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2023年01月04日更新

タンクレストイレのメリットとデメリットやリフォーム費用を解説

トイレと言えば洋式トイレが主流となっている近年ですが、その中でもじわじわと人気が高まっているのはタンクレストイレです。タンクレストイレをまだ知らない方は必見!リフォームする前に知っておきたいタンクレストイレのメリットとデメリットを一挙公開!

タンクレストイレは見た目がおしゃれで、タンクがないためすっきりとした印象のトイレです。

タンクがない分、トイレ内の空間に余裕が生まれ、収納スペースも生まれます。

このように魅力的な点が多いことから、タンクレストイレにリフォームしたい方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、タンクレストイレについてご紹介します。

タンクレストイレのメリットやデメリットもご紹介しますので、気になる方は、これらを踏まえてタンクレストイレのリフォームをぜひ検討してみて下さい。

タンクレストイレとは?

従来の住宅用のトイレは洋式・和式を問わず、そのほとんどがタンク式のトイレと言ってよいでしょう。

タンクレストイレとは水を溜めるタンクがなく、トイレを水道管に直結させるタイプのトイレです。

国内の大手トイレメーカーからもタンクレストイレがラインナップされていますが、タンク式とタンクレス式ではどちらがよいのでしょうか。

トイレリフォームするなら、どちらにしようか迷うところですね。

タンクレストイレのメリットは?

タンク式トイレと比較しながら、タンクレストイレのメリットを探してみましょう。

スペースを広く使用できるタンクレストイレ

タンクレストイレのメリットは、タンクがない分、場所を取らないので、トイレを広々と使用できることでしょう。

トイレは限られたスペースなので、このメリットは大きいですね。

従来のタンク式トイレは、便器の背面にタンクがあるタイプと、隅付きタンクタイプがありますが、どちらも便器より高い位置に設置されているので圧迫感があります。

タンクレスなら見た目もすっきりとして、トイレ内の壁面も広く利用できるので、棚を取り付けたりインテリア性を重視することが可能です。

お掃除が簡単なタンクレストイレ

タンクがないとお掃除も楽です。

便器の後ろ側も手が届きやすく、拭き掃除も簡単にできるでしょう。

また、手洗い付きのタンクだと水が飛び跳ねることもありますが、タンクレスならその心配もありません。

節水できるタンクレストイレ

タンクレストイレは、タンク式トイレに比べて節水効果が高いです。

タンク式トイレは、タンクで貯めておいた水を重力で流しています。

それに対し、タンクレストイレは水道の圧力を利用して直接水を流しています。

よって、タンクレストイレは流すための水をタンクに貯める必要がないため、その分節水効果が高いといえるでしょう。

10年ほど前のトイレでは、一回の洗浄に必要な水の量は、約13Lでした。現在は、タンク式トイレは約1/3程度、さらにタンクレストイレなら、1/4まで節水できるタイプもあります。

10年前のトイレをタンクレストイレに交換すれば1年間で約15,000円程度節約できます。

※地域によって水道代が違うため節約できる金額は異なります。

タンクレストイレのデメリットは?


ではタンクレスであるためのデメリットはあるでしょうか。

またその解決策についても触れてみます。

水圧が低いと使用できないタンクレストイレ

タンク式のトイレはタンクに溜めた水を一気に流し、水流の勢いを利用して流しますが、タンクレストイレは、水道管から直接給水するので、水圧が弱いと設置が不可能な場合があります。

