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2023年01月04日更新

監修記事

屋上の防水工事の相場は?施工方法・耐用年数・長持ちさせる方法も解説

屋根や屋上の防水工事では、ウレタン塗料による塗装や、防水シートなどの工法がよく用いられますが、費用や工事内容がよくわからないとなかなか選ぶことができません。防水工事の相場と、各工法のメリットとデメリット、耐用年数についてご紹介します。

防水工事にはどんなものがある?

屋上の防水工事は、防水シートの貼り付け、FRP工法、アスファルト工法、防水塗装が一般的です。

これらの工法には、それぞれ利点と欠点があり、メンテナンスの頻度や屋上の利用目的などに合わせて選ばなければあっという間に性能が低下して雨漏りなどのトラブルがおこってしまいます。

各工法の特徴をよく知り、より自宅の環境に合ったものを選びましょう。

ウレタン塗装による防水工事の特徴

比較的安価に施工でき、施工に時間もかからず、複雑な形状にも対応できるのがウレタン塗装です。

外壁塗装や塗装が必要な屋根材でよく使われているので、対応できる業者が多いのも利点でしょう。

リフォームで使用する場合は、まず下地として躯体のひび割れなどを補修し、プライマーという下地剤を塗った後にウレタン塗料を塗布していきます。

耐用年数は約10~12年、使用中に剥がれてしまったときには上からウレタン塗料を塗り重ねることで簡単に補修できるため、メンテナンスにあまり手間がかからないのも利点です。

防水層となるウレタンの強度や劣化を防ぐためにトップコートを施工し、5年程度でトップコートを塗りなおすことで耐久性を上げる事ができるでしょう。

ただ、強度的にはやはり少々不安が残りますし、頻繁に人が出入りする場合や、重量物を移動させる場合には耐用年数より短い期間で再塗装が必要となる可能性もあります。

耐用年数が近い場合でも、塗膜に問題が無いようなら洗浄後に重ね塗りを行うことで強度と工事期間の短縮を図ることができるので、コストパフォーマンスの良い防水工事といえるでしょう。

防水シートによる防水工事の特徴

こちらは塩化ビニール製のシートを専用の接着剤で貼り付けていく工法です。

シートはある程度の強度と厚みがあり、多少の歩行では殆ど痛みませんが、やはり重量物などには弱いので注意しなければいけません。

また、シートに隙間ができたりしわができると防水性能を十分に発揮できないため、施工には高い技術が必要となります。

耐用年数はウレタン塗装と同じく約10年~12年。

もし破損した場合には上からゴムシートを上貼りして対処できますが、見た目が悪くなるため、できる限り痛めないように気を遣いましょう。

耐用年数が過ぎてしまうと、シートを一度剥がしてから新しいシートに貼り替えなければいけません。

どうしても貼りかえ工事となると時間がかかってしまうのが難点です。

FRPによる防水工事の特徴

こちらはガラス繊維でできたマットに樹脂を染みこませながら貼り付けていき、最後にトップコートで仕上げる工法です。

樹脂とガラス繊維によって強力な層が作られるため、重量物が頻繁に通るような環境でも破損しにくいのが特徴といえます。

ただ、耐用年数はやや短く、約10年程度でリフォームしなければいけません。

しかし、FRPは剥がして張り直すのでは無く上貼りをすることができるため、劣化度合いによっては楽に施工できます。

下地の状況によってはやり直しも視野に入れなければなりませんので劣化の状態を見極めることが必要となります。

また、軽量なので地震対策としてもおすすめの防水工事です。

アスファルトによる防水工事の特徴

こちらはあまりリフォームでは使われない工法です。

主に新築でよく使われており、化学繊維でできたマットにアスファルト樹脂を浸透させたものを貼り付けていきます。

道路工事でアスファルトを敷設するのと同じく、熱を加えてアスファルトを溶かしながら作業する必要があるため、どうしても臭いや煙が出てしまうのが難点。

防水性が高く、耐用年数も約20年と優れた工法ではありますが、施工の際の臭いや煙、防水層そのものの重さが気になりますので、木造の家屋ではほとんど採用されていません。

