2024年03月22日更新

監修記事

【2024年】戸田市のリフォーム補助金・助成金一覧と貰う方法!

リフォーム補助金・助成金の一覧(戸田市)

戸田市では、リフォームや耐震改修、省エネ設備の設置、介護認定のある方や高齢の方との同居者が行う住宅バリアフリー化に対する補助や助成などを受けることができます。

以下では、戸田市で受けることができる、主なリフォームに関連する補助金や助成金について紹介します。

なお、情報は2024年1月12日現在のもので、要件などの詳細はご利用前に確認が必要です。

戸田市のリフォーム補助金制度の一覧
制度名 対象 補助金額 期間
戸田市 住宅改修資金助成制度 市内にある住宅について、市内の業者に依頼して20万円以上のリフォーム工事を行う場合 対象工事費の100分の5以内

上限額:10万円

令和5年度は受付終了
戸田市 空き家への住み替え補助金 市の空き家バンクに登録された戸建住宅を購入して、自ら居住するためにリフォームや除却を行う場合 費用の2分の1

改修事業:上限額40万円

除却事業:上限額30万円

※加算条件

(1)子育て世帯の場合:10万円
(2)三世代同居・近居の場合:5万円
(3)市内業者・準市内業者施工の場合:5万円

期間の定めなし
戸田市 既存住宅耐震診断・改修補助金制度 要件を満たす戸建て住宅や共同住宅の耐震診断や耐震改修工事を行う場合 ・耐震診断:

戸建て住宅や木造共同住宅は耐震診断に要した費用 上限額10万円

木造以外の共同住宅は耐震診断に要した費用の2分の1以内で、かつ、一戸当たり2万円 上限額一棟当たり100万円

・耐震改修工事:

一般耐震改修

木造住宅で、要した費用の3分の1以内

上限額50万円

簡易耐震改修

木造住宅で、耐震シェルター等の設置に要した費用の2分の1以内

上限額20万円

要事前申請
戸田市 環境配慮型システム等設置費補助金制度 市内にある住宅に太陽光発電システムなどの省エネ設備を設置する場合 太陽光発電システムの場合:20万円を限度に1キロワット当たり2万5000円

蓄電池の場合:12万5000円を限度に1キロワット時当たり2万5000円

令和5年度は受付終了
介護保険の住宅改修制度 市内に住む要介護や要支援認定を受けた方が、手すりの取付けや段差解消などの対象となる住宅改修を行う場合 費用の9~7割

上限額20万円

期間の定めなし
戸田市 高齢者居室等整備資金融資 60歳以上の方と同居又は同居しようとしている方で、高齢者の居室等を新築・増築・改築などを計画されている場合 融資限度額:1件あたり5,000,000円

利子補給額:支払利子の50パーセント

期間の定めなし

戸田市 住宅改修資金助成制度

市内にある住宅について、市内の業者に依頼して20万円以上のリフォーム工事を行う場合、市民として1年以上居住する所有者なら、10万円を上限として、費用の100分の5以内について助成を受けることができます。

住宅は、個人用住宅が対象で、マンションなど集合住宅における個人の専有部分や、店舗などとの併用住宅の居住部分も対象になります。

なお、建築確認申請が必要な工事や、エアコンや給湯器など機器の購入を主目的とした設置工事、物置、ガレージ、外構、植栽、店舗部分、年度内に完了しない工事などについては、対象外です。

令和5年度分の受付は終了しています。

戸田市 空き家への住み替え補助金

市の空き家バンクに登録された戸建住宅を購入して、自ら居住するためにリフォームや除却を行う場合、5年以上居住する意思のある方なら、費用の一部について補助を受けることができます。

