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2019年02月12日更新

和室の壁紙選びのポイントは?貼替え費用も解説

和室の内壁をリフォームする場合、壁紙選びのポイントにはどのようなものがあるのでしょうか?デザインや機能性など、和室に向いた壁紙の選び方と施工費用、壁紙を貼替える場合と砂壁から壁紙にリフォームする場合の費用の違いについてご紹介します。

和室の壁紙選びのポイント

和室の壁紙選びのポイントは?貼替え費用も解説

 
和室の壁紙を貼替える場合、壁紙はどうやって選べば良いのでしょうか?

デザイン性を重視したおしゃれでモダンなものを選んでも良いですし、違うデザインの壁紙を組み合わせて天井や壁の色にアクセントを付けるのもおすすめです。

また、高機能な壁紙を利用して、室内の快適性を高めるという考え方もあります。

デザインの傾向、壁紙の機能など、和室向けの壁紙について考えてみましょう。
 

珪藻土壁紙はデザイン・機能共に和室に最適

まず機能性の高い壁紙について見てみましょう。

和室向けの高機能壁紙としては、珪藻土が含まれた壁紙があります。

これは、珪藻土を用いた塗壁と同じ調湿及び消臭機能が期待できる壁紙です。

一般的な塗壁を用いた内装に近いデザインを保ちつつ、壁を塗り直す場合に比べて施工期間や費用等を抑えることができるのが特徴です。

珪藻土壁紙は、住環境の都合で和室に結露が発生しやすい場合や、湿気が多くて快適性が保てない場合などに安価に対策を行いたいという方におすすめとなっています。

砂壁調の壁紙は和室を純和風な印象に演出できる

砂壁調の壁紙は、珪藻土壁紙と同じく塗壁内装を安価に再現することができる壁紙です。

実際の砂壁はどうしても経年劣化によって仕上げ材が崩れてしまうため、定期的なメンテナンスが欠かせませんし、ものをぶつけた際やペットを飼われている際に傷が付きやすいという難点があります。

しかし、砂壁調の壁紙なら塗壁に比べて傷が付きにくいですし、貼替えにかかる費用や手間を抑えることができるでしょう。

また、デザイン面でも砂壁は落ち着いたシックなデザインを維持することができるため、仏間などの控えめなデザインが求められる和室に向いています。

もちろん、純和風な内装にリフォームしたい場合についても砂壁調の壁紙はおすすめです。

塗壁から壁紙に変更しつつデザインや雰囲気を変えたくないという方は、砂壁調の壁紙を選ぶと良いでしょう。

和紙クロスは和室を和モダンな雰囲気に演出できる

デザイン性を重視し、和モダンな雰囲気を取り入れたいなら和紙を使った壁紙がおすすめです。

和紙特有の暖かみのある風合いは和モダンな雰囲気にぴったり合いますし、和紙壁紙は落ち着いた柄が取り入れられているものも多いため、壁紙をリフォームするだけで簡単に和室を和モダンに変更することができるでしょう。

また、天井と壁に別々の和紙壁紙を利用したり、床の間部分のみ別の壁紙を利用したりするといった組み合わせによって部屋のイメージにアクセントを加え、よりおしゃれな部屋を作り出すことも可能です。

注意点として、柄入りのものを利用する場合は畳とのミスマッチが発生する可能性があります。

違和感をなくし、より内装にこだわりたいという方は畳を和モダン向けの縁なしのものに交換したり、カラー畳を導入したりすると良いでしょう。

もちろん、落ち着いた風合いの製品なら日本古来の畳や、板張り天井と十分マッチするので、壁紙のリフォームだけでよりおしゃれな和室へと生まれ変わらせることができます。

和室を客間として使う場合はハイグレードクロスや石目調などがおすすめ

和室を客間として利用したい場合には、デザイン性に優れた壁紙の利用がおすすめです。

ハイグレードな壁紙製品はデザイン性が高いだけでなく、吸湿性や消臭機能など、さまざまな付加機能が加えられている製品が多く、より快適にお客様が過ごせる空間を作ることができるでしょう。

