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2023年12月01日更新

監修記事

トイレのウォシュレットを交換する費用や価格の相場は?

トイレをシャワートイレにリフォームしませんか?トイレの交換までは必要ないという方や、ウォシュレット機能がないトイレなら便座交換がお勧めです。ウォシュレットの価格と交換費用の相場をしっかり抑えて、快適なトイレを手に入れましょう。

ウォシュレット?シャワートイレ?

現在の日本の住宅では80%近くの普及率と言われているウォシュレットですが、大型電気店などに行くと、「ウォシュレット」や「シャワートイレ」などいろいろな商品名が並んでいますね。

なぜいろいろな呼び方をするかご存知ですか?

「ウォシュレット」も「シャワートイレ」も同じ温水洗浄便座ですが、前者はTOTO、後者はLIXILの登録商標です。

衛生陶器の二大メーカーは、便器だけでなく温水洗浄便座の先駆けとも言えます。

トイレリフォームなら、ぜひとも取り付けたいウォシュレット。

代表メーカーからラインナップされている種類と価格の相場をチェックしてみましょう。

TOTOのウォシュレット

トイレと言えばTOTOというイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

衛生陶器メーカーでは国内シェアNo.1のTOTOです。1985年にリリースされた「ウォシュレット」は、爆発的なヒット商品となりました。

TOTOのウォシュレットは、水道水によるノズルのセルフクリーニング機能と、使用前と使用後にノズルの内側・外側を除菌水で洗浄してくれる、衛生面でも安心な「ノズルきれい」機能が特長的です。

便座に座ると、使用前に自動でミストが噴射されるプレミスト機能で便器を汚れから守ります。

またフチなしウォシュレットでお掃除が簡単なのも人気の秘密です。

ウォシュレット「アプリコット」は瞬間式と貯湯式があります。

便器を洗浄する機能がついたアプリコットはレバー式とオート式があり、豊富なカラーは6色から選ぶことができます。

凹凸のないフォルムは掃除もしやすく、人感センサーの蓋の開閉や、瞬間暖房便座で使用していない時の節電など、嬉しい機能が満載です。

オプションのフレグランスセットは、香りのシートをセットすれば芳香剤いらずです。

アプリコット価格:約10万9,000円~17万4,000円前後

LIXILのシャワートイレ

LIXILのトイレは、かつての衛生陶器のINAXブランドです。

TOTOと並んで国内シェア率の高い大手メーカーです。

シャワートイレ「パッソ」はプラズマクラスターで一日中きれいな状態が続きます。

水のかからない便器の裏側まで行き渡り、除菌されるので匂いも抑制されます。

カラーも豊富な7色、他メーカーのトイレにも合うのでトイレを選びません。

パッソ価格:約11万9,000円~17万4,000円前後

人気でおすすめのウォシュレットのメーカーに関するより詳しい記事はこちら

ウォシュレットの種類

ウォシュレットには、貯湯式と瞬間式という2タイプが存在します。リフォーム時の選択の参考にするために、それぞれの特徴について見ていきましょう。

貯湯式のメリット・デメリット

貯湯式はタンクの中に温かいお湯を貯めるタンクが内蔵されており、そこから放水されるタイプです。現在販売されているウォシュレットの中でも種類が豊富で、好みのタイプを選ぶことができます。それに伴って、本体価格も比較的安く設定されている点もメリットです。

デメリットとしては主に、続けて使用するとお湯切れになりやすい点や、お湯を保温しておく必要があり、その通電によって電気代が高くなる点が挙げられます。

瞬間式のメリット・デメリット

一方、瞬間式のウォシュレットは瞬間的に水をヒーターで温めて放水するタイプで、水さえ補給されていればお湯切れの心配はほぼありません。

また、タンクが要らないので外観がすっきり収まる点や、貯湯式に比べて機能が充実している商品が多いというメリットもあります。

デメリットは比較的本体の値段が高くなる点です。

リモコンの種類

ウォシュレットのリモコンには、本体に付属している袖リモコンと、壁付けにする壁リモコンの2種類があります。貯湯式では2種類どちらも選択可能ですが、瞬間式はタンクがないため壁リモコン一択となります。

交換可能なトイレは?

一般的な洋式トイレなら、便座をウォシュレットに交換することができます。

ただ、設置の際には電源の有無や水配管の位置などによっては追加工事を行わなければいけないこともありますので、実際に確認してもらいましょう。

また、古いタイプの洋式便器の場合は、構造上使用できる便座に制限がかかることもありますので、最新のウォシュレットを使用したい場合は便座ごとの交換が必要となる場合もあります。

>>トイレの便座を交換するリフォーム費用や価格は?

トイレのウォシュレットを交換する費用や価格の相場は?

便器のサイズには大型と標準の2種類がある

便器には大型と標準の2タイプがありますが、現在販売されている便座では共用のため、あまりサイズを気にする必要はありません。

ただ、標準サイズの便器に共用タイプの便座を取り付けた場合、便座が便器からはみ出してしまうことがあるため、見た目が気になる方は標準サイズには標準タイプの便器を取り付けましょう。

便器サイズの測定方法は、2種類あり、便座の取り付け穴から先端までの長さ、または便器内側の長辺の長さで調べることができます。

大きさの目安は、大型サイズでは取り付け穴から先端までの長さが470mm、標準サイズでは440mm、便器の内側のサイズなら、大型サイズが360mmから380mm、標準サイズなら320mmから340mmです。

