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2019年07月05日更新

サイディング外壁の塗装費用や価格の相場は?

外装リフォームでは外壁塗装の他に、サイディングの交換のような工事も行われます。塗装と比較してサイディングの交換にはどの程度費用がかかるのでしょうか?劣化に伴う交換や補修や木材系、窯業系サイディングごとの耐用年数もあわせてお伝えします。

  • 【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫
  • この記事の監修者
    株式会社フレッシュハウス
    樋田明夫
    営業戦略室 室長

サイディング外壁の仕組みとは

住宅の外装に使われる壁材には、主に2種類があり、モルタルを塗ってその上に仕上げ材を塗布するタイプと、板状になった壁材を貼り付けて行くものが代表的です。

この板状の壁材を貼り付けていく方式をサイディングと言い、使用する壁材のことをサイディングボードと呼びます。

サイディング外壁の塗装費用や価格の相場は?

モルタル仕上げとサイディングの違い

一般的な外壁に用いられるモルタルとサイディングですが、どのような違いがあるのでしょうか?

モルタル仕上げの特徴

外壁用素材として双方を比べてみると、モルタルは火に強く、補修を定期的に行うことで30年以上使い続けられるという特徴がありますが、何度も塗り重ねる必要があるため、施工に時間がかかるというデメリットもあります。

サイディング仕上げの特徴

対して、サイディングは既に工場で生産された材料を貼り付けていくだけなので、施工に時間がかからず、工費や材料費などの費用面でも安価になってきています。

また、サイディングでも窯業系のレンガやコンクリートなどを素材にしたものではモルタルと同様に火に強いという利点もあり、手軽に使える防火壁材としても利用されています。

しかし、サイディングは板材を貼り付けていくため、隙間を埋めるためにシーリング剤、コーキング剤などが用いられるのですが、この部分が劣化しやすいため、7年程度でこれらの部分を補修しなければいけません。

サイディング外壁材の種類と特徴

サイディングはその種類によって窯業系・金属系・木質系・樹脂系の4つに分類されます。

それぞれの種類ごとに耐用年数が異なるため、ここでは種類別のサイディングの特徴とメンテナンス時期の目安についてご紹介します。

・ 窯業系サイディング
セメント質と繊維質の原料を混ぜ合わせて板状に固めたサイディングです。サイディングの中では最もデザインが豊富で、レンガやタイル調のものや石積み風のもの等さまざまなものが存在します。メンテナンス周期は約7~10年が目安です。

・金属系サイディング
主にガルバリウム鋼板でできた外壁材で、モダンでスタイリッシュな見た目が特徴的です。素材が金属であるために耐久性が高く、メンテナンス周期は約10~15年と他のサイディングよりも長いという特徴もあります。

・木質系サイディング
木質系サイディングはその名の通り、天然木や合板を使用して作られたサイディングです。木ならではの木目を活かした温かみのある外壁にすることができるでしょう。ただし、材質上どうしても水に弱く、メンテナンス周期は約5~7年と比較的短めです。

・樹脂系サイディング
樹脂を原料としたプラスチックのような質感のサイディングです。日本ではまだあまりメジャーではありませんが、軽くて丈夫であるという特徴を持っています。メンテナンス周期の目安は約10~20年と他のサイディングよりも長めです。

サイディング外壁塗装剤の種類と特徴

サイディング外壁塗料にはさまざな種類がありますが、塗料の種類ごとに特徴や耐用年数が異なります。

ここではよく使用される塗料5種類の特徴と耐久度についてご紹介します。

・アクリル系塗料
アクリル系塗料の一番の特徴は価格が安価であるため1回あたりの塗装費用を抑えられるという点でしょう。ただし、耐久性はさほど高くないため頻繁に塗り替えをする必要があります。

耐用年数は約5~7年が目安です。

・ウレタン系塗料
ウレタン系塗料は比較的安価であるにも関わらず、対候性が高くコストパフォーマンスに優れた塗料です。ただし、こちらも塗料の耐用年数が比較的短めなので将来的にはメンテナンス費用が高くつく可能性があります。

耐用年数は約8~10年が目安です。

・シリコン系塗料
シリコン系塗料は耐久性が高く長持ちするということでプロの塗装業者もよく使用する塗料です。費用もそこまで高くないため、どの塗料にするか迷ったらシリコン系塗料を選ぶと良いでしょう。

