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2022年11月02日更新

外壁リフォームの選び方(塗装/カバー工法/張り替え)や費用と工期について解説

外壁リフォームには塗装や、カバー工法、張り替えなど、色々な工法があることをご存知でしょうか。ここではそれぞれの工法の費用や工期、施工方法の選び方について施工事例も踏まえて詳しく解説しています。

外壁リフォームには塗装や、カバー工法、張り替えなど、さまざまな工法があり、現在の外壁の状況や予算によって適切な工法は異なります。

ここではそれぞれの工法の費用や工期、どの施工方法が適しているのかについて施工事例も踏まえて詳しく解説しています。

業者選びのコツなどリフォームを成功させるために役立つ内容も併せて紹介していますので、外壁のリフォームを検討している方はぜひ最後まで読んでみてください。

建物の外壁塗装の役割とは

建物における外壁塗装の役割をご存知でしょうか。

外壁塗装は美観を整えるだけではなく機能性においても重要な役割を担っているのです。

外壁は外気にさらされているため、雨水や紫外線の影響を強く受けています。

そのため、年数が経過することで塗装はもちろんのこと、外壁そのものも劣化してしまうのです。

この状態を放置してしまうことで、クラックや、塗膜の剥離、ふくれなどの症状が発生し、さらに放置することで雨漏れなど建物内部にも影響を及ぼします。

外壁塗装は定期的なメンテナンスを行うことで、建物の防水機能を高めてくれるため、建物自体の劣化を防ぐ役割を担っています。

また、ひび割れや塗膜の劣化についても、塗り替えで解消することができるため、外壁塗装は建物の寿命を伸ばしてくれると言っても過言ではないのです。

外壁リフォームの工法の種類とリフォームのタイミング

外壁のリフォームには様々な工法があります。

ここでは具体的な工法を3つ例として挙げ、工事の内容や、工事を行う目安について説明していきます。

外壁塗装

外壁塗装は外壁リフォームにおいて非常に有名な工法です。

内容としては、足場を設置し、外壁の下地を調整した上で、選んだ塗料を塗布していく作業になります。

使用する塗料によって価格や性能に大きな差が出るため、重きを置いているポイントによって使用する塗料を選びやすく、ニーズを叶えやすい工法と言えます。

工事の期間も約2週間程度で完了することが多いです。

外壁塗装の目安周期

外壁塗装は使用している塗料の種類によっても大きく変わりますが、約8年〜約10年が塗り替えの目安と言われています。

塗膜が劣化してくると、外壁を触った際に白い粉のようなものが手に付着したり、外壁にひび割れが発生したりするため、それらの症状が現れた場合には外壁塗装のタイミングが来たと捉えると良いでしょう。

カバー工法 (重ね張り)

カバー工法とは、外壁の重ね張りとも言われ、文字通り既存の外壁に新たな下地組みを行い、新しい外壁材を張っていく工法です。

既存の外壁面を落とさないため、廃材の量が少なく済み、また、外壁材の種類も変えることができるため、現在の外壁材に不満がある方にとっておすすめの工法と言えます。

カバー工法の耐用年数は、使用する外壁材によっても異なりますが、約15年〜約30年程度が一般的とされているため、外壁塗装よりも耐用年数が長く、手がかかりにくい点が魅力の一つです。

家の大きさにもよりますが、工期は足場の設置を含めて約1カ月の期間を要するため、塗装よりは工事期間が長いことを覚えておきましょう。

カバー工法を行うタイミングの目安

カバー工法を行った方が良いタイミングは、外壁に劣化が見られた時です。

具体的には幅3mm以上のひび割れが発生している、塗装箇所にふくれが見られる、塗膜の剥離が目立つ、外壁自体に穴、欠け、凹みがある、などの症状が出ている場合にはカバー工法を行った方が良い状態と言えます。

外壁の張り替え

外壁の張り替えは前述したカバー工法とは異なり、現在の外壁材を全て解体、撤去した上で、下地の補修、調整を行ってサイディングなどの新しい外壁材を施工する方法です。

全ての外壁を撤去するため、廃材処分などの費用は大きくかかってしまいますが、下地の状態を確認することができ、劣化している場合には補修することも可能なため、住宅をより強度の高い状態で保つことができます。

