2024年01月24日更新

監修記事

外壁のサイディング設置工事方法を知りたい!-工期・費用あわせて紹介します-

サイディング外壁を設置する場合、どのような工事方法が用いられているのでしょうか?代表的なサイディングの設置方法と、設置方法別の施工手順および施工費用、それぞれの設置方法ごとの特徴などについて詳しくご紹介していきます。

サイディング外壁の種類やサイディングのメリットやデメリットなどはご存じでしょうか。

本記事では、サイディングの外壁の種類やそれぞれのサイディングのメリットやデメリット、メンテナンスの方法などを紹介しています。

この記事を読むことで、サイディング外壁の特徴を把握することができるため、自分の希望に近い外壁サイディングを選び、スムーズにリフォームを進めることができます。

外壁材の交換を検討している方やサイディングの種類に悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてください。

サイディングの外壁の種類ごとの特徴

外壁材の種類には、窒業系サイディング、金属サイディング、ALC(軽量気泡コンクリート)、タイル、モルタル、羽目板などさまざまな種類があります。

最近ではサイディングが外壁の主流となっており、日本サッシ協会が2018年に公表した「住宅用建材使用状況調査」結果によれば、新築戸建て住宅の外壁材は、サイディングが87.9%で使用されており、モルタルが7.8%などとなっています。

サイディングは「サイディングボード」とも呼ばれ、窒業(ようぎょう)系や金属系、木材系、樹脂系に分類できます。

前出の調査結果によれば、窯業サイディングが最も人気が高く、外壁材全体の76.6%を占めています。

窯業系サイディングの特徴

窒業系サイディングは、セメントに無機物や繊維を混ぜて板状に成型し、工場でタイルや石積み風のデザインに加工したものです。

コストと機能性のバランスに優れていて、デザインとカラーバリエーションが豊富なことが特徴です。

サイディング自体の耐久年数は約30~40年と長いものの、目地のシーリング剤やサイディングを止めている釘などが劣化するため、約8~10年が塗装やメンテナンスサイクルだと言われています。

金属系サイディングの特徴

金属サイディングは、表面にスチールやアルミ材、芯材に断熱材、裏面にアルミ加工紙を使用したものです。

重量も軽く、シンプルでスタイリッシュな外観を表現できるため、リフォームで人気のある外壁材です。

窯業系サイディングに比べて傷みの心配が少ないため、約10~15年を目安にメンテナンスを行います。

しかし、金属であるためサビには注意が必要です。

表面のメッキや塗装が剥がれてしまうと、サビが発生しやすいという欠点があります。

特に、沿岸部などの錆びやすい環境の場合は、早めのメンテナンスや補修を行うようにしましょう。

アルミのようなサビに強い素材や、ガルバリウム鋼板のように錆びにくく加工した製品の場合は、他の素材よりもサビが発生しにくいため、耐久年数は約10年程度長くなると言われています。

