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2023年02月17日更新
ステンレスキッチンのおすすめメーカーや人気商品、メリット・デメリットを解説
ステンレスキッチンの費用相場、特徴がわからないと考えている方は多いのではないでしょうか。本記事では、ステンレスキッチンのメリットやデメリットを解説しています。ステンレスキッチンへのリフォームを検討している方はぜひ、チェックしてください。
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- 監修者久田麻里子
この記事では、ステンレスキッチンの特徴を事例やメリットとデメリットを交えて解説しています。
さらに、ステンレスキッチンのおすすめのメーカーなども紹介しているため、キッチンリフォームを検討している方にとって参考になる内容となっています。
目次
ステンレスキッチンの特徴とは?
ステンレスキッチンのステンレスとは、英語でstainless steelといい、錆びないという意味を持ちます。
素材としては、鉄を主成分としてクロムなどの金属と混ぜ合わせた合金です。
錆びない特徴を活かして、家電や鍋などに幅広く使用されています。
このステンレスは、キッチンのシンクだけでなくワークトップなどにも使用されており、熱に強く耐久性に優れているため業務用キッチンなどでも使用されています。
またステンレスは掃除などの手入れもしやすく錆びにくいため衛生性能も高いことから、ステンレスを使用したキッチンは多くの家庭で使用されています。
しかしステンレスには、傷が付きやすい、凹みやすいといった特徴もあるため、注意が必要です。
オールステンレスキッチンって何?
オールステンレスキッチンとは、シンクのみならずワークトップや扉などが全てステンレス素材でできているキッチンのことを指します。
キッチンのパーツはシンク、コンロ、ワークトップ、収納に分けられます。
これら全てがステンレスで構成されているキッチンをオールステンレスキッチンと呼びます。
ステンレスキッチンの費用相場はどのくらい?
ステンレスキッチンの費用相場は、約50万円〜約200万円です。
費用が増減する要因としては、1つ目にキッチンの性能による差があります。
具体的にはステンレスが一部使用されているのか、オールステンレスのものなのかなど、選ぶキッチンのグレードにより金額は変動します。
また、ステンレスにも種類があるため、機能性やデザイン性が高いものを選ぶと価格は高くなります。
またステンレスの表面加工の種類によっても金額は変動します。
要因の2つ目は、導入するキッチンの形式です。
これはキッチンの形式によって大きさなども異なり、製造コストが変わるためです。
また、間取り変更などを行う場合は、建物の状況によってさらに追加費用が発生する可能性があります。
ステンレスキッチンにリフォームした事例
ここでは実際にステンレスキッチンにリフォームした事例を紹介します。
ステンレスキッチンへのリフォームを検討している方は、イメージを深めるためにもぜひチェックしてください。
クリナップ製ステンレスキッチン「ステディア」にリフォームした事例
こちらのキッチンでは、ステンレスキャビネットを採用しており、調理で汚れが付いてしまってもお手入れが簡単にできるキッチンです。キッチン上部の開放感もあり、おしゃれなキッチンになっています。
リフォーム費用 | 約137万円 |
---|---|
工期 | 約5日 |
建物 | 戸建て |
メーカー名 | クリナップ |
商品名 | ステディア |
L字型のクリナップ「ステディア」にリフォームした事例
こちらのキッチンではオールステンレスのL字型キッチンを採用しており、高級感のある色合いで仕上げられています。キッチンの角部分にも収納が付いており、使い勝手が良いキッチンです。
リフォーム費用 | 約174万円 |
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工期 | 約6日 |
建物 | マンション |
メーカー名 | クリナップ |
商品名 | ステディア(L型210cm×180cm) |
間取り変更を行いキッチンを移動してステンレスキッチンにリフォームした事例
こちらのキッチンでは、間取り変更を行いオールステンレスのキッチンにリフォームしました。
ご覧のように、ステンレスキッチンは木材などの素材とも相性が良く、高級感のあるキッチンを演出してくれます。
キッチンの雰囲気をガラリと変えたいと考えている方は、間取り変更なども検討してみてください。
リフォーム費用 | 約308万円 |
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工期 | 約1ヶ月 |
建物 | 戸建て |
