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2020年11月24日更新

寝室を耐震リフォームするときの費用や注意点とは?

住宅全体をリフォームするのは費用的に難しい、耐震性に問題はないがさらに安全性を高めたいといった場合には、寝室の部分耐震リフォームがおすすめです。寝室の耐震リフォームを行うことで得られるメリットと、施工の際の注意点についてご紹介します。

寝室を耐震リフォームするべき理由とは

大規模な地震災害への対策として、住居の耐震リフォームを行うという方が増えています。

しかし、耐震リフォームを家全体に施す場合、費用が高額となってしまいますし、工事方法によっては工期が長くなってしまい、生活への影響も出てしまうため、リフォームに踏み切れないという方も多いのが現状です。

このような場合におすすめなのが寝室のみを耐震リフォームするというプランになります。

なぜ寝室のみの耐震リフォームがおすすめなのでしょうか?

1日の生活の中で、最も危険への対策が難しいのは睡眠中だと言われています。

また、睡眠は深夜帯にとることが多いため、地震によって建物が倒壊してしまった場合、日中に比べて暗さで視界がより確保しにくくなり、脱出がさらに難しくなってしまうのです。

寝室に耐震リフォームを施しておけば、補強された柱や壁によって建物の倒壊をある程度防ぐことができますし、地震発生後に脱出する時間を稼ぐことができます。

寝室を耐震リフォームするメリットとは

寝室に耐震リフォームを施すことで就寝中の身の安全を守ることができますが、それ以外にどのようなメリットがあるのでしょうか?

寝室の耐震リフォームについては、施工費用をある程度抑えつつ地震への耐性を増やすことができます。

一戸建ての場合、建物全体に耐震リフォームを施す費用は約150万円が相場ですが、寝室のみに耐震リフォームを施した場合、約50万円が相場です。

耐震リフォームでは、柱や梁への補強金具の設置や壁を耐力壁に交換する、柱の間に筋交いを追加するなどの工事が行われます。

この工事では、基本的に内装および壁を解体して作業を行い、柱などの補強作業後にまた内装を作り直すという手順となりますので、施工箇所が多ければ多いほど費用が高額になるのです。

寝室のみに施工箇所を絞れば金具の設置数や耐力壁の数が抑えられますし、内装工事の面積も抑えることができるため、比較的安価に耐震性を高めることができます。

その他のメリットとしては、地震発生時の避難場所として寝室を使えるという点です。

地震発生時には屋外に脱出するのが最も安全だと言われていますが、揺れの強さや発生時の居場所によっては屋外への避難が難しい場合もあります。

寝室を耐震リフォームしておけば、このような状況になった際にも逃げ込める場所として利用することができますので、より身の安全を守りやすくなるでしょう。

寝室を耐震リフォームする際の注意点とは

比較的安価に地震への備えを行うことができる寝室の耐震リフォームですが、いくつか注意しなければならないこともあります。

まずひとつめの注意点は、費用効率があまり良くないという点です。

建物全体に耐震リフォームを施した場合の費用は約150万円が相場ですが、建物の構造によっては約50万円で全体的な施工ができる場合もあります。

このような建物にお住まいで、寝室のみに耐震リフォームを施した場合、施工費用はあまり減らず、総合的に考えると建物全体のリフォームを行った方が得だと考えられるのです。

もちろん、工期の問題や施工中の不便さといった問題があるので一概には言えませんが、建物次第で家全体を耐震リフォームした方がコストパフォーマンスは良くなる場合があるということには注意しておいた方が良いでしょう。

もし、手軽にかつ費用を抑えて寝室の耐震性を高めたいという場合には、耐震シェルターや耐震ベッドの導入がおすすめです。

耐震シェルターとは、室内の一部を置き換えることで建物が倒壊しても空間を確保することができる設備で、安価な製品なら約30万円から設置することができます。

また、耐震シェルター以外にもベッドそのものがシェルターとなっている製品もあり、こちらは約20万円から導入可能です。

寝室全体を耐震リフォームする場合に比べて手軽かつ安価に導入することができますので、自力での避難が難しいという方が利用される寝室の場合は、このような製品を利用するのも良いでしょう。

耐震リフォームは建物の状況によって施工箇所や工事の内容が変わるため、実際にどれくらいの費用がかかるのか判断しにくいという問題もあります。また建物の間取りの状況によっては別の部屋を補強した方がいい場合、補強する事によってバランスが崩れ、揺れる際にねじれが発生して倒壊しやすくなってしまうことも考えられるので、必ず耐震診断を受け、バランスが崩れないよう補強計画を立ててもらう事が重要です。

できるだけ費用を抑えつつ、信頼できるリフォーム会社を探すには、複数の会社に見積もりを依頼する相見積もりがおすすめです。

相見積もりを行うことで複数の見積もりを比較して必要な工事を把握することができますし、費用についても高すぎたり安すぎたりといった問題を見つけることができます。

注意点として、相見積もりを行う際にはできる限り依頼するリフォーム工事の内容を一致させてください。

寝室の耐震リフォームを行う場合なら、寝室と家全体をリフォームする場合の2パターンについて複数の会社に見積もりを依頼し、どうすればよりコストパフォーマンスが良くなるか、安全になるかを調べましょう。

耐震リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた耐震リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!

「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」

「複数社に何回も同じ説明をするのが面倒くさい...。」

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫

株式会社フレッシュハウス

樋田明夫

フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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