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2019年01月29日更新
和室に収納スペースを!費用やリフォームのアイディアをご紹介します
和室に新しく収納を設置する場合には、どのような方法があるのでしょうか?床下や押入れ、床の間などをリフォームして収納スペースを作る工事の詳細と、各工事方法別の施工費用の相場、実際のリフォーム事例などをご紹介します。
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- 監修者下久保彰
和室をリフォームして収納を増やす
和室をリフォームして収納スペースを追加したり、使いやすい収納を作ったりするためには、どのような方法があるのでしょうか?

押入れをリフォームして収納を作る
まず、簡単な方法としては、押入れをクローゼットにリフォームするという方法があります。
押入れは内部に棚が設置されているだけでなく、ハンガーを引っかける場所も無いため、コートやワンピースなどの丈の長い衣類をそのまま収納することができません。
中央部の棚を撤去し、上部にハンガーパイプを設置すれば、部屋のデザインを保ったままクローゼットとして使用できるようになります。
また、クローゼットにリフォームする際に間取りの変更を行い、押入れスペースを拡張することでウォークインクローゼットにすることも可能です。
この場合は通常のクローゼットと違い、間取りの変更が必要となりますので、施工価格と施工期間が増えてしまいますが、使い勝手は通常のクローゼットより向上するでしょう。
床の間をリフォームして収納を作る
床の間は掛け軸や生け花を飾るスペースですが、もし使用していない場合は収納へと作り替えることができます。
工事方法は、床の間部分の上部にハンガーパイプや棚を設置し、余分な部材を取り除いてから内装工事を行い、必要なら扉を取り付けて完成です。
吊り棚や戸棚を取り付けて通常の収納として利用することもできますし、ハンガーパイプを取り付ければクローゼットとしても利用できますので、収納したい荷物に合わせて選ぶと良いでしょう。
また、床の間の横に押入れがある場合には、床の間と押入れを繋げて大きな収納スペースへと作り替えることもできます。
床下に収納を作る
和室にも洋室と同じように床下収納を設置することができますが、洋室と違って畳があるため、畳に対応した収納器具を使用しなければいけません。
和室用の床下収納には、スイッチ1つで畳ごと扉が持ち上がり、簡単に開閉ができる電動式のものが販売されていますので、和室に床下収納を設置する場合には、このような製品を利用しましょう。

マンションの場合でも、押入れや床の間をリフォームして収納スペースに作り替えることができます。
しかし、マンションでは床下に空間がないため、床下収納は利用できません。
一部の物件では配線や配管を通すために床下に空間が用意されている場合もありますが、このような物件でも床下工事が規約で認められないことが多いので、床下収納が設置できそうな場合は規約を確かめてみてください。
もし施工が可能なら、一戸建てと同様に床下に収納を作ることができます。
実例から見る和室収納リフォームの費用と相場
実際に和室をリフォームして収納を作った事例から、工事内容ごとの費用を調査しました。
押入れを収納リフォームする際の費用
まず、押入れをリフォームしてクローゼットに作り替えた事例を見てみましょう。
こちらの事例では、棚を解体し、壁の内装工事を行い、ハンガーパイプを設置するが扉は既存襖のままのシンプルな工事となっています。
そのため、施工価格は約2万~5万円、施工時間も1日と、簡単に収納をリフォームすることができ外観も変わりません。
続いて、押入れをウォークインクローゼットにリフォームした事例です。
こちらは、部屋の間取り変更を行い、押入れ側の壁をやや手前側に出すことで内部の空間を広げ、ウォークインクローゼットにリフォームしています。
施工費用は間取りの変更と内装工事、クローゼット用の扉を設置して約10万~15万円でしょう。
床の間を収納リフォームする際の費用
床の間部分を改装し、壁面の内装工事と扉、ハンガーパイプと扉の設置を行ってクローゼットにリフォームした事例の場合は、施工価格が約5万円~10万円、施工期間は約2日程度です。
ウォークインクローゼットにリフォームした事例では、押入れをリフォームした事例と工事内容、価格ともに同程度でした。また、選ぶ扉の仕様によって和室の雰囲気を演出できます。
和室に床下収納を設置する際の費用と相場
和室の床下にスイッチで開閉できる収納を設置した事例では、施工価格は約30万円が相場となります。
こちらは和室用床下収納ユニットを使用しており、サイズは約1畳分、深さは648mm、475mm、320mmの3種類から選択可能です。
また、この製品には、高気密住宅向けに床下収納から部屋への外気の侵入を防ぐ断熱材も別途用意されており、こちらを追加した場合の費用は、約5万円が相場となります。
和室リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた和室リフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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