木材系サイディングの特徴

木材系のサイディングには天然木や合板などが使われています。

断熱性に優れていて、木の穏やかな温もりや木目の風合いが感じられる質感が特徴ですが、耐火性に劣るため防火指定のある地域では使用制限がありました。

しかし2000年6月の建築基準法改正以降、防火構造の外壁下地の表面に通常の木材を使うことができるようになっています。

また防火認定を取っている建材も出てきています。

10年程度がメンテナンスサイクルです。

木材のため湿気に弱く、長期間濡れた状態が続くと腐食につながるため、木目を活かす塗装を早めに施します。

また木材なのでカビや色褪せ、割れが起こることもありますので、

年に2回程度は目視で状態を確認し、状態に合わせて傷んだ部分を修復するようにすれば、大きな修理に至ることはあまりないでしょう。

樹脂系サイディングの特徴

樹脂系サイディングは、プラスチックが主な原料として使われています。

雨水や塩害に強く、顔料を練り込んで着色するため色あせや変色が少ないことが特徴です。

北米では主流ですが、日本ではあまり普及していません。

約10~20年サイクルでメンテナンスを行います。

紫外線の影響を受けやすく、徐々に弾性が失われて硬化します。

硬化すると脆くなるため、紫外線を遮る塗料による保護や張替えを行う必要があります。

なお、環境によっては劣化が早まることがあるため、定期的な確認や点検が大切です。

サイディングの外壁のメリット・デメリット

サイディングには多くのメリットがありますが、一方でデメリットもあります。

それぞれについて見ていきましょう。

サイディングの外壁のメリット

サイディング外壁のメリットは、まず、短い工期で施工でき価格も比較的安価であるという点が挙げられます。

サイディングは外壁に張り付けて施工します。

基本的にパネル状に成型されているため、高度な技術が必要なく、施工期間を短くすることができます。

また、工場で大量生産されたパネルを使用するため、価格も比較的安価です。

さらに、取り扱っているメーカーや種類も多様で、好みに合ったデザインや材質のものを選びやすいこともメリットでしょう。

材質によっては耐火性や耐天候性に優れており、窯業系は耐火性に、金属系は断熱性や耐火性に、木材系は断熱性に優れています。

特に、窯業系サイディングは、耐火性や工期の短さ以外にも、バリエーションが多くてコストパフォーマンスが良いため人気があります。

サイディングの外壁のデメリット

サイディングの最大のデメリットは、パネルの継ぎ目部分を埋めるコーキング材の劣化が早いことです。

コーキング材の劣化スピードはサイディングボードに比べると早く、約7年~10年程度と言われています。

外壁材は、外観を美しく仕上げ、雨や紫外線など家の構造を保護する重要な役割を持っています。

しかしながら、継ぎ目部分には隙間ができるため、コーキングした上で塗装を施し、防水性などを高めます。

このようにコーキング材は外壁の耐久性や防水性にも大きく影響するため、定期的なメンテナンスがとても大切になります。

また、サイディングボードは種類が豊富であるからこそ、補修時に張替え用の同じサイディングボードが入手できない可能性や、通気性に劣るサイディングの張り付け工法の場合、内部で結露が起こり、木材の部分が傷んでシロアリの被害を誘発することにもなりかねません。

また塗替えの塗料の種類により向き不向きがあり、塗装の膨れが生じやすいこともデメリットとして挙げられます。

サイディングの特性にあった塗料を選べるよう施工業者などにきちんと説明してもらいましょう。

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サイディング外壁の耐久年数とは?

サイディング外壁は使用する素材によって耐久年数が異なります。

近年では光触媒加工がなされたサイディングなども販売されており、汚れにくく寿命が長いサイディングとして注目を集めています。

ここではサイディング外壁の種類と耐久年数を紹介します。

種類 耐久年数
窯業系サイディング 約10年〜約20年
金属系サイディング 約10年〜約15年
木材系サイディング 約10年〜約20年
樹脂系サイディング 約7年〜約10年

サイディング外壁のメンテナンスが必要な状態とは?

サイディング外壁のメンテナンスが必要なのかどうかわからないという方もいるのではないでしょうか?

ここではサイディング外壁の劣化症状について解説します。

色褪せや変色

サイディング外壁の色褪せや変色は、外壁材の樹脂が劣化してしまい防水効果が薄れ塗料が雨水などによって流されてしまうことで発生します。

外観が綺麗な状態でないというリスクだけでなく、放置をしておくとサイディングのひび割れや浮きなどにつながるため塗装を行うと良いでしょう。

反り、浮き、割れ、欠損箇所がある

サイディング外壁の反りは塗装の劣化で防水性が低下し、水分を吸収したサイディングが乾く際に反ってしまうことで起こります。

変形したサイディングは戻すことができないため、対策として釘を打ち込むもしくは一部の張り替えなどを行います。

塗装が剝がれていたり膨らんでいる

塗装の剥がれや膨らみには様々な原因がありますが、塗装が剥がれていたり膨らんでいる場合には適切な防水効果を発揮することができないため、サイディングの浮きやシロアリの原因などにつながります。