また、断熱材を入れ替えることができるため、住宅の機能を向上させられる点も大きな魅力と言えるでしょう。

工事期間は下地の状態や複合工事のバランスにもよりますが、一般的には約2週間〜約1カ月の期間で完了します。

外壁張り替えのタイミングの目安

現在使われている外壁材や塗料の種類によっても変わりますが、約10年が1つの目安になっています。

一般的に塗装の寿命は約8年〜約10年とも言われており、新築の場合でも約10年を経過すると外壁にも変化が起こりやすくなってきます。

基本的にはカバー工法の項目で紹介した劣化の症状が現れている場合には、張り替えのタイミングを迎えていますので、参考にしてみてください。

外壁リフォームの工法の選び方

さて、外壁リフォームの工法について紹介してきましたが、実際に自分の家にはどの工法が適切なのか、分からない場合も多いでしょう。

ここでは工法の選び方を具体的に説明していますので、参考にしてみてください。

サイディングの耐用年数切れの場合

サイディングの耐用年数が切れている場合には施工後、相当な年数を経過している場合が多いです。

経過している年数次第では建物内部も劣化している可能性が考えられるため、張り替えを行って、下地部分の補修や、断熱材の入れ直しを行うと良いでしょう。

ただし、サイディングを施工してから、日が浅い場合にはカバー工法も有効な手段であるため、専門業者に現場の確認をしてもらい、補修方法を提案してもらうことをお勧めします。

サイディングを施工してから10年経過している場合

サイディングは種類にもよりますが、約30年前後の耐用年数があります。

そのため、サイディングを施工してから10年経過している場合においては、外壁の張り替えやカバー工法ではなく、外壁塗装でメンテナンスを行うことが適切でしょう。

外壁自体の耐用年数切れ、築年数が長い場合

外壁自体の耐用年数が切れ、さらに築年数が長い場合には、外壁下地が傷んでいる可能性が高いため、外壁の張り替えを行い下地の補修まで行うことをおすすめします。

外壁塗装の耐用年数が過ぎている場合

外壁塗装が耐用年数を過ぎている場合には外壁塗装か、カバー工法での対処がおすすめです。

塗装よりもカバー工法の方が耐用年数が長いため、短いスパンでメンテナンスをするのが難しい場合にはカバー工法を、こまめにメンテナンスが出来る場合には外壁塗装を選ぶと良いでしょう。

以上が外壁リフォームの工法の選び方になります。

これはあくまでも目安であるため、工法の選定は、専門業者に現場の調査をしてもらった上で、適切な方法を提案してもらうことをおすすめします。

外壁リフォームの相場費用

外壁リフォームグラフ

ここでは外壁リフォームの費用相場について解説していきます。

外壁リフォームは主に、外壁を重ね張りするカバー工法、サイディングの交換、外壁の張り替えが主な工事内容となります。

それぞれの費用相場についてはこれから詳しく解説していきますが、外壁リフォームという形で相場を見てみると約10万円〜約500万円以上と非常に幅広い金額になっているのが分かります。

これはリフォームをする面積や、付帯工事の量によって大きく金額が変わるためです。

実際の割合を見ると約50万円〜約200万円でのリフォームが一番大きな割合を占めており、この辺りが費用相場と考えることができます。

この費用では外壁のカバー工法やサイディングの張り替えなどさまざまな工事を進めることが出来る可能性が高いでしょう。

ここからは工法別の費用目安について紹介していきます。

なお、こちらの記事に記載の費用はあくまでも目安です。詳しくは専門業者による現地調査が必要となります。

また、業者によっても金額は変わるため、複数の業者に見積もりをとることが重要です。

モルタル外壁に重ね張りする場合の費用目安

モルタル外壁に重ね張りをする場合、解体撤去を伴う外壁張り替えとは異なり、廃材の処分が少なくて済むため、外壁全体を工事しても費用を比較的安価に抑えることができます。

外壁カバー工法の費用相場は一般的な戸建て住宅で約150万円〜約220万円と言われています。

前述の費用相場で多い約50万円〜約200万円の範囲で基本的に可能な工事内容と言えるでしょう。

サイディング交換の相場費用の目安

サイディングの交換は、カバー工法とは異なり、既存の外壁材解体、撤去や下地が傷んでいる場合には下地の補修が必要になります。

使用する外壁材がサイディングということもあり、比較的材料費を安価に済ませることができますが、サイディング張り替えの費用相場は約170万円〜約250万円が一般的です。

