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2018年10月29日更新

陸屋根のメリット・デメリットは?メンテナンスについても紹介します

フラット屋根で見た目が良い陸屋根ですが、実際に建物の屋根を陸屋根にした場合、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?おしゃれな戸建て住宅に良く用いられている陸屋根の特徴と、メリットやデメリットについてご紹介していきます。

  • 【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫
  • この記事の監修者
    株式会社フレッシュハウス
    樋田明夫
    営業戦略室 室長

陸屋根とはどのような形状の屋根なのか?

陸屋根とは、戸建て住宅やアパートなどで良く用いられている勾配のないフラット屋根のことです。

フラット屋根のため、屋根部分を屋上としてスペースを有効活用することができるというメリットがありますが、その他にもさまざまなメリットがあります。

しかし、陸屋根にはフラット屋根特有のデメリットも存在し、決してメリットだけというわけではありません。

そこで、建物の屋根を陸屋根にした場合のメリットとデメリットについてご紹介します。

陸屋根のメリットとは?

陸屋根を建物の屋根として用いた場合、屋根を屋上として利用することができるのは広く知られていますが、その他にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

まず、陸屋根の場合は屋根に勾配がないため、滑落のリスクが抑えられ、メンテナンスが容易にできるというメリットがあります。

通常の勾配のある屋根の場合、経験のない方が登って清掃を行うのはリスクがありますが、陸屋根なら滑り落ちる心配が少ないため、簡単に屋根を綺麗に掃除することができるでしょう。

業者に屋上のメンテナンスやリフォーム、太陽光発電機の設置を依頼する際にも、足場を設置せずに施工することができるため、費用を抑えることができます。

また、屋根に勾配がないことから、雪が降った際に雨どいが壊れたり、雪が落下したりといったリスクもありません。

雪については積もりすぎると重量で建物が傷んでしまうため、雪下ろし自体は行わなければなりませんが、先ほどの滑落リスクの軽減と合わせて落下による怪我などの危険を抑えられるというメリットがあります。

その他にも、室内空間を広く取りやすいという点もメリットです。

傾斜のある屋根の場合、屋根裏スペースが無駄になりやすいのですが、陸屋根なら屋根裏が必要ないため、建物の高さを抑えつつ十分な天井高を確保することができるでしょう。

同様に、建物が綺麗な四角形となるため、スタイリッシュな外観にデザインすることができるのもポイントです。

陸屋根のデメリットとは?

陸屋根はデザイン性が良く、建物の空間を有効活用できるという大きなメリットがありますが、どのようなデメリットがあるのでしょうか?

まず、陸屋根は屋根に勾配がないため、どうしても雨水が一定量残ってしまい、そのため、屋根には定期的な防水工事が欠かせません。

さらに、屋根と外壁の接合部分がむき出しとなっていることから、雨漏りの可能性が他の屋根に比べて高いため、木造住宅ではあまり陸屋根は利用されていません。

建物全体をまとめて成型することができる鉄筋コンクリート住宅ならこのリスクを軽減することができるため、陸屋根を導入したい場合には鉄筋コンクリート造またはRC鉄骨造を選んだ方が良いでしょう。

もちろん、木造住宅でも陸屋根にすることは可能ですが、木造住宅では雨漏り対策を入念に行わなければならないため、施工費用が他の屋根を利用する場合より高くなる傾向があります。

また、陸屋根では屋根裏をなくすことによって建物内の空間を有効活用できますが、屋根裏は屋根にあたる太陽光の熱が室内に伝わることを防ぐ役割もあるため、どうしても断熱性や遮熱性は他の屋根に比べて劣るようです。

しかし、断熱性や遮熱性については施工の際に断熱材や断熱塗料を利用すれば防ぐことができますし、屋上に芝生を植えて屋上緑化を行えばより効果的に太陽光による室温上昇を抑えることができます。

陸屋根を利用したガーデニングをお考えの場合は、屋上緑化による遮熱、断熱の導入がおすすめです。緑化の場合は耐荷重なども重要になってきます。土などの重さだけでなく雨水などをため込んで重くなりますので専門家に相談されるとよいでしょう。

陸屋根の防水工事の方法と施工にかかる費用について

陸屋根では他の屋根形状と違い、雨漏りを防止するために定期的な防水工事が必要となります。

陸屋根の防水工事で用いられる工法は、塗料を塗るウレタン防水、ガラス繊維を樹脂で固めて施工するFRP防水、ゴムや塩化ビニール製のシートを貼り付けるシート防水、アスファルトを塗布するアスファルト防水があります。

それぞれの工法ごとの耐用年数は、塗装が約10年、シートおよびFRPが約15年、アスファルトは約20年です。

費用については、1平方メートルあたりの単価がアスファルト防水で約7,000円、シート防水が約3,000円、FRP防水なら約5,000円、塗装については約2,000円が相場となります。

どの防水工法も屋上利用として歩き回ったり軽い設備を設置したりしても問題はありませんが、アスファルト防水については防水層が重いため、建物の強度によっては施工が難しい場合もあるようです。

陸屋根のメンテナンスでは、これらの防水工事に加え、雨水がスムーズに排出できるよう、排水溝や排水口のこまめな清掃や屋根の洗浄も欠かせません。

清掃については、施工の際に屋上付近に蛇口を設置しておけばホースなどで簡単に水を散布できるため、比較的楽に行えるようになります。

リフォームする際のポイント

もしリフォームを実際に行うとなった際には、ぜひお近くのリフォーム会社に一度ご相談することをおすすめします。

リフォーム会社に相談する時に一番気になるのは「いくらかかるのか」という金額の部分かと思います。

正確なリフォーム金額を知るためには、リフォーム前に「現地調査」を受ける必要があります。

その際に、損をしないリフォームを実現するために重要なことが一点あります。

それは、リフォーム会社1社のみに現地調査と見積もりをお願いするのではなく、複数社に依頼して、必ず「比較検討」をする!ということです。

複数の会社に依頼する時のポイントは「同じ条件」で依頼することです。バラバラの条件で依頼をすると、正しい比較ができません。

このポイントをきちんと押さえ、複数の会社の提案を受けることでご希望のリフォームの適正価格が見えてきます。

「色んな会社に何度も同じことを伝えるのがめんどくさい…。」という方はカンタンに複数社を比較検討できるサービスもございますので、ぜひご利用ください。

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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