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2023年01月04日更新

監修記事

サイディング外壁の塗装費用や価格の相場は?

外装リフォームでは外壁塗装の他に、サイディングの交換のような工事も行われます。塗装と比較してサイディングの交換にはどの程度費用がかかるのでしょうか?劣化に伴う交換や補修や木材系、窯業系サイディングごとの耐用年数もあわせてお伝えします。

外壁のサイディングは、定期的に塗装や洗浄などのメンテナンスが必要です。

メンテナンスを怠ると、外壁が劣化して外観を損なうだけでなく、雨漏りやシロアリの被害などに発展する可能性があります。

この記事では、サイディング外壁の特徴や塗料の種類、塗り替えなどのメンテナンスにかかる費用や注意点など、外壁リフォームを検討している方に役立つ情報を詳しく解説します。

サイディング外壁の仕組みとは

住宅の外装に使われる壁材には、主に2種類があり、モルタルを塗ってその上に仕上げ材を塗布するタイプと、板状になった壁材を貼り付けて行くものが代表的です。

この板状の壁材を貼り付けていく方式をサイディングと言い、使用する壁材のことをサイディングボードと呼びます。

モルタル仕上げとサイディングの違い

一般的な外壁に用いられるモルタルとサイディングですが、どのような違いがあるのでしょうか?

モルタル仕上げの特徴

外壁用素材として双方を比べてみると、モルタルは火に強く、補修を定期的に行うことで30年以上使い続けられるという特徴がありますが、何度も塗り重ねる必要があるため、施工に時間がかかるというデメリットもあります。

サイディング仕上げの特徴

対して、サイディングは既に工場で生産された材料を貼り付けていくだけなので、施工に時間がかからず、工費や材料費などの費用面でも安価になってきています。

また、サイディングでも窯業系のレンガやコンクリートなどを素材にしたものではモルタルと同様に火に強いという利点もあり、手軽に使える防火壁材としても利用されています。

しかし、サイディングは板材を貼り付けていくため、隙間を埋めるためにシーリング剤、コーキング剤などが用いられるのですが、この部分が劣化しやすいため、7年程度でこれらの部分を補修しなければいけません。

サイディングの外壁に塗装は必要?

窯業系サイディングの表面に施されている塗装が剥がれると、水が染み込むようになり劣化を早めます。

劣化が進むのを放置してしまうと、窯業系サイディングは強度が低下し、損傷してしまいます。また色も落ちますので、建物の美観も損ねてしまうでしょう。

ガルバリウム系の金属サイディンも、外部に面しているため風雨にさらされて劣化を免れることができません。

サイディングの色が落ちて美観を損なうばかりか、サビを発生させてしまう原因にもなります。

外壁の劣化は雨漏り、シロアリ被害に繋がりますので、塗装などのメンテナンスは欠かさずに行いましょう。

サイディング外壁塗装の色を変える方法とは?

サイディング外壁塗装をするなら心機一転、色を変えたいと思う方も多いのではないでしょうか?

サイディング外壁の塗装は、主に3つの方法があるので、それぞれの特徴について順に解説していきます。

単色塗り

単色塗りは、1色の塗料で塗装する最もシンプルな方法で、既存の外壁が1色の場合によく使われます。

シンプルな方法なので施工時間や費用も比較的かかりません。

あまり外観にこだわらず、手短にメンテナンスをしたい場合におすすめです。
  

多色塗り

多色塗りは、複数色の塗料で塗装する方法です。

一般的には1つの建物に、約2色から約3色を使って塗り分けます。

外観をおしゃれにしたり、既存の外壁イメージを変えたい場合におすすめです。

クリヤー塗装

クリヤー塗装とは、透明の塗料で塗装する方法です。

既存のサイディングが木目調やタイル調などで、柄のあるデザインのサイディングをそのまま活用したい場合によく使われます。

クリヤー塗装をすることで、外壁にツヤが出て、防水性や防さび性を向上させることができます。

しかし透明の塗料のため、サイディングについた汚れやクラックなどの傷を隠すことはできないので注意しましょう。

既存の外壁のデザインはそのままで、メンテナンスをしたい場合におすすめです。

目的別のおすすめの塗料とは?

