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2022年02月18日更新
外壁塗装の費用・施工方法・ポイントをご紹介します!
外壁塗装工事はどのような工程で行われるのでしょうか。施工期間や塗料の種類、費用を抑えるポイントなどについてご紹介していきます。
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- 監修者下久保彰
目次
外壁の塗装を行う目安とは?
塗料の種類や外壁の種類によっても目安は大きく異なりますが、一般的には10年程度を目安に塗り替えを行うことで建物のメンテナンスとして十分に機能すると言われています。
外壁の塗り替え時期を見極めるためには、外壁に起きている様々な症状を確認することが必要です。
この症状によっては10年の目安よりも早く塗り替えが必要になる場合もあります。
ここからはそんな症状を劣化の度合いも含めて紹介しますので参考にしてみてください。
外壁の色あせ
外壁の色あせは経年劣化の症状の中で最も起こりやすく、本来光沢感や艶があった外壁が紫外線などの影響により艶や光沢感がなくなり、場合によっては変色してしまう症状です。
劣化の度合いとしては軽度の劣化で、日当たりや雨の当たり方によって差が出ます。
一般的には日当たりが良い面は乾燥しやすく色あせを引き起こしやすいですが、外壁全面が色あせをしているようであればそれなりに年数が経過している状態ですので塗り替えを検討してみましょう。
チョーキング
チョーキングは熱や紫外線などの影響で塗膜が劣化し塗料に含まれる顔料がチョークのような粉となって表面に現れる現象です。
チョーキングが現れると外壁の防水性能が大きく低下している事を示すため、劣化の度合いとしては中程度の劣化と言えます。
また、チョーキングが確認されている場合は一般的に塗装のタイミングを迎えている状態ですので専門業者に問い合わせを行い、塗り替えの段取りを進めましょう。
クラック
クラックは外壁材そのものがひび割れを起こす場合と、塗膜がひび割れを起こす場合の2種類の症状があります。
原因は日光による紫外線や熱の影響を受けて外壁が乾燥することで本来柔軟に伸縮するはずの塗膜が伸縮しなくなり、そこに地震などの衝撃が加わることで負荷に耐えきれなくなった塗膜がクラックを引き起こすことになります。
クラックは大きさや深さにもよりますが、その部分から建物に水が回ることや外壁内部に水が回ることもあり、早めの対処をしなければ甚大なダメージを受けてしまいます。
そのため、劣化の程度としてはかなり劣化していると捉えて良いでしょう。
見つけた際には早めに専門業者に相談して、処置を施すことをお勧めします。
以上が外壁が劣化した際に現れる主な症状です。そのほかに外壁が剥がれる、膨れるといった症状が現れることもあります。
いずれにしても症状を見かけた際には自分で判断をせず、専門業者に依頼して適切な対応をしてもらうことが大切です。
外壁の塗装を行うメリットについて
外壁の塗装には様々なメリットがあります。
ここでは簡単に4つのメリットを紹介しますので参考にしてみてください。
住まいの外観を一新させる事ができる
外壁は建物において一番目につく範囲が広い部分となります。
何年も同じ色の外壁をしていると当然ながら見た目に目新しさもなくなり、家屋に対する関心も薄れてしまうのではないでしょうか。
これまでの外壁と違う色で塗装することで見た目が大きく変わり新鮮な気持ちで家屋を見ることができます。
外壁の劣化を遅らせることができる
上述で外壁が経年劣化した際に現れる様々な症状を紹介しました。
これらの症状は外壁の塗装を怠り、長期間メンテナンスしなかった場合に発生するため、外壁塗装を行うことは外壁劣化の症状を遅らせる有効な手段となります。
遮熱・防水など様々な機能を外壁に付加できる
昨今の塗料には防水機能だけではなく極めて断熱性の高い遮熱塗料という材料が出ていることをご存知でしょうか。
このような機能性の高い塗料を使用して塗装をすることで、外壁に様々な機能を付加できますので日々の暮らしがより快適になります。
建物の資産価値を守ることができる
外壁の塗装を怠ってしまうとクラックなどが発生し、そこから水が回ってしまうと外壁だけではなく建物にも大きな影響を与える場合があります。
外壁の塗装を行うことで防げるため、建物の資産価値を守ることができます。
簡単に外壁塗装のメリットを紹介しました。
外壁を塗装したことで受けられる恩恵は年数が経過するごとに大きくなりますので、長期的な思考を持って外壁塗装のリフォームを検討してみてください。
外壁塗装の工事の流れ
外壁塗装の工事は工程が多く、約2週間が工期の目安です。
