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2020年01月09日更新

外装の塗り替えの費用・価格の相場は?

外装は経年劣化により少しずつ見栄えが悪くなっていきます。外装の塗り替えの目安は10年といわれています。外装の塗り替えにかかる費用は、使用する塗料によって大きく異なります。今回は、外装の塗り替えにかかる費用や価格の相場について解説します。

  • 【監修者】ディバルコンサルタント株式会社 代表 明堂浩治
  • この記事の監修者
    ディバルコンサルタント株式会社
    明堂浩治
    大手建設会社20年勤務

外装の塗り替えをするメリットとは?

建物の1番外側である外壁、屋根は日々紫外線や風雨によるダメージを受けています。年数が経つにつれ塗装は劣化し剥がれたり、カビやコケの汚れが付着して落ちにくくなったりするなどの被害が必ず出てきます。

塗装が劣化することで建物の保護機能が失われていき、建物の老朽化が進行していく原因となってしまいます。

塗装の剥がれなどを放置し続け、建物内部まで影響が及んでしまう前に、外装の塗り替えを定期的にすることをおすすめします。

外装の塗り替えは外観を美しくするだけではありません。使う塗料によっては遮熱効果や防水効果を持続させ、雨漏りを防いだり、建物内部の気温を下げることも期待できます。建物の強度を保つことで、建物の寿命を伸ばすことに繋がるのです。

外装の塗り替えをするタイミング

外装の塗り替えのタイミングは様々です。

現在塗装に使われている塗料の種類、建物の立地場所、その土地の気候によって塗装が機能を十分に発揮できる期間は変わります。

雨や雪が多い地域、日照時間が長い地域など外装がダメージを受けやすい場所に建物があれば、通常より早めに塗り替えを検討することをおすすめします。

上記のような立地でなくても

  • 壁にひび割れが見られる
  • 塗装が剥がれている
  • 装に膨れが見られる
  • 外壁の色が褪せている
  • カビ・コケなどが目立つ
  • チョーキング現象(外壁の表面を指で触った際、指に白い粉がつく現象)

などが確認できれば、早めに外装の塗り替えをするべきです。

外装の塗り替えの工程

足場の設置

外装の塗り替えは、2階部分や屋根など高い場所での作業も行います。しっかりとした足場を設置することにより、丁寧な作業を実現することができます。

高圧洗浄

外装を塗る前に重要な工程です。高い水圧によって付着した汚れを吹き飛ばします。壁の汚れを落とすことで、塗料の密着が良くなり、塗装が剥がれにくくなります。

下地処理

壁がひび割れていれば、しっかりと補修を行い、金属部分のサビも取り除きます。耐久度を上げるために必要な作業です。

養生

塗装をしない部分に塗料が付着することを防ぐために、窓やドアをビニールシートなどで保護します。養生をすると、塗装期間の間は窓が開けられなくなるため、注意しましょう。

塗装

多くの工程を踏み、ようやく塗装に取り掛かることができます。塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りが基本で、1回塗るごとに1日間乾燥させるため、塗装だけで最低3日はかかります。

下塗りは、次に重ねる塗料が密着するようにする下地の役割を持っており、壁や屋根の材質に合わせた塗料を用います。

カラーベストやコロニアル屋根の塗装の場合、ここで縁切りという工程が入ります。タスペーサーというものを屋根の隙間に入れ、雨水の逃げ道を確保します。

次に塗装に厚みを持たせるために中塗りを塗り、完全に乾いたら中塗りと同じ塗料で上塗りを塗ります。

確認・足場解体

塗料が乾いたら、足場を解体してしまう前に塗りムラや塗り残しがないかをチェックし、必要であれば修正を行います。

また、養生をしていても塗料がはみ出してしまうことはあるので、しっかりと落とします。すべての確認が完了したら、足場を解体して工事が終了となります。

外装の塗り替えに使用する塗料

アクリル系塗料

現在は主流ではありませんが、1平方メートルあたり約1,000円~約1,200円と低コストに抑えられる塗料です。ただし、耐久性に劣り、汚れやすいのがデメリットです。耐用年数も約5年~約7年と短めになっています。

こまめに外壁を塗り替えて、外観の雰囲気を定期的に変えたい方には向いているでしょう。

ウレタン系塗料

耐久性や施工性に優れている塗料です。コストと性能のバランスが良い塗料で、価格相場は1平方メートルあたり約1,800円~約2,000円、耐用年数は約7年~約10年となっています。

シリコン系塗料

外壁塗装で最近主流となっている塗料です。耐用年数が約8年~約15年と長く、耐久性はもちろんのこと、防カビ性・防藻性など機能性に優れています。

価格は少し高くなり、1平方メートルあたり約2,500円~約3,500円が相場となっています。

ピュアアクリル系塗料

アクリル系塗料は近年あまり用いられることがありませんが、ピュアアクリル系塗料は新時代の塗料として頻繁に使用される傾向にあります。

伸びがよく、耐用年数も約15年と長いため耐久性が高い塗料と言えます。ピュアアクリル系塗料の単価は、1平方メートルあたり約3,000円~約4,000円が相場となります。

フッ素系塗料

フッ素系塗料は耐候性・防水性・防汚性などに優れた塗料です。単価は高額で塗料の中では上位グレードになりますが、耐久性が約15年~約20年と長いのが特徴です。

フッ素系塗料の単価は、1平方メートルあたり約3,800円~約4,800円が相場となります。

無機系塗料

無機系塗料は近年注目されている塗料で、外壁塗料の中で最も耐久性が高いのが特徴です。

耐用年数は約20年~約25年と塗料の中で最も長くなります。耐用年数が長い分、塗料の単価も高額で、1平方メートルあたり約4,500円~約5,500円が相場となり、高額になる傾向にあります。

外装の塗り替えにかかる費用は?