塗料にはさまざまな種類と特徴があり、目的に応じて使い分けることが必要です。

ここでは塗料の種類と、どのような目的に使うと良いかを解説していきます。

アクリル塗料

アクリル塗料は、アクリル樹脂を使用した塗料です。

比較的安価で入手しやすく、カラーバリエーションが豊富にあります。

しかし、耐用年数は約3年〜約5年と他の塗料よりも耐久性が低いため、建物の塗り替えには適さないため、現在ではほとんど使われていません。

アクリル塗料は一般の人でも塗料として扱いやすい塗料で、部分的な補修などに使われることがあります。

ウレタン塗料

ウレタン塗料は、ウレタン樹脂を使用した塗料です。

伸縮性や密着性が高く、金属などさまざまな素材に塗装できます。

その特徴を活用して、雨樋やひさしなど部分的に塗装する場合に使われることがあります。

ウレタン塗料の耐用年数は約8年〜約10年とそこまで耐久性は高くないので、建物の塗り替えにはあまり使われません。

シリコン塗料

シリコン塗料は、シリコン樹脂を使用した塗料です。

親水性や耐候性に優れていることや、耐用年数が約10年〜約15年と長いことから、外壁塗装によく使われる塗料で、人気があります。

ウレタン塗装と比べると、シリコン塗料は表面が硬く、ひび割れが起きやすいことがデメリットです。

塗料のコストパフォーマンスを重視する場合におすすめです。

フッ素塗料

フッ素塗料は、フッ素樹脂を使用した塗料です。

フッ素には撥水性があるので汚れにくく、紫外線や酸性雨、カビ菌に強い特徴があります。

耐用年数は約15年〜約20年と他の塗料よりも長いため、塗り替えの回数が少なく済みます。

しかし、その分他の塗料よりも塗装費用はかかります。

きれいな外観を長く保ちたい方や、塗装の塗り替え頻度を少なくしたい方、15年以上住み続ける予定の方にはおすすめの塗料です。

光触媒塗料

光触媒塗料は、光を吸収することで化学反応を促進する物質を使った塗料です。

次世代塗料とも呼ばれています。

日光と雨水の自然の力を使って、汚れを浮かせて洗い流すセルフクリーニング効果があります。

耐用年数は約15年〜約20年とフッ素塗料と同等に長持ちします。

光触媒のデメリットは費用が高額で、光が当たらない面では効果が弱くなってしまうことです。

日頃のメンテナンスや、塗り替えの手間を抑えたい方におすすめです。

低汚染塗料

低汚染塗料とは、塗膜の表面に特殊なコーティングを施した塗料です。

親水性が高く、外壁に付いた汚れをセルフクリーニング効果によって取り除くことができます。

汚れが付きにくいため、藻やカビの繁殖を抑制する、雨筋がつきにくいなどのメリットがあります。

しかし、優れたメリットがある分費用が高額です。

施工面では職人の技術力によって仕上がりが大きく左右されるので、業者選びには注意が必要です。

耐用年数は約10年〜約15年です。

防カビ塗料

防カビ塗料とは、塗料に防カビ剤や抗菌剤、防腐剤などが配合されている塗料です。

コケやカビ菌を抑制する効果があります。

外壁にカビが繁殖してしまうと雨漏りなどの被害が生じるおそれがあるので、日当たりが悪かったり湿気が多かったりする場合には、防カビ塗料がおすすめです。

耐用年数は約5年〜約6年と短く、定期的に防カビ塗料を塗り直す必要があります。

サイディング外壁の補修の目安

耐用年数がモルタルに比べて短いのがサイディングの難点ですが、もちろん新築から10年経たずに壁材を張り替えなければいけないというわけではありません。

使用するサイディングボードの材質にもよりますが、塗装の劣化に対してきちんと対処していればボード自体は十分に長く使えます。

サイディングの交換の目安は、ボードに変形が見られる場合や、シーリングに隙間が見られるような場合です。

このような症状があれば、サイディングによる防水効果はほぼ劣化していると考えられます。

なるべく早い段階で業者に依頼してサイディングの補修などを行いましょう。

サイディング塗装の外壁でみられる劣化の症状

サイディングを長く保たせるために大切なことは、塗装するタイミングをまちがえないように劣化症状を見逃さないことです。

塗装が必要な劣化症状とはどんな状態のことを指すのか、外壁サイディングの劣化症状を以下に記しましたので気になる方はご確認ください。

  • 色あせ
  • 剥がれ、ひび割れ
  • 反り、浮き
  • コケ、水シミ跡
  • チョーキング
  • 釘の浮き、サビ、脱落
  • コーキングの剥がれ、ひび割れ
  • 金属部のサビ

