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2022年08月19日更新

アイランドキッチンの特徴とは?事例を交えてメリット・デメリットを解説

アイランドキッチンとは壁面に隣接していないキッチンのことを指します。この記事ではアイランドキッチンの価格や特徴、メリット、デメリットを解説しています。また、他のタイプのキッチンのレイアウトの特徴も紹介しており、リフォームを検討している方におすすめです。

この記事ではアイランドキッチンの特徴を事例やメリット・デメリットを交えて解説しています。

さらに、アイランドキッチン以外のキッチンレイアウトについても特徴を紹介しているため、キッチンリフォームを検討している方にとって参考になる内容となっています。

また、この記事を読んだ上で、無料で見積もりやプランの比較ができるハピすむを活用すれば、予算を抑えつつイメージ通りにキッチンをリフォームすることができます。

ぜひ、最後まで記事を読み、ハピすむを活用してみてください。

アイランドキッチンとはどんなキッチン?

アイランドキッチンとは、壁面に隣接せず独立して設置されているキッチンのことを指します。

対面キッチンと呼ばれる種類に分類されるキッチンですが、おしゃれなデザインが多く、開放感もあることから人気を集めています。

調理をしながらリビングなどにいる子どもの様子を伺うこともでき、常にコミュニケーションを取ることができるため、子どもから目を離した隙に起きてしまう事故も未然に防ぐことにつながり安心して調理を進められます。

また、キッチンが壁面に隣接していないため複数人での調理もしやすく、みんなで楽しみながら料理を作ることができるのもアイランドキッチンの魅力の1つです。

アイランドキッチンのメリット・デメリットについては、次項にてより詳しく解説しますのでそちらを参考にしてみてください。

アイランドキッチンで料理するメリット

アイランドキッチンについて簡単にご紹介させて頂きましたが、ここではアイランドキッチンのメリットについて詳しく説明します。

具体的に6つの項目に分けて解説していきます。

レイアウトが開放的

まずは冒頭でも触れましたが、開放的なレイアウトが実現可能な点です。

アイランドキッチンは壁に隣接しない独立したレイアウトです。

そのため視界を遮るものがなく、動線上も障害物がないため非常に開放的なデザインになります。

デザイン性が高い

この記事内でも後ほど紹介しますが、アイランドキッチンは非常にデザイン性に優れています。

各キッチンメーカーがデザイン性の高いキッチンをラインアップしていることももちろんですが、家具、家電などのインテリアとの組み合わせ次第でいかようなデザインも実現できるのがアイランドキッチンです。

空間を自分好みのデザインに仕上げることができるため、おしゃれなキッチン空間に憧れがある方にとってはとても魅力的なのではないでしょうか。

複数人でも快適に料理できる

壁に隣接していないことから動線の確保がしやすく、広い通路がなくても複数人での料理が快適にできます。

また、ワークトップの奥行きが大きいものが多く、レイアウト次第ですが、ダイニングテーブルとアイランドキッチンを繋げることで、より複数人での作業が快適になります。

I型などのキッチンとは異なり、キッチンを設置した後でも、レイアウトを変えることで複数人での作業がさらにやりやすくなるというのは大きなメリットです。

リビングの人との関わりが持てる

調理スペースとリビングの間を遮るものがないため、リビングにいる人たちとの関わりを持ち続けたまま調理を進めることができます。

作業中にコミュニケーションを取ることも容易なため、孤独感なく作業を進められ、調理の時間をより楽しむことができるといえます。

また、子育て世帯の方にとっては子どもから目を離す時間が非常に短くなることから、見ていない間に転んだり、怪我をしたりといったトラブルを避けることができるのも大きなメリットです。

作業スペースが広い

アイランドキッチンは天板の奥行きが大きいプランも多いため、設置スペースの確保さえできれば、作業スペースが広くなりやすいです。

また、壁面に隣接していないことから、より幅広くキッチンを使うことができるため、思っている以上に作業スペースが広い印象を受けます。

ただし、デメリットにもなる要素ですが、アイランドキッチンの設置には通常のキッチンよりも広いスペースを確保する必要があります。

レイアウトが自由

アイランドキッチンはレイアウトの自由度が高く、自分のスタイルに合わせて配置をカスタマイズすることができます。

また、キッチンだけのレイアウトではなく、家具との組み合わせも非常に豊富なため、より自分好みのキッチンスペースを作ることができるのです。

アイランドキッチンを導入するデメリット

メリットの多いアイランドキッチンですが、残念ながら導入することで発生するデメリットもあります。

ここでは5つの項目に分けて具体的に解説します。

キッチンスペースを広く確保する必要がある

アイランドキッチンは壁面に隣接しないことから、従来のI型キッチンや対面キッチン以上に広いスペースがないと、キッチンの間口を狭くするなどの対処をして設置する必要があるため、使い勝手が悪くなってしまいます。

