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2019年02月12日更新
板張り調の壁紙にはどんな種類がある?張替えの費用相場も解説
壁紙には一般的に広く用いられているシンプルなデザインのもののほかに、柄物や他の建材に近い風合いのものも用意されています。今回はその中でも木材を用いた板張り壁の風合いを持った板張り風クロスについて、種類や特徴、施工費用について見てみましょう。
板張り調の壁紙の種類と特徴

板張り調の壁紙は通常の木材を用いた壁材と同じように、さまざまなデザインのものがあります。
板張り調壁紙のデザインの違いと、デザインごとの特徴について見てみましょう。
ナチュラルなカラーの板張り調壁紙はカントリーインテリアに合う
ナチュラルカラーの板張り調壁紙は、杉やヒノキなどの無垢材を用いた板壁と似た風合いのデザインとなっています。
シンプルなデザインのため、色々な家具や家電、内装デザインとマッチさせやすいのですが、特に木製家具と合わせるとバランスが良くなるでしょう。
また、壁だけでなく床をフローリングにし、天井にも板張り調壁紙を用いれば、山小屋風のデザインにすることも可能です。
その他にも、アクセントクロスとして壁の一部分や、天井部分を板張り調にするといった使い方でも、お部屋の雰囲気を大きく変えることができますので、デザイン重視のリフォームを目的とする方にもおすすめとなっています。
シャビーシックな板張り調壁紙はインテリアと調和しやすい
シャビーシックとは、使い込まれた風合いのデザインの中でも、上品で落ち着いたもののことです。
同系統のデザインには「ブロカント」というものがありますが、こちらはもっと荒々しく使い込まれたデザインのものを表すため、シャビーシックとはやや雰囲気が異なります。
シャビーシックな板張り調壁紙の場合、ブロカントでも利用できるようなアンティーク間の強い製品が多いのですが、白系で落ち着いたデザインのものも多いため、お使いになる家具等と合わせて選ぶと良いでしょう。
シャビーシック調壁紙は製品によってアンティークの強さやカラーリングに大きな違いがありますので、施工前に部屋の雰囲気と合うかどうかシミュレーターやサンプルを用いてよく確認しておくことが重要です。
ダークカラーの板張り調壁紙を使うと高級感のある部屋に仕上がる
板張り壁で用いられる板材の中でも、ダークオークなどの濃い色をモチーフに作られているのが、こちらのダークカラー系板張り調壁紙です。
部屋を落ち着いたシックなデザインにしたい場合などに向いており、アンティーク調家具や革張りソファなどの重厚感のあるインテリアとマッチします。
また、和室リフォームの際に使用することで和モダンな雰囲気にすることもできますし、塗壁風壁紙と組み合わせれば純和風の部屋作りにも役立つでしょう。
しかし、ダークカラー系の板張り調壁紙を壁や天井全体に使用した場合、部屋が与える印象が重すぎてしまうことがあります。
施工箇所となる部屋が広い場合や、天井が高い場合などは多少重厚感が強すぎても大丈夫ですが、一般的な広さの部屋に用いる場合には、腰壁として床から1m程度の高さまで貼るといった使い方がおすすめです。
その他にも、あまり使われない方法になりますが、日当たりの良すぎる部屋に使用するという方法もあります。
窓から入ってくる日光は、壁紙が白系だと光がより拡散されてしまうため、まぶしく感じてしまうのですが、ダークカラー調の壁紙なら光の反射が抑えられ、眩しさを感じにくくなるでしょう。
このような目的で使用する場合には、日光が当たる方向の壁のみをダークカラー調のものにするといった使い方をすれば、部屋の雰囲気が重くなるのをある程度予防することができます。
水色や白の板張り調壁紙を使用すると清潔感漂う部屋に演出できる
白や淡い水色は元々冷たさや清潔感を与えるため、板張り調壁紙でこれらのカラーリングが施されたものを利用すると、部屋にも清潔感やクリアなイメージを与えることができます。
また、日光が差し込めば壁紙によって光が拡散するため、室内がより明るく感じますし、窓から差し込む光によってより清潔感を感じやすくもなるでしょう。
夏場などの室温が高くなりやすい時期でも、白や淡い水色はクールな印象を与えてくれるため、視覚的な涼しさを確保したいという場合にもおすすめです。
注意点として、これらの色は日光を反射して部屋を明るくしてくれますが、日差しが強すぎる場所に使用すると逆にまぶしく感じてしまいます。
窓の向きや数にも左右されますが、夏場などの日差しが強い時期になるとカーテンが開けにくくなるといった問題が出てくることもありますので、白系や淡い水色などの板張り調壁紙を使う場合には注意しましょう。
板張り調壁紙に貼り替える際のポイントや注意点

板張り調壁紙を使用する場合、どのような点に注意が必要となるのでしょうか?
