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2023年02月22日更新
【ガルバリウム鋼板】失敗しない色の選び方!費用やメーカーもご紹介
ガルバリウム鋼板とは、外壁や屋根などに用いられている金属製の建築部材で、豊富な色があるのが特徴です。ガルバリウム鋼板の特徴や色あせなどの経年劣化についてと、建材選びで重要となるマンセル値などについてご紹介していきます。
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- 監修者岩本 祐子
目次
ガルバリウム鋼板とは?
ガルバリウム鋼板とは、鉄などの金属製の板に亜鉛合金によるメッキを施した建築部材です。
表面にメッキが施されていることから、高い耐久性、耐食性を誇り、軽量で施工性が良いという特徴があります。
また、カラーも豊富で、加工性の良さからさまざまなデザインの製品がリリースされているのも特徴です。
薄い部材のため、初期の製品では断熱性や防音性が劣るとされていましたが、現在では断熱材が追加された高機能タイプの製品も販売されているため、耐久性と快適性を兼ね備えた優れた建材として人気となっています。
ガルバリウム鋼板の色の種類
シルバー
シルバーは金属的で、シャープでスタイリッシュな印象を与える色です。
白に近い色合いのシルバーですが、グレーの度合いも高いため、汚れが目立ちにくいという特徴があります。
また色合いも変わりにくいため、色あせもわかりにくいです。
木材との相性もよく、スタイリッシュでありながらもあたたかみのある印象を与えることができます。
シルバーはスタイリッシュでおしゃれである一方で、金属質で反射も強いため、周囲から目立つ色であるという点で好みは分かれるでしょう。
黒
黒は高級感や重厚感を感じられる色で、シンプルだからこそおしゃれに感じる色です。
黒は和風、洋風どちらにもよく合い、モダンな雰囲気を出してくれます。
その一方で、黒色は汚れが目立つ色でもあります。
なかでも砂埃などの白っぽい汚れはどうしても目立ってしまうため、こまめなメンテナンスが必要になってきます。
また黒色は特に紫外線を吸収しやすい色なため、外壁塗装が劣化しやすいという点にも注意が必要です。
白
白色のガルバリウム鋼板は清潔感があり、あたたかみがありながらも、近代的な印象を与える色です。
ガルバリウム鋼板は金属でできているため、表面の温度が上がりやすい特徴がありますが、白は光を吸収しにくく熱を蓄えにくいため、他の色に比べて表面の温度が上がりにくいです。
黒と同様に白も汚れが目立ちやすい色となっています。
定期的なメンテナンスを行うとともに、汚染性に優れている塗料などを塗布して対策するといいでしょう。
グレー
グレーも黒やシルバーの様なモダンでスタイリッシュな印象を与える色です。
グレーの強みは、汚れが目立ちにくいという点です。
外壁に付着する汚れはほとんどがグレーのような色味なため、黒や白ですと汚れが目立ってしまいますが、その点、グレーは汚れをカバーすることができます。
グレーでも黒寄りのグレーから、白寄りのグレーまでバリエーションがたくさんあるので、好みの色を見つけることができるでしょう。
その他
その他にも存在感があり個性的な青や、穏やかな印象を与えるオレンジ、シックな緑や、華やかな印象の赤など様々な色があります。
メーカーによってはベージュやブラウンなど、多彩なバリエーションを展開しているところもあります。
またメーカーによって色味などは変わってくるため、事前に確認するようにしましょう。
メーカー別の代表的なカラー
日鉄鋼板
日鉄鋼板は、使いやすい色のバリエーションが多く揃っています。
ホワイトでも少しくすんだサンドホワイトやベージュみのあるアイボリーホワイトがあります。
ベージュ系の色も明るめのものから暗めのものまであり、与えたい印象に合わせて選ぶことが可能です。
旭トステム外装
使い勝手のいいカラーから個性的なビビットカラーまで豊富なカラーが揃っています。
ブルーやレッド、グリーンなどは個性的ながらも使いやすいおしゃれな色味です。
またエストアクアは他のメーカーではなかなか見ないライトブルーカラーで、スタイリッシュな雰囲気でありながらも、どこか可愛らしさを感じる色味となっています。
淀川製鋼所
他のメーカーと比べると、ブラウン系の色味が豊富に取り揃えてあります。
ブラウン系の外壁にしたい方におすすめのメーカーです。