ここでは、工事の流れ、それぞれの工程の日数などを紹介します。
足場の設置
塗装は家の外壁の高い場所でも作業を行います。
そのため、足場の設置は必須です。安定した場所作りをすることで、より丁寧な作業が可能となるため重要な工程です。
工期は約1日間です。
高圧洗浄
外壁に付着したカビ、コケ、汚れ、チョーキングを落とすだけでなく、古い塗膜を剥がす役割もあります。
この工程をしないと、新しく塗装をしてもわずか1年ほどでまた塗装が剥がれてしまうことがあります。
塗装の前に外壁をしっかりと洗浄することで、塗料の密着がよくなるため、より綺麗な外壁を保つことができるのです。
高圧洗浄の後は、外壁を乾燥させることも必要です。
高圧洗浄と乾燥の期間を合わせると約3日間が工期となります。
下地処理
下地処理も外壁塗装を長持ちさせるために重要な工程です。
壁のひび割れ、シーリングの劣化、金属部分のサビなどが見られれば、修復する必要があります。
工期は約1日間です。
養生
塗装をしない箇所に塗料が付着しないように、窓やドアをビニールシートなどで覆う工程です。
養生をすると外壁塗装の期間は窓が開けられなくなるので注意しましょう。
工期は約1日間です。
塗装
多くの工程の後、ようやく塗装に取りかかります。
塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りが基本です。下塗りは次に重ねる塗料がしっかり密着するようにするもので、外壁の材質に合わせた塗料を用います。
次に塗装に厚みを持たせるために中塗りを塗り、完全に乾いたら中塗りと同じ塗料で上塗りを塗ります。
塗料を1回塗るごとに乾燥させるので、塗装だけで最低でも3日間はかかります。
確認、足場解体
塗料が完全に乾いたら、足場を解体する前に塗りムラや塗り残しがないか確認し、必要であれば手直しします。
養生をしていても塗料がはみ出してしまうことはあるので、シンナーで塗料を綺麗に落とします。
すべての確認が終わったら、足場を解体して工事が終了となります。
外壁塗装を行わないとどうなる?
外壁は常に外気と触れ、雨風や紫外線にさらされているため、ダメージを受けやすいです。
年数が経つと塗装が剥がれていき、付着した汚れが目立つようになります。
塗装が剥がれたまま放置しておくと、剥がれた箇所から壁だけでなく建物内部にまで水が侵入し、柱などに影響を及ぼすことがあります。
建物内部にまで被害が及ぶと、塗装だけでなく大規模な工事が必要になり、大きな費用がかかってしまいます。
そのため、定期的に外壁塗装をすることが必要となります。
外壁塗装の塗料の種類
外壁塗装に用いられる塗料の種類は数多くあります。
家の外壁の材質、求める性能などによって適した塗料を選びましょう。
アクリル系塗料
現在は主流ではありませんが、1平方メートルあたり約1,000~約1,200円と低コストに抑えられる塗料です。
ただし、耐久性に劣り、汚れやすいのがデメリットです。
耐用年数も約5~約7年と短めになっています。
こまめに外壁を塗り替えて、外観の雰囲気を定期的に変えたい方には向いているでしょう。
ウレタン系塗料
耐久性や施工性に優れている塗料です。
コストと性能のバランスが良い塗料で、価格相場は1平方メートルあたり約1,800~約2,000円、耐用年数は約7~10年となっています。
シリコン系塗料
外壁塗装で最近主流となっている塗料です。
耐用年数が約8~15年と長く、耐久性はもちろんのこと、防カビ性・防藻性など機能性に優れています。
価格は少し高くなり、1平方メートルあたり約2,500~約3,500円が相場となっています。
ピュアアクリル系塗料
アクリル系塗料は近年あまり使用されることがありませんが、ピュアアクリル系塗料は新時代の塗料として多く使用される傾向にあります。
伸びがよく、耐用年数も約15年と長いため耐久性が高い塗料と言えます。
ピュアアクリル系塗料の単価は、1平方メートルあたり約3,000~約4,000円が相場となります。
フッ素系塗料
フッ素系塗料は耐候性・防水性・防汚性などに優れた塗料です。
単価は高額で塗料の中では上位グレードになりますが、耐久性が約15~約20年と長いのが特徴です。
フッ素系塗料の単価は、1平方メートルあたり約3,800~約4,800円が相場となります。
無機系塗料
無機系塗料は近年注目されている塗料で、外壁塗料の中で最も耐久性が高いのが特徴です。
耐用年数は約20~約25年と塗料の中で最も長くなります。
耐用年数が長い分、塗料の単価も高額で1平方メートルあたり約4,500~約5,500円が相場となり、高額になる傾向にあります。
外壁塗装の色選びのポイント
外壁で人気の色は?
