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2018年12月29日更新

ガルバリウム鋼板のメリット・デメリットは?

ガルバリウム鋼板屋根は瓦に比べて圧倒的に軽量であることから地震の被害を少なくする点でメリットがあると言われています。現在、スレートの屋根であればカバー工法によってガルバリウム鋼板屋根へのリフォームも可能です。ガルバリウム鋼板のメリットとデメリットを取り上げます。

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

ガルバリウム鋼板とは

ガルバリウム鋼板とはアルミニウム約55%、亜鉛約43.4%、シリコン約1.6%のアルミ亜鉛合金をメッキした鋼板です。金属屋根材の一つで日鉄住金鋼板㈱の登録商標です。

金属屋根でありながらトタン屋根の約4倍の防錆性を持つと言われています。メーカーや製品によりますが製品保証が約10〜30年ほどのものあり耐久性にも優れています。

ガルバリウム鋼板の屋根のメリット

ガルバリウム鋼板屋根のメリットを2つ取り上げます。

ガルバリウム鋼板のメリット・デメリットは?

地震に強くなる

まずあげることができるメリットは軽さです。

一般的にガルバリウム鋼板の屋根は日本瓦と比べると約1/6の軽さになると言われています。これは大きな利点です。屋根が軽くなると住宅の重心が下になり、地震に強くなると言われています。

また地震の際には瓦が落下してくる危険があります。ガルバリウム鋼板の屋根の場合は揺れによって落下することは通常はありませんので、この点でもメリットがあります。

リフォームに適している

次にあげる利点としてはガルバリウム鋼板はリフォームに適しているということです。

現在屋根がスレートの場合は既存の屋根を撤去することなく、ガルバリウム鋼板を重ね張りをすることができます。このような工法をカバー工法と言います。

カバー工法でリフォームした際には撤去処分の工事が必要ありませんので、その分リフォーム費用を削ることができます。

この工法では、雨漏りなどにより下地が傷んでいることがなければ不用意に下地をいじらなくて良いので、住宅に対する負担が少ないという点もメリットとしてあげることができます。

現在瓦屋根の場合は葺き替えになります。まず既存の瓦を撤去し、その後下地としてコンパネを敷き、防水のためのルーフィングシートを敷き込んだ上で、ガルバルウム鋼板の屋根材を設置していきます。

大屋根と小屋根がある住宅の場合、大屋根だけあるいは小屋根だけガルバリウム鋼板に葺き替えるという工事も可能です。

また板金加工により曲面や山谷が入組んだ複雑な屋根形状にも対応できます。

このように工事の自由度が高いためリフォームに適しているというメリットがあります。

ガルバリウム鋼板の屋根のデメリット

ガルバリウム鋼板屋根のデメリットとして2点取り上げます。

断熱性能の低さ

デメリットの1つ目は断熱性能の低さです。

ガルバリウム鋼板屋根は簡単に言うと薄い金属の屋根となります。そのため基本的には断熱性能は低いものです。

この不利点を克服するため、ガルバリウム鋼板を用いて屋根リフォーム工事をする際には、断熱材一体型のガルバリウム鋼板を用いることをおすすめします。

断熱材一体型の材料は約0.3〜0.4mmの金属に断熱材をサンドイッチしている材料です。この材料を用いると断熱効果を得ることができます。

カバー工法でのリフォームでは屋根に新たに断熱材などを入れる工事をしませんので、断熱材一体型の材料を用いることで不利点をカバーできます。

さらに仕上げの塗料に遮熱性能のあるものを使用している製品もあります。これらの製品はリフォームにおすすめの材料です。

ガルバリウム鋼板のメリット・デメリットは?

遮音性能の低さ

次にあげるデメリットは遮音性能の低さです。

断熱の項目で考えたように、ガルバリウム鋼板は薄い金属のため雨音などの音も響いて聞こえてきます。

この不利点はやはり断熱材一体型の材料を使用することでカバーできます。断熱材部分が遮音性能も同時に発揮してくれます。

また、ガルバリウム鋼板の表面に小石の粒をコーティングしてある材料も存在します。このような材料を用いますと、不利点である遮音性能を上げることができます。


後悔しないリフォームを

屋根のリフォームは何度もできるようなリフォームではありません。そのため後悔しない材料でリフォームをしましょう。

ガルバリウム鋼板屋根のメリットとデメリットを比較した上で住宅にあった材料を用いましょう。この点でリフォーム会社の担当者に実物のサンプルなどを見せてもらうこともイメージを作る助けになります。

さらに施工の良し悪しが雨漏りなどと直結しますので、安心できるリフォーム会社を選びましょう。施工の際には屋根の施工前後の写真を撮ってもらうなどして、自分の目でも確認するようにしてください。

屋根リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた屋根リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

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後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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