ステンレスキッチンのメリット
ステンレスキッチンについて簡単にご紹介しましたが、ここではステンレスキッチンのメリットについて詳しく説明します。
具体的に6つのメリットを解説します。
錆びに強い
1つ目に錆びにくい素材であるというメリットがあります。
冒頭でも触れましたが、ステンレスは英語で錆びにくいという意味の合金です。
錆によって不衛生になることもなく、美しい見た目を保つことができます。鉄などの金属のデメリットである錆を克服した、キッチンに最適な素材です。
また、ステンレスにも種類があり、それぞれ金属の割合が違います。価格の違いはありますが、より錆びにくいステンレスなどもあるため自分の目的に合ったものを選ぶことができます。
耐久性・耐熱性がある
ステンレスには耐久性と耐熱性もあります。
キッチンは高温の重い鍋を置くことがあったり、熱湯を使用したりするため、劣化が激しい場所です。そのため、耐久性と耐熱性ともに優れたステンレスはキッチンに適している素材
といえます。
ある程度のメンテナンスは必要になりますが、長く使えるキッチンを選ぶことで長期的に見て価格を抑えたリフォームも可能です。
汚れにくい・臭いが付きにくい
ステンレスキッチンには汚れにくく、臭いが付きにくいというメリットもあります。ステンレスの表面は、加工により汚れが内部に浸透することが無いため、汚れが付いても簡単に落とすことができます。
キッチンは水や油、火、食材などを使用する場所であるため、家の中でも汚れやすい場所といわれています。また、食材を扱うため臭いの元にもなりやすい箇所です。
そのため、キッチンの掃除に手間を感じている方や、臭いが付いてしまって取れないと感じている方にはステンレスキッチンがおすすめです。
掃除しやすい
ステンレスの表面は粒子が細かいため、汚れが内部に浸透しにくくなっています。調味料などをこぼしてしまった場合、ステンレスであれば表面の汚れを拭き取るだけで掃除ができます。
油で汚れてしまったとしても、家庭用洗剤などを使用して簡単に汚れを落とすことができます。
さらに、繋ぎ目の無いステンレスキッチンを選ぶことで、溝に汚れが溜まることもなく、より掃除がしやすくなります。
比較的リーズナブル
キッチンの素材には、ステンレスや人工大理石、天然石などのさまざまな種類があります。これらの素材と比較した際にステンレスはリーズナブルであるといえます。
耐久性なども考慮すると、長期的に見て費用を抑えた施工も可能です。
デザイン性が高い
ステンレスキッチンには光沢感があるため、高級な印象を与えてくれます。特にキャビネットや天板、扉部分をステンレスにしたオールステンレスキッチンは洗練された印象となります。
ステンレスは表面加工ができるため、仕上げの方法を変えることでさまざまなインテリアに合わせたデザインも可能です。
経年劣化により、光沢の度合いも変化するため、使用することで印象が変わることも特徴です。
ステンレスキッチンのデメリット
メリットが多いステンレスキッチンですが、残念ながらデメリットも存在します。ここでは4つのデメリットを紹介します。
細かい傷が付きやすい
キッチンを綺麗に保ち続けたいと考えている方にとっては気になるかもしれませんが、ステンレスキッチンは、表面に細かい傷が付きやすいというデメリットがあります。
これはステンレス自体に元々傷が付きやすい性質があるためで、料理中に不意に物をぶつけてしまった際や掃除で擦った際などに傷が付いてしまいます。
対処方法としては、ステンレス用の傷を消すための商品などが販売されているので、そちらで対応する、もしくは傷が目立たない表面加工を行うなどがあります。
錆びにくいが、もらい錆が付くこともある
ステンレス自体に錆びにくいという特徴があるため、ステンレスキッチンは錆に強く衛生的なキッチンです。しかし、ステンレスの表面に他の金属の錆が付着してしまうことがあります。
ステンレス自体は錆びていなくても、塩素などの錆の原因となる物質が付着するともらい錆が起こりやすくなります。
クレンザーなどを付けたスポンジで擦ることでもらい錆を落とすことができます。
経年により光沢が失われる
ステンレスは、年数が経つことで光沢が薄れてしまいます。これはステンレスの表面に汚れが蓄積してしまうことなどが原因です。
長期間ステンレスの光沢を維持したいと考えている方は、錆の発生原因となる水や塩素を使用した場合は拭き取り、定期的にクレンザーなどで清掃する必要があります。
ステンレスを劣化させてしまう原因である水や塩素を使用するキッチンで、ステンレスの劣化を防ぐことは難しいですが、しっかり水気を拭き取るなどのメンテナンスを行うことで長期間光沢を維持することは可能です。
凹みが付きやすい
ステンレスキッチンは、重いものや硬いものを強くぶつけてしまうことで表面が凹んでしまう場合があります。
キッチンでは鍋などの重くて硬いものを扱う場面が多いので、日頃から気を付けなければなりません。