また、石目調や土壁調の壁紙なら、落ち着いた上質なデザインの和室となるため、お客様により良い印象を与えることができます。

施工費用については、標準品に比べるとハイグレードクロスは施工単価がやや割高です。

しかし、塗壁の塗り直しリフォームを行う場合に比べると費用を大きく抑えることができますし、日常の掃除や汚れの除去も簡単、さらにランニングコストも良いため、常に美しさを保つ必要のある客間にぴったりと言えます。

注意点として、製品によってはデザイン性や質感重視で耐久性やメンテナンス性がやや低いものがありますので、デザインと利便性を両立したい場合にはリフォーム会社と機能について良く相談しておかなければなりません。

広い和室の場合はアクセントクロスもおすすめ

広い和室で全体的に壁紙をリフォームするのが難しい場合には、床の間などの一部分のみを別の壁紙に貼り替えるという方法もあります。

和室は洋室に比べて床の間などによって部屋の形状に奥行きが生じるため、床の間部分に派手な色、例えば金や銀、赤などの洋室には使いにくい色を用いても良いアクセントになるでしょう。

また、板の間がある場合には壁紙を木目調のものに交換することでより木に包まれた空間を演出することができるため、見た目に優しいデザインへと変更することもできます。

このようなデザインを導入する場合には、板の間がある部分の壁紙を貼替えてアクセントクロスにすると、コストを抑えつつデザインの統一感を得ることができるでしょう。

アクセントクロスによるデザインの変更は、既存の壁色との組み合わせがむずがしいため、サンプルだけで判断するのは難しいとされています。

リフォーム会社にデザインを相談すると、室内の写真を元にして壁紙を変更した場合のシミュレーションを行うことができますので、より満足度の高いリフォームを行うことができるでしょう。

もし、シミュレーションを行ってもいまいちデザインが決まらないという場合には、インテリアコーディネーターが在籍しているリフォーム会社にイメージを伝え、おすすめのデザインプランを考えてもらうのもおすすめです。
 

和室の壁紙の貼替え費用の目安

和室の壁紙選びのポイントは?貼替え費用も解説

 
和室 の壁紙を貼替えリフォームする場合、費用はどの程度が目安となるのでしょうか?

塗壁からクロス貼りに変更する場合や、壁紙を貼替える場合の費用の相場と、塗壁をリフォームする場合の費用について見てみましょう。
 

和室の壁の1平方メートルあたり約1000~1500円が目安

既に壁紙が使われており、新しい壁紙に貼替える場合は、1平方メートルあたり約1,000円からが相場となります。

これは標準品の壁紙を用いた場合の費用で、高機能タイプの壁紙や和紙壁紙、珪藻土壁紙などを用いた場合は1平方メートルあたり約1,500円から、製品によっては1平方メートルあたり約2,000円からが相場です。

また、塗壁から壁紙に変更する場合については、壁にまず下地となる板材を打ち付け、隙間を埋めるシーラーやパテを塗ってから表面をサンドペーパーで処理するという工程が必要となります。

そのため、費用は貼替えリフォームに比べて割高となり、6畳間を施工した場合で約15万円からが相場です。

塗壁を塗り直す場合については、砂壁なら約12万円、珪藻土なら約15万円が相場となります。

施工期間については、壁紙の貼替えだけなら約1日、塗壁から壁紙に変更する場合については、約2日、壁の塗り直しの場合は約3日が目安です。

施工期間、費用については、壁の材質によって変わることが多いので、まずはリフォーム会社に調査を依頼し、工期や費用の見積もりを立ててもらうと良いでしょう。
 

和室リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた和室リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社アートリフォーム

一級建築士をはじめ二級建築士、1・2級建築施工管理技士、インテリアコーディネーター、宅地建物取引主任者など、有資格者のスタッフが多く在籍。創業から65年、全面改装から水回りのリフォーム、壁紙の張り替えなど、小規模から大規模案件まで年間6000件を超える、幅広い実績がある。

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