防水性だけでみた場合、アスファルトは4つの中で最も効果的ですので、安心して屋上を利用したいという方におすすめです。

こちらも防水シートと同じく重ね張りができますが、やや厚めなので複数回の重ね張りを行うと層が分厚くなりすぎ、施工に影響を及ぼす可能性があります。

アスファルトの場合は重ね張りを3~4回行うたびに一度全て剥がして貼りかえるようにすると良いでしょう。

屋上の防水工事はDIYでもできる?

屋上の防水工事は、屋上の表面の状況に応じた工事を行う必要があります。

屋上の劣化にも様々な種類があり、屋上防水工事と言っても、劣化の状況によって工法や使用する材料などは異なってきます。

屋上の防水工事は専門性が高く、知識も技術も必要とされるため個人でのDIYには向いていないでしょう。

万が一DIYで防水工事を行い失敗してしまうと、水漏れの危険性や保証の適用外になってしまうリスクもあります。

以上の点からも、屋上の防水工事は専門業者に依頼したほうが安心できるでしょう。

屋上の防水工事が必要な劣化症状

防水工事が必要になる屋上の劣化症状には以下のようなものが挙げられます。

  • 雨漏りがする
  • 雑草が生えている
  • 防水層が浮いている
  • ひび割れがある
  • 排水が悪い
  • 土砂が溜まっている

雨漏りなどは、建物内部まで水が浸入している状態のため、放置してしまうと建物全体の劣化につながってしまいます。

防水層が浮いている場合も、トップコートが劣化しているという証拠であるため、早めに工事を行いましょう。

屋上工事の施工方法によっても耐用年数は変わってきますが、一般的に約10年〜約15年間隔で防水工事をすると防水効果が長持ちしやすいです。

劣化症状が見られない場合でも、約10年〜約15年を目安にメンテナンスを行うことをおすすめします。

屋上の防水工事の実例を紹介

屋上全体の防水工事の実例

建物戸建て
施工会社フレッシュハウス

アンテナの設置部分から穴が開いてしまったのをきっかけに屋上全体の防水工事を行った事例です。

屋上などは一見劣化などの症状が見られなくても、雨や紫外線などの影響を受けているため、ちょっとしたところから気付かないうちに劣化が進んでいるというケースが多くあります。

雨漏りなどしてしまう前に、劣化を食い止められるよう、定期的なメンテナンスを行うことが大切です。

戸建て住宅の屋上防水工事の実例

施工費用100万円~300万円未満
工期約1カ月
建物戸建て
施工会社フレッシュハウス

外壁塗装を行う際に、ドローンで屋上の様子を確認したところ全体的に劣化が進んでいたため、リフォームを行った事例です。

防水シートが全体的に膨らんでいたため、このリフォームで脱気筒を設置し空気が逃げるような施工も行っています。

雨漏り対策で防水工事をした実例

施工費用約50万円未満
工期約1日
建物マンション
施工会社フレッシュハウス

倉庫の屋根の防水効果が落ちていたため、ウレタン防水でコーティング処理をし防水効果を向上させた事例です。

防水に使用する塗料などは、屋根などの状況に合わせて最適なものを選ぶことが防水効果を向上させるために大切になってきます。

コーティングを行ったことで、防水効果が上がっただけでなく、見た目もキレイになっています。

防水工事にかかる費用

屋上の防水工事では、一般的な屋根のリフォームと違い、足場が必要ありません。

そのため、洗浄及び下地作りの費用と材料の価格がわかればある程度費用を計算することができます。

各工法別に、工事の価格と内訳について調査しました。

ウレタン塗装にかかる費用

ウレタン塗装で防水工事を行う際にかかる費用は、塗料代が平米あたり約3,000円、洗浄費が約30,000円、下地にかかる費用は元々の防水加工にもよりますが、補修なら1平米約2,000円、調整だけなら1平米約700円です。

