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2022年09月29日更新

外壁塗装に火災保険が適用可能な条件・手続きの流れ・注意点を解説

外壁塗装をする際に、火災保険を活用することで費用を抑えることができます。しかし全ての外壁塗装工事に保険が適用されるわけではなく、いくつかの条件を満たしている必要があるのです。保険が適用される条件、保険申請の手続きや注意点について解説します。

外壁塗装に火災保険が関係あるのか、疑問に感じる方も多いでしょう。

火災保険というと、火災による被害を補償するための保険だと考えていらっしゃる方が多いのですが、火災以外にも保険が適用される被害があります。

火災保険を上手く使うことで、外壁塗装にかかる費用を削減することができるかもしれません。

どんな被害について保険が適用されるのかなど、火災保険の申請方法や大切なポイントを解説していきますので、ぜひお役立てください。

火災保険の種類について

火災保険にも種類があるのはご存知でしょうか。

主な火災保険3種類について、補償対象などの内容を解説します。

補償対象が多いと安心かもしれませんが、その分保険料が高くなることもあります。

必要な補償内容を見極めて、加入する保険を選ぶことが大切です。

住宅火災保険

住宅専用の建物を補償するための一般的な火災保険です。

補償の対象は火災だけではなく、落雷、破裂、爆発、風、ヒョウ、雪災も含まれます。

実際に補償の対象となった工事は「台風で屋根瓦が破損し、雨漏りしている」「台風の影響で屋根材が破損、飛んでいってしまった」というものがあります。

地震による被害は補償内容に含まれないため、別途、地震保険への加入が必要です。

住宅総合保険

住宅専用の建物についての保険で、住宅火災保険の補償対象に加え、盗難、いたずら、漏水、不注意によって生じた破損も補償対象に含まれます。

住まいのトラブルについて、総合的に補償する保険と言えるでしょう。

住宅火災保険同様、地震による被害は補償内容に含まれません。

実損額を保証するような新タイプの保険

住宅火災保険、住宅総合保険より補償対象の幅が広く、契約者のニーズに合わせて「工事規模に関わらず保険金が支払われる」「家のタイプごとに補償範囲を細かく設定できる」など、契約内容が選べます。

契約内容は保険会社ごとに異なるので、事前に内容をよく確認する必要があります。

住宅火災保険、住宅総合保険と同じく、地震による被害は補償内容に含まれません。

火災保険が外壁塗装に適用される条件

火災保険と聞くと、火災による被害にしか適用されないと考える方が多いのですが、火災以外の被害も補償される場合があります。

火災保険が外壁塗装に適用される条件について、詳しく解説していきます。

住宅火災保険【火災/落雷/風災/破裂・爆発】

住宅火災保険は、火災以外に落雷、風災、破裂・爆発、ヒョウ、雪災による損害を補償するものです。

補償対象となる主な損害として、以下のようなものがあります。

  • 外壁材が風で剥がれる
  • 風で飛んできた木の枝、石などが外壁に直撃する
  • 屋根から落下した雪が外壁に直撃、破損する
  • ヒョウが直撃し、外壁が割れる

ただし、台風による浸水は住宅火災保険の補償対象外となります。

洪水、高潮、集中豪雨などによる土砂崩れなども水災とされ、補償の対象外です。

また、台風による損傷は補償対象内でも、竜巻については補償対象外とする保険会社もあります。

保険会社によって火災保険の補償対象が異なりますので、正確な補償対象については、契約している保険の内容を確認してください。

住宅火災保険【水害/水漏れ/破壊/盗難/落下・飛来・衝突】

水害、水濡れ、破壊、落下・飛来・衝突は、一般的な住宅火災保険では補償されません。

火災保険によっては上記の内容を補償対象に含むものもありますが、一般的には、住宅総合保険によって補償される内容となります。

住宅総合保険は、住まいのトラブルに対して総合的に補償してくれる保険です。

以下のような損傷も補償の対象内になります。

  • 泥棒が侵入する際に壁が破損した
  • 洪水によって外壁が破損した
  • 自動車が衝突して外壁が損壊した

他にも、過失による水濡れ事故でも補償を受けることが可能です。

保険会社によって補償対象が異なりますので、保険の種類と内容を細かく確認しておきましょう。

火災保険が適用されない場合とは?

損傷の原因や状況によって、火災保険が適用されない場合もあります。

よく似た状況でも、ちょっとした違いで火災保険が適用されなくなることがありますので、注意が必要です。

3年より前の被災による損傷

保険法第95条により、火災保険が適用されるのは被災してから3年以内の補修に限られる、と決まっています。

申請前に自費で工事を行ってしまった場合も、3年以内であれば工事の請求書をもとに保険金を申請できます。

工事の内容によっては、追加工事が認められることもあります。

しかし、3年以内でも時間が経過すると被害状況が変わってきてしまうため、正確な被害状況を調査するのが難しくなり、結果として火災保険が適用されない可能性が上がってしまいます。

