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2018年12月29日更新

アスベスト入り屋根は危険なの?撤去時の注意点もご紹介します

住宅の屋根や外壁用の断熱材として用いられてきたアスベスト、日本では体への悪影響が起こるとして1975年に吹き付け施工が禁止されていますが、撤去の際にはどのような点に注意する必要があるのでしょうか?リフォームの際の注意点についてご紹介します。

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

アスベストの危険性と健康への影響

アスベスト入り屋根は危険なの?撤去時の注意点もご紹介します

アスベストは石綿とも呼ばれる繊維状の石材です。

石が繊維状になった建材のため、耐火性、耐熱性、耐薬品性などの特性に優れており、住宅の断熱材や電化製品など、さまざまなものに広く使われていました。

性能面ではとても優れた素材であるアスベストですが、使用時に発生するほこりを長期間吸い込むと人体に悪影響を及ぼすことが判明し、1970年代に日本では使用が禁止されています。

しかし、この使用禁止はあくまで新規の使用が禁止されただけですので、古い住宅の屋根裏や床、壁などにはまだアスベストが残っている場合もあり、リフォームや建物の解体の際にトラブルとなることがあるようです。

アスベスト入り建材の健康への影響は?

アスベスト材は、繊維状の物質で極めて細い繊維なので大気中に浮遊・飛散しやすく繊維を人間が吸入すると、針状の繊維が肺の中に残り肺がん、中皮腫、アスベスト肺(肺の慢性線維症)、石綿肺等の健康被害を引き起こします。

アスベストの毒性は、アスベストが砕けた粉末が体内に入ることによって発生します。

そのため、屋根裏や壁などの断熱材として用いられている場合でも、アスベストが露出していなければ基本的に問題はありません。

しかし、建材が破損し、アスベスト入り断熱材が露出しているような場合には健康への被害が発生することがあります。

もし、ご自宅が1975年以前に建築されている場合は、屋根裏などにアスベストが使われている可能性が高いため、リフォームの際には業者に確認してもらうようにしましょう。

アスベスト入り屋根材の見分け方

吹き付け施工に用いられるアスベストは1975年に禁止されましたが、屋根材については1999年まで販売されていました。

よくニュースなどで問題になるアスベストは吹き付けアスベストで、石綿入りスレートなどの屋根材による問題は起こっていません。

これは、石綿スレートは石綿をしっかり固化して作られていることが理由で、アスベストの飛散しやすさについても石綿スレートは最低レベルとされています。

しかし、基本的に石綿スレートについても解体の際にはアスベストが飛散してしまう可能性がありますので、専門業者による処理作業が必須です。

自宅の屋根材にアスベスト入りスレートが使われているかどうか不安な場合には、使用した屋根材の名称をメーカーに問い合わせてみると良いでしょう。

また、1999年以降についてはアスベスト入りの製品は作られていませんので、気にする必要はないでしょう。


アスベスト入りスレート屋根材のリフォームで注意することは?

アスベスト入り屋根は危険なの?撤去時の注意点もご紹介します

石綿スレートについては、飛散するリスクはほとんどありませんが、リフォームなどの際には注意が必要です。

解体作業時にアスベストが飛散しますが、洗浄や補修などの際にも微量ですがアスベストが飛散してしまう可能性があります。

特に補修でスレートを加工する場合や、塗装リフォームで塗装下地を作るために研磨する場合などはアスベストの飛散が起こってしまいますので、アスベスト処理を行うことができるリフォーム会社に施工を依頼してください。

また、傷んだスレート屋根の補修については、ガルバリウム鋼板製屋根材を用いたカバー工法を行うことで屋根を蘇らせることができます。

カバー工法なら解体による追加費用を抑えることができますので、予算が厳しい場合などにおすすめです。

しかし、カバー工法では新しい屋根材の下に元々の屋根材が残った状態となるため、将来的には解体作業費やアスベストの処理費用がかかります。

アスベスト入り建材の除去および封じ込め工事には補助金が支給される

アスベスト入りの屋根材や建材、断熱材の除去および封じ込め工事には特別な技術が必要となるため、どうしても費用が高くなってしまいます。

解体費用が通常より高くなってしまうと、持ち主の負担も大きくなりますし、費用を抑えるために自分で解体するといった問題も起こりかねません。

そのような問題を防ぐ為に、国や自治体ではアスベスト入り建材の除去や封じ込めを行う際に費用の一部を補助する制度が用意されています。

また、建材にアスベストが含まれているかの調査費用についても補助が受けられますので、気になるという方は役所などで相談してみると良いでしょう。

補助金については、吹き付け施工されたアスベスト、もしくはアスベスト含有ロックウールの撤去が対象となります。

屋根材の撤去費用については、自治体によって対応が変わりますので、こちらについても自治体の窓口等に相談してみると良いでしょう。

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