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2020年08月17日更新

汲み取り式トイレから水洗トイレにするリフォーム費用と工期は?

汲み取り式のトイレは水洗式トイレに比べ、利便性や衛生面の問題などデメリットが多く存在します。水洗式にリフォームするにはどれくらいの費用や時間がかかるのでしょうか?相場価格や問題点等について解説していきます。

汲み取り式トイレを水洗にする場合に知っておきたいこと

汲み取り式のトイレから水洗にリフォームするには、大きく分けて2つの工程があります。

汲み取り式トイレから水洗にするのにかかるリフォーム費用は?

1つ目は便槽を撤去して浄化槽を設置、また浄化槽や下水への配管及び電気工事などの水洗に変えるための工事です。

もう一つは、新しいトイレに交換し、内装を工事するなどのリフォームの工程です。

汲み取り式を水洗にするためには、すべてを交換することになるので価格も高額になり、一般的な相場も約80万円かかるといわれています。

便槽の撤去から浄化槽の設置について

既存の便器を外したら、便槽を掘り起こして撤去しなくてはなりません。

その後に下水があるのならば下水に配管すればよいのですが、実際には下水が近くにない場合も多く、浄化槽を設置するケースの方が多いようです。

汲み取り式トイレから水洗にするのにかかるリフォーム費用は?

浄化槽の設置については、浄化槽法(昭和58年第43号)によって定められています。

関係書類の届けや保守点検、清掃等維持管理などの細かい決まりがあるので、詳しいことは各自治体に問い合わせてみましょう。

また、自治体の指定業者に工事を頼むことで、価格も比較的安くなります。

ただし、各行政によって排水許可濃度が異なり、ごく稀に高い浄化槽が必要になる場合があるので、その場合は高額になってしまう可能性が高いです。

しかし、注意しなくてはならないのは、浄化槽の設置ができない環境の場合や、下水も遠過ぎて配管できないというケースがあるということです。

その場合には、リフォームを断念するか、簡易水洗トイレを選択するということになります。

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新しいトイレを設置するときのポイント

浄化槽や下水への配管が無事に済み、電気工事も終わったという場合には、次は新しいトイレの設置になります。

汲み取り式トイレから水洗にするのにかかるリフォーム費用は?

ここでは壁や床の張替工事やトイレの取り付け工事、またはそれに付随する棚、ペーパーホルダー、扉などの内装工事が必要になります。

内装工事とトイレ選択

新しく水洗のトイレにリフォームする場合、ほとんどの家庭で洋式トイレを選択されています。

トイレにもグレードがあり、シンプルなものでは約10万円、多機能のハイグレードなものになると約60万円というものまで幅広い選択肢があります。

その中から希望の機種や、費用の範囲内の価格のものを選ぶことになります。

内装工事も壁紙、床素材、ペーパーホルダーや手洗いの設置など、各種バリエーションも多くグレードも幅広いので、予算の範囲内で納まるように計画しましょう。

総額費用の相場価格と工期について

実際の価格の相場はどれくらいになるのでしょうか?ここでは、浄化槽の工事を各自治体の指定業者に発注して約30万円で施工し、シャワー付き、暖房便座の一般的な洋式トイレの機種を選択したと仮定します。

メーカー希望小売価格約25万円から40%の値引きでトイレは約15万円になります。

解体から内装工事、便器取り付け、諸費用などの基本工事費が約25万円、その他ペーパーホルダーや棚などのオプションの費用が約10万円と、安く見積もっても相場は約80万円ほどです。

さらに便槽やその他の処分費用、またはハイグレードなトイレの選択や手洗いの設置などで100万円以上の費用がかかることも珍しくありません。

そのため、数社から見積もりを取り、金額や提案力に優れたリフォーム会社を選びましょう。

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工期について

汲み取り式から水洗のトイレへ交換するリフォームは、かなり大がかりな作業や手続きが必要になるので、工期も長くて2カ月ほどかかってしまいます。

そのためその間は不便を強いられることになります。

通常は工事の間、簡易トイレを設置してもらって使用することになります。

少し不便ではありますが、快適なトイレにするためには多少の辛抱が必要だということも念頭に入れておく必要があるようです。

トイレリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきたトイレリフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】ディバルコンサルタント株式会社 代表 明堂浩治

ディバルコンサルタント株式会社

明堂浩治

芝浦工業大学工学部建築工学科を卒業。大手建設会社で20年勤務した後、独立しコンサルタント業を始める。

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