耐用年数は約10~15年が目安です。

・フッ素系塗料
フッ素系塗料は高価ですが耐久性が高く、多くの商業施設等の塗装に使用されています。耐用年数は全塗料の中でもトップクラスで約15~20年が目安です。

・特殊系塗料
特殊系塗料は自動洗浄機能を持っているものや遮熱性に優れたもの等いくつかの種類が存在します。塗料としての性能は高いのですが高価なため、塗装を依頼する業者が特殊系塗料を使用する場合はその必要性についてよく吟味しましょう。

耐用年数は約15~20年が目安です。

サイディング外壁の補修の目安

耐用年数がモルタルに比べて短いのがサイディングの難点ですが、もちろん新築から10年経たずに壁材を張り替えなければいけないというわけではありません。

使用するサイディングボードの材質にもよりますが、塗装の劣化に対してきちんと対処していればボード自体は十分に長く使えます。

サイディングの交換の目安は、ボードに変形が見られる場合や、シーリングに隙間が見られるような場合です。

このような症状があれば、サイディングによる防水効果はほぼ劣化していると考えられます。

なるべく早い段階で業者に依頼してサイディングの補修などを行いましょう。



サイディング外壁塗装の必要性について

サイディングはデザインが豊富で価格帯も広いため、外壁の仕上げ材として人気の高い商品です。サイディングの種類によって耐用年数は異なりますが、概ね約7~15年でメンテナンスが必要になります。

劣化したサイディングをそのまま使用し続けると外壁としての防水機能等が失われ、雨水等が外壁材の中まで浸み込み、建物内部の劣化に繋がってしまう恐れがあります。

サイディング外壁は一度施工して終わりではなく、防水機能を保つために定期的に塗装する必要があるのです。

サイディング外壁塗装の施工期間

サイディングの外壁塗装を業者に依頼する場合、施工にどの程度の期間を要するのでしょうか。

外壁塗装は洗浄や下塗り、上塗り等を行う際に十分な乾燥期間を設ける必要があるため、塗装規模だけでなく季節や天候によっても施工期間が左右されます。

そのためあくまで目安となりますが、一般的な住宅であれば約10~14日程が施工期間の目安になります。

実際に業者に塗装を依頼する場合はどの程度の施工期間となるか確認してみると良いでしょう。

サイディングのメンテナンスにかかる費用

まず、外装がサイディングの場合、補修方法は複数あることに注意しましょう。

防水性の劣化、シーリングの劣化が起こっている場合なら表面を洗浄して塗装を上塗りする、もしくはシーリング部分を補修するという流れになります。

しかし、サイディングボードが変形していたり、シーリングや塗装の劣化で雨水などが内部に侵入して躯体までダメージを与えてしまっていたりするような場合は、大がかりな修繕が必要となるでしょう。

また、使用しているサイディングボードが木材系や樹脂系の場合、窯業系、金属系サイディングに比べて耐用年数が短いため、頻繁に交換が必要となる可能性もあります。

サイディングの塗装にかかる費用

シーリングの劣化が無く、防水性が低下しているだけの場合はサイディングに塗装を行うことで防水性を維持させることができます。

この場合、必要な費用は塗料の価格と工賃だけとなりますので、比較的安い価格でリフォームが行えるのですが、サイディングを張り替える場合に比べ、耐久性が使用する塗料に左右されてしまうのです。

とは言え、サイディングを張り替える場合に比べて半額程度、約100万円でリフォームが行えるので、大がかりな工事をしたくない場合、できるだけ安くメンテナンスをしたい場合にはこちらの方が良いでしょう。

シーリング材の補修工事の相場

サイディングボードに劣化が見られず、シーリングのみが劣化しているような場合は、シーリングの打ち替えだけで外壁の補修ができます。

この場合、足場を組んで古いシーリングを取り除き、新しいシーリングを打つだけとなりますので、価格は約30万円が相場です。

ただ、シーリングの交換工事中にサイディングボードの劣化などが見られる場合もあるため、もしそのような部分の補修交換工事が必要になれば費用が上乗せになることに注意してください。

サイディングボードの交換費用

サイディングボードが劣化して変形していたり、割れが生じていたりするような場合は、サイディングボードの交換が必要です。

このような場合の工事としては、既存のボードの上に新しいサイディングボードを貼り付ける重ね張り工法と、既存のボードを取り除いて新しいボードを貼り付ける張り替え工法とがあります。

リフォーム全体の工事費用としては、重ね張りが約200万円、張り替えが約230万円と、撤去の手間がかかる分張替の方がやや割高です。

重ね張りなら比較的安く外装のリフォームが行えますが、古いボードに反りがあるような場合は張り付けることができません。

ひび割れやコーティングの劣化などは重ね張りで対処できるのですが、変形となると補修は難しく、どうしても張り替えるしか無いのです。

サイディングボードのリフォームを行う際には、どちらの工法がより住居にとって望ましいかよく確認しておきましょう。

サイディング外壁塗装の注意点

サイディング外壁を塗装する際の注意点について見ていきましょう。

サイディング外壁の塗装費用や価格の相場は?