ゴールドやブロンズなどの色もあり、洗練された印象かつ個性的な色にしたい方にぴったりです。
その他ブルーやグリーンなどの色も展開されています。
ガルバリウム鋼板の色の選び方
住宅のバランスを見て選ぶ
ガルバリウム鋼板の外壁材や屋根材は、豊富なカラーラインナップも特徴です。
スタッコ仕上げやモルタル風仕上げ、レンガ、タイル風など、色以外にデザインにまでこだわった製品もリリースされていますので、住宅外観全体のバランスを取って上手に組み合わせると良いでしょう。
ガルバリウム鋼板は使用にともない日光などの影響で色あせを起こしますが、通常の塗装に比べると劣化はごくわずかです。
10年以上経過したものでも、新品と並べなければ判断が付かないくらい色が長持ちしますので、見た目を維持させたいという方にもおすすめとなっています。
マンセル値を見て選ぶ
また、マンセル値についても注意が必要です。
マンセル値とは、色の情報を数値化したもので、ガルバリウム鋼板の明度や彩度はこれで表されます。
明度も彩度もどちらも数値が大きければ大きいほど明るい色合いになるので、カタログでガルバリウム鋼板を選ぶ際には、この数値を参考にして選ぶと良いでしょう。
ただし、ガルバリウム鋼板の実際の見た目は日光の強さによって大きく変わります。艶のあるものが多いので、光が当たっている時と当たっていないときの印象が異なります。
施工の際にはカタログのマンセル値だけで選ぶのではなく、実際に屋根や外壁に使われているものの写真を見せてもらったり、サンプルを借りて室内の照明ではなく実際に日光に当てたりして確認してみると想像との齟齬が少なくなるでしょう。
また面積が広くなると色は薄く感じるので、少し濃いめの色を選ぶと思っていた色に近くなるかもしれません。
遮熱機能を見て選ぶ
夏場の強い日差しによる温度上昇を防ぐ遮熱効果の高いガルバリウム鋼板にしたい場合には白やベージュなどがおすすめです。
白は一番遮熱効果が高い色と言われています。
白やベージュにすることで表面温度を抑えることができ、結果として冷房消費エネルギーを削減することにもつながります。
遮熱機能に優れた家にしたい場合には、白やベージュにするといいでしょう。
白以外の色でも、なるべく白味の多い色にすることで遮熱効果を高めることができます。
汚れが目立ちにくい色で選ぶ
黒や白は汚れが目立ちやすい色です。
汚れが目立ちやすいと、建物を綺麗に保つためにはその分メンテナンスも頻繁に行う必要が出てきます。
汚れが目立ちにくく、メンテナンスが楽なものにしたい場合には、グレーやシルバーなどの色がおすすめです。
メンテナンスは自分でやる際には想像以上に大変ですし、業者に依頼するとなると費用もかかってきます。
そのため、なるべく汚れが目立ちにくい色にすることをおすすめします。
カッコよさで選ぶ
ガルバリウム鋼板は金属質なかっこいい雰囲気が特徴です。
そんなガルバリウム鋼板のよさを生かしたいという場合にはシルバーやグレー、黒系の色にすると、金属質的なスタイリッシュな印象にすることができます。
ガルバリウム鋼板でも薄めのブルーやグリーンにするとレトロな雰囲気の可愛らしい印象にガラリと変わるため、どのような建物の雰囲気にしたいのかを考え、色味を決めるといいでしょう。
屋根/外壁でガルバリウム鋼板のおすすめの色
屋根におすすめの色
屋根は一番日差しを受ける場所でもあります。
そのため白やベージュなどの色にすると、黒などに比べても高い遮熱効果を得ることが可能です。
汚れを目立たせたくないという場合には、薄めの色味にするといいでしょう。
外壁におすすめの色
外壁は自分の好きな色にすることが一番ですが、汚れやすさや遮熱機能なども考えて選ぶといいでしょう。
汚れにくい色にしたい場合にはグレーやシルバー系の色味、遮熱効果が高い色にしたい場合には白やベージュにするといいでしょう。
スタイリッシュな雰囲気にしたい場合には黒やシルバー、あたたかみのある雰囲気にしたい場合にはブラウン系や白系の色にするのがおすすめですが、赤や緑など個性的な色にして周りとは一味違う、目立つ家にするというのもおすすめです。
地域によっては建物の色味などに関して規制がかかっている場合もあるため、注意してください。
ガルバリウム鋼板を使ったカラー別の施工実例
ガルバリウム鋼板を青く塗り替えた事例
リフォーム費 | 130.9万円 |
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工期 | 20日間 |