どのくらいの広さのキッチンが必要なのかによって確保するべきスペースが変わるため、まずはメーカーのショールームなどに足を運び、希望の間口を決めた上で、スペースを確保する工夫をしましょう。

リビング・ダイニングからキッチンが見えてしまう

開放感のあるアイランドキッチンはリビング・ダイニングからキッチンが見える状態になっています。

そのため、整理整頓や掃除を怠ってしまうと生活感が丸見えになってしまいだらしない印象を与えてしまう可能性があるのです。

整理整頓や掃除が苦手な方は、造作カウンターを設置してキッチンが見えないようにするなどの工夫をすることで、見える範囲を絞ることができます。

収納が少ない

アイランドキッチンには吊り戸棚がつかないため収納の量がどうしても少なくなってしまいます。

また、前述している通り収納がないことを理由に整理整頓を怠ると、せっかくおしゃれなアイランドキッチンが、だらしない印象になってしまいます。

見せる収納を活用したり、物を減らしたりして対応すると良いでしょう。

小さな子どもの侵入を防ぎにくい

独立して設置されているため、どうしても小さな子どもがキッチンに入ってくるのを防ぐのが難しいです。

一般的にはベビーガードなどを取り付けて、子どもや赤ちゃんがキッチンスペースに入れないようにするかと思いますが、壁面に隣接していないアイランドキッチンではべビーガードの取り付けが難しく対処しにくいのです。

アイランドキッチンは、周囲の状況を見やすい環境にあるため、子どもが入りそうな場合には都度注意すると良いでしょう。

キッチンを使っていない時の子どもの侵入対策として、侵入を妨げるようなものを置いたり、そもそも子どもがキッチンに行かないように工夫したりすることで対処することをお勧めします。

他のキッチンに比べると価格が高め

アイランドキッチンは設備機器やリフォームにかかる工事代が通常のキッチンより高い傾向にあります。

商品に関しては選び方次第というところもあり、一概には言えませんが、工事に関しては既存のキッチンがアイランドキッチンではない場合、給排水設備工事や電気工事などの付帯工事がかかるため費用が高くなってしまいます。

価格の詳細に関しては後ほど詳しく説明しますのでそちらを参考にしてみてください。

アイランドキッチンにリフォームするための費用

アイランドキッチンにリフォームするための費用相場は約150万円〜約200万円が目安で、工事期間は約3日〜約1週間が一般的です。

アイランドキッチンの商品はサイズや素材、設備仕様などが費用に影響します。

また、現在のキッチンがアイランドキッチンでない場合には給排水工事や電気工事、木工事などの工事が必要になるため、費用や工期が変わります。

現場ごとに工事期間や工事費用が変わることから、複数の専門業者に現場調査をしてもらい、見積もりをもらって金額を見比べると、費用の相場を把握することができます。

また、工事期間についても工程表を専門業者に貰うことで、より正確な日程を把握することができるため、おすすめです。

冒頭で紹介した通り、ハピすむでは無料見積もり比較を行えます。費用の感覚を掴むためにもぜひ活用してみてください。

アイランドキッチンにリフォームする際のポイント

アイランドキッチンにリフォームする際に意識することで、リフォーム後に後悔しないポイントがあります。

具体的に5つ紹介しますので、参考にしてみてください。

アイランド部分で使うコンセントの位置を確認しておく

アイランドキッチンにリフォームする場合に重要なのがコンセントの位置です。

アイランドキッチンは壁面が近くにない場合がほとんどのため、コンセントを後から増設することが難しいです。

そのため、事前にアイランドキッチン部分で使用したい家電や、必要なコンセントの位置を確認しておく必要があります。

油跳ね防止のパネルを設置する

ガスコンロやIHクッキングヒーターなどの加熱器をアイランド部分で使用する場合、どうしても油跳ねが起きてしまいます。

リビング・ダイニング側に油が跳ねないように油跳ね防止のパネルを商品選定の際に組み込んでおくと良いでしょう。

通路の幅に注意して配置を決める

キッチンリフォームの失敗として多いのが、誤った通路幅でキッチンを設置してしまったというものです。

キッチンを1人で使用する場合、通路幅は約80cm〜約90cm程確保すれば不便なくキッチンを使用することができますが、2人ですれ違うことが多い場合にはこの通路幅では窮屈です。

