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2022年09月12日更新

お得なキッチンガスコンロの選び方!便利機能や人気商品、交換費用を解説

キッチンコンロのリフォームを行う際、商品の選び方や費用を抑える方法をご存じでしょうか。本記事では、各メーカーの人気商品やリフォーム費用を抑える方法などを紹介します。キッチンコンロのリフォームを検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

キッチンコンロのリフォームを検討している方の中には「キッチンコンロのリフォームを考えているが、どの商品にすればいいかわからない」など、疑問があるのではないでしょうか。

本記事では、キッチンコンロのリフォーム費用相場や価格を抑えて工事をする方法などを紹介します。

この記事を読むことで、キッチンコンロリフォームに必要な知識を身につけることができます。

さらに、実際の商品についても画像付きで紹介しているため、施工のイメージを掴むことができます。

具体的なイメージを元に商品を決めることができるため、円滑にリフォームを進めることができるでしょう。

キッチンコンロのリフォームを検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

キッチンコンロの種類

キッチンのコンロには2つの種類があります。

ここではそれぞれの特徴を解説します。

ビルトイン

ビルトインのガスコンロとは、キッチンの天板にガスコンロが埋め込まれた形式を指します。

ビルトインという名前の通りガスコンロがキッチンに内蔵されていて、コンロの天板とキッチンの天板につなぎ目がないことが特徴です。

キッチンとのつなぎ目がない一体型であるため、コンロ周辺の掃除もしやすく、お手入れの手間を減らすことができます。

しかし、取り付けには資格が必要です。

これはビルトインコンロをシステムキッチンの組み立てと同時に取り付ける際に、構造が複雑であるためです。

据え置き

据え置きのガスコンロとは、一般的なガスコンロで、キッチンの天板よりも低くなった位置にガスコンロを設置するものです。

ガスコンロの持ち運びや移動ができ、設置場所の掃除も可能です。

ビルトインコンロと異なりどなたでも取り付けを行えるため、費用を抑えて設置することができます。

しかし独立したガスコンロであるため、食材や油汚れがキッチンとの隙間から侵入してしまいます。

その度にコンロを移動して掃除を行わなければなりません。

コンロの天板(トッププレート)の種類と特徴

ここでは、ガスコンロの天板(トッププレート)の種類を3つ、それぞれの特徴などを踏まえて紹介します。

ホーロー

ホーローとは、金属にガラス質をコーティングした素材です。

これによって金属の耐久性とガラスの汚れにくさや掃除のしやすさを兼ね備えています。

ガスコンロの天板の素材の中では、比較的リーズナブルな素材です。

しかし鍋などで強い衝撃を与えてしまうと表面に傷が付き、中の金属が錆びてしまう可能性があります。

長期的に綺麗に使用したいと考えている方は、丁寧に扱うことが重要です。

ガラスコート

ガラスコートの天板では、強化ホーローにさらにガラスコーティングが加えられており、ガラスの美しい光沢と掃除のしやすさが特徴的です。

デザイン性も高く、カラーリングが豊富であるためおしゃれなキッチンにすることができます。

