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2022年09月22日更新

金属サイディングとは?メリット・デメリットや施工費用・劣化症状を解説

この記事では近年人気を博している金属サイディングについてメリット・デメリット、費用や工事期間を詳しく解説しています。おすすめ商品も紹介しているため、金属サイディングについて詳しく知りたい方はぜひ最後まで読んでみてください。

金属サイディングは近年、窯業系サイディングに並んで人気を博している外壁材の一つです。

この記事では、金属サイディングのメリット・デメリットや特徴、施工費などについて詳しく解説しています。

この記事を読むことで、金属サイディングがどのようなものなのか、またリフォームをする場合の工法も含めて知ることができます。

金属サイディングについて知りたい方や、外壁リフォームに金属サイディングの使用を検討している方は、ぜひ読んでみてください。

金属サイディングとは?

金属サイディングは、柄を付けた金属製の板を主材とし、補強材に断熱効果のある材料を使用して作られた外壁材のことをいいます。

全て工場で製造されており、現場では大きさに合わせてカットする程度の加工であるため、仕上がりが均一になり、見た目が良いです。

また、工場で柄を付け、フッ素加工などの加工をしていることにより基本的には塗装の必要がないため、メンテナンスが楽であることも大きな特徴といえるでしょう。

さらに、モルタル外壁や、窯業系のサイディングと比較すると軽量で、断熱性にも優れています。

金属サイディングにはガルバリウム鋼板やアルミニウム合金が主材として使用されているため、強度が高く、地震や天候による影響を受けにくいです。

金属サイディングのリフォーム費用と工期

一般的に金属サイディングを使用してリフォームをする際の費用相場は約100万円〜約300万円で、工期は約2週間〜約1カ月です。

金属サイディングを使用してリフォームする場合、以下の2種類の方法があります。

  • 既存の外壁材をそのまま残した状態で、外壁の上に新しく下地を組みそのまま新しい外壁材を張る「カバー工法」
  • 既存の外壁材を全て取り除いて新しく外壁材を張る「張替え」

ここからはそれぞれの費用相場と工期の目安を紹介します。

ただし、金属サイディングには機能的な付加価値がある高価な商品が含まれているため、選ぶ外壁材の性能や厚みによって、費用は大きく変わります。

また、建物の大きさによって、工期や費用が大きく前後するため、あくまでも目安であることをご理解いただければと思います。

金属サイディングでカバー工法を行う場合の費用相場

カバー工法とは既存の外壁材を解体せずにそのまま残した状態で、既存の外壁の上に新しく下地を組み、そこに新しい外壁材を張る工法のことです。

ほとんど解体しないため、費用と工期を抑えてリフォームできる点が大きなメリットで、費用相場は約100万円〜約250万円、工事は約2週間で完了します。

金属サイディングで張替えを行う場合の費用相場

張替えは既存の外壁材を全て解体し、下地の補修を行ったうえで、新しい外壁材を張る工法です。

外壁内部の下地も補修できるため、万が一腐食している場合には、傷んでいる部分も同時に直すことができ、安心して外壁の施工を行うことができます。

費用相場は約150万円〜約300万円で、工事期間は約1カ月です。

劣化した外壁に金属サイディングでカバー工法を行った事例

金属サイディングの工事事例として、劣化した外壁に金属サイディングでカバー工法を行った事例を紹介します。

劣化した外壁に金属サイディングでカバー工法を使用してリフォームしています。

劣化が激しい外壁材は塗装をしても、塗膜の吸着が甘く、すぐにメンテナンス時期が来てしまうため、新しい外壁材を使用し、カバー工法にて外壁工事をしました。

解体もあまり伴わないため、張り替えほど費用もかからず、見た目も一新できたリフォームになっています。

リフォーム費用約100万円~約300万円
工期約1~2カ月

金属サイディングのメリット

冒頭で紹介した通り、金属サイディングにはさまざまなメリットがあります。

ここでは金属サイディングのメリットを具体的に8つ紹介します。

断熱材一体型金属サイディングもあり、断熱性に優れている

金属サイディングは基本的に断熱性能が高い補強材を使用しているため、断熱性に優れているのが大きな特徴です。

さらに、断熱材一体型の金属サイディングもあるため、他の外壁材よりも断熱性能に長けています。

凍害に強く、寒冷地でも利用しやすい

凍害とは外壁材の中に水が入り込み凍結することで、外壁材がボロボロになったり割れてしまうことをいいます。

窯業系サイディングやモルタル外壁はクラックなどから水分が侵入する恐れがあるため、凍害を起こしやすい傾向がありますが、金属サイディングは水を吸収しにくいため凍害に強いです。