しかし最近では凹みが気にならないように、加工を施されたワークトップなどもあります。
また、もし凹んでしまった場合には、業者に修理をしてもらい直す必要があります。
ステンレスキッチンのおすすめメーカーと人気商品
ここでは、ステンレスキッチンのメーカーと各メーカーの特徴や人気商品を紹介します。どのようなキッチンがあるかわからないと感じている方は、ぜひチェックしてみてください。
クリナップ
ステンレスキッチンといえば「クリナップ」といわれるほど人気のメーカーです。クリナップの特徴としては、キッチンのシンクやワークトップ、扉だけでなく、キッチンの骨組みまでもステンレスを採用している点です。
ステンレスはカビや湿気に強いため、骨組みなどの裏の部分まで綺麗な状態を保てるようにステンレスを採用しているようです。
クリナップ「ステディア」
クリナップのステディアは、特殊なセラミックコーティングを行ったステンレスワークトップである「美コートワークトップ」を採用しています。
水と馴染みが良いコーティングによって汚れを浮かび上がらせるため、掃除の手間をかけずに綺麗な状態を保つことができます。
扉のデザインも19シリーズ49色用意されており、ステンレスの扉にも種類があります。
商品代:約60万円〜約180万円
クリナップ「セントロ」
クリナップのセントロは、豊富なデザインと高い機能性が特徴です。
セントロは柄が入ったステンレスや色が付いたステンレスから好みの物を選ぶことができます。
特に見る場所によって柄や質感が異なる扉はデザインにこだわりたい方にとって魅力的なのではないでしょうか。
また設計からこだわっており、動線を考えた上でキッチンの真ん中からでも無駄な動きをせずに調理ができるよう「センターポジション設計」がなされています。
商品代:約90万円〜約300万円
ナスラック
ナスラックもオールステンレスキッチンを販売しています。
ステンレス製のシンク開発に会社の創業期から取り組んでおり、現在でも日本の代表的なメーカーです。
ナスラック「セスパ」
セスパはナスラックのハイグレードキッチンです。
デザイン性も高く、扉カラーは全44色と豊富なバリエーションを揃えています。
また人気の木目調のデザインなどもあるため、おしゃれなキッチンにしたい方はぜひチェックしてみてください。
商品代:約120万円〜約250万円
ナスラック「バゼロ」
ナスラックのバゼロはミドルグレードのキッチンです。
オプションとしてセラミックのワークトップなども選択でき、扉も33色のデザインから選ぶことができるため、自分好みのキッチンにカスタマイズすることができます。
商品代:約60万円〜約180万円
リクシル
リクシルのキッチンには、魅力的な機能が搭載されています。
「ハンズフリー水栓」は手をかざすことで水栓の開け閉めができるため、手が汚れている状況でも水栓を汚すことなく水を使用することができます。
リクシル「シエラS」
リクシルのシエラは、ミドルグレードの商品であり、人気のキッチンです。
カスタマイズが可能なオプションや、扉のデザインなどもバリエーションが豊富です。
シンク、コンロ、扉の色をそれぞれカスタマイズすることが可能で、オリジナルのキッチンを作ることができます。
商品代:約50万円〜約80万円
リクシル「リシェルSI」
リクシルのリシェルは、ハイグレードの商品です。
カスタマイズの幅も広く、ワークトップをステンレス、セラミック、人造大理石から選択することができます。
またキャビネットにもステンレスを選択することができ、錆や汚れに強く綺麗な状態を保てるキッチンを作ることができます。
商品代:約70万円〜約250万円
サンワカンパニー
サンワカンパニーは低価格でありながら、多様なキッチンを取り扱っているメーカーです。
シンプルなデザインのキッチンをラインアップとして取り扱っており、扉の色などもカスタマイズできるため、オリジナリティの高いキッチンを作ることができます。
サンワカンパニー「エレバート」
サンワカンパニーのエレバートは、ハイグレードなキッチンです。
高級感あふれるデザインが魅力的で、なかでも扉素材は鏡面加工やマット加工などバリエーションが豊富です。
収納機能も大容量で、扱いやすさも良いキッチンです。
商品代:約50万円〜約80万円
サンワカンパニー「グラッド45」
サンワカンパニーのグラッドはオールステンレスキッチンです。
ステンレスの表面加工は細かい傷や凹みが気にならないように仕上げられています。
サイズ展開も豊富なキッチンで、コンパクトなデザインの物も取り扱っています。
商品代:約30万円〜約50万円
IKEA
IKEAは北欧家具のメーカーです。
低価格ながらもおしゃれなデザインの商品やアフターサービスの良さなどが人気を博している理由です。
世界中で事業展開している人気のメーカーです。