補助は、リフォームの場合で40万円、除却の場合で30万円を限度に、費用の2分の1以内が支給されます。

リフォームについては、耐震基準を満たしていない住宅での耐震改修工事が含まれます。

なお、子育て世帯の場合は10万円、三世代同居や近居の場合は5万円、市内業者に依頼する場合は5万円が、それぞれ補助に加算して支給されます。

また、登録促進事業では、登録した空き家の所有者が、5万円を限度に仲介手数料の全額について補助を受けることができます。

戸田市 既存住宅耐震診断・改修補助金制度

1981年以前に着工された、市内にある戸建住宅や共同住宅について、耐震診断や耐震改修を行う場合、所有者なら、費用の一部について補助を受けることができます。

耐震診断の補助は、戸建や木造共同住宅の場合で、10万円を限度に費用の全額が、木造以外の共同住宅の場合では、一戸当たり2万円、一棟当たりで計100万円を限度に、費用の2分の1以内が支給されます。

耐震改修の補助は、木造住宅の一般耐震改修の場合で、50万円を限度に費用の3分の1以内が、木造住宅に耐震シェルターなどを設置する簡易耐震改修の場合で、20万円を限度に費用の2分の1以内が支給されます。

いずれも、契約前に補助金の申請を行う必要があります。

契約後の申請はできないため、注意が必要です。

戸田市 環境配慮型システム等設置費補助金制度

市内にある住宅に太陽光発電システムなどの省エネ設備を設置する場合、居住する所有者なら、費用の一部について補助を受けることができます。

なお、システムが設置された新築の建売個人住宅を取得する場合や、個人住宅の新築や取得に併せて設置する場合、既存の集合住宅において区分所有者が設置する場合も含まれます。

補助は個人の場合に、太陽光発電システムの場合で、20万円を限度に1キロワット当たり2万5000円が、蓄電池の場合で12万5000円を限度に1キロワット時当たり2万5000円などが支給されます。

令和5年度分の受付は終了しています。

介護保険の住宅改修制度

市内に住む要介護や要支援認定を受けた方なら、手すりの取付けや段差解消などの対象となる住宅改修を行う場合、20万円を上限に、費用の9割〜7割について補助を受けることができます。

市の事前承認が必要です。ケアマネジャーや地域包括支援センタ-にご相談ください。心身の状況や住宅の状況などから必要性の有無が判定されます。

改修は、手すりの取付けや段差の解消、滑りの防止と移動を円滑にするための床材変更、引き戸や折り戸への扉の取替え、洋式便器への取替えなどのバリアフリー化が対象です。

付帯して必要な工事も含まれます。

支払いは、利用者がいったん全額を支払い、後日保険区分に応じた割合が支給される償還払い、または、利用者が自己負担分だけを業者に支払い、市が公的負担分を業者に直接支払う受領委任払いが選択できます。

なお、受領委任払いを利用する場合は、市に事前登録した業者へ依頼する必要があります。

戸田市 高齢者居室等整備資金融資

市内に住む60歳以上の方と同居する際に、高齢者の居室などを新築や増築、改築する場合、同居中または同居予定の方なら、費用についての資金融資と利子補給を受けることができます。

融資は、1件当たり500万円を限度として、支払利子の50%について利子補給を受けることができます。

制度の詳細や申し込み方法については、市の健康長寿課で確認できます。

「戸田市」の補助金申請の流れと必要書類

リフォーム工事への補助金の申請方法とその流れは、補助金制度を実施する地方自治体や公共団体、または特定の制度によって異なりますが、一般的な申請手続きは以下の通りです。

補助金の申請方法とその手順

最初に補助金制度の詳細を確認する

まず、補助金制度の詳細を確認し、どの工事内容のリフォームが補助の対象になるのか、補助金の上限額や申請期限などを確認します。

補助金制度は、国や地方公共団体、団体などが提供しているため、詳細はそれぞれの公式HPや資料で確認しておきましょう。

見積もりを作成してもらう

次に、リフォームを行う業者に見積もりを作成してもらい、リフォーム計画を作成します。この段階で、補助金の要件に適合するリフォームの工事内容になっていることを確認します。

補助金申請書の提出を行う

リフォーム業者から見積もりとプランを受け取ったら、補助金申請書を提出します。業者が申請する場合や、申請を代行する場合もあります。

申請書にはリフォームの工事内容の詳細と日程、見積もり、および必要に応じて関係書類を添付します。補助金の申請書は、補助金を提供する団体の公式HPや窓口で入手できる場合もあります。