複数人でキッチンを使用する場合の目安として約100cm〜約130cm程度のスペースを確保することで、すれ違いやすく使い勝手が良くなるでしょう。

また、冷蔵庫や食器棚などの大型家具、家電の搬入経路も同時に検討することで、買い替えをスムーズに進められますので、意識すると良いポイントの1つです。

換気扇もキッチンも掃除しやすいものを選ぶ

アイランドキッチンは開放的なキッチンであるが故に、キッチンの臭いがリビング・ダイニングに流れてしまうことがあります。

そのため、換気扇は換気性能が主な選定基準になりがちです。

しかし、換気扇を選定する場合、換気性能と同等に大切なのが掃除がしやすいかどうかです。

キッチンの換気扇は汚れが溜まりやすく、多くの製品で月に1〜2回程度掃除することが好ましいとされています。

掃除しにくい換気扇を選んでしまうと、毎回苦労して掃除をしなければならないため、掃除がしやすい換気扇を選ぶと負担を減らすことができるでしょう。

作業風景をイメージしてアイランド部分にコンロを設置するかどうか決める

アイランドキッチンでどのように作業を進めていきたいのかイメージすることが大切です。

アイランド部分にコンロを設置して一体型のレイアウトにするか、コンロを分離するⅡ型(2列型)のキッチンにするかで使い勝手が変わります。

イメージしている使い方に近いレイアウトを採用することで、満足度の高いリフォームに繋がるため、事前に決めるようにしましょう。

人気でおすすめのアイランドキッチンメーカー

ここではアイランドキッチンを提供しているキッチンメーカーについて魅力やポイント、商品価格を紹介します。

いずれも人気でおすすめのメーカーですので、キッチン選びの参考にしてみてください。

クリナップ「ステディア」

画像出典:クリナップ
商品代約90万円〜約350万円

ステディアは「7つの機能でがんばらないを支える」というコンセプトのキッチンですが、その中でも特に魅力的なのが「流レールシンク」です。

このシンクはゴミや汚れが勝手に流れていく構造に加えて、継ぎ目のない一体成形のため掃除が簡単なのです。

「美コート加工」も施されているため、シンクを綺麗に保ちたい方には特におすすめのキッチンといえます。

クリナップ「ラクエラ」

画像出典:クリナップ
商品代約100万円〜約220万円

ラクエラはキッチンは家具という考え方のもとインテリアの組み合わせを楽しめるキッチンになっています。

そのため、デザイン性に優れており、自然素材の風合いを積極的に取り入れています。

キッチンとインテリアを組み合わせておしゃれな空間を作り上げたい場合には特におすすめのキッチンです。

リクシル「リシェルSI」

画像出典:リクシル
商品代約90万円〜約230万円

リシェルSIは「美しい暮らしをキッチンから」というコンセプトで、暮らしに馴染みやすいキッチンになっています。

その中で特に魅力的なポイントがワークトップです。

セラミック製のワークトップは焼き物らしい上品なデザインになっており、熱や傷にも強いため、デザイン性、機能性ともに優れた商品になっています。

パナソニック「ラクシーナ」

画像出典:パナソニック
商品代約100万円〜約300万円

「つくるをラクに、くらしを自由に」がコンセプトのラクシーナは料理のしやすさ、手入れのしやすさを重視しています。

特にファン掃除が約10年間不要のレンジフードの「ほっとくリーンフード」は魅力的です。

手間のかかる換気扇掃除を簡略化してくれる商品のため、掃除の時間を短縮できることから、日頃忙しく掃除に時間を割けない方には特におすすめです。

パナソニック「Lクラス」

画像出典:パナソニック
商品代約200万円〜約500万円

Lクラスは「美しい空間を叶える無駄のないディティール」、「あなたらしさが活きる空間づくり」、「先進機能による快適性」の3つをコンセプトとして掲げる高級キッチンです。

