしましょう。

また、アフターサービスの期間が長いからというだけで内容を確認しないと、保証対象外でサービスを受けられないということになりかねません。

事前に確認する項目として、施工品質、保証期間の長さ、工事の内容については少なくとも確認しておくことをおすすめします。

相見積もりを行う

外壁塗装には定価が無く、施工の品質に関しても見比べることが難しいです。

また、業者によっても費用にばらつきがある可能性があるため、適正な価格を把握することは難しいでしょう。

そこでおすすめなのが、1社からの見積もりだけで工事を決めて進めるのではなく、複数業者から見積もりをもらい見比べて契約する業者を決める方法です。

次項にて掘り下げて解説をしていきますが、複数業者から見積もりをもらうことで、費用の相場を把握することができ、工事の内容についても比較することができるため、より丁寧な施工業者を選ぶことができます。

以上の5点が業者選びのコツです。

この内容を意識しながら業者選びをしてみてください。

相見積もりを行って外壁塗装費用を安く抑えよう

相見積もりとは、複数の業者から見積もりをもらい、工事の内容や費用を見比べることです。

相見積もりを行うことで、外壁塗装にかかる金額を見比べることができるため、相場を把握することができます。

また、複数の業者に見積もりをお願いすることで、業者から適切な施工内容の提案を貰うことができるため、思いつきだけで工事を依頼して失敗したということを防げるのです。

さらに、各業者のサービス内容も比較することができるため、より品質が高く、価格が安い業者に施工を依頼することができます。

そのほかにも、複数業者から見積もりをもらうことで、本当にお願いしたい業者に対して費用の交渉をすることもできるようになり、価格を押さえやすくなりますのでおすすめです。

外壁塗装でハピすむを活用するメリット

ハピすむに加盟している全ての業者は先程説明した建設業許可を保有しており、ハピすむ独自の審査をクリアしているため、どの業者にお願いしても高品質な施工を受けることができます。

また、オペレーターが相談を直接ヒアリングして、希望する工事内容を得意としている業者を最大3社まで絞って紹介するため、業者選びが簡単です。

ハピすむでは、自分でやり取りをすると大変な日程調整もオペレーターが業者との間に立って見積もり立ち会い日の調整まで行ってくれます。

そのため業者から頻繁に連絡が来るという事態を避けることができ、負担になりにくいです。

ハピすむを活用して外壁塗装を行うと、品質の高い工事を面倒な業者とのやり取りを減らして進めることが出来るため、非常にメリットが大きいと言えるでしょう。

外壁リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた外壁リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!

「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」

「複数社に何回も同じ説明をするのが面倒くさい...。」

そんな方は、簡単に無料で比較見積もりが可能なサービスがありますので、ぜひご利用ください。

大手ハウスメーカーから地場の工務店まで全国1000社以上が加盟しており、外壁リフォームを検討している方も安心してご利用いただけます。

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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