塗装が必要な症状でよくあるケースはチョーキングです。

チョーキングとは、サイディングに触れた時に白い粉が手に付着する現象のことを言います。

チョーキングが確認できるときは塗膜が劣化して防水性が弱まっている証拠ですので、塗装を行うタイミングとなります。

その他にもサイディングの浮きや反りは、太陽の紫外線や雨水の影響を受けている可能性があります。

このようなケースもメンテナンスが必要でしょう。

サイディング外壁塗装の施工期間

サイディングの外壁塗装を業者に依頼する場合、施工にどの程度の期間を要するのでしょうか。

外壁塗装は洗浄や下塗り、上塗り等を行う際に十分な乾燥期間を設ける必要があるため、塗装規模だけでなく季節や天候によっても施工期間が左右されます。

そのためあくまで目安となりますが、一般的な住宅であれば約10~14日程が施工期間の目安になります。

実際に業者に塗装を依頼する場合はどの程度の施工期間となるか確認してみると良いでしょう。

外壁のサイディング塗装の工事の流れについて

外壁サイディングの工事の流れについて以下に工程を記します。

  1. 足場組立設置
  2. 高圧洗浄
  3. 養生
  4. 下地処理
  5. 下塗り
  6. 中塗り
  7. 上塗り
  8. 塗装後の最終点検
  9. 足場撤去

一般的に塗装工事を行う時は、工事の前の日に近隣の方に工事挨拶を行います。

工事挨拶は業者が行ってくれる場合が多いですが、業者によって異なるので工事挨拶について確認を取りましょう。

高圧洗浄は屋根や外壁などに付着する汚れを洗い流す作業です。

付着している汚れが取り除かれないと塗料がうまく密着しません。

高圧洗浄後は現場の養生を行い、ブルーシートやマスカー、マスキングテープなどを用いて現場が汚れないように処置します。

養生後、塗装に入ります。

塗装の工程は下塗り、中塗り、上塗りと進みます。

下塗りは仕上げに塗布する塗料の密着性を良くするためのもので、シーラーやフィラーなどを使います。

中塗りと上塗りは仕上げ材となる塗料を塗る工程です。

業者によっては上塗り2回と表記しているところもあります。

塗装の工程はサイディング外壁や屋根の他にも付帯部分があります。

付帯部分とは雨戸や屋根に取り付けられている破風板、窓枠、玄関、雨樋などがあります。

塗装完了後は足場を撤去する前に不具合がないか、塗り残しがないか最終点検します。

点検後問題がなければ、足場を撤去して工事が完了します。

サイディングのメンテナンスにかかる費用

まず、外装がサイディングの場合、補修方法は複数あることに注意しましょう。

防水性の劣化、シーリングの劣化が起こっている場合なら表面を洗浄して塗装を上塗りする、もしくはシーリング部分を補修するという流れになります。

しかし、サイディングボードが変形していたり、シーリングや塗装の劣化で雨水などが内部に侵入して躯体までダメージを与えてしまっていたりするような場合は、大がかりな修繕が必要となるでしょう。

また、使用しているサイディングボードが木材系や樹脂系の場合、窯業系、金属系サイディングに比べて耐用年数が短いため、頻繁に交換が必要となる可能性もあります。

サイディングの塗装にかかる費用

シーリングの劣化が無く、防水性が低下しているだけの場合はサイディングに塗装を行うことで防水性を維持させることができます。

この場合、必要な費用は塗料の価格と工賃だけとなりますので、比較的安い価格でリフォームが行えるのですが、サイディングを張り替える場合に比べ、耐久性が使用する塗料に左右されてしまうのです。

とは言え、サイディングを張り替える場合に比べて半額程度、約100万円でリフォームが行えるので、大がかりな工事をしたくない場合、できるだけ安くメンテナンスをしたい場合にはこちらの方が良いでしょう。

シーリング材の補修工事の相場

サイディングボードに劣化が見られず、シーリングのみが劣化しているような場合は、シーリングの打ち替えだけで外壁の補修ができます。

この場合、足場を組んで古いシーリングを取り除き、新しいシーリングを打つだけとなりますので、価格は約30万円が相場です。

ただ、シーリングの交換工事中にサイディングボードの劣化などが見られる場合もあるため、もしそのような部分の補修交換工事が必要になれば費用が上乗せになることに注意してください。