釘の浮き

サイディングの釘に浮きが現れるのは、サイディングの反りが原因です。

釘やビスなどで再固定を行える場合とサイディングの張り替えなどで対応するケースがあり、反り具合やひび割れ等の劣化などを加味して決定します。

目地の劣化

目地の劣化は紫外線によりコーキングが劣化してしまうことで発生します。

コーキングの劣化によって隙間ができてしまい、防水性が低下するとサイディング内部や柱などにも水が回ってしまいます。

水が侵入する前に、コーキングの打ち替えや増し打ちが必要です。

チョーキング現象

チョーキング現象とは、外壁を触った際に手に粉がつく現象です。

この現象は外壁表面の塗装が劣化し、塗料に含まれた顔料が表面に浮いてくることで起こります。

対策として外壁の再塗装が必要になります。

ひび割れやクラック

サイディング外壁は水を含むと膨張し、乾燥すると収縮するという特徴があります。

この特徴によってサイディングに歪みが生じてひび割れが起こります。

ひび割れが発生した場合は内部に水が侵入する原因になるため、ひび割れが小さい場合は補修剤などで修理します。

重度のひび割れはサイディングの張り替えなどで対応します。

カビや苔の発生

カビや苔が外壁に発生する原因は塗装が劣化し、防水性が低下することで起こります。

特に日当たりの悪い箇所で発生しやすく、高圧洗浄やバイオ洗浄などを行った後に塗装を行い対応します。

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サイディング外壁のメンテナンス方法と注意点は?

サイディング外壁のメンテナンスは種類によって異なっています。

ここでは各サイディング外壁のメンテナンス方法について解説します。

窯業系サイディング外壁のメンテナンス方法

窯業系サイディングのメンテナンスはサイディングのつなぎ目のシーリングの劣化や表面の塗装に劣化が現れやすく、この劣化によって水分が外壁に侵入してしまう可能性があるため、メンテナンスが必要です。

メンテナンスにはコーキング剤の増し打ちや打ち替えを行う必要があるため、業者の方に依頼をすることをおすすめします。

注意点として下処理などを行わなければコーキングの効果が薄れてしまうため、すぐにメンテナンスが必要になります。

金属系サイディング外壁のメンテナンス方法

金属系サイディングは金属の種類にもよりますが、金属であるためサビが発生してしまうことがあります。

特に沿岸部にある建物や金属片からのもらいサビ、薬物の飛散等の周囲環境からの影響などには注意が必要です。

サビが発生しないようにするためには、サビの原因となる水分を滞留させないことが重要です。

特にカビや苔は汚れや水分を滞留させ、サビの原因となるため高圧洗浄や再塗装を行うなどのメンテナンスが必要です。

注意点として高圧洗浄を行うことで、塗装の表面が劣化してしまうので塗装を行う必要があります。

木材系サイディング外壁のメンテナンス方法

木材系サイディング外壁は湿気によって長期間水分を含んだ状態にしておくことで、腐食が起こってしまいます。経年劣化によって防水性が低下している場合などはより水分を吸収してしまうので、注意が必要です。

メンテナンスには木質系サイディングに施された防水性を付与する塗装を再度行う必要があります。

注意点として、木質系サイディングは一度劣化してしまうと再塗装の際に劣化箇所を隠すことが難しいため、メンテナンスを早い段階で行わなければなりません。

樹脂系サイディング外壁のメンテナンス方法

樹脂系サイディングは優れた耐久性を持っていますが、紫外線に弱いという特徴があります。

紫外線によって樹脂の結合が破壊され、弾性が失われてしまいます。

弾性が失われることでひび割れなどにも繋がってしまいます。

メンテナンスには紫外線に強い塗料で塗装を行う場合や張り替えなどを行う場合があります。

しかし樹脂掲サイディングは撥水性が高いため、塗料がうまく付着しない場合があるので注意が必要です。

サイディングの外壁のリフォームのタイミングは?

サイディング外壁のリフォームに適した時期はご存じでしょうか?