建物 | 戸建て |
この事例は外壁がモルタルと外壁鋼板の組み合わせになっているため、それぞれで塗料を使い分け塗装を行なっています。
ガルバリウム鋼板の所には、さび止め効果のある下地を塗布し、その上から明るい青で塗装をしています。
目を引く青色ですが、全体が青でなくモルタル部分とうまく調和しているため、個性的ながらもナチュラルな仕上がりになっています。
この事例のようにポイントで個性的な色味を入れることで、一味違う雰囲気を作り出すことが可能です。
青いガルバリウム鋼板で玄関リフォームした事例
リフォーム費 | 800万円以上 |
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工期 | 2~3か月 |
建物 | 戸建て |
古い空き家をフルリフォームした事例です。
シャープでモダンな外観に玄関周りは青を基調とし、白をアクセントとして入れることでよりおしゃれな雰囲気になっています。
また玄関ドアの木材と外壁の色味がうまく調和し、スタイリッシュながらもあたたかみも感じることができます。
ガルバリウム鋼板は違う素材との組み合わせも楽しむことができるので、木材やモルタルなどとも組み合わせてみるのもおすすめです。
ネイビーのガルバリウム鋼板を使った事例
リフォーム費 | 300~500万円未満 |
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工期 | 1か月 |
建物 | 戸建て |
全面リフォームにともない外壁もネイビーのガルバリウ鋼板にした事例です。
以前の建物の形を残しながらも外壁にネイビーのガルバリウム鋼板を使ったことで、モダンな和の雰囲気になっています。
ガルバリウム鋼板は和と洋どちらのテイストにも応用可能で、色味などによっても与える印象を大きく変えていくことが可能です。
グレーのガルバリウム鋼板を使った事例
工期 | 3か月以上 |
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建物 | 戸建て |
建物の全面リフォームにともない外壁をグレーのガルバリウム鋼板にした事例です。
ガルバリウム鋼板と和モダンなテイストがうまく調和し、おしゃれな雰囲気になっています。
ガルバリウム鋼板も黒よりも濃いグレーを使ったことで、よりスタイリッシュな雰囲気になっています。
黒やグレーなどの濃い色は和モダンな雰囲気を出す色として効果的です。
グレーのガルバリウム鋼板を使った事例
リフォーム費 | 300~500万円未満 |
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工期 | 1~2か月 |
建物 | 戸建て |
グレーのガルバリウム鋼板を増築部分に使用した事例です。
グレーにしたことで汚れなどが目立ちにくくなっています。
また、スタイリッシュな雰囲気をもちあわせているので、外観全体を引き締める効果があります。
グレーは白よりのものから黒よりのものまで、種類が豊富にあり、メーカーによっても色味が大きく異なってきます。
与えたい家の印象に合わせて汚れやすさや断熱性などを考慮しながら、お好みの色味を選ぶことができるでしょう。
ガルバリウム鋼板の施工費用
ガルバリウム鋼板を外壁に用いる場合の費用は、使用する製品にもよりますが、1平方メートルあたり約4,000円が材料費の目安です。
これに足場代や工事費用、廃材処理費、下地などの補修費用が追加されますので、1平方メートルあたりの単価は約6,000円を目安とすると良いでしょう。
また、ガルバリウム鋼板には建材そのものに補償が付けられており、この補償期間はメーカーによって違いますが、赤サビなら約10年、塗膜や変色については約20年が相場となります。
メーカーにより保証期間、適用される条件は異なりますので施工会社やメーカーの説明を受けておくとよいでしょう。
切り口の多いつなぎ目や傷がついたところからの錆が発生していないかのチェックが重要です。
ほっておくと広がり穴になってしまうと雨漏りの原因になってしまいます。
金属ですので熱による伸び縮みが起こりますし、強風により飛んできたものが当たりゆがみやたわみによりすきまができていないかなど屋根の状況をチェックしてもらい状態に合わせた補修、リフォームの方法を提案してもらいましょう。
足場のあるときに行っておくと効率的です。