そのため、寒冷地でも利用しやすい外壁材といえます。

デザインがシンプル

金属サイディングにはシンプルなデザインが多く、取り入れやすい外壁材です。

また、デザイン性はシンプルであっても豊富なカラーバリエーションがあることから、アクセントで色を変えたり、1階と2階で色分けをするなど、嗜好性を持たせることもできます。

耐久性が高く、凹みづらい

金属サイディングは主材が金属であるため、強度が高く乾燥や吸水、地震などの天候や天災による影響を受けにくいです。

そのため、耐久性が高い外壁材といえます。

また、ガルバリウム鋼板が主材で断熱材が貼り付けられている金属サイディングは衝撃にも強く、凹みづらいです。

フッ素塗装されている商品も多い

フッ素塗料の塗膜は天候による影響を受けにくく、色あせを起こしにくい塗料です。

金属サイディングにはフッ素塗料を焼付塗装している商品が多く、外壁材の性能と相まって耐久性が高いことから少ないメンテナンスで済むようになっています。

シ-リングが長持ちする

外壁の中で最も劣化しやすく、メンテナンスの頻度が高いのがシーリングです。

金属サイディングも外壁の継ぎ目や窓周りなどの処理にシーリングを使用して施工します。

しかし、金属サイディングにはシーリング部分に役物を取り付けられるため、シーリングを直射日光にさらすことがなくなります。

そのため、紫外線の影響による劣化を最小限に抑えられ、シーリングを長持ちさせることができるのです。

素材が軽く、耐震性に優れる

金属と聞くと重量がある印象を受ける方も多いのではないでしょうか。

実際に金属サイディングに使用される金属の厚みは約0.3mmで非常に薄く、重量は平米あたり約4kgといわれています。

他の外壁材の重量をみると、セメントを主材にしているモルタル壁は厚みがあり平米あたり約35kg、セメントに繊維材質を混ぜたものを主材にしている窯業系サイディングは平米あたり約17kgです。

比較すると金属サイディングがいかに重量を抑えた軽い素材であるかがわかると思います。

金属サイディングは軽量であることから、地震の際に建物に与える影響も少なく済むため、耐震性に優れているといえるでしょう。

張り替え時の費用負担が軽い

金属サイディングは主材として金属を使用しているため、張替え時に発生する廃材をリサイクルできる場合があります。

そのため、他の外壁材よりも廃材費用を抑えることができ、費用負担を軽減できるのです。

金属サイディングのデメリット

金属サイディングのメリットについて紹介してきましたが、もちろんデメリットもあります。

ここでは金属サイディングのデメリットを4つ紹介します。

窯業系サイディングと比べてやや高い

アルミニウムを主材としている金属サイディングは窯業系サイディングと比べて価格に大きな差はありませんが、ガルバリウム鋼板を主材としている場合はやや高価です。

材質によっては約1.5倍の価格差になることもあるため、初期費用が高額になる場合があります。

施工可能な業者が限られる

金属サイディングを施工する際には少なからず、大工工事、板金工事、塗装工事などの複数の業種が必要になる可能性があるため、全ての工事業者が施工可能である訳ではありません。

そのため、塗装工事などと比較すると施工業者を探すのが難しいです。

カバー工法や張替えの実績が豊富かどうかを事前に調べて、業者選びをするようにしましょう。

傷がつきやすい

金属サイディングは凹みにくく、耐久性が高いとメリットで紹介しましたが、厚みが薄く、主材が剥き出しであるため、飛石などによる傷がつきやすいです。

傷がついてしまうと次項で解説するサビにも直結してしまうため、早急に補修する必要があります。

場合により錆びることがある

表面の塗料が紫外線の影響などで劣化し、主材である金属部分に直接雨水などの水分が触れると、錆びてしまう可能性があります。

また、傷などの箇所がある場合にはそこからサビが発生しやすくなってしまいます。

一度サビが発生してしまうと、徐々に全体に広がっていくため、サビが発生した場合は早急にメンテナンスを行い、傷などの錆びる原因を見つけた場合は同様に早急に補修を行いましょう。