ここではリフォームタイミングについて解説します。

築年数

築年数8年〜15年の時期にはコーキングの打ち替えや塗装などのメンテナンスが必要になります。

これはサイディングの種類にもよりますが、窯業系サイディングなどつなぎ目があるものはコーキングの補修が必要です。

築年数15年〜20年の間にもコーキングの打ち替えや塗装などのメンテナンスが必要になります。

この頃になるとひび割れなどが発生している場合もあるため、必要であれば補修、サイディングの張り替えなどを行います。

メンテナンス周期はサイディングや塗装の種類にもよりますが、8年〜15年に1回ほどになります。

季節・時期

外壁リフォームを行う場合には適している時期があります。

外壁は屋外での作業となるため天候の影響を非常に受けやすいため、雨天や暴風などによって作業が中断し施工期間が長くなってしまう可能性があります。

そのため、天候が比較的安定している春や秋などが外壁のリフォームを行う際には人気の時期となります。

しかし季節によってメリット、デメリットが存在するため業者の方と入念な打ち合わせをして決定しましょう。

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サイディングの設置方法にはどのようなものがある?

建物の外壁に広く用いられているサイディングですが、設置方法にはどのような違いがあるのでしょうか?

サイディングを用いた外壁のリフォームを行う場合には、大きく分けて3つの方法があります。

1つ目は、既存のサイディングボードを撤去して下地を調整し、新しいサイディングボードを張り付ける「張替え」。

2つ目は既存のサイディングボードを撤去せずに新しいサイディングボードを張る「重ね張り」。

そして、3つ目は目地部分のシーリングを打ち替える方法です。

それぞれの設置方法別の施工手順と特徴について見てみましょう。

サイディングの張替え手順と特徴

サイディングの張替えを行う場合は、まず作業を行いやすいように足場を組み立て、騒音やホコリの飛散を抑えるための養生シートも設置していきます。

足場と養生シートの設置が完了したら既存のサイディングボードを剥がしていき、むき出しになった下地部分の調整を行い、新しいサイディングボードが張れるよう準備。

下地の調整が終われば新しいサイディングボードを設置し、建物全体の施工が完了したら施工不良等がないか検査を行い、問題がなければ足場と養生シートを撤去します。

張替え工事は、古い外壁材を撤去して下地部分を確認することができるため、もし雨漏り等で下地が傷んでいた場合にも発見や補修が行いやすいことや、外壁の重量が増えないということが特徴です。

ただ、古い外壁材を撤去して廃棄しなければならないため、施工期間がやや長くなり、廃材の処分費用もかかります。

サイディング重ね張り工法の特徴と施工手順

重ね張りの場合も張替えの場合と同じく、まずは足場と養生シートの設置を行いますが、古い外壁材を撤去せずにそのまま下地作りを行い、新しいサイディングボードを重ねて設置していきます。

サイディングボードの設置後についても張替えと同様で、完成検査を行った後に足場等を撤去して完成です。

張替え工法と違い、古い外壁材の撤去および廃棄のコストが不要となるため、比較的工期を短くでき、費用についても安く抑えることができます。

しかし、既存外壁の下地を確認することができないため、雨漏り等が発生していた場合には別途補修作業が必要となるでしょう。

また、外壁材が既存のものと新規のものとで二重となるため、使用する建材によっては建物の重量が大きく増加してしまうのもデメリットと言えます。

シーリング剤の打ち替えについて

金属サイディングの場合は経年劣化で交換が必要となりますが、窯業系サイディングの場合は破損が起きない限り材質上半永久的に使用することができます。

このような外壁材を使用している場合、破損箇所の交換と目地部分の補修を行うだけで外壁の状態を維持することができ、外壁の補修コストを抑えることができるでしょう。

この工事の場合外壁の全面塗装をして補修の最終仕上げとすることが殆どです。

目地のシーリング打ち替え手順は、まず足場を組み立てて養生を行います。

養生後、古いシーリング剤の除去を行いますが、サイディングに古いコーキング剤が付着していると防水性能が十分に発揮されないため、手作業で完全に残ったコーキング剤を取り除かなければなりません。

目地の清掃が完了したら、コーキング剤の吸着力を高めるために用いられる下塗り用塗料であるプライマーの塗布を実施。

サイディングの目地部分には、表面を覆うコーキング剤の他に、サイディングの膨張や揺れを吸収するためのバックアップ材が入れられているため、必要な場合にはバックアップ材についても交換を行います。

最後にコーキング剤を充填し、弾性塗料などをローラー塗布で仕上げ、養生と足場を撤去すれば工事は完了です。

施工方法ごとの費用はどれぐらいかかる?