瓦屋根からの葺き替えについては、一坪あたり約7万円、スレート瓦の場合は1坪あたり約5万円が目安です。
費用を抑えつつ屋根をリフォームしたい場合には、既存の屋根材にガルバリウム鋼板を重ねる重ね葺きという方法もあります。
こちらは解体費用等が節約できるため、1平方メートルあたり約7,000円から施工可能です
ガルバリウム鋼板自体の傷みが少ない場合には、塗装による塗り替えリフォームも可能です。
メッキを施しているガルバリウム鋼板は塗料が付きにくく下地や塗料にあった下塗り剤を塗ったうえで塗装しても定着しづらく経験のある会社を選ぶのがおすすめです。
熱による伸び縮みが起こるので弾性のある塗料でないと塗膜のひび割れが起こりやすいので伸び縮みするシリコン系塗料が多く使われます。
フッ素系や無機質系の塗料は固い塗膜なのでひび割れしやすく、避けたほうがよいでしょう。
塗り替えの場合は、使用する塗料によって多少価格が変わりますが、ウレタン塗料なら施工費も含めて1平方メートルあたり約3,000円が相場となります。
ガルバリウム鋼板の主なメーカー
ガルバリウム鋼板製の建材を製造しているメーカーについてご紹介します。
「日鉄住金鋼板」はメッキに亜鉛とアルミニウムを用いた高耐久性の製品が特徴の会社で、耐用年数は通常の約3~6倍、熱反射性にも優れており、夏場の快適性の向上にも有利です。
「JFE鋼板」のガルバリウム鋼板も亜鉛とアルミニウムによる高耐久性、熱反射性が特徴で、表面の美しい銀白色の結晶模様が特徴となっています。
「淀川製鋼所」の製品は、メッキにセラミック塗装が施されており、耐候性だけでなく耐酸性、耐食性、耐疵付性の高さが特徴です。
こちらの会社の製品は、つや消しセラミック塗装が施されているものもあり、日光の反射で眩しくないというのもポイントとなっています。
「旭トステム外装」では、外壁用製品が多くラインナップされています。タイルやレンガのようなデザインが施された製品が人気で、硬質発泡ポリウレタンと金属部材の複合による高断熱性、防音性が特徴です。
「ニチハ」は屋根や外壁用ガルバリウム鋼板の一大メーカーで、断熱屋根材の「横暖ルーフ」と、業界初の30年変色補償が付いた外壁材の「プレミアムシリーズ」が有名。
板材調やレンガ調などの外壁材も多数ラインナップされていますので、デザインにこだわりたい方におすすめです。
「アイジー工業」の製品は、ガルバリウム鋼板にフッ素コーティングを施して耐久性を高めた「スーパーガルテクトフッ素」、断熱材と遮熱性鋼板を組み合わせた高断熱屋根材「アイジールーフ」が人気となっています。
ガルバリウム鋼板の色をキープする方法
定期的に掃除をする
雨風や砂埃、排気ガスなどによって汚れてしまいます。
1年に1回程度ホースなどで水をかけて掃除するようにしましょう。
掃除する際には、高圧洗浄などの使用は傷の原因などになるため、あまりおすすめできません。
散水ホースの優しい水圧で汚れなどを流し、水洗いで汚れが落ちない場合には、中性洗剤を1〜2%希釈して柔らかいスポンジやタオルなどで掃除してください。
洗剤を使用した際には、流し残しがないようにきちんと洗い流しましょう。
サビに注意する
ガルバリウムには鉄が配合されているため、サビてしまうことがあります。
塩害が起こりやすい海沿いの地域はサビやすいため注意しましょう。
サビが進行してしまうと、最悪の場合そこから雨漏りにつながり建物の内部にまで劣化が広がる可能性もあります。
傷などがついてしまうと、そこからサビにつながることもあるため、定期的にメンテナンスを行うようにしましょう。
塗装の下塗りなどにさび止め効果のあるものを使用するのもおすすめです。
傷んだら早めに補修する
ガルバリウム鋼板に劣化の症状が見られたら、なるべく早く補修するようにしましょう。
ガルバリウム鋼板によく見られる劣化症状としては、カビやコケの発生、外壁を触った際に白い粉がつくチョーキングと呼ばれる現象などが挙げられます。
チョーキングは、塗料の色の成分が紫外線や雨などの劣化によって表面に現れることが原因です。
劣化症状が見られる際には、補修や塗装の塗り直しなどを早めに行うようにしましょう。
定期的に塗り直しをする
色を長くきれいに保つためには、定期的に塗装の塗り直しを行うことが大切です。
塗装をすることによって耐久性を向上させ、雨風や紫外線などから外壁を守り、サビなどの発生も防ぎます。
塗料によっては汚れが付きにくく、雨などで汚れが落ちやすいものもあり、そのようなものを使用することで日々のお手入れなども楽になるでしょう。