外壁は、クリーム系やホワイト系などのナチュラルな色が人気です。
クリーム系やホワイト系は、外観が明るくなり清潔感がある色なので、デザインも和洋問わないのが人気の理由です。
ナチュラル系で個性を出したい場合は、雨樋やサッシなどの色を木目調などにしてアクセントをつけるとおしゃれな雰囲気にできます。
汚れが目立ちにくい色は?
外壁で汚れが目立ちにくい色は、主にグレー系やクリーム系でしょう。
真っ白だと黒ずみなどの汚れが目立ち、ダーク系だとホコリなどが目立ちやすくなるため、汚れを目立ちにくくするためには淡い色味を選ぶといいでしょう。
また、色と同時に汚れが付着しにくい塗料を選ぶことで、さらに美しい美観を保つことができます。
色あせしにくい色は?
外壁で色あせしにくい色もまた、ホワイト系・クリーム系・グレー系となるでしょう。
色が濃くなればなるほど、色あせしたときに目立ちやすくなります。
濃い色が希望で色あせも気になる場合は、定期的にメンテナンスを行うか外壁材や塗料などに色あせしにくいものを選ぶ必要があります。
遮熱効果が期待できる色は?
外壁で遮熱効果が期待できる色は、太陽光を反射できるような明るい色となります。
黒に近い色だと、太陽光線を吸収しやすく室内の温度が上昇してしまいます。
そのため、遮熱効果を上げるためには出来るだけ明るい色を選ぶといいでしょう。
外壁塗装の費用とは
外壁塗装にかかる費用は、家の坪数、使用する塗料によって変わりますが、約50~約150万円が相場です。
塗料の費用だけでなく、足場の設置、高圧洗浄、ひび割れの修復など下地処理、人件費、運営費などの雑費を合わせた料金が工事費用となります。
塗料として一般的によく使われるのはシリコン塗料です。
シリコン塗料の中にもグレードがあります。
相場よりも明らかに工事費用が安い格安業者が存在しますが、高圧洗浄など必要な工程を抜かしているケースも多くあるようです。
そのような業者に依頼した塗装は耐久度が低く、塗装がすぐに剥がれてしまい、またすぐに工事をしなければならない場合があり、結局のところ費用がかさむこともあるため注意が必要です。
外装塗装の費用例
30坪の場合
塗料の種類 | 料金 |
---|---|
シリコン系塗料 | 約80万円~約130万円 |
フッ素系塗料 | 約90万円~約140万円 |
無機系塗料 | 約110万円~約160万円 |
40坪の場合
塗料の種類 | 料金 |
---|---|
シリコン系塗料 | 約90万円~約140万円 |
フッ素系塗料 | 約100万円~約150万円 |
無機系塗料 | 約120万円~約170万円 |
50坪の場合
塗料の種類 | 料金 |
---|---|
シリコン系塗料 | 約120万円~約170万円 |
フッ素系塗料 | 約130万円~約180万円 |
無機系塗料 | 約150万円~約200万円 |
外壁の塗装にかかる費用の内訳について
一見シンプルなように見えて意外と工事の内訳が複雑な塗装工事ですが、ここで具体的に費用の内訳を紹介します。
見積もりを確認する際の参考にしてみてください。
材料費(塗料代)
材料費は文字通り外壁の塗装に使用するための塗料やシーリング材などの材料をまとめた費用で、塗料のグレードや種類によって費用の占める割合は変わりますが約3割がこの材料費になっている場合が多いです。
人件費
外壁面の高圧洗浄やひび割れ補修などの下地補修、下塗り、中塗り、上塗りが主な作業内容ですが、そのほかに各種養生作業もここに含まれます。
作業内容によっても前後しますが費用としては全体の約4割をこの人件費が占める場合が一般的です。
足場代
外壁の塗装を行う際には作業用の足場が必要です。
足場の搬入設置、撤去搬出のほかに周辺に塗料が飛ばないようにするためのメッシュシートを養生として足場に設置する場合があり、この費用も足場代に含まれることがあります。
建物の大きさによって足場代は大きく変わりますが、費用としては約2割が足場代になっている場合が多いです。
その他
移動費や駐車場が別途必要な場合には駐車料金、各種保険費(法定福利費)や、契約書を交わす際の収入印紙代など様々な経費がこの項目に該当します。
業者によってこの項目の割合は変わりますが、約1割をこの項目で占めている場合が多いです。
以上が大まかな費用の内訳になります。
依頼する業者や選ぶ塗料など様々な条件によってこの内訳は変動するため、複数の専門業者に見積もりを依頼し、見比べるようにしましょう。
相場や工事内容の確認も同時にできるためおすすめです。
外壁塗装は屋根の塗装と同時にやるべき?