しかしガラスコートの天板も、ホーローと同じように、ガラスコーティングに傷が付くとそこから剥げてしまい、錆が発生する可能性があります。

ガラストップ

ガラストップは、天板の中で比較的人気のある素材です。

天板には強化ガラスが使用されており、洗練されたデザインが魅力的です。

ガラス素材ならではの掃除のしやすさも兼ね備えているため、デザイン性と掃除のしやすさが両立したガスコンロにしたいと考えている方におすすめの素材です。

強化ガラスを使用しており、他の素材と比較すると高額にはなりますが、その分機能性も高い素材です。

キッチンコンロの選び方

ここまでキッチンコンロの種類や特徴を紹介してきました。

ここではキッチンコンロの選び方を紹介します。

天板のサイズ

ビルトインコンロの天板には、幅60cmと幅75cmの2種類のサイズがあります。

一般的なのは60cmの物で、これはガスコンロ本体と同じサイズです。

ガスコンロを交換する場合には、設置する場所のサイズを測っておきましょう。

また、天板の幅は60cmから75cmに変更可能な場合が多いです。

ガスコンロを広くしたいと考えている方は事前に確認しておくことが重要です。

コンロの数と火力

ガスコンロには2口コンロと3口コンロがあります。

さらにバーナーには標準バーナーと大バーナーが付いており、3口コンロには追加で小バーナーが付きます。料理の効率を上げたい方には3口コンロがおすすめです。

また、一般的な商品であれば大バーナーの位置を左右で選ぶことができます。

選ぶ際には、壁側に大バーナーが来ないようにしましょう。

なお、大バーナーの位置を選ぶことができない商品も一部あるため、注意が必要です。

グリルの性能

グリルにも種類があります。

両面焼きの物と片面焼きの物です。

また水ありか水なしかによって掃除の手間が変わります。

水ありは本体価格が安いものの、焼いた時に出る油を水で受けるため掃除の手間が増えてしまいます。

水なしは使用する際に水を入れなくて良いため掃除などが楽になる分、費用が高くなるという特徴があります。

片面焼きコンロ

片面焼きコンロでは、両面焼きと比較すると焼き網に焦げ付きにくいという特徴があります。

また片面焼きのコンロの方が価格が安いケースが多いです。

しかし、両面焼きのコンロと比較すると焼き時間が長く、焼いている途中で食材を裏返す必要があるため、使用する際に少々手間がかかるといえます。

両面焼きコンロ

両面焼きのグリルでは、上下からの加熱によって片面焼きと比較すると半分の時間で焼き上げることができます。

また裏返す手間もなくなるため、グリル使用時の手間がなくなります。

しかし、片面焼きと比較すると網に焦げ付きやすいという特徴もあります。

ダッチオーブン

ダッチオーブンとは、1つの鍋で焼く、煮る、揚げるなどさまざまな調理が可能な鍋です。

コンロにダッチオーブン用の機能が搭載されていることもあります。

ダッチオーブンを使用すれば、オーブンがなくとも本格的な料理が可能になります。

コンロ周りが掃除しやすいデザインを選ぶ

コンロを選ぶ際には、掃除がしやすい物を選ぶことも重要です。

キッチンは細心の注意を払っていても汚れてしまいます。

そのため、特に汚れやすいコンロ周りの前面がフラットになっているものや、五徳の煮こぼれ受けを無くした天板のガスコンロなどを選ぶことで、掃除がしやすく手入れをしやすいコンロになります。