80平米程度の屋上に施工する場合の費用は約650,000円、シーリングの状態や躯体の状態によってはもう少し費用がかかります。

防水シートの施工費用

防水シートの場合も、塗装と同じく洗浄が約30,000円、下地作りもひび割れなどの補修が約2,000円、調整が約700円となります。

貼り付けにかかる費用は材料費、工賃込みで約450,000円。

壁際に雨の浸入を防ぐパーツを取り付ける場合には、1カ所あたり約15,000円かかりますが、通常のシーリングによる防水に比べ、耐久性が向上するのでおすすめです。

工事費用は合計で約700,000円が相場となります。

FRPによる防水工事の施工費用

FRP場合についても高圧洗浄と下地の補修は欠かせません。

ただ、FRPの施工については上の2つのものと比べてもやや割高で、約750,000円が相場になります。

重ね張りできるのでメンテナンスにかかる時間を短くできますが、1度剥がして新しく施工する場合には、元々の防水面の処理に処分費として約2万円程度必要です。

アスファルト工法にかかる費用

こちらは施工価格が約800,000円、これに足場代と洗浄費が追加され、合計で約900,000円程度が相場です。

全体でみるとやや割高に感じるかも知れませんが、耐用年数が他の防水工事に比べ、倍近い長さとなっているので、長い目で見れば総費用があまりかかりません。

ただ、基本的に新築に使用する防水工事ですので、リフォームとなると対応してくれる業者が見つけにくいという問題もあります。

屋上の防水工事費用は修繕費?資本的支出?

アパートやビルを所有している場合には、屋上の防水工事費用が修繕費と資本的支出のどちらに分類されるのか疑問に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

修繕費とは、建物などの維持管理や修理のために必要な最低限の工事にかかる費用のことです。

資本的支出は、維持管理や修理のために必要な工事に加えて、美観の向上などグレードアップのための工事を行った場合にかかる費用のことをいいます。

屋上の防水工事費用は基本的に修繕費として見なされることが多いです。

しかし、耐用年数の長い素材を使った工事や美観をアップさせるための防水美装の工事など、工事内容によっては資本的支出と見なされるケースもあります。

資本的支出と見なされると減価償却をしなければならないため、修繕費として計上したい場合には維持管理や原状回復など必要最低限の工事にとどめておくことが大切です。

屋上の防水工事の費用を抑える方法

相見積もりを取る

防水工事を業者に依頼する際にはまず見積もりを取ります。

その際には、1社のみではなく、複数社に同じ内容で見積もりを依頼するようにしましょう。

そうすることで、費用相場がどれくらいなのかを把握でき、なるべく費用が安い業者に依頼することができます。

また、費用だけでなく、その業者の対応の仕方などからサービスの質なども知ることができ、より相性の良い業者を選ぶことができるでしょう。

こちらから無料で簡単に見積もりが出来ますので、ぜひハピすむのリフォーム費用の無料相見積もりをご利用ください。

自社施工の業者に依頼する

屋上の防水工事費用は、自社施工している業者に依頼すると費用を抑えられる場合が多いです。

大手業者などは契約と顧客対応を自社で担当し、施工は下請け業者に任せることが多く見られます。

その場合、下請け業者への紹介料である中間マージンが発生するため、その分工事費用が高くなります。

地元の地域密着型の業者などは、自社施工を行っているケースが多いです。

なるべく費用を抑えたい場合には、そのような業者に直接依頼することをおすすめします。

トップコートの塗装のみで補修可能か確認する

屋上の防水工事費用を抑える方法として、トップコートの塗装のみで補修可能かどうかを確認するのもおすすめです。

防水層が破損している、大きなひび割れがある、耐用年数を大幅に過ぎているといった場合には全体の補修が必要となりますが、屋上の状態によってはトップコートの塗装だけで工事を終えられるケースもあります。