審査・承認を経てリフォーム工事に着手

申請書を提出した後は、審査が行われます。審査に通った場合、補助金の受け取りが承認され、リフォーム工事へと着手できます。

補助金の受け取り

リフォームが完了したら、最終的なリフォーム費用の明細書とともに、補助金の受け取りを申請します。一部の補助金制度では、リフォーム工事完了後に工事費用の領収書や写真などの証拠を提出する必要があります。

なお、ここで説明した手続きは一般的なもので、補助金制度によっては、それぞれの手続きの詳細や順序が異なる場合があります。

そのため、補助金を申請する前に、該当の補助金制度の具体的な要件と手続きを確認しておくことが大切です。

リフォーム補助金の申請時の必要書類

リフォームの補助金を受ける際に必要な書類は、具体的な補助金制度によって異なります。ここでは、一般的な必要書類を解説していきます。

補助金申請書

これは補助金を提供している団体や公的機関から提供され、一般的にはHPや窓口で入手できます。

見積書

リフォーム業者から提供されるもので、リフォームの工事内容と費用が記載された見積書が必要になることがあります。

リフォーム計画書

「リフォーム計画書」とは、リフォームの詳細な計画を示した書類のことです。リフォーム箇所、工事内容、期間等が記載されている書類が必要になる場合があります。

建築図面

補助金の申請時には、既存の建物の図面やリフォーム後の図面などが必要となる場合があります。

所有者の同意書

建物の所有者が申請者でない場合、リフォームを行うことに同意していることを示す書類が必要となることがあります。該当する場合は、所有者の同意書を用意しておきましょう。

証明書類

補助金申請では、申請者が補助金制度の対象要件を満たしていることを証明するための書類が必要となることもあります。例えば、収入証明書や年金受給証明書などがこれに該当します。

リフォーム後の報告書

報告書はリフォーム完了後に提出するもので、工事が計画通りに行われたことを示すための書類です。完成したリフォームの写真や、業者からの最終的な請求書などが添付されることがあります。

なお、ここで紹介した書類は一般的なもので補助金制度によっては必要な書類や詳細が異なります。補助金を申請する前に、リフォーム業者に問い合わせるか、補助金制度を取り扱う市町村などの窓口で、詳細をしっかり確認しましょう。

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戸田市のリフォーム会社の選び方

戸田市では、リフォームや耐震改修、省エネ化、バリアフリー化などについて補助や助成を利用することができます。

このような制度を利用したい場合、対象となるリフォームに詳しい業者を選ぶことがお薦めです。

戸田市近郊の蕨市や川口市、さいたま市なども含め、リフォーム業者を選ぶと選択肢が増えます。

また、リフォーム会社ごとに得意不得意な工事もあることから、外壁のリフォームであれば外装を得意とする業者を選ぶなど、リフォームの箇所別に得意な業者に依頼するのがベストです。

下記の「戸田市で評判のリフォーム会社一覧」では、戸田市にあるリフォーム会社を紹介しています。

ぜひリフォーム会社選びの参考にしてください。

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ここまで「自治体」からの補助金について説明してきました。

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リフォームする際のポイント

もしリフォームを実際に行うとなった際には、ぜひお近くのリフォーム会社に一度ご相談することをおすすめします。

リフォーム会社に相談する時に一番気になるのは「いくらかかるのか」という金額の部分かと思います。

正確なリフォーム金額を知るためには、リフォーム前に「現地調査」を受ける必要があります。

その際に、損をしないリフォームを実現するために重要なことが一点あります。

それは、リフォーム会社1社のみに現地調査と見積もりをお願いするのではなく、複数社に依頼して、必ず「比較検討」をする!ということです。

複数の会社に依頼する時のポイントは「同じ条件」で依頼することです。バラバラの条件で依頼をすると、正しい比較ができません。

このポイントをきちんと押さえ、複数の会社の提案を受けることでご希望のリフォームの適正価格が見えてきます。

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】國場絵梨子

りこ行政書士事務所

國場絵梨子

行政書士、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP、測量士補。行政書士試験合格後「りこ行政書士事務所」を開業し、補助金申請や融資、遺言、相続といった相談とサポートを行っている。

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