IKEA「メトード&カッラルプ(METOD & KALLARP)」
IKEAのメトード&カッラルプは、細部の部品を自由に選ぶことができます。
ショールームにはさまざまな素材やカラーの部品が展示されており、その中から選択してキッチンを作ります。
自分のスタイルに合わせてキッチンをカスタマイズしたい方におすすめです。
商品代:約20万円〜約50万円
IKEA「クノックスフルト(KNOXHULT)」
IKEAのクノックスフルトは6タイプのキャビネットからカスタマイズできます。
また、それぞれの部品をカスタマイズできるため、オリジナリティのあるキッチンにすることができます。
ワークトップから取っ手や水栓などもカスタマイズできるため、理想のキッチンを作ることができます。
商品代:約20万円〜約50万円
エイダイ(永大産業株式会社)
エイダイは住宅設備メーカーです。
システムキッチンやバスなどを取り扱っています。
ステンレスの自社工場を持っているため、ステンレスキッチンに強みがあります。
人気のキッチンシリーズはハイグレードなものからベーシックなものまで幅広く取り扱っています。
エイダイ「ピアサスS-1ユーロモード」
エイダイのピアサスS-1ユーロモードは、ステンレスキャビネットを採用しています。
目に見えない部分までステンレスを使用することで、カビやホコリに強い衛生的なキッチンを実現しています。
扉部分のデザインなども高級感あふれるラインアップからカスタマイズすることができます。
商品代:約100万円〜約180万円
エイダイ「ゲートスタイル」
エイダイのゲートスタイルはフレームがステンレスでできたキッチンです。
ステンレスの表面デザインも選択することができます。
シンプルなデザインで、洗練されたスタイルのキッチンを求めている方にはおすすめのキッチンです。
商品代:約70万円〜約120万円
トーヨーキッチン
トーヨーキッチンはワークトップ、キッチンパネルなどに強みを持っているメーカーです。
また他のメーカーのキッチンに無い「エアフロー」と呼ばれるキッチンの脚部分に特徴があります。
これは足元の通気性を高め、キッチン全体の空調管理を可能にします。
トーヨーキッチン「イノ(iNO)」
イノはトーヨーキッチンのキッチンの中で、最もハイグレードなキッチンです。
基本スタイルの中からキッチンを選び、シンクなどのサイズやカラーをカスタマイズすることができます。
職人が手作業で仕上げるため、オリジナルのキッチンを作ることができます。
商品代:約80万円〜約280万円
トーヨーキッチン「ベイ(BAY)」
トーヨーキッチンのベイは、収納や扉の取っ手、ワークトップなどのカスタマイズが可能なキッチンです。
キッチンの使いやすさを追求しており「3Dシンク」などを採用しています。
価格もリーズナブルで、おしゃれなデザインのキッチンにしたい方にはおすすめのキッチンです。
商品代:約40万円〜約80万円
ステンレスキッチンを選ぶ際のポイント
ステンレスキッチンを選ぶ際には注意点があります。
それは生活の動線を考えたレイアウトにする必要があるということです。
リフォームしてから後悔することが無いよう、事前に選び方も把握しておきましょう。
キッチンの通路の幅を考える
キッチンの通路の幅を考えてレイアウトをしないと、リフォームしてから弊害が出てしまいます。
例えば部屋の広さに適さない大きすぎるキッチンを選んでしまうと、収納の扉を開けた時に壁に引っかかってしまうなどのトラブルが起きてしまいます。
逆に小さすぎるキッチンを選んでしまうと、収納が不足するなどの弊害が予想されます。
特に冷蔵庫付近で窮屈さを感じるというトラブルが多いため注意が必要です。
部屋の広さに合うキッチンのタイプを選ぶ
ここでは、部屋の広さにあったキッチンを選ぶ際に目安となるキッチンの幅や大きさをご紹介します。
リフォームをしてから窮屈になってしまうなどのトラブルが無いように、事前に適度な大きさを把握しましょう。
注意点として、キッチンを何人で使用するかによって最適な広さも変わってきます。
スペースを広く取るか狭めに取るか事前に決めておきましょう。
キッチン形式 | キッチンの大きさ(奥行き) | キッチンの大きさ(間口) |
---|---|---|
I型キッチン | 60cm〜65cm | 120cm〜300cm |
L型キッチン | 65cm | 辺A 180cm〜300cm 辺B 165cm〜180cm |
2列型(Ⅱ型)キッチン | コンロ側 70cm〜105cm シンク側 60cm〜65cm | コンロ側 120cm〜225cm シンク側 150cm〜225cm |
アイランドキッチン | 75cm〜97cm | 233cm〜278cm |
※キッチンの奥行きはレイアウトの奥行きです。
※キッチンの大きさは商品により異なります。
ステンレスキッチンはオーダーメイドも可能!