外壁の汚れや劣化が気になって工事を考えている人には、屋根の塗装を同時に行うことも視野に入れると良いでしょう。
屋根も外壁と同じく、日々雨風や紫外線による影響を受けています。
放置しておくと、浸水や建物内部への被害などが出てくることがあります。
屋根の塗装も外壁の塗装と同じく、足場の設置が必要です。
分けて工事を行うとその分足場の設置費用も2回かかってしまいますが、同時に工事を行うことで、1回分の足場の設置費用で済みます。
また、費用面だけでなく、外壁のみ塗装を行うと、外壁塗装だけが綺麗になり、屋根の劣化した塗装が目立ってしまうことがあります。
外観を保つためにも、いずれやろうという算段があるならば同時に施工してしまうことをおすすめします。
外壁塗装にかかる費用を抑えるには?
工事費用を抑えるコツは、普段から外壁の状態をチェックし、ちょっとしたヒビやサビを放置しないことです。
もしヒビを見つけたら部分補修工事を行い、雨水の侵入で構造体が傷むのを防ぎましょう。
住宅の構造体が傷んでしまった場合は、費用を上乗せして建物の修繕も行わなくてはなりません。
そうならないためにも、部分補修工事はとても効果的なのです。
また、全体補修工事の際には足場組みが必要になります。
足場組みにも大きな費用がかかりますから、同じく足場が必要な屋根のメンテナンスも一緒に行うのがおすすめです。
費用はかかりますが、屋根のメンテナンスもいずれはしなければいけません。
長い目でみれば、コスト削減につなげられるでしょう。
工事見積もりは少なくとも2~3社は取りましょう。
細かく作業項目を拾い、数量も正確に記載されている見積書は信頼できると言えますが、「~一式」などの表記の多い会社は注意が必要です。
外壁塗装の費用に補助金・助成金は出るのか?
まず、お住まいの地域で「外壁塗装の補助金・助成金」の制度があるかを確認する必要があります。
自治体により支給される金額や工事内容が異なってきますので、塗装工事が受給対象になっているか確認することが大切です。
次に制度があれば、具体的な工事内容を確認します。
リフォーム業者が指定されている場合もありますので、注意しましょう。
外壁塗装の場合、単なる塗り替え工事では助成金の対象にならないこともあるようです。
遮熱塗料や断熱性能をあげる塗料など「住宅の性能を上げる工事」が対象となるケースがよく見られます。
助成金を受け取るタイミングは、基本的には工事終了後になります。
費用は前もって準備しておく必要があるでしょう。
外壁塗装に利用できるローンについて
外壁塗装の工事費用は高額になってしまうことが多いです。
そのため、リフォームローンを組むことで負担を減らすことができます。
無担保ローンは手続きが少なく、審査が比較的通りやすいですが、限度額は低いです。
有担保ローンは担保の設定など手続きが多く、審査にも時間がかかってしまいますが、金利を安く抑えることができ、限度額も無担保ローンより高い傾向にあります。
メリット
メリットとしては、すぐに工事をしなければならない場合に、手元に資金がなくても工事ができることがあげられます。適切な時期に工事を行うことで建物にとってのメリットが大きいです。
長い目で見て、耐久年数を長くするために、グレードの高い塗料を使って工事をすることもできます。
また、子どもの進学資金、老後の貯金のために手元に資金を残しておきたいとお考えの方、他に今すぐ現金の使い道があるという方にとってもリフォームローンは役立ちます。
デメリット
デメリットとしては、金利がかかってしまうこと、返済計画をきちんと立てないと生活に影響が出てしまうことなどがあげられます。
外壁の塗装で失敗しないポイントは?