それぞれの施工方法で費用や工期はどの程度違うのでしょうか?

まず、3つの施工方法それぞれに共通する部分の費用と工期について見てみましょう。

3つの施工方法で共通となるのは足場と養生シートの設置です。

足場の設置費用は、1平方メートル辺り約700円が相場となり、住宅の外周に8mを足し、高さをかけたものが足場の面積となります。

外周の長さに8m追加するのは、足場を外壁からやや離れた箇所に設置するためですので、この面積は施工面積よりやや広くなるでしょう。

養生シートについては、1平方メートル辺り約300円が相場となっており、足場と同じ面積で計算します。

張替え工事の際に必要となる撤去費用の相場については、外壁材の撤去費用が1平方メートル辺り約2,000円となっており、これには撤去費用と廃材の処分費用を含みます。

基本的な下地処理および設置費用については重ね張りも張替えも1平方メートル辺りの施工価格の相場は同じとなっており、金属サイディングが約3,500円、窯業系サイディングは約4,500円です。

シーリングの打ち替え工事については、1mあたり約700円が相場となっていますが、住宅全体の場合はセット料金となっている場合もあるため、大規模な打ち直しを行う場合は見積もりを立ててもらうと良いでしょう。

むしろ外壁防水塗装工事の下地処理としてシーリングの打ち替えをする考えのほうが現実的です。

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施工方法によって施工期間はどれぐらい変わる?

施工方法ごとに施工期間はどれぐらい変わるのでしょうか?

サイディングの張替え工事については、古い外壁材の撤去に時間がかかるため、約4週間が目安です。

重ね張りの場合は撤去期間が必要ないため、施工期間の目安は約2週間が目安となります。

シーリングの打ち替え、塗装を行う場合についてですが、足場の設置から作業を行い、足場を撤去するまでの期間は約1週間が目安です。

サイディングの施工については、サイディングボードの長辺が地面に垂直になるように張る縦張りと、長辺が地面と平行になるよう施工する横張りとがありますが、施工期間については横張りも縦張りも違いはありません。

横張りと縦張りについては防水性や耐久性に関して色々な見解が出されていますが、基本的な性能に違いはほとんどないと言われていますので、見た目の好みなどで方向を決めると良いでしょう。

また、施工期間については、窯業系サイディングと金属サイディングの違いによって変化することもありません。

おすすめのサイディングメーカーと人気商品

人気のサイディングについて知りたいという方もいるのではないでしょうか?

ここでは人気のサイディングメーカーと商品について解説します。

旭トステム外装株式会社

旭トステム外装株式会社は、窯業系サイディング・金属系サイディングに強みを持つ外壁材メーカーで、有名メーカーであるリクシルのグループ企業です。

サイディングの工法には継ぎ目を目立ちにくくする事ができるシーリングレス工法を採用しており、デザイン面でも豊富なバリエーションを揃えています。

商品ラインナップが豊富であるため、様々なデザインの中から商品を選びたいと考えている方におすすめのメーカーです。

旭トステム外装株式会社「AT-WALL ガーディナル」

画像出典:旭トステム外装

AT-WALL ガーディナルは従来のサイディングとは異なり、継ぎ目を塞ぐためのシーリング材を使わないシーリングレス工法で作られた窯業系のサイディングです。

外壁の角などに目立つ継ぎ目が無いため、美しい見た目の住まいにすることができます。

商品価格:9419円(1枚)

旭トステム外装株式会社「Danサイディング」

画像出典:旭トステム外装

Danサイディングは、石積み調やレンガ調、塗り壁調などの多様なデザインが揃っている金属系サイディングです。

こちらは「セルフッ素コート」が採用されており、外壁材が色褪せなどをしないように超耐候性塗料用フッ素樹脂、紫外線吸収剤、光酸化反応防止剤などが配合された塗料が使用されています。

商品価格:6536円(1㎡)