塗料にも種類やメーカーなどによって機能性などが異なってくるため、建物のある地域や環境などに合わせて選ぶといいでしょう。
ガルバリウム鋼板を塗り替える時の注意点
防サビ処理をする
ガルバリウム鋼板を塗り替える際に大切なのはきちんとサビを落とし、サビ止め剤を塗布し防サビ処理を施すことです。
サビが残ったまま塗装をしてしまうと、そこから劣化しやすくなってしまいます。
また、ガルバリウム鋼板などは塗装が付着しにくい素材のため、目荒らし作業と行って、塗料がのりやすくなるように表面をザラザラにする作業をします。
塗料を長持ちさせるために、この工程はとても大切です。
適した塗料を使う
塗料には色々な種類があります。
塗料の種類ごとに費用や耐久年数も変わってくるのです。
塗料は高ければいいというものではなく、それぞれに適したものを使用することが大切になってきます。
フッ素系塗料などは高価な分耐久性に優れていますが、ツルツルとした仕上がりになるため、次のタイミングでの再塗装が難しくなります。
安価で耐用年数も長いシリコン系塗料などは、伸縮性には劣りますが使い勝手がいいとされています。
黒などのガルバリウム鋼板を使用する際には、熱の吸収を軽減してくれる遮熱系塗料などを使用することもおすすめです。
下塗りをする
ガルバリウム鋼板を塗装する際には、下塗りを行います。
年数が経過していくうちに塗膜が劣化し色あせやサビが発生してしまうため、劣化を防ぐための下塗りが大切です。
またガルバリウム鋼板と仕上げ剤の密着性を向上させるためにも下塗りは重要な役割を果たしています。
よく下塗りとしてサビ止め塗料が使用されますが、プライマー機能も持つため、プライマーとサビ止め塗料どちらも塗装する必要はありません。
ガルバリウム鋼板の業者選びのポイント
複数の業者に見積もりを依頼する
外壁をガルバリウム鋼板にしたいという場合、まず業者に見積もりを依頼すると思います。
その際には1社のみに見積もりを出すのではなく、複数社に同じ内容で見積もりを依頼するようにしましょう。
複数社に依頼することで、どれくらいが費用相場なのかがわかりますし、それを踏まえた上で、なるべく安い業者を選ぶことができます。
また業者を選ぶ際には費用だけにとらわれずに、サービス内容についても確認するようにしましょう。
見積もりを出した際に詳細についてきちんと細かく書いてくれているか、対応の仕方、デザインの提案力、担当との相性など総合的な視点で業者を選ぶことがポイントです。
こちらから無料で簡単に見積もりが出来ますので、ぜひハピすむのリフォーム費用の無料相見積もりをご利用ください。
施工実績を確認する
業者に依頼する際には、施工実績について確認をするようにしましょう。
業者の施工実績はホームページなどで確認できることがほとんどです。
業者によって得意不得意などがあるため、ガルバリウム鋼板の実績が豊富にあるかどうかなどを確認することが大切になってきます。
また自分好みの施工をしているかどうかも、理想どおりの施工をするためには大切なポイントです。
外壁リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた外壁リフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!
「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」
「複数社に何回も同じ説明をするのが面倒くさい...。」
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
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この記事の監修者プロフィール

atelier comado
岩本 祐子 大学卒業後、建築設計事務所にて主に住宅、公共建築、店舗、マンションの設計に10年以上関わる。
住宅においては、基本設計から監理業務まで一連のフローに携わる。
その後大手インテリア関連企業にて7年間インテリアとリノベーションをメインに業務の幅を広げる。
現在代表をしているatelier comadoでは、インテリアコーディネート、リノベーション、住宅設計をメインに活躍中。

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