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2019年09月10日更新

外壁塗装・外装リフォームの足場を組む費用・価格の相場は?

新築から数年経って、初めての外壁塗装リフォームをすることになったとき、外装の費用はだいたい予想がつきますが、意外と見落としがちなのが、足場を組む際に生じる費用。外装塗装をする際に必ず必要となる作業の足場を組むのにかかる費用・価格の相場はどれくらいでしょうか?

  • 【監修者】ディバルコンサルタント株式会社 代表 明堂浩治
  • この記事の監修者
    ディバルコンサルタント株式会社
    明堂浩治
    大手建設会社20年勤務

外壁塗装で足場を組む理由とは?

外壁塗装・外装リフォームの足場を組む費用・価格の相場は?

外壁塗装時に必要なのが「足場」です。外壁塗装リフォームの際には塗料の色や機能などに目が向いてしまいますが、足場も外壁塗装をする上では欠かせません。

なぜかというと、屋根に近い外壁などの高い場所での塗装時に、安全で効率的に作業を行うには足場の設置が必要不可欠だからです。

2階建て住宅の外壁塗装なら、高さもあるため足場の設置が必要なのは分かりますが、平屋住宅の場合はどうでしょうか。実は、平屋での外壁塗装の際にも足場の設置を行う業者があります。

平屋の場合、脚立などを利用して塗装を行う場合もありますが、足場は作業員の安全確保や作業効率アップを目的に設置されます。そのため、足場を設置したほうが得られるメリットが大きいのです。

足場の設置なしで外壁塗装を行なった場合、無理な体勢で塗装を行うことになり作業に時間がかかったり、結果的に出来栄えが悪くなってしまう可能性もあるでしょう。

外壁塗装は、外壁の機能を高めて美観を良くするためのリフォームであるため、出来栄えの良さやきちんとムラなく塗装できているかは非常に重要です。

また、足場を組む理由は外壁塗装の出来栄えだけではありません。足場を組むことで飛散防止ネットを取り付けることができるため、周辺に塗料が飛び散らないというメリットもあります。

足場の設置は費用もかかるためできるだけ省きたいと考えることがあるかもしれませんが、外壁塗装リフォームにとって足場を組むことは、塗装の完成度や作業の安全性に関わる重要なことであることを覚えておきましょう。

足場の費用相場

では、実際には足場の費用相場はどれくらいなのでしょうか。

足場の費用は、1平方メートルあたり約800円が相場だと言われています。一般的な2階建て住宅の場合は、足場の設置と撤去・飛散防止ネットの設置を含めた総額で約15万円〜約20万円が相場です。

足場の費用は外壁塗装工事費用全体の約20%に相当します。また足場の費用には、足場の設置・撤去費以外にも足場の設置中に行うべきメンテナンス費用も含まれています。

業者の中にはこの足場の費用を相場よりも極端に安くするところがありますが、この場合、スケジュールをタイトにするなどの無理な工程を組んでいる可能性があります。見積もりで提出された足場の費用が安すぎる場合には注意が必要でしょう。

足場の費用の算出方法

足場の設置にかかる費用の目安は、以下の計算式によって算出することができます。

【足場費用の目安の算出方法】
・足場の費用の目安=足場面積(家の外周)×平米単価

足場面積とは、塗装する外壁の広さを表す数値で家の外周をもとに算出されます。では、縦の長さが5m、横の長さが9m、高さが6mの家を例に見ていきましょう。

(例)※足場は家の外周より0.5m程離して設置するため、それぞれに0.5m足します。
・(0.5m+5m+0.5m)×2面=12m 縦の長さは12m
・(0.5m+9m+0.5m)×2面=20m 横の長さは20m
したがって、外周は32mとなります。

次に、外周32mに高さをかけたものが「足場面積」となります。
・32m ×(6m+0.5m)=208平方メートル

計算の結果、足場面積は208平方メートルとなりました。このように、足場面積がわかれば足場の費用の目安を算出することが可能です。

足場料金が高くなるケースとは?

しかし、足場の設置費用が上記でもとめた目安の費用よりも高くなるケースもあります。それは、マンションや集合住宅などの高層の建物の場合です。

高層の建物の場合は足場を高く設置する必要があるため、設置に必要な資材も増えます。そのため設置にかかる時間も長くなり、運搬のための費用も増えるため、一般的な戸建て住宅より1平方メートルあたりの単価が高くなるのです。

また、家から道路までに段差があり、階段を通らなければいけないような住宅の場合も、足場の設置資材の運び込みに時間がかかるため、その分費用が高くなります。

自分の家の場合はどうなのか気になる場合は、足場設置業者や外壁塗装業者に確認してみるといいでしょう。

足場の種類について

次に、足場の種類についてみていきましょう。足場には主に「単管足場」「単管ブラケット足場」「クサビ足場」「無足場工法」の4種類があります。それぞれの特徴とメリット・デメリットについてご紹介します。