アイジー工業株式会社

アイジー工業株式会社は、金属系サイディングに強みを持つ外壁材メーカーです。

金属板と断熱版を一つにした、独自のサンドイッチ構造でサイディングを作っています。

サンドイッチ構造により、軽量性と断熱性に優れた外壁材であるという点が特徴です。

またデザイン面でも表面に自社製品であるガルバ鋼板を用いることで、さまざまなデザインを可能にしています。

アイジー工業株式会社は断熱性や軽量性、デザイン性に富んだ金属系サイディングに興味がある方におすすめのメーカーです。

アイジー工業株式会社「シンプルモダンシリーズ SP-ガルボウ」

画像出典:アイジー工業

シンプルモダンシリーズ SP-ガルボウは、アイジー工業株式会社独自のサンドイッチ構造で作られた金属系サイディングです。

金属の質感を活用した、洗練されたデザインが特徴となっています。

タテ張り用の外壁材で、カラーラインナップも複数取り揃えられている商品です。

商品価格:8,800円(1㎡)

アイジー工業株式会社「ナチュラルシリーズ NP-テセルブリック」

画像出典:アイジー工業

ナチュラルシリーズ NP-テセルブリックは、アイジー工業株式会社独自のサンドイッチ構造で作られた金属系サイディングです。

金属系サイディングでありながら、石やタイル、木目などの自然素材の質感を表している商品となります。

商品価格:7,000円(1㎡)

ニチハ株式会社

ニチハ株式会社は、金属系サイディング、窯業系サイディングに強みを持つ外壁材メーカーです。

美しさ・耐久性・メンテナンスコスト圧縮を実現した外装材を販売しており、それを実現可能にしている超高耐候塗料「プラチナコート」を採用しています。

ニチハ株式会社は仕上がりも美しく、価格もリーズナブルなサイディングにしたいと考えている方にはおすすめのメーカーです。

ニチハ株式会社「フュージェプレミアム イフーカ」

画像出典:ニチハ

フュージェプレミアム イフーカは、凹凸を組み合わせて作られた窯業系サイディングです。

色褪せや塗膜のひび割れに対応するために、超高耐候塗料「プラチナコート」を使用し、綺麗な見た目を維持することでメンテナンスコスト削減が可能になっています。

シーリングレス仕様の「四方合いじゃくり」が採用されており、見た目も非常に美しいサイディングです。

商品価格:9,661円(1㎡)

ニチハ株式会社「グランスペック60 プレミアム ギガロ」

画像出典:ニチハ

グランスペック60 プレミアム ギガロは、大きな割り石をデザインに取り入れることで、ダイナミックな印象を与える窯業系サイディングです。

ヨコ張り対応の外壁材で、耐火性にも優れており、住宅のみならず事務所や低層マンション、商業施設などにも使用できる機能性とデザイン性を持ち合わせた外壁材になります。

商品価格:6,456円(1㎡)

日鉄鋼板株式会社

日鉄鋼板株式会社は、金属系のサイディングに強みを持つ外壁材メーカーです。

日新製鋼グループの建材企業として、信頼のある原材料と製造技術によって商品を生み出しています。

補償も充実していて「穴あき、赤錆、塗膜膨れ剥がれ、塗膜変退色」などに製品保証もついています。

日鉄鋼板株式会社は高品質で、信頼のある金属系サイディングを使用したい方におすすめのメーカーです。

日鉄鋼板株式会社「セリオスサイディング スターラインプライム」

画像出典:日鉄鋼板

セリオスサイディングのスターラインプライムは、タテ張りにもヨコ張りにも対応したサイディングです。

斜めにカットすることで形成されたV目地が、洗練された印象を与えてくれます。

カラーバリエーションも豊富なため、デザインにこだわりたいと考えていて、金属系のサイディングにしたい方にはおすすめの商品です。

商品価格:6,424円(1㎡)

日鉄鋼板株式会社「セリオスサイディング 輝石」

画像出典:日鉄鋼板

セリオスサイディングの輝石は小石積調のデザインをした、カジュアルなサイディングです。

こちらもタテ張り、ヨコ張り共に対応しています。

素材にはウレタン、アルミニウム、亜鉛合金メッキ鋼板が使用されているため耐久性も十分です。

商品価格:5,848円(1㎡)