オーダーメイドで自分好みのステンレスキッチンにリフォームする方もいます。
オーダーメイドのキッチンにする大きなメリットは、自分好みにカスタマイズできる点でしょう。
建物の特徴に合わせた設計なども可能であるため、既製品のキッチンでは難しいレイアウトなども可能になります。
レイアウトだけでなくキッチンの高さも調整が可能であるため、身長が合わずに使い勝手が悪いと感じている方はオーダーメイドキッチンを検討してはいかがでしょうか。
また、デザインや収納なども自分好みにカスタマイズが可能です。
こちらもメーカーから出ている既製品のデザインの幅を超えて、好きな素材でキッチンを作ることができます。
デザインにこだわって世界に一つのキッチンを作りたい方などには、オーダーメイドキッチンがおすすめです。
費用を抑えてシステムキッチンにリフォームするコツ
ここまで、ステンレスキッチンの特徴について解説してきました。
実際にキッチンのリフォームを検討している方は、ステンレスキッチンについて理解が深まったのではないでしょうか。
ここではリフォームの際に、費用を抑えてシステムキッチンにリフォームするためのポイントを紹介します。
シンクや天板だけステンレス製にする
オールステンレスキッチンとなると、デメリットとして価格が高くなってしまうことがあります。
ステンレスの錆びにくさや耐久性などに魅力を感じているものの、価格を抑えたいと考えている方もいるでしょう。
そんな方にはシンクや天板だけにステンレスを採用する方法をおすすめします。
この方法によって、扉や収納部分はデザインを楽しみつつ、ワークトップやシンクはステンレスのメリットを享受することができます。
ステンレスフレームキッチンを選ぶ
ステンレスフレームキッチンにすることでも、価格を抑えることが可能です。
ステンレスフレームキッチンは引き出しやコンロなどを別オプションで付けることになりますが、予算に応じて必要最低限のオプションを選ぶことで料金の調節が可能です。
リフォーム費用の比較見積もりを行う
リフォーム費用を抑えるために、比較見積もりを行うことも重要な点です。
理由としては、業者によってメーカーから商品を仕入れる際の価格が大きく変わることはありませんが、業者ごとに工事費用などが異なるためです。
1つの業者の見積もりだけではさらに安く施工できる可能性があるのかどうか判断が難しくても、複数業者の見積もりを比較することで適正な価格を把握することができます。
しかし、どの会社を選べば良いかわからないと感じている方や、複数の会社に同じ内容を伝えるのが面倒に感じている方もいるでしょう。
そんな方は、簡単に無料で比較見積もりが可能なハピすむを、ぜひ活用してみてください。
キッチン・台所リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきたキッチン・台所リフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!
「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」
「複数社に何回も同じ説明をするのが面倒くさい...。」
そんな方は、簡単に無料で比較見積もりが可能なサービスがありますので、ぜひご利用ください。
大手ハウスメーカーから地場の工務店まで全国1000社以上が加盟しており、キッチン・台所リフォームを検討している方も安心してご利用いただけます。
一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール
2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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