使用しているガスに対応しているコンロを選ぶ

使用しているガスによって、対応しているガスコンロが異なります。

まずは自宅のガスを確認し、それに対応したガスコンロを選ぶ必要があります。

ここでは自宅のガスのチェック方法を紹介します。

ガス管が引かれている建物には都市ガスが供給されています。

その場合は都市ガス対応の製品を選ぶ必要があります。

建物の敷地にガスボンベが設置されている場合は、LPガスが使用されています。

その場合はLPガス対応の製品を選ぶ必要があります。

ビルトインガスオーブンがある場合はコンロのメーカーも揃える

現在、ビルトインガスオーブンを使用している場合は、コンロのメーカーも揃える必要があります。

これはガスをより安全に使用するためです。

ビルトインガスオーブンの交換も検討している場合は問題ありませんが、既存のビルトインオーブンは引き続き使用し、ガスコンロのメーカーを変更する際は、注意が必要です。

キッチンコンロの人気機能

ここではキッチンコンロの人気機能を紹介します。

それぞれの特徴を把握し、自分の希望に近いキッチンコンロを見つけましょう。

自動温度調整機能

自動温度調整機能は、調理内容に応じて火加減を設定できる機能です。

温度調節が重要な揚げ物などで適温の温度を常に維持できます。

自動温度調整機能を使えば、焼き具合や揚げ具合を希望通りに仕上げることができます。

また温度設定も10℃単位での調整が可能であるため、料理をよく行う方や料理が好きな方には魅力的な機能なのではないでしょうか。

Siセンサー

Siセンサーは、火災の原因となる火の消し忘れや過熱を防ぐ機能です。

機能としては、調理油過熱防止装置や立ち消え安全装置、焦げ付き消火機能、消し忘れ消火機能などが付いています。

立ち消え安全装置は、風や煮こぼれで炎が消えてしまった後に、ガスが出続けるのを防ぐ機能です。

実際にSiセンサーコンロの普及によってガスコンロが原因で起こる火災は減少傾向にあるようです。

ガスコンロを安全に使用したい方には、安全機能がついたコンロがおすすめです。

オートグリル機能

オートグリル機能とは、焼き時間と火力を自動でコントロールし、焼き物が焼き上がった際に自動で消火する機能です。

また、オートグリル機能は焼き物の種類と焼き加減を設定するだけで料理が完成するため、焼き上がったタイミングで火を消したり焼き加減を確認したりする手間がなくなります。

料理だけでなく他の家事などで多忙な方には、オートグリル機能がおすすめです。

おすすめコンロメーカー3社の人気商品

ここでは、さまざまなコンロメーカーの特徴とおすすめの人気商品を紹介します。

実際の商品を見て、リフォームした際のイメージを掴みましょう。

リンナイ

リンナイは、独自の機能である「ヒートオフ」や「スモークオフ」を採用した商品を販売しています。

この機能によってガスコンロが焦げ付きにくく、また焦げ付いたとしても掃除がしやすい特徴があります。

さらに、グリルの煙と臭いが少ないという特徴もあります。

また「イージークリーン」というガラストップ天板の裏面に採用されたアルミのパネルがバーナー周辺の熱を分散することで、焦げ付きにくい構造になっています。

ガスコンロの焦げ付きや、グリルの臭いが気になる方にはリンナイの商品がおすすめです。

据え置きタイプ「BKM78CB」

リンナイのBKM78CBは、ガラスコート天板を使用したガスコンロです。

汚れが落ちやすく光沢のあるデザインが特徴的です。

五徳にも「ピュアステンレス製ごとく」が採用されており、耐久性に優れています。

商品代:34,800円

価格引用元:ビックカメラ

画像引用元:Rinnai(リンナイ)

据え置きタイプ「KG67MTR」

リンナイのKG67MTRは、Siセンサーコンロが採用されており、調理油過熱防止機能やコンロ消し忘れ消火機能などがついた安全性の高いガスコンロです。

料理中の安全性を重視する方におすすめのコンロです。

商品代:24,500円

価格引用元:ヨドバシ

画像引用元:Rinnai(リンナイ)

ビルトインタイプ「デリシア」

ビルトインタイプのデリシアはグリル内が汚れにくく、コンロ部分はガラストップによって焦げ付きを抑えた掃除のしやすいガスコンロです。

また安全性にも優れており、鍋がない状態では発火せず、コンロに1分間鍋が乗っていないと自動で消火する機能が搭載されています。

商品代:329,230円

価格引用元:Rinnai(リンナイ)

画像引用元:DELICIA(デリシア)