単管足場

パイプ二本の上を足場とするため危険が伴います。最近ではあまり見かけません。
【単管足場のメリット】
・隣家が近く狭い場所に適している
・組立て形状の自由度が高い

【単管足場のデメリット】
・バランスを取りながら塗装しなければならない
・工期が長くなる
・部材が重い

単管ブラケット足場

単管パイプに足場板を敷き、その上を歩く一般的な足場。ただしボルトを締めたり、組立に時間がかかる面があります。

クサビ足場(ビケ)

規格化された部材を差し込んで組み立てていくタイプです。足を乗せる板の幅が広く、ハンマーで簡単も素早く組み立てることができます。



【クサビ足場のメリット】
・安全性が高い
・工期が短い
・しっかり固定できる

【クサビ足場のデメリット】
・音が響くため騒音になりやすい

無足場工法

無足場工法とは、その名の通り足場を組まずに塗装を行う工法のことです。屋上や屋根から命綱をつけた職人が宙づりになって塗装を行います。

【無足場工法のメリット】
・費用を抑えることができる
・工期が短い
・防犯対策になる
・部分的な修繕ができる
・狭いところでも作業が可能

【無足場工法のデメリット】
・建物の形状によってはできない
・塗装の乾きムラができる可能性がある
・作業員以外の仕上がり確認が困難
・力を入れる塗装はできない

外壁塗装で足場を組む前にすべきことと注意点

外壁塗装で足場を組む前にすべきことと注意点はあるのでしょうか。具体的にどのような対応をすればいいのかについてご紹介します。

足場の邪魔になるものは撤去する

まず、足場を設置する場所の周辺に邪魔になるようなものがあったら撤去しましょう。自転車や鉢植えなどは足場設置の邪魔にならない所へ移動させておきます。

また、犬などのペットや犬小屋などがある場合も、人通りの少ない静かな場所へ移動しておきましょう。

植木や室外機などは移動することができないため、足場設置前に作業員がシートなどを被せて保護をします。またカーポートがある場合は、足場設置時に邪魔になりやすいため作業員が波板などを外すことがあります。

隣家の敷地に足場を組むこともある

足場を設置する場所が、人間が1人通れるくらいの幅しかない場合、隣家の敷地に足場を組む場合があります。もちろん他人の敷地であるため、必ず隣家の住人に事情の説明とご挨拶を行いましょう。

もし、隣家の住人が足場設置の許可を出さない場合、無足場工法など足場を使わない塗装方法を考える必要があります。隣家の住人が許可を出さずに足場を組むのはトラブルになるため、必ず許可をもらうようにしましょう。

また、外壁塗装時には、塗料が隣家の敷地内に飛んだり臭いがする可能性があるため、その事も含めて業者と一緒に挨拶を行うようにします。

真摯に事情説明をしたのにも関わらず、それでも許可がもらえない場合は、弁護士などに相談してみるといいでしょう。

外壁リフォーム業者を選択する際に気をつけたいこと

外壁リフォーム業者が足場を自社で組み立てることは実際はほとんどありません。足場専門業者に委託している場合がほとんどなので、この委託料が余分にかかる場合があります。

ですから、自社で足場を組む外壁塗装業者に頼んだほうが費用は安くなります。

リフォーム瑕疵保険へ加入しているか

リフォーム瑕疵保険とは、審査を通過した業者のみが入れる保険のことで、万が一手抜き工事があったとしても無償で補修してくれる保険のことです。

また、塗装業者が倒産したとしても、施主は保険法人に補修費用を直接請求できるため、倒産したからといって泣き寝入りするようなこともありません。

リフォーム瑕疵保険は、審査を通過した塗装業者しか入れないため、悪質な業者は加入することができません。また、外壁塗装中と完了後は第三者である建築士が確認をするため、手抜き工事しにくい環境となります。

リフォーム瑕疵保険の費用は基本的に業者が保険会社に支払いますが、その費用を負担するのは施主であるケースが多いでしょう。

もしリフォーム瑕疵保険を希望する場合は、まず加入する塗装業者を探し、リフォーム瑕疵保険に入りたいことを伝え、費用を支払うことでリフォーム瑕疵保険に加入することができます。

足場代は無料になるのか?

塗装業者の中には、足場代がかからないことを謳い文句に集客を行うことがありますが、実は「足場代」として請求されないだけで、他の外壁塗装費用の中に足場代を組み込んでいるケースも少なくありません。

これまでご説明してきた通り、足場が必要なケースとそうでないケースがあるため、実際足場が必要なのかどうかは業者と確認をする必要があります。

もし、業者が必要ないという判断をした際は、その理由を説明してもらい納得した上で契約するようにしましょう。

外壁リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた外壁リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!

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後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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