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2021年09月16日更新
3階建てのリノベーション費用は?
3階建て住宅のリノベーションでは間取りのプランニングや階段のリフォームなど多くの要素が関係してきます。生活空間を分けやすいので2世帯住宅としての利用を検討しやすい住宅ということもできるでしょう。3階建て住宅をリノベーションする費用を見てみましょう。
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- 監修者樋田明夫
中古住宅購入時がベストタイミング
3階建ての中古住宅を購入した時は住宅全体をリノベーションする良いタイミングと言えます。3階建て住宅においては間取りの種類が多いので、リフォーム会社との打ち合わせを細かくしておく必要があります。
3階建て住宅のリノベーション費用
一般的に3階建て住宅をリノベーションするような大掛かりなリフォームに必要な費用は約1,000〜3,000万円程度と言われています。

工事範囲の違いで費用が変わる
間取り変更なしで内装のみすべてリフォームした場合の工事費用は約1,000万円程度です。
間取り変更や外装を含めた工事をする場合は、約2,500万円程度の費用が必要ととなります。さらに、外壁塗装や防水工事を含めますと約3,000万円程度の費用を考えておく必要があります。
費用を抑えるポイント
トイレやキッチン、浴室などの設備を既存の場所から変更して新たに設置する場合には、給排水新設工事が必要となります。
既存配管を撤去する必要もあり、水回りの配管工事のための費用が膨らむことが考えられます。これらの位置を既存から変更しないことは施工費用を抑えるポイントです。
さらに、3階建ての住宅は1階部分が店舗や駐車場として使われていた場合が多くあります。
そのような時は用途変更せずに1階をそのまま駐車場や倉庫として利用すると、居住スペースへリフォームするよりも費用を抑えることができます。
2世帯住宅へのリノベーション
3階建て住宅は生活空間を分けやすいため、2世帯住宅として使用する点でも適しています。多くの場合、1階部分を年配者のための居住スペースとします。階段の利用を避けられるからです。
2、3階部分を子供や孫世代の居住スペースとすることができます。それぞれの生活空間の雰囲気に合った材料や手すりなどの設備の有無を選ぶことができます。
2世帯住宅へのリノベーションの費用
2世帯住宅においては一般的にみれば、キッチン、トイレ、浴室などの水回りはそれぞれ2つづつあった方が良いとされています。また、年配者の転倒防止のための手すりの設置や段差をなくしたプランニングなどが求められます。
また玄関を2つ設置したり、外階段を設置するという考え方もあります。そのため全体のリフォーム費用は約1,500〜3,500万円程度となります。

2世帯住宅へのリノベーション費用はこちらの記事でも紹介しています
費用を抑えるポイント
高齢者の居住スペースのキッチンを簡易キッチンにしたり、間取りをシンプルにすると材料費を抑えられますので、全体のリフォーム費用を抑えることができます。
さらに、玄関は一つにして住宅の中に入ってすぐに階段を設置することで費用を抑えながらある程度のプライバシーを保持するという考え方もあります。
2世帯住宅ではどの程度生活を分けるかということによってもリフォーム費用が変わってきます。この点はリフォーム会社の担当者とよく相談することをお勧めします。
リフォーム会社を選ぶときには注意が必要
3階建て住宅をリノベーションする際には配管工事の他にも2階建ての住宅とは勝手が異なる場合があります。
そのため施工の際には経験豊富なリフォーム会社を選ぶことをお勧めします。
3階建て住宅のリノベーションの経験があるリフォーム会社であれば、2世帯住宅に関しても良いプランニングの提案をしてもらえる可能性が高くなります。
大きな費用を必要とする工事ですので、後悔しないリフォームをしましょう。
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ここまで説明してきたフルリフォーム・リノベーションは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール

株式会社フレッシュハウス
樋田明夫フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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