魅力的なポイントは使用している素材の材質です。

天然石を忠実に再現した人造大理石のワークトップは、高級感のある印象を与えてくれるだけではなく、掃除がしやすく、表面硬度が高いため傷にも強い優れものです。

トクラス「Berry (ベリー)」

画像出典:TOCRAS
商品代約150万円〜約340万円

「くらしオーダー」をコンセプトにしているベリーは一人ひとりの暮らしに合わせたレイアウトやスタイリングで理想の空間を作ることができるキッチンです。

シンクやコンロの位置、カウンターの長さなど自分好みの位置、寸法を作ることができるという特徴を持った商品です。

TOTO「ミッテ (mitte)」

画像出典:TOTO
商品代約100万円〜約180万円

「家族と暮らしの真ん中に」がコンセプトのミッテは、様々な家具の色柄と馴染みやすいシンプルなデザインが多いキッチンです。

豊富なデザインを自分好みに組み合わせられ、価格も比較的安価なため、費用を抑えておしゃれなキッチンを作りたい方におすすめです。

TOTO「ザ・クラッソ」

画像出典:TOTO
商品代約140万円〜約250万円

ザ・クラッソは「美しい、使いやすい、きれい」をコンセプトにしているキッチンです。

その中で特に魅力的なのが、触り心地が良く、光を集めてキッチンを明るくしてくれる「クリスタルカウンター」です。

シンプルなデザインの中に美しさがあり、気持ち良く作業を進められます。

タカラスタンダード「トレーシア」

画像出典:TAKARA Standard
商品代約80万円〜約130万円

「何でもない日もスペシャルに」をコンセプトにしているトレーシアはお手入れがラクになる設備が多いキッチンです。

その中で特徴的なのが「うちにもホーロートレイ」です。

引き出し上部の空きスペースにトレイを設置することで、収納スペースを確保できるだけでなく、ホーロー製であるためお手入れも簡単できれいを維持してくれます。

タカラスタンダード「レミュー」

画像出典:TAKARA Standard
商品代約140万円〜約240万円

レミューは「この居心地は自分史上、最高」をコンセプトにした高級キッチンです。

デザイン性、機能性ともに最高のものになっていますが、その中で特に魅力的なのが、「ユーティリティシンクE」です。

ステンレスシンクの中に作業スペースを設けることができる商品で、汁気の多いものや野菜などを水洗いしながら切っても汚れが飛び跳ねません。

汚れるのがシンク内だけで済むため、お手入れが非常に簡単になる商品です。

サンワカンパニー「グラッド45」

画像出典:Sanwa Company
商品代約50万円〜約150万円

オールステンレスのグラッド45は無駄のない洗練されたデザインが特徴的な商品です。

小口が見えないように加工を施していたり、角のシャープなデザインなどに職人の技が光ります。

高級感のあるキッチンをお求めの方にはおすすめです。

サンワカンパニー「オッソ」

画像出典:Sanwa Company
商品代約30万円〜約70万円

「シンプルさ際立つフレームキッチン」というコンセプトのもと、無駄のないシンプルなデザインが魅力のキッチンです。

収納や棚板の追加、食洗機の設置もできるため、自分の暮らしに合わせたデザインにアレンジできるのも魅力の1つです。

ハウステック「カナリエ」

画像出典:Housetec
商品代約130万円〜約200万円

「かなり選べる」という斬新なコンセプトを掲げているカナリエですが、収納や快適性、エコなど5つのポイントを追求したキッチンです。

特に魅力的なのが「パワフル収納」で、大型冷蔵庫並の収納スペースがあるため、収納の少ないアイランドキッチンにとってありがたいポイントになっています。

トーヨーキッチン「ベイ (Bay)」

画像出典:Toyo Kitchen Style
商品代約50万円〜約100万円

トーヨーキッチンは、キッチンの使いやすさを徹底的に追求してデザインしているため、非常に使いやすい形状が魅力です。

ベイはそのデザインを活かしながら、価格を抑えたキッチンであるため、費用を抑えて使い勝手の良いキッチンを探している方におすすめのキッチンといえます。

アイランドキッチンが魅力的なリフォーム施工事例

アイランドキッチンを使用したリフォーム施工事例を紹介します。

アイランドキッチンが魅力的な事例を4例紹介していますので、リフォームを検討している方は参考にしてみてください。

すっきりとしたアイランドキッチンが映える施工事例

リフォーム費用リフォーム費用:約1000万円以上 (キッチン以外のリノベーション含む)

