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2019年01月23日更新

屋根の塗装や塗り替え工事のリフォーム費用・価格の相場は?

日本瓦以外の屋根は、塗装による塗替えリフォームを定期的に行わなくてはなりません。塗料のグレードで相場が異なる屋根の塗替えリフォームについて、屋根材の種類ごとの費用差や、その他の屋根リフォームで発生する工事の費用などと併せて解説します。

  • 【監修者】ディバルコンサルタント株式会社 代表 明堂浩治
  • この記事の監修者
    ディバルコンサルタント株式会社
    明堂浩治
    大手建設会社20年勤務

屋根の塗装や塗替えリフォームのポイント

屋根リフォームを行う前に、まずは屋根材の種類や特徴を押さえておきましょう。

屋根の塗装や塗り替え工事のリフォーム費用・価格の相場は?

屋根材の種類

屋根材には、主に以下の種類が存在します。

塗装を行う屋根が、スレートや日本瓦など、どの屋根材が使われているかによって、費用や施工方法、または塗装の有無も異なりますので、まずはお住まいの屋根が以下のどの屋根に該当するか調べておきましょう。

スレート(コロニアル)

セメントと繊維質を混ぜて板状にして作る屋根材です。近年では新築・リフォームともに主流な屋根材となっています。

なお、『コロニアル』とは、ケイミュー社(旧・クボタ松下電工)のスレート材の商品名ですが、一般的に広く普及したことから、スレート材の代名詞として使われています。

日本瓦

土や石を高温で焼き固めて作る、伝統的な和風瓦です。表面に釉薬が施されたタイプのほか、炭素膜で覆われた「いぶし瓦」などの種類もあります。

セメント瓦

セメントを成形して作る瓦で、日本瓦とは素材だけでなく形状も異なります。フラットなF型や、半円が上下に組み合わさったS型など、洋風のデザインがラインナップされています。

ガルバリウム鋼板

亜鉛アルミメッキ合板のことで、通常の金属よりも腐食に強い屋根材です。表面が腐食すると、亜鉛が溶け出して保護膜を形成し、内部の鉄への浸食を防ぐ働きを持っています。

トタン

昔ながらの金属の屋根材です。ガルバリウム鋼板に比べると、耐久性や防錆性は劣りますが、倉庫や駐車場などの屋根に現在も使用されていることがあります。

日本瓦の再塗装は不要

スレート(コロニアル)、ガルバリウム、トタン、セメント瓦などの屋根材は、簡易なペンキではなく、屋根用の塗料で素材の表面を保護する必要があります。

しかし、日本瓦は素材の表面が釉薬や炭素膜で初めから保護されているため、改めて塗料で塗装する必要がありません。

一方、表面が無防備なセメント瓦は、塗装で保護しなければなりませんので、同じ瓦でも種類の違いには注意しましょう。

屋根の塗装や塗り替え工事のリフォーム費用・価格の相場は?

塗料の耐用年数と塗替え時期

屋根の塗料は、主に以下の4種類が使われ、耐用年数の長さや塗替えの時期もそれぞれ異なっています。

・アクリル樹脂塗料:約5~8年
・ウレタン樹脂塗料:約8~12年
・シリコン樹脂塗料:約12~15年
・フッ素樹脂塗料:約15~20年

後ほど費用の項目で詳しく解説しますが、耐用年数が長い塗料ほど、施工費用単価も高額になります。

そのため、費用が高額にならないよう、安価な塗料を選びたいと考えてしまいますが、塗装費用はランニングコストも考えて選ばなければなりません。

例えば、ウレタン樹脂塗料は約10年で劣化が生じますが、フッ素樹脂塗料は約15年から20年持たせる事ができます。

つまり、20年のあいだにウレタン樹脂塗料は再塗装が2回必要になり、足場設置費用や養生費用などを含めたとき、ランニングコストで考えると、フッ素樹脂塗料の方が安く済むこともあります。