サイディングボードの交換費用

サイディングボードが劣化して変形していたり、割れが生じていたりするような場合は、サイディングボードの交換が必要です。

このような場合の工事としては、既存のボードの上に新しいサイディングボードを貼り付ける重ね張り工法と、既存のボードを取り除いて新しいボードを貼り付ける張り替え工法とがあります。

リフォーム全体の工事費用としては、重ね張りが約200万円、張り替えが約230万円と、撤去の手間がかかる分張替の方がやや割高です。

重ね張りなら比較的安く外装のリフォームが行えますが、古いボードに反りがあるような場合は張り付けることができません。

ひび割れやコーティングの劣化などは重ね張りで対処できるのですが、変形となると補修は難しく、どうしても張り替えるしか無いのです。

サイディングボードのリフォームを行う際には、どちらの工法がより住居にとって望ましいかよく確認しておきましょう。

サイディング外壁塗装の注意点

サイディング外壁を塗装する際の注意点について見ていきましょう。

既存のサイディング外壁が通気工法なのか直張り工法なのか

サイディング外壁を塗装する際にまず注意したいのが、既存の外壁が通期工法であるか直張り工法であるかという点です。

「直張り工法」とはサイディングの裏に通気層を設けず、壁の構造材に直接サイディングを張る工法で以前はこちらが主流でした。

しかし、最近ではサイディングの裏側に胴縁があり通気・排水が可能な「通気工法」が主流になっています。

直張り工法はサイディングの裏側に侵入した湿気が蒸発する際に表面の塗装を押し上げて膨れや剥離の原因となってしまうことがあります。

そのため、直張り工法の外壁を塗装する場合は張り替えの方が良いとされており、まずは工法がどちらであるかを確認する必要があるのです。

シーリング補修をしっかり行う

外壁を良く観察してみると、サイディングとサイディングの隙間にはシーリングと呼ばれるゴム状の充填剤が使用されていることがわかります。

このシーリングは経年劣化によってひび割れが発生したり、劣化がひどい場合には剥離が発生することもあります。

シーリングが劣化してしまうとその部分から水分が浸入し、壁の内部が腐食したり雨漏りに繋がってしまう恐れがあるため、シーリング部分もしっかりと補修しましょう。

弾力性のある塗料は使わない

サイディングは素材の特性から夏場は表面温度が高温になります。

そのため、弾力性のある塗料をサイディングに塗装してしまうと高温により膨張し、膨れや剥離の原因となってしまうことがあります。

サイディング外壁の場合は弾力性のある塗料は避けるようにしましょう。

外壁塗装以外のサイディング外壁のリフォーム方法とは?

外壁塗装以外でサイディング外壁のリフォーム方法はあるのでしょうか?

ここでは外壁塗装以外のリフォーム方法を2つ紹介します。

カバー工法

カバー工法とは、既存の外壁材の上に新しい外壁材を重ねて張る工法です。

外壁が二重構造となるので、既存の下地が損傷している場合は施工できません。

施工目的

カバー工法の主な施工目的は、次の通りです。

  • 古くなった外壁のデザインを一新したい場合
  • 外壁塗装では補修できないくらい劣化が進行している場合
  • 外壁の二重構造による断熱性や遮音性の向上を求める場合

カバー工法は外壁塗装よりも費用がかかるので、まずは外壁塗装でメンテナンスできないか、業者に調査を依頼して確認するようにしましょう。

費用

カバー工法の費用は、サイディングの種類と施工面積によって変動します。

サイディングの種類費用(1平方メートルあたり)
窯業系サイディング約4,000円〜約6,000円
金属系サイディング約6,000円〜約20,000円
木質系サイディング約8,000円〜約15,000円

一般的な30坪程度の戸建て住宅の外壁リフォーム場合、カバー工法で施工した時にかかる費用は、約140万円〜約170万円が相場です。

工期は約2週間〜約3週間かかります。

費用や工期は、他にも外壁材のメーカーや商品により変動しますので注意してください。

詳しく知りたい方は、リフォーム業者に見積もりを依頼しましょう。

張替

張替とは、既存の外壁材を撤去して新しい外壁材に張り替える工法です。

傷んだ下地から外壁まですべて新しくするので耐久性は向上しますが、カバー工法よりも費用と手間がかかります。

施工目的

張替の主な施工目的は、次の通りです。

  • 外壁塗装やカバー工法ではメンテナンスが難しい場合
  • 外壁の下地の損傷が激しい場合
  • 外壁材を自由に選択したい場合

張替は下地まですべて新しくする大規模な工事となるので、外壁メンテナンスの最終手段として施工されることが多いです。

費用

張替の費用も、カバー工法と同様にサイディングの種類によって変動します。

サイディングの種類費用(1平方メートルあたり)
窯業系サイディング約9,000円〜約12,000円
金属系サイディング約10,000円〜約25,000円
木質系サイディング約10,000円〜約30,000円

