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2019年02月04日更新
家の補修にかかる費用は?積立金や補修のタイミングも解説
新築の一戸建てに長期間住むと必ず発生する家の修繕。いざメンテナンスが必要となったときに慌てないように、修繕時期と費用をあらかじめ見積もった修繕計画をたてておく必要があります。この記事では代表的な家の部分別の修繕時期と費用をご紹介します。
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- 監修者樋田明夫
目次
一戸建ての修繕積立金に関するポイント
マンションでは修繕費用を強制的に積み立てる修繕積立金システムが確立していますが、一戸建ての場合は修繕計画を自ら立てて、修繕積立金として貯蓄しておく必要があります。
一戸建て購入時はマンションと比較した物件の価格だけに目が行きがち。しかし長期的に居住をする場合は、設備機器も含め定期的な点検とメンテナンスが必要です。
修繕を行わずに不具合を長年放置してしまうと、例えば雨漏りであってもマンションと異なり住宅木部の腐敗が進み、耐震的に問題が生じてくるのに加え修理を依頼した時には修繕費用が高額になってしまう場合もあります。
家の具体的な修繕計画や資金計画を立てる
思わぬ出費を避けるためには、家の部分ごとに修繕時期と費用などの修繕計画を家を建てたときに把握すること。ハウスメーカーや建築士に家のメンテナンスのアドバイスをもらうのもおすすめです。
ランニングコストを考慮した内外装材選びが肝心
家の部分修繕は費用は、設備機器の交換などと同様に、一時的に見れば安価ではありますが、その場しのぎの修繕を行っていると、後々費用がかさむこともあります。
例えば家の修繕に使われる内外装材は種類やグレードにより、メンテナンス周期が異なります。メンテナンス周期が長い内外装材を選べば、長期的に見たときにコストを抑えられるでしょう。
一戸建ての修繕タイミングと積立金
一戸建てはマンションと異なり、一般的に約7~15年で修繕を行う必要があると言われています。台所や浴槽などの水回りやガス給湯器などの設備機器も約10年~が耐用年数となっています。
ガスなどの設備機器は1年に1回の点検が義務付けられていますし、紫外線や雨風の影響を受けやすい外壁や屋根も、安全性を考えると約3年~5年に1回は点検が必要です。
例えば外壁や屋根の塗装等の修繕には、約30坪で約100万円~の費用がかかります。そのため、月に約1~3万円積み立てておくといざ修繕をするとなったときに困りません。
一戸建ての場所ごとの修繕タイミングと費用

ここからは、一戸建ての場所ごとに修繕のタイミングやかかる費用をみていきましょう。
一戸建ての外壁の修繕タイミングと費用
外壁は、紫外線や雨風の影響を受けやすく、劣化が進むと触れると手に白い粉がつくチョーキングが発生したり、ひび割れを起こしたり、苔が生えたりしてきます。
塗装のグレードにもよりますが、フッ素塗料やダイヤモンドコートなどのハイグレード塗装を使用していたとしても、約10年~で劣化は発生します。
外壁の修繕費用の相場は、外壁全体と窓枠のコーキングに約25〜35万円、外壁塗装に約60~100万円の費用がかかります。
台風などの影響で外壁の一部の修繕をする場合は、足場を必要としないため数万円で済む場合もありますが、家の外壁全体の修繕を行う場合はほぼ足場設置は必要となります。
また、外壁塗装はまず洗浄を行い、乾いてから下塗り・中塗り・上塗りと最低3回は塗装をする必要があり、塗りの間に約2日ほど乾かす時間が必要になる場合もあります。そのため、湿度が高く天気の変わりやすい梅雨時期や冬場は避けた方が良いでしょう。
一戸建ての屋根の修繕タイミングと費用
屋根の部分修繕にかかる費用は約数万円~30万円が相場です。塗装まで行う場合は、約30~100万円の費用を見積もっておく必要があります。
お住まいの地域の気候にも寄りますが、スレート屋根であれば約7~8年単位で修繕が必要となります。
また、カバー工法で屋根をリフォームするのであれば、葺き替えに対して比較的お手頃な費用で大規模な修繕をしやすいので、検討してみてもよいでしょう。
耐震リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた耐震リフォームは、あくまで一例となっています。
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール

株式会社フレッシュハウス
樋田明夫フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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