ウォシュレットを交換する時期の目安

ウォシュレットの交換時期は、一般的に約10年前後だとされています。

ただ、寒冷地のように配管や温水機能に対する負担が大きい地域の場合や、家族が多く使用頻度が高い場合はもう少し早い時期に交換した方が良いでしょう。

また、水配管のパッキンなどの消耗部品については本体寿命より早いタイミングで寿命となりますので、寿命の半分、約5年を目処に点検または交換を行ってください。

ノズルについても使用する水道水のミネラル分の違いによって、寿命が短くなることがありますので、違和感や水圧の低下がある場合はメンテナンスを依頼しましょう。

ウォシュレットのリフォームが得意な会社を探すには

自分が住んでいる地域でトイレのウォシュレットのリフォームをしてくれるリフォーム会社を知りたい場合は、リフォーム会社紹介サービスを使うと良いでしょう。

リフォーム会社紹介サービスの「ハピすむ」は、お住まいの地域やリフォームのニーズを詳しく聞いた上で、適切で優良なリフォーム会社を紹介してくれます。

運営会社のエス・エム・エスは、東証プライム上場企業なので、その点も安心です。

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トイレリフォームで便座を交換する場合の費用

便座だけを交換する場合の費用は、約1万円が相場です。

ただ、業者によってはシャワートイレ便座本体の価格に工事費用が含まれているため、実質無料で交換できる場合もあります。

また、古い便座の廃棄費用などについても工賃に含まれる場合もあるため、設置業者や販売店の工事プランをよく確認してから選ぶといいでしょう。

追加工事ごとの費用

シャワートイレを設置する場合、元々シャワートイレが付いているなら配管やコンセントなどを流用できるため、追加費用はほとんどかかりません。

しかし、シャワートイレ以外の便座を利用していた場合は、追加でトイレ内にコンセントを設置する工事や、配管を交換する工事が必要となることがあります。

電源を新しく設置する工事にかかる費用は、近くにコンセントがあり、配線を延長するだけなら約1,000円、新しく配線し、コンセントを設置する場合は約1万円からとなります。

コンセントにアースが無い場合など、コンセント部分の交換が必要な場合は約1,000円です。

配管工事については、便座に付属の配管と交換するだけですので、基本工事費用に含まれます。

ただ、配水管が古く劣化している場合や、配管の太さが合わない場合などは交換や部品の追加、交換費用が必要となるでしょう。

トイレのウォシュレットを交換する費用や価格の相場は?

便器ごと交換する場合の費用

トイレのウォシュレット便座には、リフォーム向けの製品と新設向けの製品があり、リフォーム向けの製品なら大抵の便座に利用できますが、新設向けの製品の場合は便器ごと交換しなければいけません。

そのため、もし性能的な問題などで便器ごと交換する場合は、便座のみを交換する場合に比べて工事費用は高くなります。

また、便器の性能は年々向上しているため、便座だけを交換した場合に比べ、新しい便器を利用すれば汚れがつきにくくなり、掃除も楽になるでしょう。

洋式便器を丸ごと交換する際の費用

便器ごと交換する場合の費用は、トイレの本体価格に基本工事価格となります。

トイレ本体の価格は、メーカー商品なら、便座とあわせて定価は約18万円が相場です。

工事費用については配管工事などが必要ない場合は約3万円、配管工事を行う場合は、追加費用として約5万円かかります。

電気工事でコンセントを新設する場合はさらに追加で約1万円、壁や床などの工事が必要な場合の費用は約6万円です。

ウォシュレットの取付けと注意点

ウォシュレット リフォーム 価格

ウォシュレットを取り付ける際の注意点について、細かく説明していきます。

電源コンセント

まずは、電源コンセントの確認が不可欠です。電源があるかどうか、ある場合はアース付きか、消費電力がウォシュレット使用に差し支えないか、といった点を確認する必要があります。

サイズ

ウォシュレットにもいくつかのサイズがあるため、取り付けたい便器の大きさにあっているかも重要なポイントになります。自分で簡単に寸法を測ることができるので、リフォーム前に採寸しておきましょう。

便座の取り付け穴から便器先端までの縦方向、便座の取り付け穴からタンクまで、そして便座開口部の大きさ、便座取り付け穴同士の間隔、の4つを測ればウォシュレット機器が取り付けられるか判断できます。

トイレ内のスペース

ウォシュレット分のスペースがトイレ内にないと施工できません。邪魔になる位置に配管がないか、ドアの開閉はスムーズか、なども含めて確認しておきましょう。

特に、便座の蓋についている自動開閉機能を作動させる場合は便座前方を検知して反応しますので、この方向に障害となるものがあると誤作動を起こしてしまいます。充分な配置スペースを確保する必要があります。

3点式ユニットバスはNG

ホテルのような浴室内にトイレが置かれている3点式ユニットバスでは、通常のウォシュレットは取り付け不可となっています。湿度が高く水がかかりやすいなど、電化製品には厳しい条件下であるため、基本的に施工NGとされていますので注意しましょう。

取付けは業者に依頼しよう

リフォーム時のウォシュレットの取り付けは、施工業者に依頼することをおすすめします。施工時間は平均30分から1時間前後と短くて済むため、他のリフォーム工事よりも負担が少なくて済みます。また、施工保証が付いており、後の不調や故障にも対応してもらえるので安心です。

実際に施工を依頼したい場合は、複数の業者に見積りを依頼し比較検討して決めるのが無難です。また、見積もりにどこまでの費用が含まれているのか内容を把握し、操作方法の説明、工事保証、メーカー保証なども含まれていることを忘れずに確認しましょう。

トイレリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきたトイレリフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

この記事で大体の予想がついた方は見積もり比較のステップへ行きましょう!

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】ディバルコンサルタント株式会社 代表 明堂浩治

ディバルコンサルタント株式会社

明堂浩治

芝浦工業大学工学部建築工学科を卒業。大手建設会社で20年勤務した後、独立しコンサルタント業を始める。

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