奥行きの大きいワークトップは調理スペースを広々と取れるだけではなく、ダイニングテーブルとしての役割も果たしており、空間をすっきりした印象にしています。

また、背面収納を活用してワークトップ上には物を置かず、見せるものを最小限にしていることで非常に綺麗な印象を与えるキッチンになっています。

シックで落ち着いた色合いにまとめている点も、開放感がある中に落ち着きがあってアイランドキッチンがより映えて見えるポイントです。

部屋が見渡せる位置に3mの大きなアイランドキッチンをレイアウトした事例

リフォーム費用約1000万円以上 (キッチン以外のリノベーション含む)

部屋を見渡せる位置に間口が少し広い3mのアイランドキッチンを設置しています。

開放感のある空間に大きなアイランドキッチンが設置されているため、存在感があります。

また、間口が広く、ワークトップの奥行きも大きいため、作業スペースが広々としています。

コンロが3つ横に並んだ加熱器を使用しているので、非常に使い勝手の良いキッチンです。

リビングの色調に映えるトクラス「Berry(ベリー)」をレイアウト

リフォーム費用約1000万円以上 (キッチン以外のリノベーション含む)

白と茶色を基調としたリビングダイニングに、鮮やかな赤色のキッチンを設置しています。

キッチンの手前側が高いデザインにすることで、作業中の手元や、ワークトップの様子を隠すことができ、アイランドキッチンのネックである、生活感を感じさせない工夫をしています。

落ち着いた雰囲気の色合いの中に、アクセントとしての赤色が非常に映えており、おしゃれな印象のキッチンです。

施工会社:株式会社 OKUTA

木目調のアイランドキッチンが印象的なカウンター付きアイランドキッチン

リフォーム費用約1000万円以上 (キッチン以外のリノベーション含む)
工期約3か月

落ち着いた空間の中に木目調のアイランドキッチンが設置されており、おしゃれな喫茶店を彷彿とさせるようなデザインになっています。

アイランドキッチンに造作してカウンターを設置していることで、キッチンスペースを省スペースに抑えることができています。

また、手元を隠すためにカウンターとワークトップの間に仕切りを設けており、生活感を感じさせません。

背面収納を活用し、キッチン周辺に物を置かなくても問題ない収納量になっているのも魅力的なポイントです。

アイランドキッチン以外のキッチンの種類

ここまでアイランドキッチンについて、施工事例やさまざまなキッチンメーカーの商品などを紹介しましたが、ここではアイランドキッチン以外のキッチンについて特徴を踏まえて紹介していきます。

5種類のキッチンを紹介していきますので、アイランドキッチン以外でもリフォームを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

I型キッチンの特徴

I型キッチンはシンクと調理器一直線に配されているキッチンで、キッチンの基本的なレイアウトです。

少ないスペースに設置することができ、事例のように壁付にすることで、調理をする人が立つことができればキッチンとして機能します。

また、シンク、調理スペース、調理器が一直線に並んでいる構造が非常にシンプルであることから使い勝手が良いキッチンです。

特に事例のように冷蔵庫を並べることでキッチンの動線がまとまり、さらに使いやすいキッチンになります。

シンプルな構造であることから、他のキッチンと比べると価格が安価なのも特徴の1つです。

Ⅱ型キッチンの特徴

Ⅱ型キッチンはコンロとシンクがそれぞれ分かれているのが一番の特徴で、片側を壁付、もう片方をアイランドやペニンシュラにする形状が一般的です。

作業動線が短くなり、それぞれにワークトップがあるため、作業スペースを広く確保できるメリットがあります。

シンクとコンロが背中合わせのため、濡れているものをコンロに運ぶ際に水が垂れてしまうなどのデメリットもありますが、使い勝手の良いレイアウトです。

L型キッチンの特徴

L型キッチンはシルエットがLの形をしたレイアウトのキッチンで、洗い物から調理までの作業を非常に効率的に行えるキッチンです。

作業スペースが広く取れることから複数人での作業もやりやすく、キッチン背面にダイニングテーブルなどを設置すると、より効率的な動線を作ることができます。

コーナー部分がデッドスペースになりやすい点が難点ですが、見せる収納などを活用すると気にならないかもしれません。

コの字型キッチンの特徴

コの字型キッチンは文字通り配置がコの字のような形で設計されているキッチンで、作業スペースを広くすることができ、非常に短い動線で作業できるというメリットがあります。