また、屋根の塗り替えが必要になったタイミングで、進学や新車の購入など生活の大きな変化が発生すると、塗装費用と生活のための支出が重なってしまう恐れもあります。

いずれ訪れる再塗装に備えるためにも、平米単価や塗料の色だけでなく、種類ごとの耐用年数を知って、ランニングコストや塗り替えの時期を予測しておきましょう。

塗装による屋根リフォームの注意点

屋根のリフォーム方法には、塗装・葺き替え・重ね葺きの3種類を選択することができます。

塗装による屋根のリフォームは、約200万円かかる葺き替えリフォームに比べると、半額以下の費用で行なう事ができます。

しかし、滅多に点検が行えない屋根は、点検のときに初めて異常が見つかる事があり、塗装に加えて補修費用が発生する事があります。

塗装か葺き替えかを選ぶ前に、屋根の状態を確認しておくことをおすすめします。

屋根の塗装リフォームが得意なリフォーム会社を探すには

自分が住んでいる地域で屋根の塗装リフォームを得意としているリフォーム会社を知りたい場合は、リフォーム会社紹介サービスを使うと良いでしょう。

リフォーム会社紹介サービスの「ハピすむ」は、お住まいの地域やリフォームのニーズを詳しく聞いた上で、適切で優良なリフォーム会社を紹介してくれます。

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屋根の塗装や塗替えリフォーム工事の費用相場

屋根塗装リフォームは、塗料の施工費用と、足場や養生などの諸費用が組み合わさって総費用が決まります。

屋根の塗装や塗り替え工事のリフォーム費用・価格の相場は?

 

屋根に使われる塗料の費用相場

屋根塗装で使われる塗料は、耐久性の高いウレタン樹脂またはシリコン樹脂塗料や、紫外線に高い耐久性を持つフッ素樹脂塗料のほか、断熱・遮熱塗料が使われます。

断熱とは、室内から暖かい空気が逃げないようにする効果のことです。一方遮熱とは、屋根に当たる太陽熱をカットし、室内の温度上昇を緩和する効果です。

塗料のグレード別施工費用と価格相場

・アクリル樹脂塗料:約1,000円
・ウレタン樹脂塗料:約1,600円
・シリコン樹脂塗料:約2,000円
・フッ素樹脂塗料:約4,000円
・断熱、遮熱塗料:約5,000円

※いずれも平方メートルあたりの施工費用単価です

日本の家の屋根の平均的な広さは、90平方メートルと言われます。

塗料の施工費用を屋根の広さに直すと、ウレタン樹脂塗料の場合は約15万円ですが、断熱、遮熱塗料の場合は約45万円となり、塗料のグレード次第で約30万円近くの価格差が生じます。

塗料のグレード選びは慎重に

上記のように、塗料はグレードが高いほど施工費用も高額です。

平方メートルあたりの施工価格が約500円違うだけでも、総費用に換算すると、約4万5千円の差となります。

しかし、屋根は家の中で最も高い位置にあり、太陽熱のダメージを最も強く受ける箇所です。

塗料の価格を惜しんだばかりに、屋根本体へのダメージが進行してしまうと、屋根下地の点検や屋根材の葺き替えなど、屋根塗装以上の費用が発生しかねません。

屋根本体を長持ちさせるためにも、できるだけグレードが中程度以上の塗料を選んでおくことをおすすめします。

屋根塗装リフォームで発生する工事

ここまでで解説した塗装費用に、屋根の洗浄費用や足場の設置費用などが加わって、屋根塗装リフォームの総費用となります。

・屋根洗浄費用:約400円/平方メートル
・足場設置費用:約15万円/1棟あたり
・養生費用:約400円/平方メートルあたり
・屋根塗装費用:塗料のグレードによって異なる

仮に、広さ90平方メートルの屋根で、フッ素樹脂塗料を使用した塗装リフォームを行ったときの費用相場は、以下のようになります。

・屋根洗浄費用:約4万円
・足場設置費用:約15万円
・養生費用:約3万5千円
・フッ素樹脂塗装費用:約36万円

合計:約60万円

屋根足場の設置費用相場

塗装を行う屋根が、5寸以上など急勾配の場合、家の周囲に接地する足場とは別に「屋根足場」の設置が必要になることがあります。

・屋根足場設置費用:約900円/平方メートル

例えば、90平方メートルの屋根では、約8万円の屋根足場設置費用が必要になります。

屋根塗装の縁切り費用

縁切りとは、段上に重ねて施工したスレート材の、重なり部分にできる塗膜を切る作業のことです。

重なり部分にできてしまった塗膜を切っておかなければ、屋根材の中に入った雨水が外に逃げられなくなり、屋根材の下にある野地板の劣化を早めてしまいます。

縁切りには、タスペーサーと呼ばれる道具が使われ、このタスペーサーの使用量と施工費用が組み合わさって、縁切り作業の総費用となります。

タスペーサーそのものの部材価格は約50円、1か所あたりの縁切り費用は、約200~500円が相場です。

約90平方メートルの屋根で縁切り作業を実施した場合、約3~6万円の追加費用が発生します。

なお、見積もりによっては縁切り費用が塗装の施工費用に組み込まれているパターンもあります。

縁切りは、丁寧なリフォーム会社であれば大抵実施する作業ですので、スレート屋根の塗装を依頼するときは、見積もりの項目に縁切りが組み込まれているか、一度確認しておくと良いでしょう。