少しでも火災保険適用の可能性を上げるには、被害後できるだけ早い申請が大切です。

免責額を超えない程度の損傷

免責額とは「この金額以下の補修であれば自己負担で補修すること」という基準額のことです。

この免責額を下回った場合、補修に火災保険は適用されません。

免責額の金額は保険のパンフレットなどで確認できます。

一般的には20万円ほどで設定されていますが、免責金額を任意で設定できる火災保険もあります。

免責金額が低いほど、保険料は高くなる傾向にあることを覚えておきましょう。

経年劣化や老朽化による外壁の損傷

火災保険が適用されるのは、損傷の原因が火災や自然災害の場合のみです。

経年劣化や老朽化によって損傷した外壁については、火災保険は適用されません。

例えば、色あせの発生、ひび割れ、塗装の剥がれ、劣化による製品の機能停止などです。

保険会社で自然災害による損害か、経年劣化によるものか判断がつきにくい場合、経年劣化によるものと判断されることもあります。

人為的な損害や施工不良

火災保険が補償するのは災害が原因による損傷のみなので、窃盗などによって損傷した場合は補償の対象外となります。

子どもが蹴ったサッカーボールが当たって損傷した場合も、原因が人為的なものなので対象外です。

また、施工不良によって損傷した場合も同様に、補償の対象外となります。

火災保険が適用されるまでの流れ

実際に火災保険が適用されるまでの流れとポイントを解説していきます。

1.被害の確認・契約している保険会社へ連絡

まず、被害の確認をしてから、火災保険の契約をしている保険会社に連絡します。

ご自身で確認するだけでなく、塗装業者やリフォーム業者に被害状況を確認してもらい、工事が必要な場合は見積書を取っておくこともできます。

屋根の上などは素人が確認しようとすると危険が伴うため、プロである業者にお願いした方が安全でしょう。

見積もりをとる場合、火災保険の申請を考えている旨を伝えておくと、その後の流れがスムーズです。

2.申請に必要な手続き・注意点を聞く

保険会社に連絡をすると、申請に必要な手続きを教えてくれます。

その際、申請にあたっての注意点も一緒に伝えてくれるはずですので、しっかり聞いておきましょう。

火災保険の申請ができるのは、基本的に契約者本人のみです。

代理申請は契約違反になりますので注意してください。

3.各申請書の作成・保険金の請求

保険会社の指示に従って、必要な書類を用意しましょう。

必要な書類は、保険金請求書、修理内容の分かる見積書、被害がわかる書類などです。

火災保険の申請は契約者本人のみですが、書類作成は業者などプロにお願いすることもできます。

必要な書類が揃ったら保険会社に送付し、申請が完了となります。

4.保険会社の損害鑑定人が現場調査

申請後、保険会社から損害鑑定人が派遣されてきます。

保険会社から派遣されてきてはいますが、保険会社の社員ではありません。

公正な判断ができるよう、損害鑑定人は中立の立場です。

損害鑑定人が書類を元に現場調査で被害状況の確認をし、補償額が決定されます。

5.損害鑑定人の報告をもとに保険会社が審査

損害鑑定人の報告がもとになって、保険会社で補償額についての審査が行われます。

問題がないと判断されることで保険金が決定します。

6.審査通過後、保険金の支払い

保険会社の審査を無事通過すると、保険金が支払われます。

保険金の支払いについては、保険法によって支払期限が定められており、保険金の請求手続き完了から30日以内が原則です。

請求内容と損害状況の確認などがスムーズだと、約1週間以内に支払われることもあります。

しかし、あくまで支払期限は原則であり、手続きに時間がかかると30日を越えるケースもあります。

特に大規模な台風の後などは請求が集中するため、保険会社が請求内容を確認するのに時間がかかり、30日以内の支払いが難しくなるのです。

火災保険適用までの過程で気を付けたいポイント

火災保険適用まで、気をつけていただきたいポイントがあります。

損害箇所は写真を残す

外壁塗装で火災保険を申請するには、損害箇所をそのまま写真に残しておく必要があります。

そのままにしておくのは危険だからと、自分で補修を行った後に写真を撮ると、被害状況を正確に確認できないため、火災保険が適用されなくなる可能性があるのです。

補修前に写真を撮るのを忘れないようにしましょう。

保険会社が写真を見て、保険契約している家かどうか判断しやすいよう、家全体が分かる外観の写真も撮っておきましょう。

該当箇所が分かるよう印を付け、損害箇所の写真と共に提出します。

保険適用の書類申請は自分で行う

火災保険の書類申請は、被保険者が行うという決まりがあります。

申請代行は契約違反になりますので、注意が必要です。

なお、申請をサポートしてもらうことは問題ありません。

自分だけでは自信がないという場合、業者などに申請のサポートをお願いしましょう。

損害の見積額は正確に算出する

専門知識のない状態で、損害の見積額を算出するのは難しいでしょう。

専門家である業者に算出を依頼し、保険金申請のためであることを伝えるとスムーズです。

損害鑑定人が保険適用内かどうかを判断する

申請書類や損害箇所の写真を元に、損害鑑定人が現場調査を行います。

そこで保険が適用されるかどうか判断され、損害鑑定人の審査に通らないと火災保険は支給されません。

保険金が満額貰えるとは限らない