シリコン系塗料を用いて外装の塗り替えを行う際の費用を坪数ごとに紹介します。

30坪の場合

  • 外壁のみ塗装:約80万円~約130万円
  • 外壁と屋根の両方を塗装:約110万円~約160万円

40坪の場合

  • 外壁のみ塗装:約90万円~約140万円
  • 外壁と屋根の両方を塗装:約120万円~約170万円

50坪の場合

  • 外壁のみ塗装:約120万円~約170万円
  • 外壁と屋根の両方を塗装:約150万円~約200万円

外壁の材質・種類ごとの塗り替えの周期とは?

塗り替えの周期は、外壁の材質や種類によって変わります。

サイディングとは板状の外壁材の総称を指します。

モルタルとは、セメントと砂に水を練り混ぜて作る外壁材です。1990年代頃の住居によく用いられて、主流の外壁材でしたが、住宅の洋風化が進むにつれ、サイディングが取り入れられるようになり、今ではサイディングが主流となっています。

塗り替えの周期について、外壁によく用いられる材質3つを紹介していきます。

窯業系サイディングの場合

セメントに繊維質を混ぜた材質で、レンガやタイル調などデザインが豊富です。現在の住居の約7割が窯業系サイディングを用いており、人気の外壁材です。

耐久性の高いものに関しては約30年変色などを起こさないという保証がついているものがありますが、壁材自体に防水効果などはないため、塗装に関しては約8~約12年ごとに行うべきです。

つなぎ目のシーリングもひび割れなどを起こすため、約5年~約10年ごとのメンテナンスが必要です。

劣化を放置すると、サイディング自体の張り替えをしなければならなくなり、費用は塗装やシーリング補修をするよりも大幅にかかってしまう恐れがあります。

モルタルの場合

モルタルの塗り替えの周期は約10年ごとです。

モルタルは、デザインの自由度が高く、壁に厚みが出るため断熱性、遮音性に優れるというメリットがありますが、材質そのものが水を吸収してしまいやすく、防水性も低いためひび割れが起きやすいというデメリットもあります。

ひび割れから雨水が侵入すると、建物内部の劣化の原因になりかねません。塗装の際には、防水性が高いシリコン塗料などがおすすめです。

金属系サイディングの場合

主な種類はアルミ、サッシ、ガルバリウム鋼板です。金属系サイディングは防水性、耐火性に優れていることが特徴です。芯材に耐熱性があり、省エネ効果も期待できます。

耐久性が高いことが魅力的ですが、やはり定期的に塗装し直すことは必要となります。使用する塗料にもよりますが、約10年~約15年ごとに塗り替えることが必要です。金属のため、防サビ効果を持つ塗料の使用がおすすめです。

外壁の材質・種類ごとの塗り替え費用は?

外壁の材質・種類は数多く存在しますが、同じ塗料でも塗る外壁の種類によって費用が異なるということはほぼありません。外壁の材質よりも、使う塗料の種類・使用する量が影響します。

外壁の材質・種類によって適する塗料はそれぞれ異なります。性能や耐用年数を見て、外壁に適した塗料選びをしましょう。少なくても2~3業者の見積り比較は行うべきでしょう。

外装の塗り替えの工期は?

外壁のみの場合、屋根のみの場合、外壁と屋根を同時に工事する場合によって工期は異なりますが、約2週間程度が外装塗り替えの工期です。

外装の塗り替えの工程は、雨の日、風が強い日は行うことができないため、天候によって工期の日程は左右されてしまいます。工期は長めに考えておくとよいでしょう。

外装の塗り替えに補助金や助成金は出る?

まず、お住まいの地域で外装の塗り替えに対する補助金・助成金の制度があるかを確認する必要があります。自治体により支給される金額や工事内容が異なってきますので、塗装工事が受給対象になっているか確認することが大切です。

次に、制度があれば、具体的な工事内容を確認しておきましょう。リフォーム業者が指定されている場合もありますので、注意が必要です。

外装塗り替えの場合、単なる塗り替え工事では助成金の対象にならないこともあるようです。遮熱塗料や断熱性能をあげる塗料など「住宅の性能を上げる工事」が対象となるケースがよく見られます。

助成金を受け取るタイミングは、基本的には工事終了後になります。費用は前もって準備しておく必要があるでしょう。

外壁リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた外壁リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

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