水圧が弱いと流れが充分でなくなり、トイレの詰まりの原因となってしまうからです。

最低必要水圧を満たしているか、リフォーム前に必ずチェックしましょう。

一般的には、マンションなどの高層階では水圧が低いためタンクレストイレは使用不可のようです。

停電時はバケツに水を溜めて使用

タンクレストイレは電気を使用して流します。

そのため停電のときにはタンクに水を溜めておけないため、バケツなどで水を用意するなど、タンク式に比べると少し手間がかかります。

最近のタンクレストイレには、緊急対策として手動レバーがあったり、一時的な小さなタンクを内蔵しているものもあります。

タンクレストイレには手洗いがつかない

タンクレストイレには、手洗いがつきません。

そのため、今までトイレ自体に手洗いがついていた場合は、少し面倒や不便に感じるかもしれません。

手洗い器をつけたい場合は、別途追加でつける必要があります。
その場合は、新たな給排水工事などが必要となり、費用がかかります。

別途手洗いをつけずに費用をおさえたい解決策としては、洗面所が近くにある場合は洗面所を利用するなどしてトイレ外で手洗いを済ませるようにすることです。

とはいえ、手洗い器には、カウンターや収納と一体型になったものなどもあり、トイレ空間を充実させるには検討してみるのもおすすめです。

修理費用が高額になりがち

タンク式トイレに比べて構造が複雑なタンクレストイレでは、修理費用が高額になりがちです。

タンクレストイレは、温水洗浄便座と一体になっています。

そのため、便座のみや温水洗浄便座のみが壊れてしまった場合、単体での修理ができません。

トイレ一式をメーカーのメンテナンス窓口へ修理に出すか、丸ごと交換になります。

よって部分的な交換ができるタンク式トイレに比べて、修理費用は高額だといえるでしょう。

タンクレストイレの代表的なメーカー

タンクレストイレの代表的なメーカーをご紹介します。

LIXIL|サティスシリーズ

画像出典:リクシル
商品価格約29万円〜約77万円

水あかや汚物がつきにくい「アクアセラミック」や強力な水流の「パワーストリーム洗浄」により、汚れがつきにくく綺麗な状態を保つことができるでしょう。

電動お掃除リフトアップなどで掃除もしやすくなっています。

また、便座のふたが自動で開閉したり、立ち上がると自動的に便座を洗浄してくれたりする機能もあります。

さらに、ゆったり座れる便座や、流れるリラックスミュージックが、トイレにいる時間をリラックスタイムにしてくれるでしょう。

TOTO|ネオレストシリーズ

画像出典:TOTO
商品価格約33万円~

水から作られる「きれい除菌水」により、汚れの元となる菌を除菌。

ノズルや便座にも自動できれい除菌水をふきかけ、トイレを使用するたびに自動で除菌してくれます。

便器自体、汚れが落ちやすい作りになっていますが、「プレミスト」で汚れを防止し、ついた汚れは「トルネード洗浄」によりしっかりと落とします。

その他の特徴としては、ふちなし形状でお掃除がしやすいです。

Panasonic|アラウーノシリーズ

画像出典:Panasonic
商品価格約27万円~

たっぷりの細かい泡が水を流すたびに便器内をめぐり、しっかりお掃除してくれます。

また、ハネ、タレ、モレを防ぐ、トリプルガードもついているため、便座や便座の外を汚すことを気にすることなくトイレを使用できます。

さらに、「スゴピカ素材(有機ガラス系)」により、水アカ汚れがつきにくく、割れやヒビ、傷にも強くなっています。

汚れが入る隙間がない「スキマレスに」より、掃除がしやすいという点もうれしいポイントでしょう。

タンクレストイレリフォームの相場費用は

タンク式トイレからタンクレストイレに交換する場合の相場費用をご紹介します。

商品代

商品代は約20万円〜約40万円です。

商品には様々な種類があるため、価格に幅が出ます。

グレードの高いトイレを選ぶと、当然ですが価格は高くなってしまいます。

価格を見直す際には、グレードを下げることを検討しましょう。

工事代

既存のトイレが洋式の場合の工事費用は、約10万円〜約15万円です。

既存のトイレが和式の場合の工事費用は、約25万円〜約30万円です。

和式トイレからのリフォームの場合、段差をなくす工事が必要となるため価格が高くなります。

手洗い器新設

手洗い器を新設する場合の費用は、約10万円〜約20万円です。

なお、タンクレストイレには手洗いがついていません。

トイレ内に手洗いが必要な場合は、つけることを検討しましょう。

タンクレストイレリフォームの工事期間は

タンクレストイレリフォームの工期をご紹介します。

本体のみの入れ替えの場合は、約2時間〜約3時間で終了します。

タンク式トイレからタンクレストイレにする場合は、約半日〜約1日かかります。

また、和式トイレから洋式トイレにリフォームする場合は、約3日かかります。

段差をなくす工事など工程が多いため、期間が長くなってしまいます。

既存のトイレによって、交換にかかる時間は異なります。

詳しい工期は、リフォーム業者に確認しておきましょう。

トイレリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきたトイレリフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】市村千恵

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市村 千恵

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