株式会社中山源太郎商店

株式会社中山源太郎商店は、耐候性・耐虫性・耐摩耗性等に優れた原木を厳選している木質系サイディングに強みを持つ外壁材メーカーです。

木材のもつ重厚な質感と高級感が建物の印象を演出してくれます。

世界各国から優れた原木を厳選し使用しているため、耐久性に優れた木質系サイディングで外壁リフォームを検討している方におすすめのメーカーとなります。

株式会社中山源太郎商店「NGSハードウッド イペ」

画像出典:中山源太郎商店

NGSハードウッドのイペは、柾目でも板目でも反りや割れが少ない高品質な木材を使用した木質系サイディングです。

レギュラー、ワイドの2種類のサイディング幅で販売されているため、組み合わせることでデザインに変化をつけることを可能にしています。

高品質な木材を使用した木質系サイディングで外壁塗装を検討している方におすすめの商品です。

商品価格:20,700円(1㎡)

株式会社中山源太郎商店「NGSハードウッド セランガンバツ」

画像出典:中山源太郎商店

NGSハードウッドのセランガンバツは、反り防止のために柾目で木取りされた木質系サイディングです。

非常に硬く、耐久性に優れたハードウッドを採用しているため、サイディングとしての耐久性も十分な商品となっています。

商品価格:15,800円(1㎡)

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サイディングの外壁の工事業者の選び方のポイントは?

サイディングの外壁工事業者を選ぶ際のポイントはご存じでしょうか?

ここでは工事業者を選ぶ際のポイントを紹介します。

近隣の工事業者

近隣の工事業者を選ぶことで、工事に何か不備があり対応が必要となった際にすぐに駆け付けてくれるなどのメリットがあります。

また近隣の工事業者に依頼をすることで、他にも近隣でその会社に依頼した建物があれば実際にその建物などを見に行くことも可能です。

これは近隣の工事業者であれば、近隣住宅の工事を行っている可能性も高いためです。

サイディングの外壁工事の実績が豊富な工事業者

サイディングの外壁工事実績が豊富な業者を選ぶことも非常に重要です。

施工実績が豊富でない業者に頼むことで工事を行った後に不備が見つかる危険性が高くなり、余計な手間がかかってしまいます。

また施工実績が豊富な業者に頼むことで技術力が高く正確な下地処理や塗装が可能であるため、耐用年数が変わってくるケースなども存在します。

施工実績は依頼する間に確認した重要なポイントです。

自社施工可能な工事業者

自社施工が可能な工事業者に依頼することで、工事にかかる費用を抑えて施工できる可能性があります。

大手の会社などは実際に施工を行うのは下請けの業者であり、中間マージンが発生し費用が上乗せされてしまうためです。

自社施工が可能な工事業者であれば、余分である中間マージンが発生しないので費用を抑えて施工を行えます。

またケースとしては少ないですが、足場なども自社で組み立てを行える業者に依頼することで、さらに費用を抑えることができる可能性があります。

相見積もりで工事業者ごとの費用の比較を行う

施工工事業者ごとに相見積もりを行うことも非常に重要です。

工事業者によって外壁リフォームの見積もりは金額や提案内容、保証内容が異なるので、自分の希望に近い業者が見つかりやすくなります。

相見積もりを行う際の注意点として、同一条件で見積もりを取ることが重要です。

条件を揃えなければ金額の違いなども明確にすることができないので、最終的に取得する見積もりは条件を揃えましょう。

こちらから簡単に無料で見積もりが出来ますので、ぜひハピすむのリフォーム費用の無料相見積もりをご利用ください。

外壁リフォームで、優良な会社を見つけるには?

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】岩本祐子

atelier comado

岩本 祐子

大学卒業後、建築設計事務所にて主に住宅、公共建築、店舗、マンションの設計に10年以上関わる。
住宅においては、基本設計から監理業務まで一連のフローに携わる。
その後大手インテリア関連企業にて7年間インテリアとリノベーションをメインに業務の幅を広げる。
現在代表をしているatelier comadoでは、インテリアコーディネート、リノベーション、住宅設計をメインに活躍中。

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