金属サイディング以外のサイディングの特徴

サイディングには金属サイディング以外にも窯業系や木質系、樹脂系といった様々な種類があります。

ここではそれぞれのメリット、デメリットを表にまとめ、素材ごとの特徴を紹介します。

窯業系サイディング

窯業系サイディングは、セメントに繊維質を混ぜて板状にした外壁材のことです。

外壁自体に防水性能がなく、凍害を起こしてしまうことから、メンテナンスの頻度が他の外壁よりも高く、寒冷地にはあまり適さないなどの施工の条件もあります。

しかし、デザインが豊富で、価格が安いことから人気を集めていて、外壁材としてのシェアが高いです。

木質系サイディング

木質系サイディングは、無垢材の表面を加工し、耐火性などの機能を付与した外壁材です。

無垢の木材を使用しているため、断熱性が高く、年数が経っても木ならではの味わい深さが出るため、長期にわたって変化を楽しむことができます。

しかし、他の外壁材よりも価格が高価なうえ、劣化しやすく、木材が原料のため防火性能が低くなっています。

樹脂系サイディング

樹脂系サイディングは、プラスチックの一種である塩化ビニル樹脂を原料にした外壁材です。

元々の防水性能が高く、変色しにくいことから、塗装する必要がないため、耐用年数が長い外壁材です。

しかし、他の外壁材と比べると圧倒的に選べる色やデザインが少なく、取り扱っている業者も少ない外壁材であるため、施工費が高価で好みのデザインを選ぶのが難しいです。

金属サイディングの耐用年数とメンテナンス周期

金属サイディングの耐用年数は約40年で、長い年数といえるでしょう。

ただし、これはあくまでも金属サイディング本体の耐用年数が約40年であり、表面の塗装や、シーリング部分についてはこの範囲ではありません。

メンテナンスの周期は、使用されている塗料や使用状況によっても異なるため、ここではあくまでも目安となる年数を紹介します。

まずは表面塗装のメンテナンスです。

サイディングの表面塗装にもさまざまな塗料が使用されていますが、ここではフッ素塗料を例に挙げて紹介します。

フッ素塗料の耐用年数は約15年〜約20年とされているため、基本的にはこの年数を目安にメンテナンスを行うようにしましょう。

また、シーリングについては役物で見えにくい可能性がありますが、ひび割れや痩せ細りがみられると補修のタイミングのサインです。

約8年〜約10年でこのような症状がみられる場合も多いため、確認してみるようにしましょう。

ここではフッ素塗料を例に耐用年数の紹介をしましたが、外壁塗装に使用される塗料と耐用年数を下記の表にまとめているため、そちらも参考にしてみてください。

金属サイディングの劣化症状とは?

金属サイディングには劣化を表す症状がいくつかあります。

ここでは、金属サイディングによくある劣化症状を4つ紹介します。

サビついている

金属サイディングにおけるサビは天敵で、劣化症状の中で最もわかりやすい症状といえます。

サビが発生している場合、金属サイディングの表面塗装が劣化しているか、表面に傷がついてしまっている場合があります。

この場合には早急に補修しなければ、サビが全体に広がってしまう可能性があるため、早急に対応するようにしましょう。

藻・コケ・カビの付着

藻・コケ・カビはどれも湿気が原因で生じる場合が多いです。

そのため、水分を吸収しにくい金属サイディングにこのような症状が発生している場合は、防水機能が失われていることを表しています。

また同時にサビを伴う場合もあり、劣化を示しているため、業者と相談して補修方法を打ち合わせるとよいでしょう。

塗膜の剥離・浮きなどの劣化

塗膜の剥離や浮きなどの劣化には、漏水や凍害、熱の影響など様々な要因が考えられます。

しかし、どの要因だとしても補修が必要な状態に陥っていることに変わりはないため、このような症状が発生している場合には、業者に現場の確認を行ってもらい、何が原因なのか調査してもらいましょう。