ノーリツ

ノーリツは、給湯器やシステムキッチンなどの住宅設備の製造販売を行うメーカーです。

五徳とバーナーリングカバーが一体化されており、洗う手間が短縮される「ラックリングゴトク」など、掃除の手間がかからないという機能が付いているという特徴があります。

また、バーナーにはアルミダイキャストバーナーが採用されており、天板の温度上昇を低減するという機能が付いています。

これによって吹きこぼれや油跳ねなどの焦げ付きを最小限に抑えることができます。

ビルトインタイプ「ファミ」

ノーリツのファミは、シンプルで使いやすいお手頃価格のビルトインコンロです。

親水アクアコートが採用されており、ガラストップの天板やバーナー周りの掃除がしやすいコンロです。

グリルを使用する際には、クックボックスを使用することで油跳ねをカットできるなど、嬉しい特徴もあります。

商品代:150,150円〜179,080円

価格引用元:株式会社 ノーリツ

画像引用元:株式会社 ノーリツ

パロマ

パロマは、上記で紹介したリンナイやノーリツに比べ、古くからガス機器の製造を行ってきたメーカーです。

不完全燃焼防止装置や調理油過熱防止装置などの、現在のガス機器では欠かせない安全機能を生み出しました。

独自のグリル専用容器「ラ・クック」は、内面のセラミック塗装によって遠赤外線効果があります。

また、油汚れも大幅にカットできるため、汚れにくく手入れのしやすいグリルです。

据え置きタイプ「IC-S37BM」

パロマのIC-S37BMは、Siセンサーコンロ搭載の据え置きコンロです。

「シールドトップ構造」が採用されており、トッププレートとコンロバーナーの周辺の隙間を狭くすることで、煮こぼれの侵入を防ぐことができます。

商品代:22,870円

価格引用元:Rakuten楽天

画像引用元:Rakuten楽天

ビルトインタイプ「クレア」

パロマのビルトインコンロであるクレアは、機能性と上品なデザインが特徴的です。

機能面では「ヒートカットトップ」を採用しており、バーナーの周りに煮こぼれなどがこびり付きにくい構造です。

また、グリルには「かがまず取手」が採用されており、料理時の動作を考えられた設計になっています。

商品代:341,880円〜

価格引用元:株式会社パロマ

画像引用元:株式会社パロマ

キッチンのコンロ交換の費用相場

キッチンコンロ交換の費用は、約5万円〜約25万円が相場です。

この金額は、選ぶキッチンコンロ本体のグレードによって変動します。

高機能でデザイン性の高いガスコンロはその分高額になります。

商品のグレードによる費用の違いを紹介します。

ベーシックグレードの商品の価格は、約5万円〜約10万円です。

機能を必要最低限にして価格を抑えたいと考えている方におすすめです。

ミドルグレードの商品の価格は、約10万円〜約15万円です。

デザイン性などにもこだわりたい方におすすめです。

ハイグレードの商品の価格は、約15万円〜約25万円です。

デザイン性と機能性で最高級のガスコンロを希望している方におすすめです。

キッチンコンロ交換は、一般的に約1時間〜約3時間程度で終了します。

これはコンロの形式によって異なります。

据え置き型のコンロは短時間で済み、ビルトイン型は据え置き型と比較すると交換に時間がかかります。

キッチンのコンロのグレードと機能の違い

ここでは、キッチンコンロのグレードによって異なる点を解説します。

ベーシック

ベーシックグレードの商品の天板は、ガラスもしくはホーロー製になります。

強化ガラスのガラストップには劣りますが、掃除のしやすさや汚れの付きにくさが特徴です。

ベーシックグレードの商品の特徴は、シンプルでリーズナブルであることです。

工事の価格を抑えて新しいガスコンロに交換したいと考えている方にはベーシックグレードのガスコンロがおすすめです。

ミドル

ミドルグレードの商品は、天板に強化ガラスが使われていて、衝撃にも強く、デザインのバリエーションも豊富です。

また、オートグリル機能が付いており、ボタンで設定するだけで焼き物ができるため、家事の手間も少なく済みます。

ハイグレードの機能までは必要ないが、オートグリル機能や自動炊飯機能などの料理を手助けする機能にこだわりたいと考えている方には、ミドルグレードのガスコンロがおすすめです。

ハイグレード

ハイグレードの商品は、ダッチグリルやマルチグリルのような特別な機能が付いています。

デザイン面でも高級感があるガラストップが採用されており、見た目だけでなく使いやすさまで追求された商品が多いです。

ダッチグリルやマルチグリルの活用によって料理の幅も広がるでしょう。

料理の品数を増やしたい方、料理を楽しみたい方、お手入れやメンテナンスの手間を減らしたい方などにはハイグレードのガスコンロがおすすめです。

リーズナブルにコンロ交換を行うポイント

ここまで、ガスコンロのリフォームについて紹介してきました。

最後に、価格を抑えて、ガスコンロを交換する方法について紹介します。

コンロ本体の費用を抑える

上記でもお伝えしましたが、ガスコンロにはさまざまな機能やデザインが存在します。

使いやすくておしゃれなガスコンロはその分グレードが上がり高額になってしまいます。

そのため、本体のグレードを下げることでリフォーム費用を抑えることができます。

多機能で高級感のあるガスコンロは魅力的ですが、本来の自分の希望に近いものであるか確認する必要があります。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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