外壁そのものの張り替え費用の目安

外壁そのものを張り替える場合、使用する外壁材が何かによって費用が大きく変わります。

実際に費用相場は約100万円〜約500万円と非常に幅があるのです。

特にタイルを使用した外壁にしたい場合には、選ぶ材料によって費用がとても高価になります。

前述の費用相場において500万円以上の費用になる場合にはこの工法が多いと言えるでしょう。

外壁塗装の相場費用と工期の目安

外壁塗装の費用は選ぶ塗料や塗装する面積によって大きく変わります。

また、使用する塗料によって耐用年数も異なるため、費用が高いから悪いというわけでもないのです。

塗料の種類や特徴、価格については後ほど詳しく説明していきますが、実際に外壁塗装の費用相場は約10万円〜約500万円以上と非常に大きな差があることが分かります。

実際には約50万円〜約200万円での外壁塗装を行っているのが全体の6割を占めており、一般的に外壁塗装の相場目安は約80万円〜約120万円と言われていることから、この辺りの金額が費用相場と考えて良いでしょう。

しかしながら、あくまでも相場がその程度の金額であるだけで、実際には専門業者による現地調査が必要です。

外壁塗装を検討している方は複数の専門業者から見積もりをもらい、自分なりの費用相場を作るようにしましょう。

外壁塗装の工期の目安

外壁塗装の工事は、面積によっても変わりますが、一般的な2階建ての住宅の場合で足場の設置、解体を含めても約10日〜約14日の期間で終わる場合が多いです。

塗装工事は天候による影響を受けやすく、特に雨の日は塗装を行うことができないため、天候によっては工事期間が伸びてしまうこともあります。

ここでの工程や、専門業者から説明されている工期についてはあくまでも目安として把握することをおすすめします。

塗料の種類と特徴について

外壁塗装を行う際に大切なのが、塗料選びです。

基本的に専門業者は外壁の種類や施主の希望に沿った塗料を提案してくれるため、おすすめの塗料を使用するというのも1つの方法です。

しかし、塗料の種類と特徴について知っておくことで、より良い選択ができるでしょう。

ここでは塗装工事でよく使用される塗料を5つとそれぞれの特徴や価格を紹介します。

ウレタン塗料

種類が豊富で数多くの色があるウレタン塗料は、耐久性を高めた塗料やカビを防いでくれる機能をもつ塗料など、さまざまな性能を付与してくれる塗料もあるため、選び方によってはよりニーズを叶えてくれる塗料と言えます。

仕上がりにおいても弾性があり、塗装面のひび割れが起こりにくく、光沢もあることから綺麗です。

また、塗料の価格も1平方メートルあたり約1,500円〜約2,500円と安く、一般的な塗料であることから、施工業者の経験も豊富なため、対応できる業者も多く、施工費用を抑えたい場合にも使用される塗料となっています。

しかし、他の塗料と比較すると耐久性の面では劣り、耐用年数としては約6年〜約8年と言われているため、一度塗ってから次に塗り替えるまでの期間が比較的短いというデメリットがあります。

シリコン塗料

シリコン塗料は耐熱性、耐水性、天気による影響に対して高い耐性を持っている、耐久性に優れた塗料です。

価格の目安は1平方メートルあたり約2,200円〜約3,000円が一般的で、ウレタン塗料に比べると価格が少し高いです。

シリコン塗料の寿命は約10年〜約15年と言われていますが、塗膜が固いため、地震などの衝撃が劣化した塗膜に加わることで、ひび割れを起こしてしまいます。

耐用年数よりも短いスパンでメンテナンスが必要になる場合もあるため、注意が必要です。

ピュアアクリル塗料

通常のアクリル塗料に含まれる不純物を可能な限り取り除いた塗料をピュアアクリル塗料と言います。

ピュアアクリル塗料の一番の特徴は弾性が非常に高いことです。

そのため、ひび割れを起こしにくく、仮に外壁がひび割れを起こしたとしても塗膜が伸縮してひび割れに追随するため、雨水などが内部に浸入することを防いでくれます。

ピュアアクリル塗料は機能性、耐久性共に優れているため、1平方メートルあたり約3,500円〜約4,000円と高価な塗料となっています。

フッ素塗料

フッ素塗料はフッ素樹脂を配合した塗料のことを指し、高い耐久性と天候の影響を受けにくいという強みがあります。

フッ素塗料はその高い耐久性も相まって耐用年数が約15年〜約20年と言われています。

これは外壁塗装において一般的に使用されているシリコン塗料の耐用年数が約10年〜約15年であることを鑑みると大きな差であることが分かります。

耐用年数が長い塗料ということもあり、価格は1平方メートルあたり約3,500円〜約5,000円が相場で、非常に高価な塗料です。

無機塗料

ガラスや石などの無機物が主成分の塗料を無機塗料と言います。

無機物が主成分ということもあり、不燃性も高く、汚れも付着しにくいことから、一度塗装をするとしばらくメンテナンスの必要がないのが特徴です。

無機塗料は劣化しやすい樹脂成分がほとんど含まれていないため、天候による影響をほとんど受けないことから、耐用年数が約20年〜約30年と非常に長くなっています。

価格に関しては1平方メートルあたり約4,500円〜約5,500円で非常に高価ですが、耐用年数を考えると、他の塗料から比べるとコストパフォーマンスは良いことが分かります。