損害鑑定人が調査した結果を基に、支給される保険金の金額が決まります。

見積書をとった業者が50万円の補修工事が必要だと言っても、損害鑑定人の調査で20万円分の損害しか認められなかった場合、支給されるのは20万円のみです。

申請額と支給額の差を少なくするためには、正確に損害状況を判断できる業者と契約することが大切だといえます。

また、火災保険が補償するのは原状回復に必要な工事にかかる費用です。

原状回復とは「被害にあう前の状態に戻す」ということなので、機能性の向上は補償対象に含まれません。

外れた雨樋を以前より高性能のものに取り替えるなど、被災前と異なる状態にはできないということです。

外壁塗装や修復に火災保険を利用するメリットとは?

火災保険で外壁塗装や修復が補償されると聞いても、何かデメリットがあるのではないかと不安になる方もいらっしゃるでしょう。

まずは、保険を適用するメリットを解説していきます。

外壁の修理など突然の出費を保険で賄える

災害が原因となる被害は、誰にも予想することができません。

突然の大きな出費は家計を苦しくするでしょう。

そんな時、火災保険を適用することで自己負担を抑えることができます。

「今は家計に余裕がないから・・・」と補修を後回しにすることで、かえって損傷の度合いが酷くなってしまうこともあります。

火災保険で補修費用を賄って、大切なマイホームを早めに補修しましょう。

日々支払っている火災保険料を外壁塗装や修復に活用できる

火災にあう確率は約0.04%と大変低いため、火災保険料は支払うだけで保険金をもらう確率がとても低いと言えます。

もちろん、火災の被害にあわないに越したことはありません。

その上で、火災保険料を無駄にしないためにも、活用できる場面では積極的に活用していきましょう。

外壁塗装・修復に火災保険を使うことにデメリットはない

外壁塗装・修復に火災保険を使っても、正しく申請さえしていればデメリットはありません。

火災保険の申請に回数制限はありませんし、保険が適用されても保険料が上がることはないからです。

自動車保険は、事故で自動車保険を使うことで次年度から保険料が増えることが多いため、火災保険も同様に考えている方がいらっしゃるかもしれません。

しかし、火災保険の場合は契約した保険金額内であれば、複数回の申請が可能ですし、申請したことでペナルティを受けることもありません。

火災保険を活用して外壁塗装を行う際の注意点

申請の際の注意点などを解説してきましたが、他にも火災保険を活用した外壁塗装を行う際、注意していただきたい点があります。

火災保険を活用した外壁塗装工事の見積書をよく確認する

外壁塗装を契約する際、見積書や申込書の内容をよく確認しましょう。

手数料などの項目で保険金の約2~3割の金額が請求されている、といったケースがあります。

事前に見積書を確認することで不審な項目に気づくことができれば、事前に被害を防ぐことができます。

また「工事の費用は自己負担なしで済む」と断言する業者にも注意が必要です。

支給される保険金は保険会社の審査によって決まるものですから、業者が「自己負担なし」と断言できることではありません。

「自己負担なし」と断言する業者だった場合、すぐに契約せず、加入している保険内容の確認をしたり、保険会社に連絡をとったりしましょう。

火災保険を申請しても、保険金をいくら受け取れるかは分かりません。

それにも関わらず、保険金が支払われる前に工事を進める業者もいます。

支払われる保険金以上の工事を契約させられていたり、本当は必要がない工事が含まれていたり、というケースも報告されていますので、注意してください。

外壁被害の虚偽申請に気を付けよう

経年劣化による損傷を、自然災害による損傷と偽って火災保険を申請した、というケースもあります。

業者が申請内容を誤魔化す方法を提案することもあるようです。

虚偽申請は保険会社との契約違反になります。

保険契約の解除や保険金の返還を求められる可能性があるほか、詐欺罪などの刑事責任を問われる可能性もあります。

仮に虚偽申請を勧めたのが業者でも、契約者も業者とともに罪に問われてしまう可能性があります。

虚偽申請を勧められた場合は断ってください。

火災保険を適用させる際の上手な外壁塗装業者の選び方

火災保険を活用するためには、外壁塗装業者選びが重要となります。

後悔しない業者選びができるよう、次のようなポイントを確認してみてください。

火災保険を活用した外壁塗装を行った実績のある業者を探す

これまで火災保険を適用した外壁塗装を行った実績のある業者であれば、見積書の作成時にアドバイスをもらえるなど心強いでしょう。

また、実績があるということは悪質な業者ではないという証明にもなります。

実績が複数ある業者を選び、詳しく話を聞いてみましょう。

外壁塗装・修復の相見積もりを行う

修復を含め、外壁塗装はそう頻繁に行うものではありませんので、相場がいくらくらいなのか分からない、という方が多いでしょう。

チラシやホームページだけ見ても、そこには載っていない費用項目が加算されることもあります。

そのため、複数社に依頼して相見積もりをとるのがおすすめです。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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