屋根材別・塗装費用の相場

先ほどご紹介した塗料のグレード別施工費用は、屋根材の違いによってわずかに変動します。

以下は、屋根材ごとの平方メートルあたりの塗装費用単価です。なお、塗装が不要な日本瓦は一覧から除いています。

スレート(コロニアル)

・アクリル樹脂塗料:約1,000円
・ウレタン樹脂塗料:約1,500円
・シリコン樹脂塗料:約2,500円
・フッ素樹脂塗料:約4,000円
・断熱、遮熱塗料:約4,500円

セメント瓦

・アクリル樹脂塗料:約800円
・ウレタン樹脂塗料:約1,900円
・シリコン樹脂塗料:約2,500円
・フッ素樹脂塗料:約3,500円
・断熱、遮熱塗料:約4,000円

ガルバリウム鋼板

・アクリル樹脂塗料:約1,000円
・ウレタン樹脂塗料:約1,600円
・シリコン樹脂塗料:約2,000円
・フッ素樹脂塗料:約3,500円
・断熱、遮熱塗料:約4,000円

トタン

・アクリル樹脂塗料:約1,000円
・ウレタン樹脂塗料:約2,000円
・シリコン樹脂塗料:約2,500円
・フッ素樹脂塗料:約3,500円
・断熱、遮熱塗料:約4,500円

屋根の塗装や塗り替え工事のリフォーム費用・価格の相場は?

 

その他の屋根リフォームにかかる費用

屋根のリフォームは、一般的な劣化防止の塗装だけでなく、塗装によって防水加工を施すリフォームのほか、豪雪地帯では屋根の耐雪対策として、屋根融雪リフォームが行われることもあります。

屋根の防水塗装リフォームの費用

陸屋根など、屋根が屋上になっているタイプの建物では、屋上の防水リフォームが行われることがあります。

屋上屋根の防水リフォームには、アスファルトシートを貼る方法などもありますが、塗料を使った防水リフォームの費用は以下の通りです。

・防水塗料施工費用:約4~6千円/平方メートルあたり

屋根の防水塗装リフォームの費用はこちらの記事で詳しく紹介しています

屋根の耐雪リフォーム費用

屋根の上に積もった雪を溶かす仕組みを、「屋根融雪」と呼びます。

屋根融雪には、パイプで地下水や不凍液を屋根に送り込むタイプや、軒先や屋根全体に電熱シートを貼るタイプなどがあり、それぞれの施工費用は以下の通りです。

・ガス、灯油ボイラー式:3~5万円
・電熱ヒーター式:約6~8万円
・地下水汲み上げ式:約2万円

※いずれも平方メートルあたりの価格です。

選んだ屋根融雪のタイプや、屋根の面積にもよりますが、1棟あたり、約150万円前後でリフォームが行われる傾向にあります。

外壁塗装とセットでリフォームする場合

劣化の周期が近い屋根塗は、外壁とセットで塗装リフォームが行われることがあります。

屋根と外壁の塗装は、高額なリフォーム費用が必要となりますので、セットで行ったときの総費用も把握しておきましょう。

屋根の塗装や塗り替え工事のリフォーム費用・価格の相場は?

 

外壁塗装の費用相場

外壁塗装では屋根と同様の塗料が使われますので、塗料のグレード別の塗装費用相場は、屋根と同様です。

日本の家の平均的な広さと言われる150平方メートルの外壁と、同じく平均的な広さである90平方メートルの屋根を、シリコン樹脂塗料で塗装したときの費用を見てみましょう。

シリコン樹脂塗料は、平方メートルあたりの施工費用は約2,000円ですので、

・外壁塗装費用:約30万円
・屋根塗装費用:約18万円

となります。

ここで忘れてはならないのが、足場設置や洗浄などの工事費用です。

・足場設置費用:約15万円/1棟あたり
・屋根洗浄費用:約10万円/240平方メートル分
・養生費用:約8万円/1棟あたり

これらの諸費用と、塗装費用を合計すると、屋根と外壁の総塗装費用は、約80万円となります。

外壁塗装を屋根塗装とセットで行うと、足場設置費用や養生費用などが、外壁と屋根をそれぞれ単独で塗装したときよりも一度にまとめられるため、費用を節約することができます。

外壁塗装の費用相場はこちらの記事で詳しく紹介しています

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