外壁塗装/カバー工法/外壁の張り替えの施工例

ここでは外壁塗装、カバー工法、外壁張り替えの施工事例をそれぞれ説明していきます。

実際の工事のイメージを掴む上でも施工事例は参考になりますので、確認するようにしましょう。

経年劣化によりカビやコケが増えてきたため外壁を再塗装

モルタル仕上げの外壁が経年劣化によってカビやコケが目立つようになったため、シリコン塗料を使用して外壁の塗装を行っています。

ひび割れを起こしやすい外壁材のため、伸縮性に優れたシリコン塗料を用いてひび割れを起こしにくくし、一部分にアクセントとしてブルーを取り入れることでデザイン性も高い仕上がりになっています。

  • 費用:約100万円~約300万円
  • 工期:約1カ月
施工会社:FRESH HOUSE

2階部分の外壁の補修のためサイディングへ張り替え!

2階部分のみ同系色のサイディングへと張り替え工事を行っています。同系色のサイディングで施工していることから、今後、1階部分の外壁を張り替える場合に色を揃えることも可能です。

また、白系のサイディングへ張り替えを行っているため、1階部分だけ色を変えて2色にして雰囲気を変えることも可能なデザイン性となっています。

  • 費用:約100万円~約300万円
  • 工期:約1カ月
施工会社:FRESH HOUSE

塗装面の上からサイディングを施工しおしゃれな雰囲気に

塗装仕上げだった外壁の上にカバー工法を用いてサイディングを施工しています。
木目調の外壁材が木の温もりを出していて、ベランダ部分をダーク色のアクセントにすることで綺麗にまとまっています。

また、木目の向きに関しても幅が狭い印象のある1階部分は横向きにして幅を広く見せ、高さが低く見える2階部分を縦向きにすることでより、高さがあるように見せているところもポイントです。

  • 費用:約100万円~約300万円
  • 工期:約1カ月
施工会社:FRESH HOUSE

外壁リフォーム時によくあるトラブル

外壁リフォーム時のトラブルは施工前、施工中、施工後それぞれに起こり得る可能性があります。

ここではそれぞれのタイミングでよくあるトラブルについて紹介していきます。

リフォーム前に気を付けたいトラブル

ここではリフォーム前に気をつけたいトラブルを4つ紹介します。

見積書は要望を反映しているか

1つ目は見積書に要望している工事の内容が反映されているかどうかです。

工事の見積書は表記に専門的な用語が多く、分からないケースが多いです。

確認を怠ってしまうと、自分の要望が反映されていない見積書になっている可能性がありますので、見積書をもらったタイミングで業者に確認するようにしましょう。

塗装後の色はイメージできているか (色選びに失敗していないかよく確認する)

外壁塗装で多い失敗がイメージしていた色と違ったという色選びに関するものです。

外観パースの作成をしてもらったり、カラーサンプルを提供してもらうなど、塗装後のイメージをしっかり構築できるように業者に協力してもらうことで、比較的防げるトラブルになります。