既存のサイディング外壁が通気工法なのか直張り工法なのか

サイディング外壁を塗装する際にまず注意したいのが、既存の外壁が通期工法であるか直張り工法であるかという点です。

「直張り工法」とはサイディングの裏に通気層を設けず、壁の構造材に直接サイディングを張る工法で以前はこちらが主流でした。しかし、最近ではサイディングの裏側に胴縁があり通気・排水が可能な「通気工法」が主流になっています。

直張り工法はサイディングの裏側に侵入した湿気が蒸発する際に表面の塗装を押し上げて膨れや剥離の原因となってしまうことがあります。

そのため、直張り工法の外壁を塗装する場合は張り替えの方が良いとされており、まずは工法がどちらであるかを確認する必要があるのです。

シーリング補修をしっかり行う

外壁を良く観察してみると、サイディングとサイディングの隙間にはシーリングと呼ばれるゴム状の充填剤が使用されていることがわかります。

このシーリングは経年劣化によってひび割れが発生したり、劣化がひどい場合には剥離が発生することもあります。

シーリングが劣化してしまうとその部分から水分が浸入し、壁の内部が腐食したり雨漏りに繋がってしまう恐れがあるため、シーリング部分もしっかりと補修しましょう。

弾性力のある塗料は使わない

サイディングは素材の特性から夏場は表面温度が高温になります。そのため、弾力性のある塗料をサイディングに塗装してしまうと高温により膨張し、膨れや剥離の原因となってしまうことがあります。

サイディング外壁の場合は弾力性のある塗料は避けるようにしましょう。

DIYでサイディングの塗装をする方法

ホームセンターやネット通販などでは、住宅の外装に使える塗料が販売されています。

また、塗装の下地となるプライマーやトップコート、シーリング剤も手軽に手に入るため、DIYで外壁塗装に挑戦してみたいと考える方もいらっしゃるでしょう。

というわけで、サイディングの塗装をDIYで行う場合に必要な手順と道具についてご紹介します。

サイディングの塗装で用意する道具

まず、大事なのは塗料選びです。

ベースとなるサイディングにあったものを選ばなければ通常より劣化が早まってしまいますし、きちんと防水効果を得られない、仕上がりが悪いなどのトラブルの原因となってしまいます。

もちろん下地として使うプライマーやシーラーも必要です。

次に必要なのは、ローラーや刷毛などの塗装用具。

後は外壁部分以外に塗料が付かないように行う養生作業用の資材です。

これはビニールや養生テープ、マスカーなどが必要となりますので、塗装前に用意してください。

最後は外壁を綺麗に洗浄するための高圧洗浄機です。

ブラシで洗っても良いのですが、高圧洗浄の方がより細部の汚れが落とせ、時間も短縮できます。

購入しても良いのですが、レンタル業者もあるので、予算に合わせて選ぶと良いでしょう。

シーリングの打ち替えをする場合は、シーリング剤も用意してください。

外壁塗装の手順

道具が用意できたらいよいよ塗装です。

まず、建物の外装を高圧洗浄で綺麗にします。

洗い終わったら1日程度間をあけてしっかり乾燥させてください。

乾燥したら塗りたくない所、塗料がはねたりして付くと困る所をカバーする養生を行い、サイディングの素材に合わせた下地材をローラーや刷毛で塗っていきます。

シーリングの打ち替えをする場合は、この時に行ってください。

シーリング材の種類や状況によっては打ちまし出来る場合も有りますが、通常は既存のシーリング材をきちんとはがし、接着面を整えてから打たないと水が入る原因となります。

シーリング材は太陽光などによる劣化が早いので、施工後シーリングの上から外壁の塗装材を塗ってカバーする事が多いようです。塗料との相性も考慮する必要があります。

広い部分はローラー、細かい部分は刷毛を使います。

後は同様に塗料を、乾燥するのを待って3回程度塗り重ねます。

見ての通り個人で行うには少々時間がかかりますし、上手く防水できるとも限りません。

梯子では危険な場所もありますし、足場を別途頼んだとしても危険で有る事に変わりありません。

DIYとは言え、機材や塗料を自分で用意すると一般的な住宅のサイズで約30万円程度必要となります。

業者に依頼すれば約100万円ですが、シーリングの打ち替えや塗装の仕上がり、工事期間などを考えると、そこまでコストパフォーマンスは変わらないでしょう。

外壁リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた外壁リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

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