一般的な30坪程度の戸建て住宅のサイディングの張替にかかる費用は、約170万円〜約250万円が相場です。

工期は約2週間〜約4週間で、天候不良が続いた場合は1カ月以上かかる場合もあります。

サイディングの塗り替えでDIYをおすすめしない理由とは?

サイディングの塗り替えはDIYではなく、プロの業者に依頼することをおすすめします。

ここでは、DIYをおすすめしない理由について2点解説していきます。

調べた手順が正しくない可能性がある

サイディングの塗り替えは、きちんとした手順で行わないと十分に塗り替えの効果が発揮されません。

間違ったやり方ではかえって症状が悪化する可能性があります。

また、建物のサイディング塗り替えにおいて、調べた手順が本当に正しいかどうかを一般の人が判断することは非常に難しいです。

そのため、きちんと専門的な知識を持ったプロに依頼して、調査と施工してもらうことが重要です。

他にもサイディングの塗り替えには、さまざまな工具の準備や養生の手間など大きな労力がかかるので、DIYはおすすめしません。

高所の作業が危険

サイディングの塗り替えは、二階や屋根に近い高所部分の塗装も必要となり、作業に慣れていないと大変危険です。

高所の作業によって、次のようなリスクが考えられます。

  • 作業台を踏み外して転倒のおそれがある
  • 塗料をこぼしてしまい新たな補修が必要になる
  • 塗り替えのムラや塗り残しが目立ってしまう

転倒した場合は怪我をしたり、最悪の場合は命に関わったりするおそれがあります。

費用はかかってしまいますが、リスクを考えると経験を積んだプロの業者に任せることがおすすめです。

塗装費用を抑えるコツとは?

ここでは、外壁の塗装費用を抑えるコツを3つ紹介します。

複数の業者に見積もりを依頼する

複数の塗装業者に見積もりを依頼して、相見積もりを取りましょう。

1社だけでは見積もりの金額が適正かどうか判断することが難しいうえに、リフォーム会社によって金額が異なるので、複数の業者をしっかり比較検討することが大切です。

1社1社見積もりを依頼するのは手間で面倒だという方は、リフォーム一括見積もりサイトの「ハピすむ」を活用してください。

ハピすむでは、一度の依頼で最大3社から塗装見積もりを完全無料でもらうことができます。

ハピすむには、厳正な加盟審査を通過した優良なリフォーム会社が加盟しているので、納得のいくまでリフォーム会社を比較検討できます。

簡単に無料で見積もりが出来ますので、塗装業者の選定にぜひこちらからリフォーム費用の無料相見積もりをご利用ください。

屋根の塗り替えと同じタイミングで行う

外壁の塗り替えをする際は、屋根の塗り替えも同じタイミングで行うことがおすすめです。

屋根の塗り替えと一緒に外壁塗装をすることで、工事に必要な足場の設置や養生などが一度で済みます。

それにより、足場代や人件費などのコストを削減できるだけでなく、屋根と外壁を同じタイミングで施工することで工期も短縮できます。

外壁の塗り替えで業者に調査を依頼する際は、屋根も一緒に調査してもらうようにしましょう。

リフォーム支援制度を活用する

お住まいの自治体によっては住宅リフォーム支援制度を活用することで、外壁塗装時に補助金がもらえる場合があります。

リフォーム支援制度を活用するには、申請の条件が細かく定められていることが多いので注意が必要です。

また、自治体や年度によって実施していない場合があるので、詳しくは自治体のホームページもしくはリフォーム業者に確認するようにしましょう。

まとめ

サイディング外壁の特徴や塗装費用、工事の流れや注意点について解説しました。

外壁は建物を保護する重要な役割があり、定期的なメンテナンスが必要です。

外壁塗装の流れや塗料について詳しく知っておくことは、建物の長持ちにつながります。

サイディング外壁の特徴を理解して、後悔のないリフォームをしましょう。

外壁リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた外壁リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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