チョーキング現象が起きている

チョーキング現象とは外壁の表面を触った際にチョークのような白い粉がつくことをいいます。

主に表面の塗膜が紫外線の影響を受けて劣化した場合に発生する症状で、防水機能が大きく損なわれている状態になっています。

金属サイディングに限らず、塗装の寿命を表すサインであるため、劣化していると考えてよいでしょう。

おすすめ金属サイディングメーカーと人気商品

ここでは実際におすすめできる金属サイディングメーカーとそのメーカーの人気商品を5つ紹介します。

商品選びの参考にしてみてください。

アイジー工業

アイジー工業は金属サイディングの先駆者であり、国内トップシェアの金属サイディングメーカーです。

開発から製造までの全てを自社で行っているため、ニーズを的確に押さえた製品が多いメーカーとなっています。

アイジー工業「アイジーサイディング」

アイジーサイディングは耐久性の高いガルバリウム鋼板を使用している断熱材一体型のサイディングです。

断熱材の下にさらにアルミライナー紙を使用しているため、通常の金属サイディングよりも断熱性に優れています。

デザインにおいてもシンプルモダン、ナチュラル、ベーシックの3つのシリーズを展開しており、希望のデザインを選びやすいでしょう。

ニチハ

ニチハは窯業系サイディングにおいて国内トップシェアのサイディングメーカーです。

機能性に優れたサイディングを数多くラインナップしており、窯業系サイディングに限らず、金属サイディングにおいても耐震性や断熱性などさまざまな点で優れた商品を提供しています。

ニチハ「センターサイディング iシリーズ」

ニチハのおすすめ商品はセンターサイディングのiシリーズです。

iシリーズはフルカラーインクジェット塗装を採用することで、独特のデザイン性を実現し、シンプルなデザインになりがちな金属サイディングのイメージを覆した商品です。

変色や色あせ、塗膜、赤錆、穴あきなどに対して10年保証があるため、安心感があるのも大きな魅力の一つです。

画像出典:ニチハ株式会社

ケイミュー

ケイミューは外壁材だけではなく、屋根材や雨どいなどの外装建材を専門に製造、販売しているメーカーです。

パナソニックグループであることから品質も高く、機能性が高い商品も数多くラインナップしています。

ケイミュー「はる・一番」

はる・一番は遮熱性、耐候性の高いフッ素を焼付塗装しているため、色あせに強く、きれいな状態を維持できる商品です。

また、サイディングの接合部分に水が入り込まないようにするための部材が入っているため、雨水の侵入も防いでくれます。

YKK AP

YKKAPはアルミ建材メーカーで、アルミサッシや玄関ドア、カーポートなどさまざまな外装商品を手掛けています。

アルミサッシは国内シェア2位の実績があり、安心感のあるメーカーです。

YKK AP「アルカベール」

アルカベールはアルミを主材とした外装材であるためとにかく軽量で、また耐震性も高く、カラーバリエーションも豊富です。

アルミ商品に精通しているYKKAPの製品ということもあり、品質も高く安心して使用できるでしょう。

画像出典:YKK AP株式会社

旭トステム外装

旭トステム外装はLIXILのグループ会社で住宅外装材を製造、販売しています。

上質なデザインと品質の高さを売りにしており、LIXILの技術も踏襲していることから、性能の良い外装材を取り揃えています。

旭トステム外装「Danサイディング」

Danサイディングは表面に「セルフッ素コート」という耐候性に優れた独自の塗料を使用してコーティングしています。

色あせや変色に対して15年の保証をつけており、品質の高さに自信があることを物語っている商品です。

まとめ

今回は金属サイディングについてメリット・デメリット、費用や工期について解説しました。

金属サイディングはメンテナンス性の高さや性能の良さが大きな魅力です。

外壁材としてのシェアは窯業系サイディングにまだ及びませんが、非常にメリットの大きな商品であるため、外壁選びに迷った際には金属サイディングを検討してみてはいかがでしょうか。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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