3面で設計されていることから、収納も多く非常に使い勝手の良いキッチンです。

しかし、コーナー部分がデッドスペースになりがちで、価格が他のレイアウトのキッチンと比べると高価というデメリットもあります。

ペニンシュラ型キッチンの特徴

ペニンシュラ型はキッチン本体の左右どちらか片側が壁面に接しているレイアウトのキッチンで、最もアイランドキッチンに近いレイアウトとなっています。

壁付タイプのI型キッチンよりもワークトップの奥行きを広く取ることができ、対面型キッチンのため、コミュニケーションを取りやすいです。

通路が片側しか取れないため動線は絞られてしまいますが、その分省スペースに設置することができるキッチンです。

アイランドキッチンの上手な活用方法

様々なキッチンリフォームの事例を見てきましたが、ここではアイランドキッチンをより上手に活用するために秘訣を3つの項目に分けて解説します。

現在アイランドキッチンを使用している方でも取り入れることができる内容になっていますので、現在アイランドキッチンを使用していて使いづらさを感じている方もぜひ参考にしてみてください。

ダイニングテーブルとしての利用

アイランドキッチンをダイニングテーブルとつなげたり、奥行きの広いワークトップを選定したりしている場合には、カウンターとして利用することでキッチンスペースをおしゃれにまとめることができます。

リビング・ダイニングの空間を広く作ることができるようになり、キッチンとしても短い動線で完結できるため、使い勝手も良くなるためおすすめです。

充分な収納を確保する

アイランドキッチンは収納が少ないというデメリットがあります。

そのため、キッチン以外の部分で充分な収納を確保すると、よりうまくキッチンを活用することができます。

特に背面収納はキッチンの動線内にある収納スペースであるため、使い勝手も良くおすすめです。

換気扇の性能もこだわる

開放的なデザインのアイランドキッチンですが、壁面がなく開放されている場合、調理を行うと油煙や臭いなどが広がってしまう恐れがあります。

このような状況を回避するためには、換気扇の性能を良いものにする必要があるため、換気扇の性能はアイランドキッチンを導入する上でとても大切と言えます。

特にアイランド部分に加熱器がある場合には換気扇の性能にこだわると良いでしょう。

アイランドキッチンが向いている人のタイプ

ここではアイランドキッチンが向いている人のタイプを4つの項目に分けて紹介します。

この項目に該当していてアイランドキッチンを検討している場合には、アイランドキッチンを設置した際にメリットを受けられる可能性が高いため、前向きに検討してみてはいかがでしょうか。

人を招く機会が多い人

アイランドキッチンは動線が確保しやすいことから、複数の人で活用してこそ恩恵を受けやすいキッチンです。

そのため、人を招いて一緒に料理をする機会が多い方は、アイランドキッチンが向いているといえます。

アイランドキッチンとダイニングテーブルをまとめて配置することで、大人数での会食もしやすくなります。

家族とのコミュニケーションを重視したい人

調理をしている時でもリビング・ダイニングの様子が確認でき、コミュニケーションを取りながら作業を進めることができるため、家族とのコミュニケーションを重視したい方にはアイランドキッチンがおすすめです。

また、子育て世帯で調理中も子どもの様子を見ていたい方、子どもの様子が気になってしまい、作業が滞ってしまう方にもアイランドキッチンはおすすめです。

収納が得意な人

アイランドキッチンは収納スペースが少ない上に、綺麗に収納できなければだらしない印象を与えてしまうレイアウトです。

そのため、収納を活用した整理整頓が大切になります。

限られた収納を活用しながら、見せる収納も活用できるような収納が得意な方にはアイランドキッチンが向いているといえるでしょう。

スタイリッシュなキッチンを使いたい人

アイランドキッチンは前述した通り、比較的自由にレイアウトを組むことができ、デザイン性に優れているものも多いです。

そのため、スタイリッシュなキッチンを使いたい方のニーズを叶えやすいキッチンといえます。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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