サンプル帳やカタログで見る見本と実際に壁面の大きさにに貼った場合の色目や雰囲気はかなり違ったものとなるので、クロスメーカーのWebシュミレーションサイトなどの利用もお勧めです。
ここでは基本的な注意ポイントをご紹介します。
板目が縦の板張り調壁紙を使用すると天井が高く見える
人間の目は錯覚を起こすため、服の縞模様によって痩せて見えたり太って見えたりするのと同じように、板張り調壁紙を貼る向きによっても部屋の印象が変わります。
部屋に使用する場合は、縦方向に板が張られているタイプの板張り調壁紙を用いれば、天井が高く感じられるようになりますし、横方向のものなら部屋の横幅を広く感じられるようになるでしょう。
板の向きによって部屋の印象を変えたくないという場合には、板を斜めに組み合わせた柄物の壁紙の利用がおすすめです。
最近ではインテリアデザイナーやカラーコーディネーターなどの有資格者が常駐する業者も多く、実際に改装したい部屋の写真で完成予想CGでの提案をしてくれるので何パターンか依頼するのも良いでしょう。
板目調の壁紙を自分で貼るのは難易度が高い
板目調の壁紙は板の模様が壁紙に印刷されていたり、板の質感を凹凸で表現していたりするため、DIYでの施工難易度は高くなります。
これは、施工の際に板目同士をバランス良く合わせたり、柄に合わせて壁紙を上手にカットして貼り付けたりといったテクニックが必要となることが理由です。
また、通常の無地壁紙なら施工箇所の面積に合わせて使用する壁紙の量を計算することができますが、板目調の壁紙では柄に合わせて壁紙をカットすることが多く、壁紙の使用量が計算しにくいのも理由となります。
壁紙の貼り替えはDIYで人気のテーマですが、板目調はやや難易度が高くなりますので、仕上がりにこだわりたい方はプロに施工を依頼した方が良いでしょう。
板張り調の壁紙の貼り替えを業者に依頼する場合の費用相場
実際にリフォーム会社へと施工を依頼した場合、費用の相場はどれくらいになるのでしょうか?
量産タイプとハイグレードで値段が異なる
壁紙のリフォーム費用は、基本的に技術料と廃材処理費、壁紙の購入費用をまとめたものとなりますが、壁紙は使用する面積が広いため、使用する壁紙の購入価格、単価が総費用に大きく影響します。
例として、一般的な6畳間の場合、施工面積は約40平方メートルが目安です。
1平方メートルあたりの壁紙の単価の相場は、量産タイプが約1,000円、ハイグレードタイプが約1,500円ですから、6畳間に施工した場合の壁紙代は約40平方メートルで量産タイプが約4万円、ハイグレードタイプなら約6万円となります。
諸々の費用を含めた場合についても、6畳一間の壁紙リフォームだけを行う場合なら、基本的な壁紙以外の費用に違いはほとんどありません。
諸費用については6畳間の施工で約1万円からが相場ですので、量産タイプとハイグレードタイプの総費用の差は約2万円となります。
壁紙のリフォームは、他のリフォームと違い、高機能なものでも比較的安価に導入することができますので、コストを抑えつつデザインや機能性、快適性を向上させたいという方におすすめです。
壁紙・壁リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた壁紙・壁リフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!
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