保険に加入しているかの確認

万が一、工事の際に物損を起こしたり、労災が発生した際に重要になるのが保険です。

特に1人で作業をしている業者などは保険に加入していない場合などもあり、何か問題が発生した際に大きなトラブルに発展する可能性があります。

契約前に保険に加入しているかどうか確認するようにしましょう。

クーリングオフ制度の確認

見積書の内容と工事の内容が違う場合や、契約をした後で法外な金額であることが判明した場合などにクーリングオフ制度を利用し、契約を解除できる場合があります。

クーリングオフ制度には法定期間が定められており、原則契約書を受け取った8日後となっています。

見積書と工事内容の相違の場合に関してはこの期間にかかわらずクーリングオフを行える場合もありますので、まずはそのような制度があることを覚えておきましょう。

リフォーム中に気を付けたいトラブル

リフォーム中に気をつけたいトラブルは下記の4つです。

近隣住民の方への挨拶回りが済んでいない

外壁リフォームは足場を伴う作業があったり、騒音が出る工事があったりと、近隣住民の方にご迷惑をおかけする可能性があります。

そのため、事前の挨拶回りが非常に大切です。

塗装作業が塗料の仕様通りの手順に沿っていない

塗装作業が塗料の仕様通りに行われていない場合、思うような効果が得られなかったり、耐用年数が短くなってしまったりする可能性があります。

塗料の仕様を把握することは難しいですが、あらかじめ業者にどのような施工手順で行うのか確認をし、塗料の仕様を一緒に提示してもらうと良いでしょう。

すぐに繋がる連絡先の共有がなされていない

外壁リフォームは外部の機器の養生が行われている可能性が高く、エアコンや給湯器、テレビなどに影響を及ぼす可能性があります。

そのようなトラブルがあった際に誰に連絡していいのか分からないままだと、不便な状態で生活をしなければなりません。

そのような事態を避けるためにも、緊急時にすぐ連絡が取れる連絡先を共有するようにしましょう。

リフォーム後に気を付けたいトラブル

リフォーム後に発生するトラブルは下記の2つが考えられます。

依頼した箇所以外の追加工事費用が請求される

工事依頼をしていた箇所以外の部分で追加工事が必要となる場合があります。

事前に費用の打ち合わせをしておくことで防ぐことができますが、現場で急遽発覚し工事が必要となるケースはよくあるため、施工業者とのやり取りを密に取ることをおすすめします。

依頼した箇所の工事に問題はないか (塗り残しなどないか、仕上がりの確認など)

塗り残しや仕上がりに不具合があるというのは施工後によくあるトラブルです。

依頼をしていた工事箇所の仕上がりに問題がないかどうか、施工業者と一緒に現場を見ながら確認するようにしましょう。

以上が考えられるトラブルになります。

いずれのトラブルも、事前に細かく確認することを怠らなければ防ぐことができるかもしれません。

手間はかかりますが、気になることがあった場合にはその都度確認するようにしましょう。

失敗しない外壁リフォーム会社の選び方

訪問販売業者も含めて外壁リフォームを行っている会社は非常に多く、質の良い業者と残念ながらそうでない業者が存在しています。

ここでは業者選びを失敗しないためのコツを3つに分けて紹介します。

内外ともにしっかりしている会社を探す

まずは、内外ともにしっかりしている会社かどうか判断するようにしましょう。

具体的には下記の3つの項目を確認することで、判断することができます。

建設業の許可を取得している (外部からの評価がある)

建設業許可を取得するために、業務経験や技術者の要件などさまざまな厳しい条件をクリアする必要があるため、建設業の許可を取得している業者は外部からの評価が高いと言えるでしょう。

塗装技能士が在籍している

塗装技能士は塗装に関する国家資格であることから、この資格を持っている作業員はいわば塗装工事のスペシャリストです。

知識も経験も豊富なため、より良い提案と施工をしてもらうことができると考えられます。

過去の施工事例を確認する

過去の施工事例を確認することで、その施工業者がどのような工事を得意としているのか、また、仕上がりについても確認することができます。

施工事例を確認して、自分がイメージしている仕上がりに近いものがあればその施工業者を選ぶことで、希望通りの施工をしてもらえるかもしれません。

施工不良があった場合のアフターフォローを事前に確認する

どれだけ気をつけていても、質の良い業者でも施工不良が発生する可能性があります。

実際に発生した時のことを考えて以下の2点について事前に確認をしましょう。

リフォームの瑕疵保険に加入しているかどうかを確認する

リフォーム瑕疵保険とはリフォーム内容を保証するための検査を実施し、万が一工事に欠陥が見つかった場合や、施工業者が施行中に倒産してしまった場合などに、損害分の料金を受け取ることができる制度です。

リフォーム瑕疵保険に加入している業者であれば何か問題が発生しても、しっかりとした保証がついているため、安心して工事を依頼することができます。

品質保証内容と無料修繕の範囲の確認

施工業者ごとに品質保証内容や無料修繕の範囲が大きく異なります。

施工後トラブルになる前に事前に確認しておくようにしましょう。

見積もりをしてもらい内容が適切か確認する

契約を先行するのではなく、まずは見積もりをしてもらい内容が適切か確認することが大切です。

また、複数業者から見積もりをもらって工事内容や金額を見比べることをおすすめします。

外壁リフォームにかかる金額を比較することにより、相場を把握することができるでしょう。

ハピすむでは簡単に無料で相見積もりできますので、ぜひこちらからリフォーム費用の無料の相見積もりをご利用ください。

複数の業者に見積もりを依頼することで、業者からより適切な施工内容の提案を貰うことができ、さらに各業者のサービス内容も比較することができるため、より品質が高く、価格が安い業者に施工を依頼することができます。

外壁リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた外壁リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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