明らかな劣化などがない場合には、トップコートの塗装のみで補修可能かどうか業者に相談してみるといいでしょう。

屋上の防水工事を長持ちさせるためには

以下のようなメンテナンスを行うことで、防水工事の効果を長持ちさせやすく、劣化症状を早めに発見できるため建物の耐久性も保つことができます。

定期的なドレン(排水溝)の掃除

排水溝にゴミや葉っぱなどが詰まると、防水層に雨水がたまりやすくなり、その結果防水層が劣化し雨漏りなどにつながってしまいます。

防水層を長持ちさせるためには、排水溝を定期的に掃除し、排水機能を維持することがポイントです。

一般的に、排水溝の掃除は年に2回ほどで十分ですが、台風のあとなどは排水溝が詰まりやすくなるため、その都度状態を確認することをおすすめします。

5年に一度のトップコート塗布(表面保護の仕上げ塗装)

防水層を長持ちさせるためには、定期的にトップコートを塗り直すことが大切です。

トップコートが剥がれてしまうと、防水層が直接雨水や日光にさらされるため、劣化が進みやすくなります。

トップコートを塗り直すだけであれば防水層の修繕よりも費用を抑えることができます。

トップコートの塗り直しは、5年を目安に行うといいでしょう。

塗料のグレードによって耐用年数などが変わってくるため、業者に確認することをおすすめします。

10年に一度の定期点検

屋上の防水工事を長持ちさせるために大切なことは、定期的に点検を行い劣化症状を早めに発見することです。

特に目に見える劣化症状や雨漏りなどの症状がないとしても、点検を行ってみると内部で劣化が進んでいたというケースが多くあります。

防水工事の効果だけでなく、建物自体を長くキレイに保つためにも、定期的に点検を行うことが大切です。

屋上の防水工事の業者を選ぶ注意点は?

必ず防水工事の施工実績があるか確認する

まず業者選びで大切なのは、防水工事の施工実績がある業者かどうかを確認することです。

防水工事の施工実績などは、ほとんどの場合、その業者のホームページなどで確認できます。

施工実績は豊富か、どのような工事を行ってきたかなどをチェックしましょう。

防水工事に関する専門知識や技術がある職人がいるか確認する

一概に業者と言っても、有資格か無資格かで、工事の質や効率、安全面の保証などが大きく異なってきます。

防水工事を行う上で、業者が保有していると安心な資格は「防水施工技能士」です。

資格を保有している職人が在籍している業者は、技術力の向上を目指す優良な会社と言えるでしょう。

途中工程の報告をしてくれるか確認する(工程の誤魔化しを防ぐため)

防水工事は、工法によっては素人目にわからない手抜きがある場合があります。

防水工事を施工する業者は最初に見積書と工程表を提出しますが、手抜きがないかをチェックするためにもそこに記載されている回数どおりにきちんと塗装されているか確認する必要があります。

しかし、工事中にずっと監視しているというわけにもいきません。

良心的な業者であれば、どの段階まで作業を行ったかということがわかるような写真と説明付きの報告書を定期的に提出してくれます。

途中工程の報告をしてくれるかどうかもあらかじめ聞いておくといいでしょう。

近隣住宅への配慮をしてくれるか確認する(近隣挨拶など)

近隣住宅への配慮をきちんとしてくれるかどうかも業者選びの大切なポイントになります。

まず、作業前には防水塗料が飛散しないようにビニールなどで覆い、足場を組む場合には全体を養生シートで覆って屋根や外壁以外に塗料が飛び散らないように養生をきちんとしているかが大切です。

養生は、キレイに塗装を行うためにはもちろん、近隣の家に塗料が飛び散るのを防ぎ、工事の際に発生する音などを和らげるためにも大事なものだと言えます。

また、工事前に近隣の家へ挨拶を行ってくれるかどうかなどもポイントとなります。

挨拶は業者がやらなければならないことではありませんが、必須ではないからこそ業者を見極めるポイントにもなります。

また、業者が挨拶を行うかどうかに関わらず、自身でも工事前に挨拶を行っておくことをおすすめします。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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