外壁塗装は費用もそれなりに高額で一度塗装を行うと約10年は手を付けることがないため失敗は避けたいところです。
ここでは外壁塗装で失敗しないためのポイントを3点紹介していきますので参考にしてみてください。
カラーシミュレーションを行う
外壁塗装の失敗としてイメージしていた色と違った、思ったよりも暗かったなど、見た目に関する内容が挙げられます。
事前に外観パースや塗装シミュレーションを業者に出してもらい、色の確認をすることで避けられる可能性がありますので、色を選ぶ際にはカラーシミュレーションを行いましょう。
近隣の建物の色にあった色を選ぶ
建物が自分の持ち物である場合、自分が満足できる色を選ぶことは外壁塗装を成功させる上で大切です。
また、周りからの見え方を気にする必要もないため、条例などで定められていない限り基本的に色の決め方は自由です。
しかし近隣の建物と極端に色が違う場合にはどうしても悪目立ちしてしまう恐れがあるため、周りからの見え方が気になる場合には近隣の建物の色にあった色を選びましょう。
太陽光を考慮して色を選ぶ
外壁の色は太陽光の当たり方によって見え方が変わり、基本的には日当たりがいい面は明るく、日が当たらない面は暗く見えます。
この点を意識しておくことで思っていたよりも明るかった、暗かったという失敗は避けやすいので覚えておきましょう。
いずれの場合も経験豊富な業者に相談することでより適切な色を提案してもらえるかもしれません。
色選びに悩んで決められない場合には、相談するようにしましょう。
外壁の塗装をする際の業者の選び方
訪問セールスも多く、残念ながら悪徳業者も多い塗装業者ですが、いくつかのポイントを踏まえて選ぶことで優良業者を選びやすくなります。
ここでは3つのポイントを紹介しますので、業者選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。
診断と報告をしっかり行っているか確認する
診断と報告は現場調査において外壁の傷みがどの程度か把握し、その内容をまとめた報告をすることです。
現場調査の時間が極端に短く、この報告が曖昧な場合には適切な処置を施した上での塗装を受けられない場合があるため注意しましょう。
見積もりに費用の詳細な内訳が記載されている
見積もりの内訳が大まかな場合や塗料の種類など、詳細が記載されていない場合には悪質な施工をされる可能性が高くなります。
塗料の詳細、工事工程がしっかり明記されている業者の場合にはその内容通りの施工となるため安心して工事を任せることができますので、見積もり内容を確認しましょう。
保証内容を詳しく説明している
塗装において塗りムラや塗り残し、塗装の剥がれなど、様々なトラブルが施工直後から起こる可能性があります。
業者によっては10年保証など様々な保証を実施しているところも多いですが、保証の対象が塗膜の剥がれのみなど制限がついている場合も多いです。
保証期間だけではなく、保証の対象がどこまでなのかしっかり内容にも目を向けるようにしましょう。
以上が意識したほうが良い3つのポイントです。
また、外壁塗装の見積もりを依頼する際には複数業者から見積もりや保証内容、報告書をもらって見比べることでどこが信頼できる業者なのか判断しやすくなります。
手間はかかりますが、1社に絞るのではなく複数の業者に確認することをおすすめします。
外装塗装をDIYでやるのはおすすめ?
外装塗装は多額の費用がかかってしまうため、DIYで外壁塗装をしようとお考えの方もいるかもしれません。
一般的にDIYの場合、塗料や足場設置、塗布の工程まですべて自分で行うため、費用が抑えられるというメリットがあります。
しかし、素人が行う作業は塗りムラや塗り残しが起きる可能性が高く、慣れない高所の作業は転落のリスクがあり大変危険です。
塗装が失敗してしまい、修正を業者に頼む場合、最初から業者に頼むよりも高く費用がつくことがあります。
総合的に考えると、DIYで外壁塗装を行うことはおすすめできません。
外壁リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた外壁リフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!
「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」
「複数社に何回も同じ説明をするのが面倒くさい...。」
そんな方は、簡単に無料で比較見積もりが可能なサービスがありますので、ぜひご利用ください。
大手ハウスメーカーから地場の工務店まで全国1000社以上が加盟しており、外壁リフォームを検討している方も安心してご利用いただけます。
一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
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